江口 のりこ(えぐち のりこ、1980年〈昭和55年〉4月28日[5] - )は、日本の女優。本名[1]および旧芸名は江口 徳子(えぐち とくこ)[5]。
兵庫県[5]飾磨郡夢前町(現・姫路市)[3][4]出身。ノックアウト(事務所)、劇団東京乾電池(劇団)所属。
略歴
5人兄妹(兄2人、江口と一卵性双生児の姉、妹)の4番目の次女として誕生[7]。夢前町立菅野中学校卒業後は高校に進学せずアルバイト生活を送る[7]。神戸市の映画館に足しげく通ううちに映画女優を志す[8]。「劇団に入れば映画に出演できる」と考え、ファンだった岩松了がかつて所属していた劇団東京乾電池のオーディションを受ける[8]。
1999年に研究生(13期生)となり、2000年に入団。入所式は偶然にも19歳の誕生日だった[8]。上京した頃は所持金が2万円しかなく、すぐに住み込みの新聞配達の仕事を始めた[8][9]。その頃の住居は3畳1間・風呂無しのアパートだったという[7]。
劇団の座長である柄本明とは長年懇意にして貰ってるといい、後年の報道では柄本のファンだったから乾電池に入団したと先述の内容とは異なる内容となっている[10]。
2002年に『金融破滅ニッポン 桃源郷の人々』にて映画デビュー。
2004年、タナダユキ監督の『月とチェリー』では主演に抜擢。
2021年4月期放送のテレビ東京『ソロ活女子のススメ』で民放の連続ドラマ初主演[11]。
人物
身長170cm、血液型はO型。
特技はピアノ、中距離走[1]。
双子(姉妹の妹)である[12]。ほかに兄2人と妹がいる[13]。
高校に進学せず早く社会に出たことについて「経済的にも余裕がなくて、お小遣いがなかった。中学を卒業してすぐ働けばお金もあって自分の好きなことが出来るって思ったので」とし、「兄弟も多いし、父親は定職につくということができない男だったんですよ。人に使われるのが嫌で、仕事をしてもすぐ辞めちゃう」「私も父親に似て続かないんですよ。(アルバイトは)続いても2カ月でしたね」と話しつつ「1日で辞めたやつもある」と告白した[7]。
役者の真木よう子とは昔から仲が良いがお互いに多忙でここ1年くらい(2019年2月時点)会えていない[14]。加えて、江口は「私は彼女のこと、とても好き。今、下手に連絡すると『どんな感じになってんのやろ?』って興味で連絡とっちゃうことになる」と語り、「『あんたが変なんやったら、もうずっとウチに泊まってたらええやん』っていうくらいの気持ちがある」と真木との関係性を説明した[14]。
自炊派で「自分の作るごはんがいちばん好き」と語っている[12]。
アナウンサーの安住紳一郎が好きだと公言している(理由は「自分にないものをもってるっていう憧れ」)[12]。安住アナウンサーが結婚した際は、祝福メッセージともに、「本当に何とも思ってなかったんだなと」と笑わせた[15]。
TBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」のヘビーリスナーで、しょっちゅう投稿もされ、読まれてもおり、ゲストとしても出演している[15]。
出演
テレビドラマ
配信ドラマ
ラジオドラマ
映画
舞台
- 劇団東京乾電池
- リチウム公演「パック探偵団」(2001年10月30日 - 11月4日、作・演出:ヘンリー・ヤマト六世 /下北沢OFF・OFFシアター)
- 本公演「夏の夜の夢」(2001年12月27日 - 2002年1月9日、作:W・シェイクスピア、演出:柄本 明 /下北沢ザ・スズナリ)
- 本公演「授業」(作:ウジェーヌ・イヨネスコ、演出:柄本 明)
- 本公演「長屋紳士録」(2005年4月3日 - 26日、原作:小津安二郎、演出:柄本明 / 下北沢・ザ・スズナリほか)
- 劇団東京乾電池祭り 創立30周年記念公演「長屋紳士録」「夏の夜の夢」(2006年4月23日、演出:柄本明 / 下北沢・ザ・スズナリ)
- 本公演「コーヒー入門」(2008年4月24日 - 5月6日、作:加藤一浩、演出:柄本明 / 下北沢 ザ・スズナリ)
- 月末劇場「受付」(2008年6月27日 - 29日、作:別役実 / 新宿ゴールデン街劇場)
- 本公演 白州版「夏の夜の夢」(2008年8月12日、作:W・シェイクスピア、演出:柄本 明 / ダンス白州)
- 本公演「秘密の花園」(2009年1月6日 - 18日、作:唐十郎、演出:角替和枝 / 下北沢ザ・スズナリ)
- 本公演「そして誰もいなくなった」(2011年8月19日 - 21日、作:別役実、演出:血野滉修 /下北沢駅前劇場)
- 本公演「愛とその他」(2013年5月3日 - 6日、作:加藤一浩、演出:柄本明 / アトリエ乾電池)
- 本公演「夏の夜の夢」(2013年6月13日 - 16日、8月20日 - 26日、作:W・シェイクスピア、演出:柄本明 / アトリエ乾電池、浅草・雷5656会館)
- 本公演「夏の夜の夢」(2015年7月31日・8月1日、作:W・シェイクスピア、演出:柄本明 / 沖縄りっかりっかフェスタ)
- 本公演「授業」(2015年9月1日 - 4日、作:イヨネスコ、演出:柄本明 / アトリエ乾電池)
- 創立40周年プラス1公演「夏の夜の夢」(2017年4月15日、作:W・シェイクスピア、演出:柄本明 /明治座)
- 本公演「飛んで孫悟空」(2019年1月11日 - 20日、作:別役実、演出:柄本明 / 下北沢 ザ・スズナリ)
- 本公演「寿歌」(2019年10月24日 - 27日、作:北村想、演出:柄本明 / アトリエ乾電池)
- イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー パパと呼ばないで!(2004年7月8日 - 8月8日、作:レイ・クーニー、演出:山田和也 /ル テアトル銀座)
- 私たちがたがいをなにも知らなかった時(作:ペーター ハントケ、演出:山元清多)
- えっと、おいらは誰だっけ?(2007年1月24日 - 2月8日、作:レイ・クーニー、演出:綾田俊樹 /青山円形劇場ほか)
- 劇団、本谷有希子 第13回公演「偏路」(2007年12月14日 - 23日、演出:本谷有希子 /紀伊國屋ホール)
- ゼブラ(2009年6月9日 - 29日、作・演出:田村孝裕 / シアタークリエ)
- ネジと紙幣 based on 女殺油地獄(2009年9月17日 - 27日、作・演出:倉持 裕 /天王洲 銀河劇場)
- 裏切りの街(2010年5月7日 - 6月8日、作・演出:三浦大輔 / PARCO劇場ほか)
- シダの群れ(2010年9月5日 - 10月11日、作・演出:岩松了 / Bunkamuraシアターコクーンほか)
- 葛河思潮社 第一回公演「浮標」(2011年1月17日 - 2月13日、作:三好十郎、演出:長塚圭史 /KAAT神奈川芸術劇場ほか)[64]
- あゝ、荒野(2011年10月29日 - 12月2日、原作:寺山修司、演出:蜷川幸雄 /彩の国さいたま芸術劇場・青山劇場)
- ピカレスク・ホテル「男か女か」(2011年12月13日 - 18日、作・演出:中津留章仁 / 赤坂レッドシアター)
- 南部高速道路(2012年6月4日 - 24日、原作:フリオ・コルタサル、演出:長塚圭史 /シアタートラム)
- 葛河思潮社 第三回公演「冒した者」(2013年9月5日 - 10月12日、演出:長塚圭史 / KAAT神奈川芸術劇場ほか)
- マクベス Macbeth(2013年12月8日 - 29日、作:W・シェイクスピア、演出:長塚圭史 / Bunkamuraシアターコクーン)
- 9days Queen ~九日間の女王~(2014年2月26日 - 3月16日 、脚本:青木豪、演出:白井晃 /赤坂ACTシアター)
- 殺風景(2014年5月3日 - 25日 、作・演出:赤堀雅秋 / Bunkamuraシアターコクーン)
- シス・カンパニー公演「鼬」(2014年12月1日 - 28日 、演出:長塚圭史 / 世田谷パブリックシアター)
- 夢の劇 -ドリーム・プレイ-(2016年4月12日 - 30日、演出:白井晃 / KAAT神奈川芸術劇場)
- ビニールの城(2016年8月6日 - 29日、作:唐十郎、演出:金守珍、監修:蜷川幸雄 / Bunkamuraシアターコクーン)
- 二兎社公演41「ザ・空気」(2017年1月15日 - 3月20日、演出:永井愛 / 東京芸術劇場 シアターイースト 他全国) - 丹下百代 役[65]
- 新ロイヤル大衆舎「王将」(2017年4月27日 - 5月14日、作:北条秀司、演出:長塚圭史 /小劇場 楽園)
- トロイ戦争は起こらない(2017年10月5日 - 22日、演出:栗山民也 /新国立劇場 中劇場) -カッサンドル 役[66]
- そして僕は途方に暮れる(2018年3月6日 - 4月1日、作・演出:三浦大輔 / Bunkamuraシアターコクーン)
- 「唐版 風の又三郎」(2019年2月8日 - 3月3日、作:唐十郎、演出:金守珍 / Bunkamuraシアターコクーン)- 桃子 役
- 奇跡の人(2019年4月13日 - 29日、作:ウィリアム・ギブソン、訳:常田景子、演出:森新太郎 /東京芸術劇場プレイハウス) - ケイト・ケラー 役[67]
- コムレイドプロデュース「神の子」(2019年12月15日 - 2020年1月26日、作・演出:赤堀雅秋 / 本多劇場ほか全国公演)
- 新ロイヤル大衆舎×KAAT「王将」(2021年5月15日 - 6月6日、演出:長塚圭史 / KAAT神奈川芸術劇場)
- Home,I'm Darling~愛しのマイホーム~(2021年10月-11月、演出:白井晃)[68]
- いきなり本読み! RPG演劇「エンド・オブ・ワールド」(2021年12月22日、作・演出:岩井秀人 / 東京国際フォーラム・ホールC)
- お勢、断行(2022年5月 - 6月、作・演出:倉持裕 / 世田谷パブリックシアター) - 女中 役
- ミュージカル夜の女たち(2022年、演出:長塚圭史)-主演・大和田房子 役[69]
- COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」(2023年6月5日 - 7月17日、演出:鄭義信 /THEATER MILANO-Za 他) - 金田美妃 役[70]
- PARCO PRODUCE 2024「リア王」(2024年3月8日 - 5月2日、作:W・シェイクスピア、訳:松岡和子、演出:ショーン・ホームズ /東京芸術劇場プレイハウスほか) - ゴネリル 役[71][72]
- PARCO PRODUCE 2024「ワタシタチはモノガタリ」(2024年9月8日 - 30日、作:横山拓也、演出:小山ゆうな /PARCO劇場) - 肘森富子 役[73]
- パルコ・プロデュース 2025「星の降る時」(2025年5月10日 - 6月29日、作:べス・スティール、演出:栗山民也 / PARCO劇場ほか)[74]
- また本日も休診〜山医者のうた〜(2025年10月11日 - 11月22日、作:見川鯛山、演出:田村孝裕 /博多座 他)[75][76]
Vシネマ等
- メール in the site(2004年8月6日発売、KBS・インターフィルム)
- 「岸和田少年愚連隊 ゴーイングマイウェイ」(2004年8月27日発売、松竹ホームビデオ)
- CLIMAXドラマ「3軒目の記憶」(2009年7月24日発売、アミューズソフト)-主演
ドキュメンタリー
吹き替え
バラエティ番組
音楽特別番組
CM
PV出演
Web
- 江口のりこ インタビュー(2008年11月19日、モッテコ書店)
受賞歴
映画(受賞歴)
- 2006年度
- 第2回 シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)女優賞/『お姉ちゃん、弟といく』
- 2020年度
- 2021年度
- 2024年度
演劇(受賞歴)
- 2024年度
脚注
注釈
出典
外部リンク
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