
相輪(そうりん)とは、五重塔などの仏塔の屋根から天に向かって突き出た金属製の部分の総称。
仏教の開祖、釈迦が荼毘に付された際に残された仏舎利を納めた塚であるストゥーパの上に重ねられた傘が起源とされる。インドは気候が高温のため、釈迦を暑さから守るためと言われている。

上から順に
宝珠は仏舎利が納められるため、最も重要とされる。なお、中心を貫く棒は「擦」(または「刹管」)と呼ばれる。また、仏舎利は塔の中に安置されていることもある。

多宝塔の相輪は多層塔のものと多少異なる。 下から露盤、覆鉢、請花、九輪までは同じだが、その上に水煙を付けず四葉、六葉、八葉の請け花を順に重ね、頂上に火焔宝珠を据える。 また、四葉の請花から屋根の四隅に向かって鎖を垂らす。 鎖には風鐸が付く場合も多い[2]。
| 屋根の形(en) | |
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| 屋根の部位 | |
| 屋根葺手法 | |
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