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清水賢治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避清水憲二」あるいは「清水健二」とは別人です。
しみず けんじ
清水 賢治
生誕 (1961-01-03)1961年1月3日(64歳)
国籍日本の旗日本
出身校慶應義塾大学法学部
職業テレビプロデューサー実業家
活動期間1983年 -
雇用者フジ・メディア・ホールディングス
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清水 賢治(しみず けんじ、1961年昭和36年〉1月3日 - )は、日本の実業家、アニメプロデューサー。株式会社フジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長、株式会社フジテレビジョン代表取締役社長[1]

株式会社産業経済新聞社非常勤取締役、関西テレビ放送株式会社非常勤取締役、東海テレビ放送株式会社非常勤取締役、株式会社テレビ西日本非常勤取締役、東映アニメーション株式会社非常勤取締役、伊藤忠・フジ・パートナーズ株式会社代表取締役、株式会社WOWOW非常勤取締役などを務めている。

人物

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アニメプロデューサー

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東京都出身[1]慶應義塾高等学校慶應義塾大学法学部卒業後、1983年4月フジテレビジョン入社。以来、編成局編成部ドラマアニメ担当として、『Dr.スランプ アラレちゃん』『ドラゴンボール』『ちびまる子ちゃん』『世にも奇妙な物語』など多数の企画をプロデュースJOCX-TV2枠で放送された深夜番組にも携わった。

清水は日本のアニメ文化を牽引したテレビプロデューサーであり、フジテレビのアニメ史においては、1970年代の別所孝治、1980年代の岡正(2019年10月逝去)と並び、欠くことのできない重要な人物とされている。

その後、国際局、映画事業局、経営企画局を経て、2004年7月にスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現:スカパーJSAT)に出向、同社のコンテンツ事業部門コンテンツ投資部長に着任する。

翌2005年7月、新たに設立されたコンテンツ開発・投資事業を担う戦略子会社「株式会社スカパー・ウェルシンク」(現:スカパーJSAT)の取締役部長に就任した[2]。数々のアニメ番組やドラマの企画に携わり、特に『地獄少女』でのテレビ局の垣根を越えた製作手法は高く評価された。

2006年6月、フジテレビに帰任し映画事業局映画製作部長に就任。映画事業局次長を歴任し、アニメ映画を強力に推進した。

経営企画局

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2009年6月26日、フジテレビジョン経営企画局経営企画室長に就任し、アニメの第一線を離れ、経営企画での業務に従事する。総合メディア開発メディア推進局長、総合開発局長を歴任。

清水が担当していた『ドラゴンボール改』や『ゲゲゲの鬼太郎』といった作品群は、後進である松崎容子(現:フジテレビジョン執行役員)に引き継がれた。その後も『暗殺教室』など一部の作品には関与しており、アニメ制作現場との関わりを続けている。

2014年6月27日、フジテレビジョン執行役員総合開発局長に就任し、2017年7月からはフジテレビジョン執行役員常務経営企画局長。

2019年6月26日、フジ・メディア・ホールディングス取締役およびフジテレビジョン取締役に就任する。FMH常務、専務およびフジテレビ常務を歴任。

2024年6月、東京都内で行われた声優TARAKOのお別れ会「TARAちゃん ありがとうの会 ~たいせつなきみへ」では、ちびまる子ちゃんの初代プロデューサーとして弔辞を述べた。

フジ・メディア・ホールディングス社長

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2025年1月28日、中居正広・フジテレビ問題を巡って引責辞任した港浩一の後任として、フジテレビジョン代表取締役社長に就任[1][3]。同年6月25日に開催された定時株主総会を経て、親会社フジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長に就任した[4]

略歴

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出典:[1]

担当作品

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2025年4月現在で担当している番組である。1980年代から多くのフジテレビのアニメ・ドラマのプロデュース・企画に携わっている。

アニメ

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映画を含む企画・プロデュース・製作作品(五十音順)

ドラマ

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映画を含む(五十音順)

スカパー・ウェルシンク#主な制作・出資参加コンテンツも参照。

脚注

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  1. ^abcd当社及び当社子会社の代表取締役の異動について』(pdf)(プレスリリース)フジ・メディア・ホールディングス、2025年1月27日https://contents.xj-storage.jp/xcontents/46760/3f3a7907/325b/4fb3/a4ca/5a6e278a6e75/140120250127555731.pdf2025年1月27日閲覧 
  2. ^少女ホラーアニメ版「必殺仕事人」『地獄少女』は週に6日も放送!?(WEBアニメスタイル 2005.9.20)
  3. ^フジテレビ 港浩一社長ら辞任を発表、嘉納会長も 新社長は清水賢治専務「ちびまる子ちゃん」手掛けた」『Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2025年1月27日。2025年1月27日閲覧
  4. ^株式会社フジ・メディア・ホールディングス (2025年6月25日). “2025年06月25日 IR 第84回定時株主総会決議通知を掲載しました”. 2025年6月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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認定放送持株会社
フジテレビグループ
過去
産経新聞グループ
ニッポン放送グループ
サンケイビルグループ
ポニーキャニオングループ
文化放送グループ1
公益法人グループ
シンボルマーク
顕彰制度
スポーツ・イベント
関連項目
歴史・事件
関連人物
注釈

1文化放送グループのうち、文化放送とその子会社のみがフジサンケイグループに属している
22008年10月1日、株式会社フジテレビジョン(旧法人)が認定放送持株会社に移行し、商号を「株式会社フジ・メディア・ホールディングス」に変更。新設分割によりテレビ放送事業を新設の「株式会社フジテレビジョン」(新法人)に継承。
3フジ・メディア・ホールディングス傘下の中核子会社20社。
6フジ・メディア・ホールティングス子会社となっているが、実質的にはフジパシフィックミュージックの子会社。
7フジ・ミュージックパートナーズ子会社。
8リビング新聞グループの中核企業、2018年3月にRIZAPグループ傘下に入りフジサンケイグループから離脱。

カテゴリCategory:フジサンケイグループ
歴代会長12
歴代社長1
歴代FMH会長12
歴代FMH社長1
1便宜上、1957年11月18日設立の法人(旧フジテレビジョン→現フジ・メディア・ホールディングス)時代から通しで記載。
 8代目社長(豊田皓)在任途中分、ならびに6代目会長(日枝久)在任途中分より2008年10月1日設立の法人(新フジテレビジョン)分を記載。
21992年7月~2001年6月及び2025年1月以降の会長職は空席。
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