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滝沢求

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
滝沢 求
たきさわ もとめ
内閣広報室より公表された肖像
生年月日 (1958-10-11)1958年10月11日(67歳)
出生地日本の旗青森県八戸市
出身校中央大学法学部政治学科
前職公設秘書
所属政党無所属→)
自由民主党山東派麻生派
称号法学士(中央大学)
公式サイト滝沢求(滝沢もとめ) オフィシャルサイト
選挙区青森県選挙区
当選回数2回
在任期間2013年7月29日 -2025年7月28日
選挙区八戸市選挙区
当選回数5回
在任期間1998年 - 2013年
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滝沢 求(たきさわ もとめ、1958年昭和33年〉10月11日 - )は、日本政治家

自由民主党所属の元参議院議員(2期)。環境副大臣内閣府副大臣外務大臣政務官、参議院環境委員長外交防衛委員長、自由民主党副幹事長、同環境部会長、青森県議会議員(5期)を歴任。

来歴・人物

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上北自動車道天間林道路開通式(2022年11月27日)

青森県立八戸高等学校卒業。高校時代にアイスホッケー選手としてインターハイに3年連続出場。また、1977年に開催された「あすなろ国体」に青森県代表として出場し、準優勝。

中央大学法学部政治学科卒業後、元内閣総理大臣中曽根康弘公設秘書を務める。1995年、乱戦となった第17回参議院議員通常選挙無所属で出馬するも落選。

1998年に青森県議会議員初当選。以来、連続5期当選。自民党青森県連青年局長、自民党青森県連政調会長、自民党八戸市支部長、自民党青森県連副会長、青森県議会総務企画委員長、青森県議会副議長などを歴任[1]

2013年、またも乱戦となった第23回参議院議員通常選挙に再挑戦し、青森県選挙区より自民党公認で初当選[1]

2016年8月5日、第3次安倍第2次改造内閣で、外務大臣政務官に就任[2]

2023年9月15日、第2次岸田第2次改造内閣環境副大臣内閣府副大臣に就任[3]。2024年10月3日、第1次石破内閣で環境副大臣兼内閣府副大臣に再任[4]

2024年7月25日、翌年7月の第27回参議院議員通常選挙の青森県選挙区公認候補として擁立することが自民党から発表された[5]

2024年9月12日、自民党総裁選挙が告示され、滝沢が所属する麻生派からは河野太郎が立候補した。投票日前日の9月26日夜、麻生派幹部6人は都内のホテルに集まり、決選投票に高市早苗が残った場合は高市を支持する方針を決定した[6]。会長の麻生太郎はさらに踏み込み、河野などの陣営に入っていた派閥メンバーに対し、側近議員を通じて「1回目の投票から高市に入れろ」と指示を飛ばした[7]。同日22時半頃、産経新聞は、麻生が1回目の投票から高市を支援するよう自派閥の議員に指示を出したことをスクープした[8]。9月27日総裁選執行。高市は1回目の議員投票で、報道各社の事前調査での30~40票を大きく上回る72票を獲得した[6]。党員数と合わせた得票数は1位だったが、決選投票で石破茂に敗れた。滝沢は1回目の投票、決選投票、いずれも高市に投じた[9]

2025年1月24日、参議院外交防衛委員長に選出された[10]

同年7月3日に第27回参議院議員通常選挙が公示され、青森県選挙区には滝沢、立憲民主党新人の元アナウンサーの福士珠美参政党新人、日本共産党新人、NHK党新人の計5人が立候補の届出を出した[11]。7月16日に時事通信が終盤情勢を発表し、「福士がやや先行し、滝沢が懸命に追う」と報じた[12]。7月20日、参院選執行。投票締め切りの20時直後に青森テレビは福士の当選確実を報じた[13]。滝沢は三八上北地域から強い支持を集め197,966票を獲得するも次点で落選した。参政党公認の元自衛隊員の候補者は91,083票を獲得した[14][15]朝日新聞社は同日に実施した出口調査の結果を開票時に発表。1人区で自民党の支持基盤が細ったうえに、保守的な政策を掲げた参政党に無党派層が流れたことが浮き彫りとなった。1人区全体で政党支持率をみると、自民支持率は2022年の前回選挙では49%だったのが、30%に大きく落ち込んだ。無党派層の投票先の内訳をみると、22%が参政党候補、22%が立憲候補、20%が自民候補という結果だった[16]

経歴

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政策・主張

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憲法改正

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消費税増税

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  • 2013年の公開アンケートにおいて、2014年4月に消費税率を10%に引き上げることついて「引き上げるべきだが、時期は先送りすべきだ」と回答している[19]
  • 2019年の公開アンケートにおいて、同年10月に消費税率を10%に引き上げることについて「法律に従い、引き上げるべきだ」と回答している[20]

その他

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所属団体・議員連盟

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選挙歴

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当落選挙執行日年齢選挙区政党得票数得票率定数得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第17回参議院議員通常選挙1995年07月23日36青森県選挙区無所属3万2532票6.20%15/5/
1998年青森県議会議員補欠選挙1998年4月39八戸市選挙区自由民主党3万934票53.49%21/3/
1999年青森県議会議員選挙1999年4月11日40八戸市選挙区自由民主党1万3697票――81/12/
2003年青森県議会議員選挙2003年4月13日44八戸市選挙区自由民主党1万1428票――83/13/
2007年青森県議会議員選挙2007年4月8日48八戸市選挙区自由民主党1万2346票――82/12/
2011年青森県議会議員選挙2011年4月10日52八戸市選挙区自由民主党1万2159票――82/11/
第23回参議院議員通常選挙2013年07月21日54青森県選挙区自由民主党26万1575票51.33%11/6/
第25回参議院議員通常選挙2019年07月21日60青森県選挙区自由民主党23万9757票51.49%11/3/
第27回参議院議員通常選挙2025年07月20日66青森県選挙区自由民主党19万7966票36.34%12/5/

脚注

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  1. ^ab滝沢求(滝沢もとめ) オフィシャルサイト”. www.takisawamotome.com. 2024年11月14日閲覧。
  2. ^副大臣:20人交代 閣議決定”. 毎日新聞. 2024年11月14日閲覧。
  3. ^第2次岸田第2次改造内閣 副大臣名簿”. 首相官邸ホームページ. 2025年7月29日閲覧。
  4. ^石破内閣 副大臣名簿”. 首相官邸ホームページ. 2025年7月30日閲覧。
  5. ^自民党、参議院選挙1次公認45人を発表 不記載議員も公認”. 日本経済新聞 (2024年7月25日). 2024年12月11日閲覧。
  6. ^ab遠藤修平、園部仁史、高橋祐貴 (2024年9月27日). “麻生、安倍派は「消極的支持」で広がり欠く 決選投票で敗れた高市氏”. 毎日新聞. 2024年10月1日閲覧。
  7. ^『週刊文春』2024年10月17日号、32頁、「『高市支持』で求心力が低下 麻生太郎が政治生命の危機」。
  8. ^<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から”. 産経新聞 (2024年9月26日). 2024年9月30日閲覧。
  9. ^「石破新総裁誕生」根強い人気を示し青森県内の党員・党友票もトップ 県選出国会議員の2回の投票先は? 県民が新総裁に求めるものは?(2/3ページ)”. 青森テレビ (2024年9月27日). 2024年10月9日閲覧。
  10. ^参院、予算委員長に自民・鶴保庸介氏を選出”. 日本経済新聞. 2025年1月24日閲覧。
  11. ^青森 選挙速報・結果”. 参議院選挙2025特設サイト. NHK. 2025年7月23日閲覧。
  12. ^【参院選情勢】選挙区(1)(北海道~神奈川)”. 時事ドットコムニュース (2025年7月16日). 2025年8月4日閲覧。
  13. ^【選挙速報】参議院選挙 青森県選挙区 立憲民主党の新人・福士珠美 氏(60)が当選確実【参院選2025・青森県選挙区】”. 青森テレビ (2025年7月20日). 2025年8月4日閲覧。
  14. ^参議院選挙 青森選挙区 立民 福士珠美氏 初めての当選”. NHK NEWS WEB (2025年7月21日). 2025年7月21日閲覧。
  15. ^参政党の新人・加藤勉さんが敗戦の弁「私にとっては大きな勝利、これからの糧になる」「この先に未来につなげる状態まで持っていった」【2025参議院選挙・青森】”. 日本テレビ (2025年7月20日). 2025年8月5日閲覧。
  16. ^磯田和昭 (2025年7月20日). “自民、1人区で支持落ち込む 無党派層が参政に流れる 朝日出口調査”. 朝日新聞. 2025年8月6日閲覧。
  17. ^滝沢求(滝沢もとめ) オフィシャルサイト”. www.takisawamotome.com. 2024年11月14日閲覧。
  18. ^abcdefg2013参院選 毎日新聞候補者アンケート
  19. ^“2013 参院選 選挙区 青森 滝沢  求”. 毎日新聞 (毎日新聞社). https://senkyo.mainichi.jp/2013san/kaihyo_area_meikan.html?mid=B02000003001 2019年7月20日閲覧。 
  20. ^“2019参院選 自民 青森 滝沢求”. 毎日新聞 (毎日新聞社). https://mainichi.jp/senkyo/25san/meikan/?mid=B02000002002 2019年7月20日閲覧。 [リンク切れ]
  21. ^ab朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。
  22. ^“2022年2月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2022年1月25日). https://zenkyou.xsrv.jp/wp-content/uploads/2022/01/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%9F%E3%81%B0%E3%81%93%E6%96%B0%E8%81%9E2022%E5%B9%B42%E6%9C%88%E5%8F%B7.pdf 2022年1月30日閲覧。 
  23. ^政務調査会(部会・調査会・特別委員会等) - 自由民主党 役員”. 自由民主党. 2020年4月11日閲覧。

外部リンク

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