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福助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避この項目では、日本の下着メーカーの福助について説明しています。そのほかの福助については「福助 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
福助株式会社
FUKUSKE Corporation
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地日本の旗日本
135-0064
東京都江東区青海2-4-24
青海フロンティアビル11階・12階
設立2000年(平成12年)11月24日
業種繊維製品
法人番号5011001041754ウィキデータを編集
事業内容足袋の製造、卸売、小売
靴下、肌着、ストッキングの卸売、小売
代表者代表取締役社長坂本友哉
資本金3億円(2015年12月)
売上高267億1百万円(2013年1月期)[1]
営業利益2億1百万円(2013年1月期)[1]
経常利益5億33百万円(2013年1月期)[1]
純利益4億38百万円(2013年1月期)[1]
純資産28億45百万円(2013年1月期)[1]
総資産94億68百万円(2013年1月期)[1]
従業員数375名(2013年1月31日現在)
決算期3月31日[1]
主要株主豊田通商(株) 100%
(2015年12月1日現在)
主要子会社四国フクスケ(株)
福助ロジスティクス(株)
関係する人物松木伸男(元会長)
藤巻幸夫(元社長)
外部リンクhttps://www.fukuske.co.jp/
特記事項:民事再生法適用前の旧本社は、大阪府堺市南安井町二丁1番1号に所在した。
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福助株式会社(ふくすけ)は、東京都江東区に本社を置く足袋靴下ストッキング下着などの製造販売をおこなう企業である。豊田通商の100%子会社。

現在の大阪府堺市堺区にて創業した足袋の老舗としてその名を知られるが、2003年の倒産後は東京に経営基盤を移している。

概要

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創業者の辻本福松が、1882年(明治15年)に大阪府堺区(現・堺市堺区)大町東にて足袋の製造販売をおこなう「丸福」を創業させる。しかし丸に福を入れただけの商標は、すでに他の業者が商標として登録していたこともあり、伊勢詣での際に福助人形を見つけたことから、これをもとに挿絵化、1900年(明治33年)に「福助印堺足袋」として商標登録をおこなう。またその間の1895年には足袋用のミシンを開発し、足袋の大量生産化を成功させる。

辻本福松亡き後、後を任された辻本豊三郎は、販路を拡大すべく東京へ向かうが、当時東京では「足袋は手縫い」が常識となっていたため、販路の拡大に苦戦するも、徹底した売り込みを続けると共に、新聞への広告掲載や、看板・ポスターなどの設置に心血を注ぎ、やがて福助の名は全国に広がってゆく。

北野恒富筆 1912年(大正元年)のポスター

1916年(大正5年)1月には、大型アドバルーンを阪神鳴尾で揚げて注目を集めた[2]ほか、パブリシティによって福助の知名度が上がることを知った辻本豊三郎は、1923年(大正12年)に博多1928年(昭和3年)には大阪・道頓堀、東京・浅草に巨大広告塔を設置。これを発端として、戦後サトウハチロー三木鶏郎の手によるテレビやラジオでのCMソングなどによる宣伝につながってゆく。

1930年代から靴下、下着、服飾衣料に進出を開始。また1950年代にはズック靴なども生産していたこともある。しかし足袋・靴下以外では、他の部門の業績に目立った伸びは見られず、1980年代には森英恵三宅一生などのデザイナーズブランドを積極的に取り入れたが、言うほどの改善は見られなかったこともあり、次第に経営は傾斜化してゆく。

2003年(平成15年)6月21日民事再生法の申請に伴い、426億円もの負債を抱えて倒産する。同年10月1日に企業再生ファンド、MKSパートナーズにより設立された新会社へ、事業、商号、ブランドを含めた営業の一切を譲渡し、創業者・辻本一族は経営から退くことになった。変わって伊勢丹の名バイヤーとしてその名を知られる藤巻幸夫が社長に就任し、新たに経営基盤も東京へと移り、新生福助としてスタートを切ることになった。2007年(平成19年)5月17日豊田通商との資本・業務提携により同社の持分法適用会社となった。2009年(平成21年)10月には豊田通商がMKSパートナーズの保有株式の全株を取得し連結子会社化した。

倒産する前は三和グループのメンバーであり三和系企業で設立されたみどり会の会員企業だったが[3]、倒産・新会社への営業譲渡に伴いみどり会を退会した。因みに現在の東証一部に上場していた。

沿革

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  • 1882年 - 大阪府堺区(現・堺市堺区)大町東にて足袋の製造・販売を行う「丸福」として創業。
  • 1887年 - 足袋はひもつきが70%、鯨骨小鉤(こはぜ)つきが30%[4]
  • 1900年 - 「福助」を商標登録し、「福助印堺足袋」のブランドで全国展開を図る。
  • 1919年 - 「福助足袋株式会社」設立。
  • 1949年 - 現在の東証一部に上場
  • 1947年 -昭和天皇が行幸(昭和天皇の戦後巡幸[5]
  • 1964年 - 商号を「福助株式会社」に変更。
  • 1982年 - 創業100周年。バーバリー社と提携。
  • 2003年 - 経営悪化のため倒産。その後伊勢丹のカリスマバイヤーとして名を馳せた藤巻幸夫社長として招聘し経営再建を開始。
  • 2003年 - 創業地だった堺市を離れ、東京都渋谷区に本社を移転。
  • 2004年 - 吉野哲が社長に就任。
  • 2006年 -蛯原友里押切もえのプロデュースによるストッキングMOTESTOが発売された。福助が「カネボウストッキング株式会社」の株式を取得。商号を「KBフクスケ株式会社」に変更。
  • 2007年
    • 5月17日 -豊田通商と資本・業務提携契約を締結。発行済株式総数の23.2%を豊田通商が取得。
    • 10月 - MOTESTOと同様に蛯原と押切のプロデュースによるストッキングKOKOZOが発売。
  • 2008年10月 - 蛯原友里×ANA×TBS王様のブランチ」との共同プロデュースによるストッキング、f*ing BIZWALK(エフィング・ビズウォーク)を発売。
  • 2009年10月 - 豊田通商がMKSパートナーズの保有株式を全株取得し同社の連結子会社となった。
  • 2013年12月1日 -簡易株式交換により豊田通商の完全子会社となる[1]
  • 2015年
    • 4月3日 -ユニチカの子会社であるユニチカバークシャーの全株式を譲り受け子会社化[6]
    • 4月22日 - 田坂寛が社長に就任。
    • 12月1日 - 子会社のKBフクスケおよびユニチカバークシャーを吸収合併[7]
  • 2017年 - 「満足」がストッキング・インナー・靴下のイメージを統合し、身に付けることで快適さと心の満足を提供するブランドとしてリニューアル。
  • 2019年4月1日 - 佐橋由文が社長に就任。
  • 2020年 - 「満足」テレビCMを放映。
  • 2021年 -東京都江東区に本社を移転。
  • 2021年10月4日 -レナウンインクスとの間で、紳士靴下・肌着・パジャマ等の販売に関する協業を開始する事に合意[8][9]
  • 2021年10月 - 「ジャパンサステナブルファッションアライアンス」に加盟。
  • 2023年6月15日 - 坂本友哉が社長に就任。
[icon]
この節の加筆が望まれています。
  • 「福助足袋」のホーロー看板
    「福助足袋」のホーロー看板
  • 堺事業所(2003年までの本社所在地そば)
    堺事業所(2003年までの本社所在地そば)

店舗

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「fukuske」「福助」「Fukuske Collage」「Fukuske Outlet」の屋号で店舗展開を行っている。

詳細については公式サイト内「SHOP INFORMATION」を参照。

テレビ番組

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広告宣伝

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提供番組(全て過去)

[編集]

など

脚注

[編集]
[脚注の使い方]
  1. ^abcdefgh簡易株式交換による連結子会社の完全子会社化に関するお知らせ” (PDF). 豊田通商株式会社 (2013年10月22日). 2013年10月22日閲覧。
  2. ^下川耿史『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』p.409 河出書房新社 2003年11月30日刊全国書誌番号:20522067
  3. ^メンバー企業一覧”. みどり会. 2003年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2003年6月1日閲覧。
  4. ^福助足袋の六十年
  5. ^原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、93頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  6. ^福助株式会社によるユニチカバークシャー株式会社の株式取得 ~高付加価値領域強化により国内No.1レッグ・インナーウェア企業を目指す~”. 豊田通商株式会社 (2015年2月25日). 2015年2月26日閲覧。
  7. ^福助株式会社による連結子会社の吸収合併に関するお知らせ~ 福助グループの一体化と機能の最大化~”. 豊田通商株式会社 (2015年11月6日). 2015年11月7日閲覧。
  8. ^株式会社レナウンインクスとの一部業務の協業に関するお知らせ福助 2021年10月4日
  9. ^株式会社レナウンインクスと福助株式会社との一部協業に関するお知らせアツギ 2021年10月4日
  10. ^老舗再興 〜カリスマバイヤーが社長に挑む〜 - テレビ東京 2004年3月30日

関連項目

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外部リンク

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クラシエ朋友ホールディングス配下)
グループ企業
主な製品
歴代キャンペーンガール
カネボウ水着キャンペーンガール
1960年代
  • 68 山本雅美
  • 69 太田ナオミ
1970年代
  • 70 マリー・ヘルビン
  • 71 - 74 西野ミチ
  • 75 リサ・クーパー
  • 76 シグリド・ハーフ
  • 77 ステファニー・レイコ・ボージェス
  • 78 樹れい子
  • 79 マリー・グラビン
1980年代
1990年代
2000年代
関連項目
※2003年度をもって終了
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