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桔梗が丘駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桔梗が丘駅
北口(2007年8月)
ききょうがおか
Kikyogaoka
D49名張 (2.8 km)
(3.1 km)美旗 D51
地図
所在地三重県名張市桔梗が丘一番町1街区1
駅番号 D50 
所属事業者近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線D大阪線
キロ程70.0 km(大阪上本町起点)
電報略号キキヨ
駅構造地上駅橋上駅[1]
ホーム2面2線
乗車人員
-統計年度-
2,349人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日1964年昭和39年)10月1日[2]
備考無人駅*
* 乗車券・特急券・定期券券売機 有
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南口(2008年9月)

桔梗が丘駅(ききょうがおかえき)は、三重県名張市桔梗が丘一番町にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線である。駅番号はD50

概要・歴史

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名張市内で初の大規模な団地として開発された[3]桔梗が丘住宅地1963年昭和38年)に着工した[2] ことと、伊賀線西名張駅 -伊賀神戸駅間を廃止することになった[4] ため、当該区間に設置されていた蔵持駅の代替として1964年(昭和39年)10月1日に開業した[2]。開業日が第1期の住民の入居前であったことから、開業時点では駅周辺には建物の無い空き地の状態の宅地と建設工事現場が広がっている状態であった[2]

当駅がその玄関口となる場所にある桔梗が丘団地は[3]高度経済成長期団塊の世代を中心とする新たな住民が多数移り住み[2]、名張市の人口が急増していく口火を切ったとされている[3]。周辺の人口増加と共に利用者が増加し、最盛期の1995年平成7年)には一日平均13,129人が利用するようになった[2]。しかし、団塊の世代を中心とする近隣住民の高齢化が急速に進んで定年退職する年齢を迎えており、駅の利用者数は2014年(平成26年)には最盛期の半分以下に減少した[2]

年表

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ掘割駅で橋上駅舎を持つ[1]ホーム有効長は10両。改札口は1か所のみ。出入口は南北双方に1か所ずつあり、双方の出口の近くにバスのりばがある。

のりば

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のりば路線方向行先
1D 大阪線下り伊勢中川五十鈴川方面[8]
2上り名張大阪上本町方面[8]
駅設備・営業面
  • 改札口(2021年12月)
    改札口(2021年12月)
  • ホーム(2022年4月)
    ホーム(2022年4月)

停車列車

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当駅乗降人員

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近年における当駅の1日乗降人員の調査結果は以下の通り[11]

  • 2022年11月8日:4,285人
  • 2022年11月8日:4,212人
  • 2021年11月9日:4,064人
  • 2018年11月13日:5,492人
  • 2015年11月10日:6,608人
  • 2012年11月13日:6,702人
  • 2010年11月9日:7,307人
  • 2008年11月18日:8,232人
  • 2005年11月8日:8,918人

利用状況

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「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り[12]

年度1日平均
乗車人員
1988年5,327
1989年5,657
1990年6,325
1991年6,880
1992年7,148
1993年7,263
1994年7,503
1995年7,639
1996年7,579
1997年7,170
1998年7,020
1999年6,779
2000年6,567
2001年6,219
2002年5,793
2003年5,435
2004年5,209
2005年4,979
2006年4,770
2007年4,642
2008年4,474
2009年4,227
2010年4,134
2011年3,945
2012年3,703
2013年3,616
2014年3,407
2015年3,387
2016年3,239
2017年3,125
2018年2,930
2019年2,813
2020年2,267
2021年2,272
2022年2,365
2023年2,349

桔梗が丘駅の利用状況の変遷を下表に示す。

  • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
  • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
年度別利用状況(桔梗が丘駅)
年 度当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度乗降人員調査結果
人/日
特 記 事 項
通勤定期通学定期定期外合 計調査日調査結果
1964年(昭和39年)65,010←←←←11,88076,890  開業
1965年(昭和40年)96,840←←←←44,204141,044   
1966年(昭和41年)148,440←←←←52,187200,627   
1967年(昭和42年)190,830←←←←65,121255,951   
1968年(昭和43年)210,300←←←←86,198296,498   
1969年(昭和44年)251,220←←←←98,052349,272   
1970年(昭和45年)321,420←←←←130,124451,544   
1971年(昭和46年)369,240←←←←149,147518,387   
1972年(昭和47年)431,820←←←←189,343621,163   
1973年(昭和48年)528,690←←←←226,866755,556   
1974年(昭和49年)720,960←←←←247,643968,603   
1975年(昭和50年)857,370←←←←271,5311,128,901   
1976年(昭和51年)876,690←←←←274,3611,151,051   
1977年(昭和52年)940,590←←←←289,6821,230,272   
1978年(昭和53年)1,048,770←←←←310,1541,358,924   
1979年(昭和54年)1,153,470←←←←326,0691,479,539   
1980年(昭和55年)1,248,360←←←←353,5981,601,958   
1981年(昭和56年)1,414,440←←←←374,4321,788,872   
1982年(昭和57年)1,485,060←←←←398,0641,883,12411月16日8,941 
1983年(昭和58年)1,548,720←←←←406,1471,954,86711月8日9,738 
1984年(昭和59年)1,517,790←←←←398,9171,916,70711月6日9,729 
1985年(昭和60年)1,529,220←←←←396,2381,925,45811月12日9,169 
1986年(昭和61年)1,509,450←←←←409,8201,919,27011月11日9,294 
1987年(昭和62年)1,519,440←←←←408,2241,927,66411月10日9,521 
1988年(昭和63年)1,582,380←←←←411,9521,994,33211月8日9,680 
1989年(平成元年)1,623,420←←←←441,4312,064,85111月14日10,992 
1990年(平成2年)1,761,120←←←←547,6132,308,73311月6日11,240 
1991年(平成3年)1,946,580←←←←571,3582,517,938   
1992年(平成4年)2,042,430←←←←566,6332,609,06311月10日12,383 
1993年(平成5年)2,056,470←←←←594,5802,651,050   
1994年(平成6年)2,139,480←←←←599,2312,738,711   
1995年(平成7年)2,170,920←←←←617,299(最高値)2,788,219(最高値)12月5日13,129[2](最高値) 
1996年(平成8年)2,171,520(最高値)←←←←594,9122,766,432   
1997年(平成9年)2,062,800←←←←554,2482,617,048   
1998年(平成10年)2,016,120←←←←546,0522,562,172   
1999年(平成11年)1,960,950←←←←520,1542,481,104   
2000年(平成12年)1,889,130←←←←507,8272,396,957   
2001年(平成13年)1,771,230←←←←498,5692,269,799   
2002年(平成14年)1,632,270←←←←482,3342,114,604   
2003年(平成15年)1,529,820←←←←459,3531,989,173   
2004年(平成16年)1,458,420←←←←442,9141,901,334   
2005年(平成17年)1,382,370←←←←435,0121,817,38211月8日8,918 
2006年(平成18年)1,315,290←←←←425,5951,740,885   
2007年(平成19年)1,286,370(最高値を記録した年度以降の最低値)←←←←412,728(最高値を記録した年度以降の最低値)1,699,098(最高値を記録した年度以降の最低値)   
2008年(平成20年) ←←←←  11月18日8,232 
2009年(平成21年) ←←←←     
2010年(平成22年) ←←←←  11月9日7,307(最高値を記録した年度以降の最低値) 

駅周辺

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バス路線

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隣の駅

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近畿日本鉄道
D 大阪線
快速急行・急行・普通
名張駅 (D49) -桔梗が丘駅 (D50) -美旗駅 (D51)

脚注

[編集]
[脚注の使い方]
  1. ^abcd“桔梗が丘駅は駅舎橋上化に 近鉄大阪線”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1989年12月8日) 
  2. ^abcdefghi植木創太(2014年10月1日). “近鉄桔梗が丘駅きょう50周年 初代駅員浜口さん「今の姿夢のよう」”.中日新聞 (中日新聞社)
  3. ^abc酒井直樹、植木創太(2014年10月2日). “いが見聞録 「桔梗が丘駅50周年」の巻 地域発展の原動力 記念行事 節目祝う”.中日新聞 (中日新聞社)
  4. ^曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  5. ^近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、323頁。全国書誌番号:21906373 
  6. ^平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月10日閲覧 
  7. ^10月1日から近鉄が県下26駅を実質無人化(巡回対応)に―利用者の安全対策など申し入れ” (2021年10月1日). 2024年1月22日閲覧。
  8. ^ab駅の情報|桔梗が丘”. 近畿日本鉄道. 2021年4月27日閲覧。
  9. ^近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.81 - p.87
  10. ^abcdef近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.124 - p.147・p.284 - p.306
  11. ^駅別乗降人員 大阪線 - 近畿日本鉄道
  12. ^三重県統計書 - 三重県

関連項目

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ウィキメディア・コモンズには、桔梗が丘駅に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

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伊賀上津 - 榊原温泉口間旧線
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