| 熊谷 俊人 くまがい としひと | |
|---|---|
| 生年月日 | (1978-02-18)1978年2月18日(47歳) |
| 出生地 | |
| 出身校 | 早稲田大学政治経済学部経済学科 |
| 前職 | NTTコミュニケーションズ従業員 |
| 所属政党 | (民主党→) 無所属 |
| 称号 | 学士(経済学)(早稲田大学・2001年) |
| 公式サイト | 熊谷俊人(くまがいとしひと)公式Webサイト |
| 当選回数 | 2回 |
| 在任期間 | 2021年4月5日 - 現職 |
| 当選回数 | 3回 |
| 在任期間 | 2009年6月14日 -2021年3月3日 |
| 選挙区 | 稲毛区選挙区 |
| 当選回数 | 1回 |
| 在任期間 | 2007年5月1日[2] -2009年5月 |
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熊谷 俊人(くまがい としひと、1978年〈昭和53年〉2月18日[3] - )は、日本の政治家。千葉県知事(公選第21・22代)。無所属[4]。千葉市長(3期)、千葉市議会議員(1期)を務めた。
奈良県天理市で生まれ、千葉県浦安市と兵庫県神戸市で育つ。小学生の時に歴史漫画や歴史シミュレーションゲームを通じて歴史に興味を抱き、中学生時代は通学時間のほとんどを歴史小説の読書に費やした。その後、現代の政治に目を向け、NHKや民放各局の政治討論番組を見ることが習慣になる[5]。
白陵高等学校[6]在学時に、神戸市須磨区の自宅が阪神・淡路大震災で被災する。同じ程度の揺れでも地域により被害に差があることや、被害者の生活再建、市街の建て替えや道路拡幅といった復興過程の問題を目の当たりにして、地方政治・地方行政への思いが高まる[5]。
早稲田大学政治経済学部経済学科へ進学するとインターネットに傾倒してプログラミングを独習する。歴史愛好家のためのウェブサイトを開設し、ITを活用して積極的に情報を受発信する。2001年に卒業してNTTコミュニケーションズ株式会社へ入社する。
2006年春に、NTTコミュニケーションズ社内関係者から紹介を受け、2007年に予定されていた千葉市議会議員選挙に向けた民主党の候補者公募へ応募[5]し、NPO法人政策学校一新塾にも第18期生として入塾[7]する。
2006年に民主党が実施した千葉市議会議員選挙の候補者公募に合格する。2007年4月の千葉市議会議員選挙に稲毛区選挙区から民主党の候補として立候補し、得票率1位で当選した(定数9/14)[8]。
2009年4月22日に、引退の意向を表明していた千葉市長の鶴岡啓一が収賄容疑で逮捕された。4月27日に民主党千葉市協議会が熊谷を擁立することを確認[9]すると、4月30日に熊谷は、この状況を踏まえて広く市民の支持を得るため民主党を離党し、無所属として正式に立候補を表明[10]した。
6月14日に行われた市長選に民主党・市民ネットワーク千葉県・新社会党の推薦を得て立候補する。事実上鶴岡の後継候補で自民党・公明党の推薦を得た前副市長の林孝二郎、元千葉市議で共産党公認の候補者らを、千葉市長選挙歴代最多得票数の170,629で破り、千葉市長に初当選した。投票率は43.50パーセント (%)[11][12]であった。
31歳5か月の市長就任は、同年2月に当選した三重県松阪市長の山中光茂の当選時33歳を抜いて、現職最年少である。政令市の市長としては、神奈川県横浜市長の中田宏による初当選時37歳の記録を更新した。2021年3月に県知事選挙立候補のために辞職した時点でも、政令市市長で最年少であった。
熊谷は歴史愛好家の観点から、他自治体で前首長と異なる背景の候補者が当選した場合、幹部人事に失敗して孤立した例が多いことに着目し、市政の方針変更を掲げつつも局長など幹部体制は変えない、と発言した。日本経済新聞は自民党推薦の当選者を破った身でありながら、前首長時代の人事方針は踏襲する発言で市役所内の動揺を抑えたと報道された[5]。
2013年5月26日の千葉市長選挙に立候補した。対立候補は元市議の無所属新人と日本共産党の推薦候補となった日本共産党千葉県委員であった。自民党は自主投票とした。[13]。3人が出馬した中で歴代最多票数を更新する得票数175,126で再選[14]された。投票率は31.35%であった。
2014年にシティ・メイヤーズ・ファウンデーシが2004年から主催するワールド・メイヤー(世界市長賞)にノミネート[15]された。
2017年5月28日の千葉市長選挙に出馬し、歴代最多票数を更新する得票数182,081で三選される。投票率は29.07%[16]であった。
2020年9月19日に、2021年春の千葉県知事選挙へ立候補を検討していることを表明した[17]。
2020年11月2日に千葉県知事選挙へ立候補を表明し、後継者に元副市長の神谷俊一を指名した[18]。
熊谷は千葉県知事選挙告示日の2021年3月4日に、立候補を届け出たのちに千葉中央公園で出陣式[19][20]を催した。
熊谷は「県民党」を掲げて特定政党から推薦を受けなかったものの、立憲民主党や国民民主党、日本維新の会の各県支部から支援を受けた。公明党は自主投票を決め、自民党は対立候補を擁立・推薦していたので与野党対決となった。しかし、自民党参議院議員の石井準一など一部の国会議員からは協力を取り付けた[21][22]。
2021年3月21日に、過去最多の140万票余りを獲得して千葉県知事に初当選[23][24]した。
知事就任後の熊谷は知事選で対立し、県議会の過半数を握る自民党との関係改善を模索。コロナ対応の臨時医療施設の開設、東京湾アクアラインの通行料割引きといった自民党の重点政策に取り組む姿勢を見せ、自民党は2022年度当初予算案に賛成に回った[25]。また、2021年10月の第49回衆議院議員総選挙では、与野党の激戦となっていた千葉県第10区において自民、立憲という両方の候補者の応援演説に立った[26]。
2025年3月16日に執行された千葉県知事選挙に立候補し、85%を超える得票率で再選された[27]。
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| 先代 森田健作 | 公選第21代:2021年 - | 次代 現職 |
| 先代 鶴岡啓一 | 第26・27・28代:2009年 - 2021年 | 次代 神谷俊一 |
| 官選 |
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