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王位戦 (将棋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
王位戦
棋戦の分類タイトル戦
正式名称伊藤園お〜いお茶杯王位戦
旧イベント名早指し王位戦(前身)
開催概要
開催時期予選:7月 - 翌年1月
本戦:1月 - 6月
タイトル戦:7月 - 9月
初回開催1960年度(第1期)
持ち時間予選・本戦:4時間
タイトル戦:8時間(2日制)
番勝負七番勝負
主催新聞三社連合日本将棋連盟
協賛伊藤園(特別協賛)
公式サイト王位戦:日本将棋連盟
記録
現王位藤井聡太第66期
永世資格者大山康晴(永世王位)
中原誠(永世王位)
羽生善治(永世王位資格)
藤井聡太(永世王位資格)
最多優勝羽生善治(18期)
最長連覇大山康晴(12連覇)
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王位戦(おういせん)は、新聞3社連合(北海道新聞社中日新聞社神戸新聞社徳島新聞社西日本新聞社[注 1]及び日本将棋連盟[注 2]が主催する将棋棋戦で、タイトル戦のひとつ。七番勝負の勝者は王位のタイトル称号を得る。2024年7月時点でのタイトル棋戦序列は第4位[1]

1954年産経新聞社主催の一般棋戦「産経杯」が準タイトル戦「早指し王位戦」(早指し王位決定戦)に発展的に解消されて始まった[2]1960年には、ブロック紙3社連合(北海道新聞社、中日新聞社、西日本新聞社)が主催に加わり、正式にタイトル戦に格上げとなった。それまで、ブロック紙3社連合は、名人・A級棋士を対象にした名人A級勝抜戦とB級棋士を対象にしたB級選抜トーナメント戦という2つの一般棋戦を主催していたが、これらは全て王位戦に統合された。

1962年、産経新聞社は新たに「棋聖戦」を創設することになり、王位戦の主催から離脱[2]した。その後、1967年に東京新聞社が中日新聞社に営業譲渡されたのに伴って、東京新聞社主催の東京新聞社杯高松宮賞争奪将棋選手権戦も統合され、東京新聞にも王位戦が掲載されることになった。さらに、1973年には神戸新聞社が、1984年には徳島新聞社が主催に加わり、現在は北海道新聞・中日新聞(東京新聞を含む)・神戸新聞・徳島新聞・西日本新聞の5紙主催となっている。

2021年、緑茶飲料「お〜いお茶」を製造販売している伊藤園が特別協賛を発表。これにより、第62期と63期では棋戦表記が「お〜いお茶杯王位戦」となった[3]。第64期以降は協賛企業と商品名を冠した「伊藤園お〜いお茶杯王位戦」となっている[4]第67期予選を除く)。

方式

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予選・挑戦者決定リーグ・挑戦者決定戦によって挑戦者を決定する。王位と挑戦者は王位戦七番勝負を戦う。

持ち時間は、予選・挑戦者決定リーグ・挑戦者決定戦が各4時間。七番勝負は持ち時間8時間の2日制で、1日目の終わりには封じ手を行う。

予選

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  • 王位在位者および前期リーグ残留者(シード)4名を除く全棋士女流棋士2名(女流王位在位者・女流王位戦挑戦者)が参加するトーナメント戦である。
  • トーナメント表は8つの組に分かれ、それぞれの組を勝ち抜いた計8名が挑戦者決定リーグに進出する。
  • 前期挑戦者決定リーグ参加者の8名(リーグ陥落者=成績3-6位)は第1シード扱い、前期予選決勝敗退者の8名は第2シード扱いとなり、予選では別の組に1名ずつ振り分けられる。第1シード者と第2シード者はトーナメントの両端に配置され、予選決勝までは当たらない。

他の棋戦では、タイトルホルダーやA級棋士は下位予選が免除される場合が多いが、王位戦ではこのような上位棋士シードが一切無く[注 3]、前年度からのシード4名(および王位在位者)以外のすべての棋士が、予選2回戦までには登場する。そのため、予選段階での番狂わせが他棋戦より起こり易いという特徴がある。

2021年2月より、女流棋士が挑戦者決定リーグ入りを果たした場合に、棋士編入試験の受験資格を与えられることとなった[5]

挑戦者決定リーグ

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  • シード4名(前期七番勝負の敗者、挑戦者決定リーグの成績が2位以上の者)と、当期予選を勝ち抜いた8名(計12名)が、紅白2つのリーグ(各6名)に分かれ、総当たり戦を行う。
    1. 前期七番勝負の敗者は紅組、前期挑戦者決定戦の敗者は白組に入る。
    2. 前期2位でシード権を得たリーグ残留者について、前期挑戦者決定戦敗者の組にいた者は紅組、前期挑戦者決定戦勝者の組にいた者は白組に入る。
  • 紅組・白組それぞれのリーグ1位が挑戦者決定戦に進む。挑戦者決定リーグの1位と2位はリーグ残留として次期のシード権を得る。成績が3~6位の者は次期、予選からの出場となる。
  • リーグ各組内で、1位または2位の成績が複数名となった場合、以下の規定によって上位2名を決定する(第56期より)。
    1. 4勝1敗で並んだ場合、該当者数に関わらずプレーオフを行う。3名の場合は、前期成績(前期リーグ勝星>前期予選勝星)でシード者を決め、1回戦は残留決定戦を兼ねる。
    2. 3勝2敗で並んだ場合、該当する直接対決の成績>前期成績(前期リーグ勝星>前期予選勝星)で優勝者・残留者を決定する。それでも差のつかなかった場合には決定戦を行う。[注 4]
在籍期限を満了したフリークラス編入棋士の特例参加
挑戦者決定リーグを残留した者が、フリークラス規定の在籍期限を満了したフリークラス編入棋士である場合[注 5]、その在籍期限満了者は他棋戦については出場資格がなくなるが、王位戦については次年度の棋戦に参加が可能となり、引退とはならない(2010年7月9日以降)[6][注 6]

挑戦者決定戦

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紅白それぞれのリーグの優勝者同士で1局だけ指し、その勝者が挑戦者となる。次期王位戦の組と順位は、挑戦者決定戦の敗者は白組1位、挑戦者決定戦敗者と同じ組の2位は紅組2位、挑戦者決定戦勝者と同じ組の2位は白組2位となる。

王位戦七番勝負

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王位と挑戦者決定戦の勝者が七番勝負を行う。七番勝負は全国各地(おもに主催各紙の掲載エリア)の旅館や料亭などで行われる。敗者は次期王位戦紅組1位となる。

方式の遍歴

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王位戦
七番勝負
(2日制)
王位戦リーグ予選トーナメント
持ち
時間
挑戦者
決定戦
挑戦者決定リーグ通過
人数
出場条件
持ち時間方式出場人数組順位シード条件組優勝決定方法残留者決定方法
110時間7時間-10名
A組5名
B組5名
定めず-成績首位全員の
トーナメントで決定
[注 7]
残留ライン上全員の
トーナメントで決定
[注 7]
10名棋士全員
2紅白の
優勝者
で決勝
3名
・前期七番勝負敗者
・前期リーグ2位
7名棋士全員
(シード者以外)
310名
組5名
組5名
4名
・前期七番勝負敗者
・前期リーグ2位以上
6名
4~86時間
9~179時間
18~2612名
組6名
組6名
8名
27~291位:残留者2名
2位:予選突破者4名
成績首位全員の
トーナメントで決定
(詳細は後述)
勝利数が並んだ場合
順位が上の者が残留
[注 8]
30~368時間5時間
37~44紅1位:七番勝負敗者
白1位:挑戦者決定戦敗者
2位:前期リーグ2位
3位:予選突破者4名
棋士全員
(シード者以外)

女流2名
(女流王位戦七番勝負出場者)[注 9]
45~554時間
56~定めないが
前期成績上位者が優先
4勝1敗で並んだ場合、プレーオフ[注 10]
3勝2敗で並んだ場合、
0直接対決の成績>前期成績[注 11]
  • 第55期までは以下の規定によって順位が定められていた。
    • シード4名は、各リーグ表の1位、2位とする。紅組リーグ表の1位は前期七番勝負の敗者とし、白組リーグ表1位は前期挑戦者決定戦の敗者とする[注 12]
    • リーグ表順位が違う者同士であるか否かを問わず、また、何名が並んだかにかかわらず、トップの成績で並んだ者全員によるプレーオフを行う[注 13]
    • リーグからの陥落については、同じ勝敗数であってもリーグ表で上位の者が優先的に残留する。リーグ表3位同士が陥落のボーダーラインに並んだ場合は、残留決定戦が行われる。
    • 例外として、リーグ表3位の者が1位・2位の者と勝敗数トップで並び、かつプレーオフで勝ち残って挑戦者決定戦に進んだ場合は、リーグ表の順位に関わらず残留となり、(七番勝負で敗れた場合)次期リーグ表で1位と扱われる[注 14]
  • 組優勝決定の為のプレーオフでは、順位(=前期成績)の取り扱いが、期によって異なっていた
    • 第28期紅組では、1位(前期番勝負敗者)米長・1位(前期リーグ2位)東・2位森・西川が並び、森・西川の勝者が東と対戦し、その勝者が米長と対戦し組優勝を決定した。(1位同士に差がある、パラマストーナメント
    • 第33期白組では、1位(前期リーグ2位)郷田・2位中原・加藤一・富岡が並び、四者が同列として組優勝を決定した(序列2位の3名は残留決定戦を兼ねた)。(四者同列の、普通のトーナメント)
    • 第36期白組では、1位(前期挑決敗者)高橋・1位(前期リーグ2位)中原・2位谷川が並び、高橋・谷川の勝者が中原と対戦した。(1位同士ではあるが、前年の成績が下の者が有利なシード)
    • 第46期紅組では、1位谷川・2位屋敷・3位先崎・渡辺が並び、第33期白組と同じく四者が同列として組優勝を決定した(尚1回戦は、1位谷川vs3位先崎、2位屋敷vs3位渡辺)。尚、残留決定戦も兼ねており、3位の先崎と渡辺はプレーオフ優勝が残留条件となっていた。先崎が紅組優勝となったため、2位屋敷・もう一人の3位渡辺がリーグ陥落した。

永世王位

[編集]

永世称号である永世王位は、王位を通算10期もしくは連続5期以上保持した棋士に与えられる。永世王位の資格は1997年に制定された[7]。2024年8月現在、永世王位は大山康晴中原誠、永世王位の資格を持つ棋士は羽生善治藤井聡太である。この4名はいずれも連続5期により永世王位の資格を得た。なお、中原は60歳になった年度から現役のまま永世王位の称号を用いるようになった。

  • 永世王位
  1. 大山康晴 - 1964年9月29日 資格獲得(連続5期〈第1-5期〉、当時41歳、四段昇段後24年7か月=制定前)。1992年現役死去、1997年「永世王位」制定。
  2. 中原誠_ - 1977年10月5日 資格獲得(連続5期〈第14-18期〉、当時30歳、四段昇段後12年0か月=制定前)。1997年「永世王位」制定、2008年4月現役就位。
  • 永世王位資格者
  1. 羽生善治 - 1997年8月29日 資格獲得(連続5期〈第34-38期〉、当時26歳、四段昇段後11年8か月。引退後の就位予定)
  2. 藤井聡太 - 2024年8月28日 資格獲得(連続5期〈第61-65期〉、当時22歳、四段昇段後7年10か月。引退後の就位予定)
(以上4名、永世王位 資格獲得順)
※上記記録のうち、
__藤井の「四段昇段後7年10か月」は永世王位および永世二冠獲得の最速記録、
__藤井の「22歳11か月」は永世王位および永世二冠獲得の最年少記録。

歴代七番勝負・挑戦者決定リーグ

[編集]
番勝負勝敗(王位側から見た勝敗)
○:勝ち / ●:負け / 千:千日手 / 持:持将棋
王位戦七番勝負
太字:王位獲得者(七番勝負 勝者)太字:永世資格獲得者(七番勝負 勝者)
挑戦者決定リーグ(各組成績上位1-2位は次期シード)
  :王位挑戦者(太字は全勝挑戦者  :組1位(挑決敗者/リーグ残留):組2位(リーグ残留)
年度王位戦七番勝負挑戦者決定リーグ
A組優勝勝敗B組優勝A組B組
11960大山康晴

○●○--
塚田正夫大山丸田二上坂口関根茂塚田正大野源松浦卓熊谷本間爽
年度王位勝敗挑戦者A組B組
前期残留予選通過者前期残留予選通過者
21961大山康晴
○○●○○--
丸田祐三塚田正丸田高島一富沢大村二上大野源高柳山田伊達
年度王位勝敗挑戦者 0紅組0  0白組0 
前期残留予選通過者前期残留予選通過者
31962大山康晴
○○○○---
花村元司丸田大野源花村内藤二上大村升田加藤一下平
41963大山康晴
●○●○○○-
加藤一二三花村加藤一加藤博下平板谷進升田二上佐藤大神田鎮
51964大山康晴
○○●●○○-
二上達也加藤一二上丸田広津板谷進佐藤大花村升田佐瀬角田
61965大山康晴
○○○○---
佐藤大五郎二上佐瀬北村昌佐藤大板谷進升田加藤一山田内藤佐藤庄
71966大山康晴
○○○●○--
有吉道夫佐藤大加藤一加藤博有吉西村内藤佐瀬山田関根茂本間爽
81967大山康晴
●○○○○--
大内延介有吉関根茂内藤熊谷大内山田加藤博花村佐藤大広津
91968大山康晴
○○●○●○-
有吉道夫大内花村二上佐藤大中原山田有吉大野源升田本間爽
101969大山康晴
○●
●○○-
西村一義有吉二上本間爽大内西村花村山田内藤板谷進長谷久
111970大山康晴
○○○●○--
米長邦雄西村山田
[注 15]
大野源中原関屋内藤有吉松田茂二上米長
121971大山康晴
○●○○●●○
中原誠米長西村有吉大内田中正中原松田茂加藤一関根茂板谷進
131972大山康晴
●○●●●--
内藤國雄中原西村有吉佐藤大池田米長関根茂小堀内藤◎板谷進
141973内藤國雄
●●●●---
中原誠大山有吉花村西村坪内中原米長関根茂田中正石田和
151974中原誠
○●○●○○-
米長邦雄内藤大山米長板谷進富沢有吉田中正熊谷北村昌関根茂
161975中原誠
○●○●○○-
内藤國雄米長熊谷勝浦森雞小阪有吉大山内藤広津西村
171976中原誠
●○○○●○-
勝浦修内藤勝浦花村西村米長有吉加藤一大野源森安秀
181977中原誠
●○○○●○-
米長邦雄勝浦加藤一大山二上米長田中正有吉西村花村森雞小林健酒井
191978中原誠
○●○○○--
大山康晴米長森雞大内高島弘宮坂若松小林健加藤一大山花村森安秀青野
201979中原誠
○●●○●○
米長邦雄大山大内米長二上木村徳土佐森雞加藤一有吉勝浦森信田中寅
211980米長邦雄
●●●●---
中原誠中原有吉勝浦長谷久谷川松浦隆加藤一大山二上北村昌小林健伊藤果
221981中原誠
○●○○●●○
大山康晴米長加藤一二上森安秀土佐大山谷川佐藤大石田和武者野中村修
231982中原誠
●○○●●●-
内藤國雄大山加藤一北村昌勝浦谷川池田二上石田和内藤森雞森安秀西村
241983内藤國雄
●○●●○●-
高橋道雄中原加藤一二上関根茂桐山谷川森安秀大山青野田中寅高橋道
251984高橋道雄
●○○●○●●
加藤一二三内藤中原大山森雞森安秀山口千桐山青野谷川米長加藤一淡路
261985加藤一二三
●●●●---
高橋道雄高橋道内藤田中寅小林健福崎小野敦中原谷川石田和青野森下
年度王位勝敗挑戦者 0紅組0  0白組0 
順位1位順位2位 (予選通過者)順位1位順位2位 (予選通過者)
271986高橋道雄
○○○○---
米長邦雄加藤一中原二上大内勝浦谷川田中寅米長森安秀佐藤義田丸
281987高橋道雄
●●○●●--
谷川浩司米長大山森雞土佐西川慶中原森安秀谷川真部小野敦
291988谷川浩司
●○○●●○●
森雞二高橋道森雞伊藤果所司佐藤康米長真部森安秀福崎森下櫛田
301989森雞二
●○●●●--
谷川浩司谷川米長中原勝浦田中寅森下佐藤康大山二上森安秀
311990谷川浩司
●○○●○●○
佐藤康光森雞佐藤康加藤一淡路中田功森下中原高橋道青野福崎阿部隆
321991谷川浩司
●●○○○○-
中田宏樹佐藤康中原有吉小林健大島丸山福崎加藤一米長中田宏安西郷田
331992谷川浩司
●●●○○●-
郷田真隆中田宏佐藤康米長田中寅森下村山聖小林健郷田中原加藤一富岡杉本昌
341993郷田真隆
●●●●---
羽生善治谷川森下羽生加藤一小野修神崎佐藤康中原内藤高橋道浦野森内
351994羽生善治
○○●●●○○
郷田真隆郷田中原谷川福崎先崎深浦高橋道神崎佐藤康森下飯塚祐
361995羽生善治
●●○○○○-
郷田真隆郷田佐藤康米長森内佐藤秀高橋道中原谷川森雞神崎小倉
年度王位勝敗挑戦者 0紅組0  0白組0 
順位1位順位2位順位3位 (予選通過者)順位1位順位2位順位3位 (予選通過者)
371996羽生善治
○○●○○--
深浦康市郷田高橋道村山聖神崎深浦谷川佐藤康森下阿部隆丸山行方
381997羽生善治
○●○○○--
佐藤康光深浦佐藤康中村修阿部隆藤井猛岡崎洋丸山郷田森下佐藤義小野修畠山成
391998羽生善治
○○●○●○-
佐藤康光佐藤康森下高橋道北島矢倉郷田阿部隆屋敷村山聖
[注 16]
日浦木村一
401999羽生善治
○○○○---
谷川浩司佐藤康阿部隆谷川杉本昌行方郷田高橋道藤井猛屋敷矢倉北島
412000羽生善治
○●○●○●○
谷川浩司谷川郷田丸山中川中田功屋敷行方森下井上深浦鈴木大
422001羽生善治
○○○○---
屋敷伸之谷川森下森内中村修長沼山崎屋敷郷田佐藤康畠山成深浦金沢
432002羽生善治
●●●○
--
谷川浩司屋敷谷川丸山中村修木村一松尾森内深浦佐藤康淡路金沢
442003谷川浩司
○○○●○--
羽生善治羽生森内小倉平藤真田渡辺明佐藤康屋敷淡路中川石川陽大平
452004谷川浩司
○●●●●--
羽生善治羽生中川深浦中原中田功岡崎洋屋敷森内丸山先崎畠山鎮山崎
462005羽生善治
●●○○●○○
佐藤康光谷川屋敷渡辺明先崎北浜阿久津山崎中川佐藤康深浦富岡畠山鎮
472006羽生善治
○○●●○○-
佐藤康光佐藤康谷川渡辺明中川佐藤紳阿久津先崎深浦森内藤原小林裕
482007羽生善治
●●○●○○●
深浦康市佐藤康深浦丸山鈴木大千葉阿久津渡辺明森内山崎神谷橋本崇
492008深浦康市
●○○○●●○
羽生善治羽生山崎井上木村一松尾阿久津渡辺明丸山久保中座橋本崇
502009深浦康市

●●○○○○
木村一基羽生丸山渡辺明郷田木村一先崎橋本崇阿久津佐藤康三浦久保井上
512010深浦康市
●○●○

広瀬章人木村一佐藤康渡辺明松尾広瀬大石橋本崇羽生丸山三浦戸辺高崎
522011広瀬章人
○○●●○●●
羽生善治深浦戸辺谷川藤井猛豊島遠山羽生佐藤康三浦窪田村山慈吉田正
532012羽生善治

●○○○--
藤井猛広瀬戸辺渡辺明中村修豊島船江藤井猛村山慈高橋道丸山日浦牧野
542013羽生善治
○○●○○--
行方尚史藤井猛広瀬行方松尾宮田敦大石渡辺明丸山佐藤康村山慈佐々慎澤田
552014羽生善治●○持○○●○-木村一基行方澤田森内広瀬豊島千田佐藤康藤井猛渡辺明木村一森下及川
年度王位勝敗挑戦者 0紅組0 
(数字はリーグ勝数)
(左側が上位者)__
 0白組0 
(数字はリーグ勝数)
(左側が上位者)__
前期残留予選通過者前期残留予選通過者
562015羽生善治
○○●○○--
広瀬章人木村一
3
広瀬
3
山崎
3
田村
1
佐々勇
2
阿部光
3
千田
2
佐藤康
4
松尾
3
伊奈
0
横山泰
2
菅井
4
572016羽生善治
●○○●●○○
木村一基広瀬
3
佐藤康
3
行方
3
豊島
4
佐藤紳
0
八代
2
菅井
4
山崎
2
木村一
5
瀬川
0
2
森内
2
582017羽生善治
●●○●●--
菅井竜也木村一
3
広瀬
2
山崎
2
阿部隆
1
澤田
5
阿久津
2
豊島
3
菅井
4
佐藤天
3
渡辺明
1
佐々勇
3
丸山
1
592018菅井竜也
○●○●○●●
豊島将之羽生
4
木村一
3
谷川
2
松尾
2
近藤誠
1
村山慈
3
澤田
4
豊島
4
阿久津
3
野月
0
千田
3
佐々大
1
602019豊島将之
○○●●○●●
木村一基菅井
4
木村一
4
阿久津
2
佐々大
3
稲葉
1
長谷浩
1
羽生
4
澤田
1
千田
2
谷川
1
中村太
3
永瀬
4
612020木村一基
●●●●---
藤井聡太豊島
4
永瀬
5
佐々大
3
鈴木大
2
佐藤秀
0
本田
1
羽生
4
菅井
3
稲葉
1
上村
2
阿部健
0
藤井聡
5
622021藤井聡太
●○○○○--
豊島将之木村一
3
豊島
4
斎藤慎
3
佐藤天
2
澤田
3
片上
0
永瀬
3
羽生
4
佐々大
3
長谷浩
0
池永
2
近藤誠
3
632022藤井聡太
●○○○○--
豊島将之豊島
4
佐々大
3
近藤誠
3
西尾
0
黒沢
2
伊藤匠
3
羽生
3
澤田
3
池永
4
糸谷
2
千葉
1
久保
2
642023藤井聡太○○○●○--佐々木大地豊島
3
羽生
4
永瀬
2
石井
2
服部
2
徳田
2
池永
2
佐々大
5
渡辺明
4
増田康
2
冨田
1
岡部
1
652024藤井聡太

●○○○--
渡辺明佐々大
3
豊島
1
石井
1
佐藤天
3
斎藤慎
4
藤本
3
羽生
3
渡辺明
4
木村一
3
森内
3
飯島
1
西川和
1
662025藤井聡太

○○●●○-
永瀬拓矢渡辺明
0

[注 17]
佐々大
3
八代
3
大橋
3
佐々勇
3
丸山
2
斎藤慎
2
羽生
2
永瀬
5
都成
0
杉本和
2
古賀
4

記録

[編集]

第65期終了時点(「*」は継続中の記録)

獲得番勝負出場挑戦リーグ参加
(王位在位を含む)
最多記録羽生善治
通算18期
羽生善治
通算23期
米長邦雄
谷川浩司
佐藤康光
羽生善治
通算 5期
羽生善治
通算32期
連続記録大山康晴
12連覇
羽生善治
連続16期
郷田真隆
佐藤康光
谷川浩司
羽生善治
豊島将之
連続 2期
羽生善治
連続32期*
最年少記録藤井聡太
第61期
7001180000000000000♠18歳32日
藤井聡太
第61期
7001170000000000000♠17歳347日[注 18]
同左藤井聡太
第61期
7001170000000000000♠17歳214日[注 19]
最年長記録大山康晴
第12期
7001480000000000000♠48歳209日[注 20]
大山康晴
第22期
7001580000000000000♠58歳131日[注 21]
同左大山康晴
第30期
7001650000000000000♠65歳345日[注 22]
  • 記載は番勝負出場・組優勝または挑戦者決定リーグ参加5期以上に限る。
  • 太字は永世王位獲得者または最多記録。王位在位者は*で注記。
王位戦七番勝負・挑戦者決定リーグ記録
氏名王位在位七番勝負出場リーグ参加
(王位在位を含む)
参加挑戦組優勝残留
通算連続通算連続通算連続通算通算通算通算
羽生善治189231632321451014
大山康晴12121513261614347
中原誠8611102718193714
藤井聡太*6666661111
谷川浩司631162817225812
深浦康市335414811225
高橋道雄325514611246
内藤國雄215216514356
米長邦雄11622012195810
木村一基115214813446
郷田真隆1144121111359
豊島将之114212912357
加藤一二三11322111202313
広瀬章人1132887225
菅井竜也1122665124
森雞二112211410123
佐藤康光00522512255818
有吉道夫00211512152510
二上達也001117617136
藤井猛0011646123
花村元司001110310124
佐藤大五郎0011868122
西村一義001110510114
勝浦修0011838112
大内延介0011737112
行方尚史0011626112
丸田祐三0011434111
中田宏樹0011222111
塚田正夫0011222111
屋敷伸之0011888146
佐々木大地0011777114
渡辺明001112612135
森下卓000013313025
山田道美0000767024
橋本崇載0000444022
小林健二0000626022
升田幸三0000545022
丸山忠久000013413014
澤田真吾0000737014
森内俊之000011411013
山崎隆之0000838013
永瀬拓矢0000334012
島朗000010310011
先崎学0000535011
福崎文吾0000525011
千田翔太0000424011
池永天志0000222011
桐山清澄0000222011
斎藤慎太郎0000212011
阿部隆0000646002
大野源一0000636002
中川大輔0000545002
森安秀光000010410002
関根茂0000848002
阿久津主税0000858001
田中寅彦0000626001
青野照市0000535001
板谷進0000737000
松尾歩0000626000
中村修0000525000
女流推薦出場
氏名通算連続最高成績
清水市代211837-54,56-58予選1勝(予選2回戦進出 第40,41,43,46期)
福間香奈8860-67予選2勝(予選ベスト8進出 第63期)
甲斐智美6652-57予選2勝(予選ベスト8進出 第55期)
石橋幸緒6438,44,48-51予選0勝
中井広恵4143,45,47,55予選1勝(予選2回戦進出 第43期)
伊藤沙恵3159,65,67予選0勝
渡部愛2260-61予選1勝(予選2回戦進出 第60期)
矢内理絵子2137,46予選2勝(予選ベスト8進出 第46期)
加藤桃子2162,66予選0勝
岩根忍1158予選0勝
本田小百合1159予選0勝
山根ことみ1163予選0勝
西山朋佳1164予選0勝

エピソード

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  • 第7期は大山康晴有吉道夫による将棋タイトル戦初の師弟対局となり、師の大山が勝利した。以後の二人のタイトル戦は第9期王位戦第28期名人戦第21期王将戦と続いたが、いずれも師の大山が勝利した。大山・有吉以外で師弟タイトル戦は実現していない[8]
  • 第3期と第7期では、それぞれ前期(第2期と第6期)におけるリーグ残留以上の成績を収めた4名(=七番勝負敗退者・挑決敗退者・各組2位)が、全員リーグから陥落した。第7期以降、同様の事態は2023年現在まで起こっていない。
  • 第14期では前期七番勝負で敗れた大山康晴が第1期以来となる王位リーグに参加したが、同じ紅組に弟子の有吉道夫と有吉の弟子の坪内利幸が参加しており、師匠・弟子・孫弟子の三代が同一のリーグに参加する珍しい事態が発生した。
  • 第29期では、羽生世代の中で初めて佐藤康光がリーグに参戦。以後、現在に至るまで羽生世代のうち最低でも一人以上がリーグに参戦し続けている。
  • 第33期にて郷田真隆が最年少(当時)で王位を獲得。郷田の順位戦C級2組在籍・四段でタイトル獲得は、いずれも史上初となった。なお、その後に四段の棋士はタイトル挑戦で五段(竜王挑戦は七段)、タイトル獲得で七段(竜王獲得は八段)に昇段規定が改定されており、四段のタイトル保持者は郷田が史上唯一となった。
  • 第34期にて羽生善治が王位リーグに初参戦すると挑戦者決定戦を突破し、郷田真隆を相手に4連勝でタイトルを奪取した。以降、羽生は王位リーグから一度も陥落していない(最低でも王位リーグで2位による残留をしている、第65期(2024年)終了時点)。
  • 第60期にて木村一基が王位を獲得。46歳3か月での初タイトル獲得は、有吉道夫九段が持っていた記録(37歳6か月、1973年の第21期棋聖戦にて)を8歳以上更新する初タイトル獲得の最年長記録となった。また木村にとって、7度目のタイトル挑戦であったが初タイトル獲得では史上最多の挑戦数である[注 23]
  • 第61期にて藤井聡太が王位戦史上最年少で挑戦権を獲得。3週間ほど前に棋聖戦第91期)にて史上最年少でタイトル挑戦して以来2つ目のタイトル挑戦で、初挑戦中に同時進行のタイトル戦に臨む例は、第33期の郷田真隆が同じ棋聖(第60期)・王位で谷川浩司に挑戦して以来となった。王位在位者の木村一基とは29歳0か月差で、29歳0か月差のタイトル戦は棋王戦南芳一に大山康晴が挑戦した際の40歳2か月差、王将戦で藤井聡太に羽生善治が挑戦した際の31歳9か月差に次ぐ史上3番目(当時、史上2番目)の年齢差となった[注 24]。なお、藤井は棋聖戦で史上最年少のタイトルを獲得、王位戦でも最年少でタイトルを獲得した。18歳1か月のタイトル二冠八段昇段は、いずれも最年少記録を更新した。さらに藤井は史上初の予選から全勝(14連勝)で王位を奪取した[9]。また、木村の提案により、第2・3・4局の封じ手は通常より1通多い3通作られ、封じ手各1通をインターネットオークションに出品し、経費を除いた収益をこの年の7月に九州を襲った豪雨の被災地に送ることになった。落札額は、藤井がプロ棋士として初めて封じた第2局が550万1,000円、木村が封じた第3局が200万1,000円、藤井が王位獲得を決めた第4局が1,500万円だった[10]
  • 第62期第2局の立会人は広瀬章人(34歳)、副立会人は高見泰地(27歳)で両立会人の年齢を足した61歳は棋戦の立会人として史上最年少となった[注 25]
  • 第62期第4局では当初佐賀県嬉野市和多屋別荘西日本新聞主管)で開催する予定だったが、直前の記録的大雨による被害を受け[11][12][13]、急遽関西将棋会館で開催されることとなった[12]。嬉野市の対局は翌第63期七番勝負の第4局として日程が組まれることになった[13][14]
  • 第63期第4局は、挑戦者の豊島将之の体調不良(新型コロナウイルス感染症の陽性判定)により中止とし、予定していた第5-7局を各々第4-6局として実施されることになった[15]。第63期第4局として予定していた嬉野市の和多屋別荘での対局は、第62期に続き2年連続中止となり、翌第64期七番勝負の第4局として日程が組まれ[16][17]、第64期第4局は無事対局が行なわれ、嬉野市での王位戦タイトル番勝負の対局が3年越しで実施された。
  • 第66期第6局では当初静岡県牧之原市平田寺東京新聞主管)で開催する予定だったが、直前の台風15号による被害を受け、急遽東京将棋会館で開催されることとなった[18]

インターネット配信

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インターネット黎明期である1996年には、いち早く将棋棋戦のネット上での棋譜中継を王位戦(第37期)で行なっていた[20][21][22]

主催者側の意向で、長らくテレビ中継は現時点で行われなかったが、2017年になってからインターネット配信が行われている。2016年までは、将棋のタイトル戦の中では唯一対局場の映像のインターネット配信が行われていなかった。代わりに1分ごとに両対局者の様子を自動撮影したスチル写真の自動配信が他棋戦に先んじて行われていた。また、大盤解説会の中継が行われたことはある[23]

2017年からはAbemaTVが七番勝負を生中継している。2018年・2019年はニコニコ生放送でも生中継が行われた。

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^後述の通りかつては「ブロック紙3社連合」主催。2021年現在は(5社ではあるが)「新聞3社連合」と呼称している。王位戦中継サイト「新聞三社連合とは?」など参照。
  2. ^2021年現在、王位戦中継サイトのトップでは主催は新聞3社連合と将棋連盟が併記されており、日本将棋連盟のサイトでも「日本将棋連盟主催棋戦一覧」のページに王位戦を載せている。
  3. ^厳密に言えば、1回戦から指すのが、フリークラス、新四段などの下位の棋士や女流棋士だということはある。
  4. ^「直接対決の成績」で差がついた場合、上位の者同士で再び「直接対決の成績」により順位を決定する。「前期リーグ勝星」には、挑戦者決定戦の成績を含む。以上を踏まえた4名または5名が並んだケースの説明。お~いお茶杯王位戦中継Blog : 各組の優勝、残留について”. kifulog.shogi.or.jp. 2024年5月16日閲覧。
  5. ^順位戦C級2組からの降級・棋士編入試験の合格・奨励会三段リーグで次点(リーグ3位)2回獲得によりフリークラスに編入した棋士が対象となる。60歳以上で順位戦C級2組から降級した棋士を含む。ただし「フリークラス宣言」による転出者については含まれない。
  6. ^他棋戦においても同様の規定があるが、2022年時点での適用例は竜王戦のみとなっている。
  7. ^ab奇数の際のシード者に、前年の成績は考慮されない
  8. ^順位も同じ場合は残留決定戦
  9. ^第54期と第55期では、奨励会員であり(男性)棋戦への参加資格がなかった里見香奈(第23期、第24期女流王位)に代わって、挑戦者決定戦の敗者(清水市代中井広恵)がそれぞれ出場した。
  10. ^3名の場合は、前期成績でシード者を決め1回戦は残留決定戦を兼ねる
  11. ^優勝者・残留者を決定。それでも差のつかなかった場合には決定戦を行う
  12. ^シードと予選通過者に順位差がついたのは第27期より。挑戦者決定戦進出者ともう1人の残留者に順位差がついたのは第37期より。
  13. ^3人以上の場合のプレーオフは、トーナメント形式となる。たとえば、3勝2敗が5名、0勝5敗が1名の場合、5人によるトーナメント戦になる。
  14. ^第46期リーグの結果および第47期リーグの編成を参照。第46期の挑戦者決定リーグ紅組においては、リーグ表1位・2位および3位の2名が3勝2敗で並んでおり、4人でのプレーオフが組まれた。このときプレーオフで勝ち残った先崎学(リーグ表3位)は次期リーグ残留・次期リーグ表1位となった。ただしもう一人の残留者は、プレーオフ1回戦で勝って2回戦で負けた渡辺明ではなく、今期リーグ表1位の谷川浩司(次期はリーグ表2位)となった。
  15. ^山田道美はリーグ戦最中の1970年6月18日に急逝した(不戦局2)。
  16. ^村山聖はリーグ戦を病気入院により途中休場。1998年8月8日に逝去した(不戦敗2)。
  17. ^渡辺明は1局を不戦敗とした後、3局残るリーグ戦を途中休場(不戦局あわせて4)。
  18. ^番勝負1局目1日目時点。挑戦者決定戦時点では7001170000000000000♠17歳340日。
  19. ^リーグ1回戦時点。予選決勝時点では7001170000000000000♠17歳161日。
  20. ^在位は7001490000000000000♠49歳193日まで。
  21. ^番勝負1局目1日目時点。挑戦者決定戦時点では7001580000000000000♠58歳109日。最終局2日目時点では7001580000000000000♠58歳203日
  22. ^リーグ1回戦時点。予選決勝時点では7001650000000000000♠65歳306日。リーグ最終局時点では7001660000000000000♠66歳85日
  23. ^女流棋士では伊藤沙恵が9度目のタイトル戦挑戦で初タイトルの女流名人となった。“46歳悲願の初タイトル、木村一基九段が刻んだ新たな歴史。王位戦第7局観戦記”. 日本将棋連盟. (2019年9月28日). https://www.shogi.or.jp/column/2019/09/60oui-7_kansen.html 2022年3月14日閲覧。 
  24. ^南-大山戦と藤井-羽生戦は挑戦者が年上のため、木村-藤井戦は挑戦者が年下の最大年齢差である。
  25. ^従来の立会人最年少記録は、62歳(第24期王位戦第4局の62歳(立会人は中原誠(36歳)、副立会人は田中寅彦(26歳))と第6期竜王戦第2局の62歳(立会人は谷川浩司(31歳)、副立会人は中村修(31歳)))であった。先手・豊島将之挑戦者(31)角換わりを選択 後手・藤井聡太王位(18)早繰り銀で先攻 王位戦第2局(2021年7月13日)

出典

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  1. ^2020年から2024年6月までは序列3位。
  2. ^ab『将棋八大棋戦秘話』(河出書房新社)P.104
  3. ^どうなる藤井2冠の「初手・お茶」、王位戦を伊藤園が特別協賛も…スポンサーはサントリー - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年8月28日閲覧。
  4. ^王位戦の冠名 第64期から「伊藤園お~いお茶杯」に変更|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2024年8月28日閲覧。
  5. ^女流棋士・奨励会員・アマチュアにおける 棋戦優秀者への対応について|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2021年2月7日閲覧。
  6. ^フリークラス棋士の引退について|将棋ニュース|日本将棋連盟” (2010年7月14日). 2010年7月14日閲覧。
  7. ^38期王位戦index」『徳島新聞社』1997年8月29日。1997年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  8. ^将棋界の「師弟戦」はなぜ尊いのか、そのドラマを振り返る”. 文春オンライン (2020年2月29日). 2021年12月7日閲覧。
  9. ^藤井王位が誕生 最年少二冠に”. 2020年8月20日閲覧。
  10. ^“藤井二冠記入、第4局1500万円 王位戦封じ手、入札締め切り”. 中日新聞. (2020年9月21日). https://www.chunichi.co.jp/article/124345 
  11. ^<佐賀2021大雨>嬉野の和多屋別荘、大浴場浸水 別浴場で営業継続”. 佐賀新聞LiVE (2021年8月17日). 2022年4月21日閲覧。
  12. ^ab“お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負第4局対局場変更のお知らせ”. 日本将棋連盟. (2021年8月16日). https://www.shogi.or.jp/news/2021/08/624.html 
  13. ^ab“王位戦第4局は8月、佐賀県嬉野市で 昨年予定も豪雨で変更”. 西日本新聞. (2022年2月22日). https://www.nishinippon.co.jp/item/880585/ 
  14. ^「藤井新王将祝賀会」ダイジェスト(佐賀県上峰町「吉野ヶ里温泉ホテル卑弥呼の湯」)スポニチチャンネル2022年3月3日配信
  15. ^お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負第4局延期のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2022年8月13日). 2022年8月13日閲覧。
  16. ^“王位戦8月嬉野開催 過去2年は直前に見送り”. 西日本新聞. (2023年2月21日). https://www.nishinippon.co.jp/item/1057162/ 
  17. ^村上 大祐(佐賀県嬉野市長)2023年2月21日
  18. ^9、10日の王位戦第6局、対局場を静岡県牧之原市から東京の将棋会館に 台風15号の被害で市が開催辞退”. 東京新聞. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数accessdate は必須です。
  19. ^
  20. ^1996年当時に行なわれていた「第37期王位戦」の棋譜中継の様子が、西日本新聞社(第4局)や徳島新聞社(第5局)のウェブサイト上でネットアーカイブとして確認できる[19]
  21. ^将棋と文学研究会『将棋と文学スタディーズ』将棋と文学研究会、2019年1月18日、1-145頁。hdl:10110/00019190https://toyama.repo.nii.ac.jp/records/16742 
  22. ^第37期王位戦インターネット速報(4号,1997.3.3)(かけはしアーカイブズ - 将棋を世界に広める会)” (1997年3月3日). 2014年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月8日閲覧。
  23. ^将棋配信はニコ生だけ?王位戦のUSTREAM中継から可能性を考えてみる - BMBB.JP・2014年7月9日

関連項目

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  • 日本将棋連盟
  • 女流王位戦 - 同主催者による女流棋士の棋戦。王位戦同様6人×2組のリーグ戦によって挑戦者を決定する。女流王位・女流王位挑戦者は王位戦予選への出場資格を得る(上述)ほか、毎年年末には女流王位と王位によるお好み対局が行われる。
  • 天元戦 - 同主催者による囲碁棋戦

外部リンク

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