湿潤大陸性気候の分布図湿潤大陸性気候(しつじゅんたいりくせいきこう、Humid continental climate)とはケッペンの気候区分のひとつで、亜寒帯に属する。
当初はケッペンの気候区分には定義されておらず、後にトレワーサが細分化した気候区分によって定義された。
記号はDa(Dfa/Dwa/Dsa)およびDb(Dfb/Dwb/Dsb)。
- 最寒月日平均気温が-3℃未満。
- 最暖月日平均気温が22℃以上または最暖月日平均気温が10℃以上22℃未満かつ日平均気温が10℃以上の月が4か月以上。
- 年平均降水量が乾燥限界以上。
上記は最低条件で、さらに以下の条件によって詳細に区分される。
- Da - 最暖月日平均気温が22℃以上
- Db - 最暖月日平均気温が10℃以上22℃未満かつ日平均気温が10℃以上の月が4か月以上
これらは降水パターンによりさらに分類される。
- Dwa/Dwb - 最多雨月が夏季にあり、10×最少雨月降水量<最多月雨降水量
- Dsa/Dsb - 最多雨月が冬季にあり、3×最少雨月降水量<最多月雨降水量かつ最少雨月降水量が30mm未満
- Dfa/Dfb - どちらでもない
Da/DbとDc/Ddの違いは、夏季の気温を基準としている。
- Da/Db - 夏季が比較的長く温暖(日平均気温10℃以上が4か月以上)。
- Dc/Dd - 夏季が短く冷涼(日平均気温10℃以上が1 - 3か月)。
そのため、Da/Dbに属する地点であっても、冬季の気温がDc/Ddを下回ることがある。
冬の札幌市(2月中旬)| 札幌市 |
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| 雨温図(説明) |
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| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | | | | | | | | | | | | | | 気温(°C) | | 総降水量(mm) | | 出典:Japan Meteorological Agency[1] |
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| インペリアル換算 |
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| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | | | | | | | | | | | | | | 気温(°F) | | 総降水量(in) |
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- 降水量が多い地域では針葉樹林と広葉樹林の混合林が広がる。降水量が少ない地域では短草草原となる。
- 比較的肥沃な褐色森林土が広く分布している。降水量が少ない地域では黒色土、高緯度地域ではポドゾルなども分布している。