Ishikawa Prefectural Museum of Art | |
|---|---|
石川県立美術館(2009年8月撮影) | |
| 施設情報 | |
| 正式名称 | 石川県立美術館 |
| 愛称 | 県美 |
| 前身 | 石川県美術館 |
| 収蔵作品数 | 5,444点(2013年3月31日時点[1]) |
| 館長 | 青柳正規[2][3]。 |
| 管理運営 | 石川県 |
| 延床面積 | 12,422.33m2 |
| 開館 | 1983年11月12日 |
| 所在地 | 〒920-0963 石川県金沢市出羽町2番1号 |
| 位置 | 北緯36度33分36秒東経136度39分41秒 / 北緯36.56000度 東経136.66139度 /36.56000; 136.66139座標:北緯36度33分36秒東経136度39分41秒 / 北緯36.56000度 東経136.66139度 /36.56000; 136.66139 |
| アクセス | 金沢駅からバスで20分 |
| 外部リンク | http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/ |
| プロジェクト:GLAM | |
| テンプレートを表示 | |
石川県立美術館(いしかわけんりつびじゅつかん)は、石川県金沢市出羽町にある美術館である。
1945年(昭和20年)10月、石川県美術館として金沢市本多町の旧北陸海軍館を改装して開館し、同年10月11日には第1回現代美術展が開催される[4]が、同年末、占領軍によって接収される。1959年(昭和34年)10月12日[5]、谷口吉郎の設計により同名で開館。1983年(昭和58年)に近接する現在地に移転と共に現在の名称に改称。建物の設計は富家宏泰[6]。石川県にゆかりのある作品を中心に収集。1997年(平成9年)石川県文化財保存修復工房が附属され、文化財の修復にも力を入れている。2005年(平成17年)には、地元の事業家から浮世絵版画2,224点(3,016件[7])の寄贈を受けている。2008年(平成20年)に設備の老朽化に伴う大規模改修が完成[8]。
1991年(平成3年)から嶋崎丞が28年に渡り館長を務め、公設では全国最高齢の現役の美術館長だったが、2019年(令和元年)12月に死去[9]。2020年(令和2年)9月からは、後任として前文化庁長官の青柳正規が就任した[2][3]。
2024年(令和6年)1月1日に発生した能登半島地震では、常設展示室の作品の一部が破損するなどの被害が発生した[10]。
第一から第九までの展示室と前田育徳会尊経閣文庫分館の10室を持つ。第一展示室には野々村仁清の手による国宝「色絵雉香炉」と重要文化財「色絵雌雉香炉」の二点が展示される。前田育徳会尊経閣文庫分館は前田氏の文化財を管理する前田育徳会(本部は東京都目黒区)が所蔵する尊経閣文庫の美術工芸品を月毎にテーマを決め展示する。


以下は石川県内の社寺・個人からの寄託品。


2008年の大規模改修を機に、それまで尊経閣文庫の寄託品を保管していた展示室が広坂別館・石川県文化財修復工房として改修整備された[8]。表具修復室、漆芸品修復室、展示スペース、和室などを備える。展示スペースでは、職人が文化財を修復しているところを間近で見学できる。建物は、加賀藩の筆頭家老本多氏の上屋敷があった地[11]に、1922年(大正11年)旧陸軍によって第九師団の師団長官舎として建てられ、戦後は、米軍将校官舎、金沢家庭裁判所、石川県児童会館、野鳥園、休憩館などに使用されたものである[12]。
無料区画であるエントランスホールに、石川県の伝統工芸品や収蔵品の複製などを販売するミュージアム・ショップと、石川県七尾市出身のパティシエ辻口博啓がプロデュースするカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」が入る[8]。
近隣に北陸鉄道「県立美術館・成巽閣」バス停があるが、2021年4月以降停車するのは特定日の夜間のみ運行の金沢ライトアップバスだけとなっている。
この項目は、石川県に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:日本の都道府県/石川県)。 |