第219回国会(だい219かいこっかい)とは、2025年(令和7年)10月21日に召集された臨時国会。会期は12月17日までの58日間。
2025年10月4日に自由民主党総裁選挙で高市早苗が新総裁に選出されたことを受け、石破茂の後任を決める内閣総理大臣指名選挙を行うために召集された[1]。
政府と自由民主党は当初、10月15日に召集する予定だったが[2][3]、自公連立政権を組んでいる公明党との連立協議が難航したことを受け、後ろ倒しとなった[4]。
協議の結果、公明は連立政権から離脱すると表明。自民は日本維新の会との連立協議を行い、召集前日に自維連立政権の樹立で合意。高市が内閣総理大臣に指名される運びとなった。
なおこの間、野党第一党の立憲民主党は国民民主党代表の玉木雄一郎を首相候補として政権交代を狙い、国民・維新と協議を進めたが足並みが揃わず、維新が離脱して計画はついえた[5]。
高市早苗(自由民主党)が第104代内閣総理大臣に選出。女性首相は憲政史上初[6]。自由民主党、日本維新の会、一部の無所属議員が高市に投票したとみられる[7]。
参議院では高市が最多得票を獲得したが過半数に届かず、2位の野田佳彦(立憲民主党)との決選投票が行われた。参議院の首相指名選挙で決選投票となるのは2012年12月の安倍晋三(自由民主党)と海江田万里(民主党)以来で13年ぶり[8]。
計465、2025年(令和7年)10月21日時点[9] | 計248、2025年(令和7年)10月20日時点[10] - 自由民主党・無所属の会 - 101
- 立憲民主・社民・無所属 - 42
- 国民民主党・新緑風会 - 25
- 公明党 - 21
- 日本維新の会 - 19
- 参政党 - 15
- 日本共産党 - 7
- れいわ新選組 - 6
- 日本保守党 - 2
- 沖縄の風 - 2
- 各派に属しない議員 - 8[注 2]
- 欠員 - 0
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1940年代 (昭和22年 - 昭和24年) | |
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1950年代 (昭和25年 - 昭和34年) | - 1950年
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1960年代 (昭和35年 - 昭和44年) | - 1960年
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1970年代 (昭和45年 - 昭和54年) | - 1970年
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1980年代 (昭和55年 - 平成元年) | - 1980年
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1990年代 (平成02年 - 平成11年) | - 1990年
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2000年代 (平成12年 - 平成21年) | - 2000年
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2010年代 (平成22年 - 令和元年) | - 2010年
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2020年代 (令和02年 - ) | - 2020年
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