| 渋谷ソラスタ | |
|---|---|
| 施設情報 | |
| 所在地 | 東京都渋谷区道玄坂一丁目21番1号 |
| 座標 | 北緯35度39分23.0秒東経139度41分47.0秒 / 北緯35.656389度 東経139.696389度 /35.656389; 139.696389座標:北緯35度39分23.0秒東経139度41分47.0秒 / 北緯35.656389度 東経139.696389度 /35.656389; 139.696389 |
| 状態 | 完成 |
| 着工 | 2016年6月[1] |
| 竣工 | 2019年3月29日[2] |
| 用途 | 事務所、集会場、店舗、駐車場等[2] |
| 建設費 | 約400億〜500億円[1] |
| 地上高 | |
| 高さ | 約107m[2] |
| 最上階 | スカイラウンジ、庭園[3] |
| 各種諸元 | |
| 階数 | 地上21階、地下1階[2] |
| 敷地面積 | 約4,128m2[2] |
| 構造形式 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造[3] |
| エレベーター数 | 12台[4] |
| 関連企業 | |
| 設計 | 日建設計[2] |
| 施工 | 清水建設[2] |
| デベロッパー | 一般社団法人道玄坂121[2] |
| 所有者 | 一般社団法人道玄坂121[5] |
| 管理運営 | 東急コミュニティー[2] |
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渋谷ソラスタ(しぶやソラスタ、SHIBUYA SOLASTA)は、渋谷区道玄坂のオフィスビル。東急不動産が複数の地権者とともに設立した一般社団法人道玄坂121を中心として、当時の本社ビル「新南平台東急ビル」およびその周辺の刷新プロジェクト「南平台プロジェクト」を立案し、2016年6月より着工、2019年3月29日に竣工した[1][2]。
渋谷ソラスタはJR渋谷駅の西側に位置し、国道246号沿いに面した地上21階、地下1階、高さ107メートル、賃貸面積8,400坪の高層ビルで、東急不動産および東急不動産ホールディングスの本社ビルとして建てられた[6]。関連会社である東急コミュニティー、東急ハンズも一部部門が当該ビルに機能移転している[6]。19階には丸亀製麺などを運営する株式会社トリドールホールディングスの本社がある[7]。IoTを活かしたオフィス作りを特徴としており、トイレの混雑状況の可視化、PCやスマートフォンからのオフィス空調の制御、従業員の位置情報のリアルタイム表示、共用ワークスペースの利用状況の連携、ビル来訪者受付予約システム、温度や湿度、周辺降雨情報の提供などのさまざまな情報サービスが提供されている[2]。
また、環境への取り組みとしてCASBEE(建築環境総合性能評価システム)にてSランクを取得、日本政策投資銀行によるDBJ Green Building認証における5つ星取得、ABINC認証(いきもの共生事業所認証)といった評価を獲得している[2]。そのほか、江⼾のみどり登録緑地に登録を行い[2][5]、業務効率化、生産性の向上、コミュニケーションの活性化を目的とした植栽活用「Green Work Style」を推進している[4]。
渋谷ソラスタの名称は空(SOLA)、太陽(SOLAR)、ステージ(STAGE)を掛け合わせた造語で、「晴れやかな空の下で多彩なワーカーが活躍する舞台となってほしい」という意味を込めて命名したとしている[8]。
渋谷ソラスタは東京都環境局が推進する江⼾のみどり登録緑地(東京在来種を積極的に植栽し、生物多様性保全に取り組んでいる緑地に対して東京都が公表・登録する制度)の優良緑地として2019年3月に登録された[5]。敷地面積4,128㎡に対して緑地面積が928㎡を占めている[5]。
21階スカイテラスやメインエントランス、各階バルコニーなどを中心としてシラカシ、アラカシ、ウラジロガシ、カツラ、コハウチワカエデ、ヤマザクラ、ユキヤナギ、ヤマブキ、ガマズミ、マユミ、ムラサキシキブ、アセビといった17種の樹木が植栽されている[5]。