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田中愛治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田中 愛治たなか あいじ
人物情報
生誕 (1951-11-17)1951年11月17日(74歳)
国籍日本の旗日本
出身校早稲田大学政治経済学部卒業
オハイオ州立大学修了
両親田中清玄
学問
研究分野政治学
政治過程論
計量政治学
研究機関早稲田大学
青山学院大学
東洋英和女学院大学
学会世界政治学会(IPSA)
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田中 愛治(たなか あいじ、1951年11月17日[1] - )は、日本の政治学者。専攻は計量政治学政治過程論早稲田大学総長(第17代)。世界政治学会(IPSA)会長を歴任。一般社団法人日本私立大学連盟会長。日本私立大学団体連合会会長。全私学連合代表[2][3]北京大学名誉博士。

田中清玄右翼活動家、日本共産党書記長、「政界のフィクサー」)の次男。

経歴

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東京都出身。武蔵中学校・高等学校を経て[4]、1975年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業[5]。米国オハイオ州立大学大学院に留学[6]。1985年オハイオ州立大学で政治学博士課程修了[5]Ph.D.(政治学)[5]

1986年道都大学社会福祉学部専任講師、1987年同助教授、1989年東洋英和女学院大学人間科学部社会科学科助教授、1994年青山学院大学法学部助教授、1996年同教授を経て、1998年から早稲田大学政治経済学部教授。

学部講義の他、早稲田大学独自のオムニバス授業である「大隈塾」のコーディネーターも担当している。国家公務員I種試験(行政職)などの試験委員も務める。

日本ニュース時事能力検定協会理事(2006年度まで)。早稲田大学理事(教務部門総括)。2010年から政治経済学会理事。2014年7月に世界政治学会(IPSA)会長に就任(任期2年)。

2018年、第16代早稲田大学総長の鎌田薫の任期満了に伴う総長選挙に立候補。推薦代表者となった須賀晃一政治経済学術院長をはじめ[7]渡邉義浩文学学術院教授、宮島英昭高等研究所所長、赤尾健一社会科学総合学術院教授、池岡義孝人間科学学術院教授、友添秀則スポーツ科学学術院教授、原田宗彦スポーツ科学学術院教授らが推薦人に名を連ねた[8]。なお、Twitterで「総長選挙で、負けた方の候補者を支援した職員が左遷されたり、降格されることはあってはならない」とつぶやき、注目を集めた[9][10]。そして島田陽一副総長との決選投票の末、当選を果たし、2018年11月より第17代総長に就任[11]。政治経済学部出身者の総長選出は時子山常三郎第9代総長以来50年ぶりとなった[12]

2020年に早稲田大学政治経済学部教授を定年退職したが、総長の職務は継続している[13]。2022年6月16日、早稲田大学の総長選挙があり、現職の田中愛治が再任された。9月から新任期に入る[14]2023年7月30日に北京大学より名誉博士号を授与された[15]

人物

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  • 早稲田大学空手部のOBである[16]。段位は5段[16]
  • みたらし団子が大好物であり[10]、自身のキャッチコピーとして「みたらしスパークル」を掲げている[10]
  • かつて教え子との対談[17]の最後で目を潤ませるなど、涙もろく人情に厚い一面も持つ。
  • 総長を務める早稲田大学内では『♡治』という愛称で親しまれている。

著書

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単著

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  • 『日本政治のリーダーシップのあるべき姿 国民は政党指導者に何を求めているのか』早稲田大学総長室〈早稲田講義録 第18巻 第1号〉、2011年10月。 

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監修

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共著

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共編

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関連項目

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脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^[1]
  2. ^早稲田大学 総長”. 早稲田大学. 2023年11月19日閲覧。
  3. ^【全私学連合】私学振興協議会を開催”. 日本私立大学協会 (2023年6月29日). 2023年11月19日閲覧。
  4. ^【武蔵高校】華麗なる卒業生人脈・学者&文化人編!社会活動家の湯浅誠、ノーベル賞受賞候補の水島昇と柳沢正史、早稲田大総長の田中愛治…”. ダイヤモンド・オンライン (2023年6月6日). 2023年12月13日閲覧。
  5. ^abc早稲田大学総長プロフィール”. 早稲田大学. 2023年12月13日閲覧。
  6. ^[2]
  7. ^「推薦代表者よりなぜ田中愛治さんを推薦するのか」田中愛治ゼミ
  8. ^「推薦人の言葉」田中愛治ゼミ
  9. ^“やはり大混戦…早大総長選は決着付かず 本命・島田氏VS大穴・田中氏で決選投票もカギは「藁谷氏獲得の1037票」” (日本語). zakzak. https://www.zakzak.co.jp/article/20180618-7ZB3ZREAXJINDGQROWB3L3ZLZI/ 2018年6月29日閲覧。 
  10. ^abc50年ぶり政経学部からの早稲田大学新総長 医学部創設を目指す「半端ない」構想とは”. AERA dot. (アエラドット) (2018年6月30日). 2023年12月13日閲覧。
  11. ^早稲田大学第17代総長に田中愛治・政治経済学術院教授を選出”. 早稲田大学. 2018年6月29日閲覧。
  12. ^「50年ぶり政経学部からの早稲田大学新総長 医学部創設を目指す「半端ない」構想とは」2018.6.30 07:00dot.
  13. ^[3]
  14. ^[4]
  15. ^北京大学より名誉博士号授与”. 早稲田大学 (2023年8月3日). 2023年11月19日閲覧。
  16. ^ab教育はどう変わるのか? 田中愛治新総長、学生たちへ告ぐ”. 早稲田ウィークリー. 2023年12月13日閲覧。
  17. ^「#わせだ今昔物語 田中愛治ゼミ 卒業記念対談」 田中愛治ゼミ
  18. ^“ドロ沼?の早大総長選 候補者がツイッターで「職員の左遷」暴露も” (日本語). zakzak. https://www.zakzak.co.jp/article/20180614-CQM23M2AJ5PX7MCMDDGKHU4MQE/ 2018年6月29日閲覧。 

外部リンク

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学職
先代
鎌田薫
早稲田実業学校理事長
2018年 -
次代
(現職)
文化
先代
'次代
早稲田大学総長(第17代:2018年 - )
東京専門学校長
(旧制専門学校)早稲田大学長
早稲田大学総長
※1920-1923学長
全般
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その他
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