| 猫又駅 | |
|---|---|
駅構内(2010年9月4日撮影) | |
| ねこまた Nekomata | |
◄出平 (2.7 km) (2.5 km)鐘釣► | |
| 所在地 | 富山県黒部市宇奈月町舟見明日音澤 |
| 所属事業者 | 黒部峡谷鉄道 |
| 所属路線 | ■黒部峡谷鉄道本線 |
| キロ程 | 11.8 km(宇奈月起点) |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 1面2線 |
| 開業年月日 | 1953年11月16日 |
| 備考 | 作業員専用駅 |
| テンプレートを表示 | |
猫又駅(ねこまたえき)は、富山県黒部市宇奈月町舟見明日音澤にある、黒部峡谷鉄道本線の駅。
関西電力専用駅のため、一般客の利用はできない。また、区間運行で当駅折り返しとなる列車であっても一般客は下車できず、同じ列車でそのまま折り返す形になる。なお、2024年1月1日発生の能登半島地震により当駅より先の鐘釣橋の破損により当駅折り返しのみの運転となっているため、同年10月5日から鐘釣橋の復旧まではトイレ休憩としてホームへの乗降が可能(同時にホーム付近に高さ3.6 mの展望台および、ネコとネズミのパネルを取り付けたフォトスポットが整備される)[1][2]。
日本の鉄道駅で唯一、駅名に「猫」の文字が入ることから、2010年代のネコブーム以降は注目を集めている[3]。
標高358メートルの位置にある。関西電力黒部川第二発電所(通称:猫又発電所)の業務目的で造られた駅で、工事関係者や発電所所員達の宿舎がある。駅からは黒部川第二発電所並びに新黒部川第二発電所への引き込み線がのびている。駅構内には、5本の側線や駅舎がある。旅客列車は行き違いが主な利用である。2014年9月17日現在は、第二発電所の発電機移転のための地盤基礎改良工事を行っているため、約50名の作業員が寝泊まりしている。
ホームの長さは65mである[2]。なお、2024年10月5日以降は100mのホームが新たに設置される[2]。