| 「東京メトロ」はこの項目へ転送されています。東京都を放送地域とするテレビ局の「東京メトロポリタンテレビジョン」とは異なります。 |
本社 | |
| 種類 | 株式会社 東京地下鉄株式会社法による特殊会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 監査役会設置会社 |
| 市場情報 | [1] |
| 略称 | 東京メトロ |
| 本社所在地 | 〒110-8614 東京都台東区東上野三丁目19番6号 北緯35度42分41.5秒東経139度46分40.5秒 / 北緯35.711528度 東経139.777917度 /35.711528; 139.777917座標:北緯35度42分41.5秒東経139度46分40.5秒 / 北緯35.711528度 東経139.777917度 /35.711528; 139.777917 |
| 設立 | 2004年(平成16年)4月1日[2] |
| 業種 | 陸運業 |
| 法人番号 | 4010501022810 |
| 事業内容 | 旅客鉄道事業 他 |
| 代表者 | |
| 資本金 |
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| 発行済株式総数 |
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| 売上高 |
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| 営業利益 |
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| 経常利益 |
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| 純利益 |
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| 純資産 |
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| 総資産 |
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| 従業員数 |
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| 決算期 | 3月31日 |
| 会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ[3] |
| 主要株主 |
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| 主要子会社 | #グループ企業参照 |
| 関係する人物 | |
| 外部リンク | www |
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東京地下鉄株式会社(とうきょうちかてつ、英:Tokyo Metro Co., Ltd.[4])は、東京地下鉄株式会社法に基づき、東京都区部およびその周辺地域(埼玉県と千葉県の一部)で地下鉄を経営する鉄道事業者である[注釈 1]。東京都台東区東上野に本社を置く。愛称は東京メトロ(とうきょうメトロ)。
帝都高速度交通営団(営団地下鉄)の民営化により2004年に発足した特殊会社で、日本の大手私鉄の一つである。銀座線を始めとする帝都高速度交通営団から継承した8路線と、東京地下鉄発足後の2008年に開業した副都心線[注釈 2]1路線の合計9路線を運営している。4路線を運営している東京都交通局(都営地下鉄)とともに、東京の地下鉄を運営している鉄道事業者である。
日本政府(財務大臣)と東京都で100%の株式を保有していたが、両者が半数の株式を市場で売り出すことで、2024年10月23日に東京証券取引所プライム市場に上場した[1][6][7][8][注釈 3]。
東洋初の地下鉄路線(現在の銀座線)を開業した東京地下鉄道と東京高速鉄道を源流とする[2]。日中戦争から太平洋戦争へと戦火が拡大する戦時体制中の1941年(昭和16年)に設立された特殊法人(営団)である帝都高速度交通営団(交通営団)を、平成期の国の行政改革の一環として民営化するにあたり、同営団の事業を承継する特殊会社として、2004年(平成16年)4月1日[2]、東京地下鉄株式会社法に基づいて設立された。9路線11系統、総計195.0 km(営業キロ)の地下鉄路線を運営するほか、不動産事業などの関連事業を営む。また海外事業として、ベトナムで地下鉄コンサルティングの現地法人を設立している[9]ほか、フィリピンでのマニラ地下鉄施工管理、ミャンマーでの都市鉄道整備にあたる準備調査を手掛けている。
民営化前の営団時代から日本民営鉄道協会に加盟しており、民営化後は16社目の大手私鉄とみなされている。日本の大手私鉄の中では唯一の地下鉄事業者で、莫大な通勤・通学需要を持つ東京に地下鉄路線を9路線も保有していることから車両数、鉄道営業収益、輸送人員は大手私鉄で最も多い。
東京地下鉄以外にも、東京では東京都交通局が東京都区部を中心に都営地下鉄として地下鉄事業を行っている。
東京メトログループ理念は「東京を走らせる力」。2015年度からのキャッチコピーは「Find my Tokyo.」である。
2025年(令和7年)10月から10代目のイメージキャラクターとして女優の有村架純を起用している(歴代のキャッチコピーとイメージキャラクターは「広報」の節を参照)。
正式名称の「東京地下鉄」および愛称の「東京メトロ」はいずれも営団末期に社内(団内)で募集したもののなかから採用された[10]。「メトロ」という言葉は(イギリスやアメリカ合衆国を除く[注釈 4])世界各地で「地下鉄」の意味として用いられているが、これは1863年にイギリスの首都ロンドンで世界初の地下鉄を開業させたメトロポリタン鉄道に由来する[11]。東京地下鉄では、前身の営団時代から地下鉄路線網を「メトロネットワーク」と呼び路線図に記載していたほか、駅売店の「Metro's」(メトロス)、オリジナルキャラクターでアリの「メトロン」、ドメイン名「www.tokyometro.jp」(営団時代は「www.tokyometro.go.jp」)など「メトロ」という語を多用している。また「メトロカード」というプリペイドカードや「SFメトロカード」という名称でパスネット対応カードを発行していた。「東京メトロ」は、東京地下鉄の登録商標となっている(第4609287号、第4762836号、第5154559号)。このうち、第4609287号は、もともとある個人が権利を有しており、東京地下鉄が訴訟を提起したものの敗訴し、最終的には東京地下鉄がこの個人から商標権を買い取っている[12]。
シンボルマークは、営団時代の「S」(地下鉄の「SUBWAY」のほかにSAFETY(安全)、SECURITY(正確)、SPEEDY(迅速)、SERVICE(サービス)の「S」の意味を含む[13])を図案化したものから、メトロ(METRO)の「M」を図案化した「ハートM」を採用している。これは、アテネオリンピックのシンボルマーク開発も手掛けた英国のデザイン会社ウルフオリンズ社に依頼して制作されたものである[14]。
コーポレートカラーは、シンボルマークの背景色でもある「ブライトブルー」。「東京メトロ」の背景色は「ダークブルー」とし、ブライトブルーを常にメインとしながらも両色を並べて表示する。シンボルマークと愛称を知ってもらうために、基本的に2つのボックスと2つの色を常に並べて表示し、これをコミュニケーションマークと制定した。

東京の地下鉄の歴史は、1927年(昭和2年)に東京地下鉄道株式会社が、早川徳次により浅草駅 -上野駅間(現在の銀座線の一部)を開業したことによって始まった。その後、新橋駅までの延伸と1938年(昭和13年)に部分開業した東京高速鉄道の新橋駅 -渋谷駅間との1939年(昭和14年)の相互直通運転開始を経て、日中戦争下の政府による交通事業の統制(陸上交通事業調整法)によって東京市内の乗合バスと軌道は東京市へ、地下鉄両社は1941年(昭和16年)9月1日に新たに設立された帝都高速度交通営団に引き継がれた。
営団とは戦争遂行のための統制管理目的の組織である。帝都高速度交通営団は住宅営団、食糧営団などとともにその営団の一つであり、その運営は帝都高速度交通営団法に規定されている。日本は日中戦争から太平洋戦争へ突入して敗北。終戦後、GHQの指令によって、他のほとんどの営団は解体されたが、帝都高速度交通営団はその運営が戦争目的ではないと認められ存続された。このため、新線建設の資金調達に関しては財政投融資が活用され、公団に近い形で運営が行われてきた。また公共企業体ながら日本民営鉄道協会(民鉄協)に加盟した。
戦後は、日本国有鉄道(国鉄分割民営化以降は日本国有鉄道清算事業団、のちに日本政府)と東京都が出資する特殊法人という位置付けにあったが、1986年(昭和61年)6月10日の臨時行政改革推進審議会の答申で、営団地下鉄民営化の基本方針が打ち出された。その後も1995年(平成7年)2月24日と2001年(平成13年)12月19日の閣議決定を経て、2002年(平成14年)12月18日に東京地下鉄株式会社法が公布され、2004年(平成16年)4月1日に東京地下鉄株式会社となった。
1995年(平成7年)3月20日、オウム真理教による無差別テロ事件である地下鉄サリン事件が発生した。当日は営団地下鉄全線で一時運休、中でも化学兵器にも使われる致死性有毒物質サリンを散布された日比谷線は終日運休した。霞ケ関駅などの事件現場となった駅は、3-6日間営業を中止した。
東京地下鉄発足と同時に「お客様センター」を開設するとともに、利用客の質問に対応する「サービスマネージャー」を主要駅に配置[2]。翌2005年12月から表参道駅を皮切りに商業施設「エチカ」の展開を始め[2]、収益力とサービスの向上を図っている。
車内の自動放送も変更され、新たに英語による案内放送が開始された[注釈 5]。さらに、新しい案内サインシステムの導入を進めている(詳細は「サインシステム」の節を参照)。
また、フリーペーパーにも力を入れており、外部の編集・発行分を含めて自社系列の定期刊行フリーペーパーを7誌発行して各駅の専用ラックにて配布しているほか(筆頭は広報紙『メトロニュース』。民営化に伴うリニューアルで『TOKYO METRO NEWS』。『メトロニュース』当時は現業部門の裏話なども掲載していた)、2006年秋からは、専用ラックをリニューアルさせると同時に、他社にも門戸を開放して、全部で6社18紙誌の配布を行っている。そして、発足当時よりテレビのミニ番組『東京日和』を日本テレビで放送するなど、沿線以外からも旅客誘致に努めている。
こうした営業努力を続けていたところに新型コロナウイルス感染症が流行して2020年以降は乗客数が低迷し、減便を実施している[15]。
株式会社化後も、出資比率は交通営団時代の出資金を引き継ぎ政府53.4%と東京都46.6%となっており、長らく完全な公的資本による非公開会社となっていた。2008年(平成20年)6月14日の副都心線開業後に株式を上場する予定であったが、延期を重ね2024年(令和6年)10月23日に株式を上場し、公開会社となった[16][1]。当初は完全民営化を目指していたが、2024年の上場後も国(名義上は財務大臣)と東京都は合計50%の株式を保有し続けており、東京地下鉄株式会社法の影響下となる特殊会社という形態には変化はない。政府保有株の売却益は東日本大震災の復興予算に充当され[17][18]、都保有株売却益については地下鉄延伸(南北線・有楽町線)などの鉄道ネットワーク強化事業や災害対策などの都市強靱化事業の基金に充てられる予定である[19]。
2023年に、民間企業への人事介入を行ったとして当社会長を引責退任した元国土交通省事務次官の本田勝を再び顧問として受け入れるなど、国土交通省の天下り先としての側面を未だ持つ[20]。

路線名・区間は、東京メトロのウェブサイトにおける2025年現在の「営業状況」[41]に基づく。
| 色 | 記号 | 路線番号 | 路線名 | 区間 | キロ程 | 軌間 | 電気方式 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シルバー | 2号線 | 日比谷線 | H22北千住駅 -H01中目黒駅 | 20.3 km | 狭軌 | 架空線 | |
| オレンジ | 3号線 | 銀座線 | G19浅草駅 -G01渋谷駅 | 14.2 km | 標準軌 | 第三軌条 | |
| スカーレット | 4号線 | 丸ノ内線 | 本線:M25池袋駅 -M01荻窪駅 | 24.2 km | 標準軌 | 第三軌条 | |
| 分岐線:M06中野坂上駅 -Mb03方南町駅 | 3.2 km | ||||||
| スカイブルー | 5号線 | 東西線 | T01中野駅 -T23西船橋駅 | 30.8 km | 狭軌 | 架空線 | |
| エメラルド | 7号線 | 南北線 | N01目黒駅 -N19赤羽岩淵駅 | 21.3 km | 狭軌 | 架空線 | |
| ゴールド | 8号線 | 有楽町線 | Y01和光市駅 -Y24新木場駅(後注) | 28.3 km | 狭軌 | 架空線 | |
| グリーン | 9号線 | 千代田線 | C20北綾瀬駅 -C01代々木上原駅 | 24.0 km | 狭軌 | 架空線 | |
| パープル | 11号線 | 半蔵門線 | Z01 渋谷駅 -Z14押上駅 | 16.8 km | 狭軌 | 架空線 | |
| ブラウン | 13号線 | 副都心線 | F06 小竹向原駅 -F16 渋谷駅(後注) | 11.9 km | 狭軌 | 架空線 |
銀座線と丸ノ内線は標準軌(軌間1,435 mm)・第三軌条方式(直流600V)、それ以外の路線は他社線との相互乗り入れを行う必要性などから狭軌(軌間1,067 mm)・架空電車線方式(直流1,500 V)による電気鉄道となっている。また、車両の大きさも銀座線が小型車(16 m級)、丸ノ内線が中型車(18 m級)、その他の線区が大型車(20 m級)と、建設時期や乗り入れ先事業者の要望から線区ごとに異なっている。
多くの鉄道路線では基本的に東京から郊外へ向かう方向を「下り」、その逆方向を「上り」としているが、東京都心部を貫通する東京地下鉄では上り・下りはそぐわないことから、届出上の起点駅から終点駅に向かう方向を「A線」、その逆方向を「B線」と呼称している。その「A線」「B線」の呼称は一般の旅客には馴染みはないものの、基本的に駅のホームの乗り場番号(番線)の若い方がA線となっており、例えば銀座線の場合は渋谷方面が1番線、浅草方面が2番線となっているので渋谷方面がA線、浅草方面がB線となる。ただし、一部例外もあり、半蔵門線は渋谷駅 -青山一丁目駅間で並走する銀座線との整合をとるため、ホームの乗り場番号(番線)の若い方がB線となっている。駅の自動放送ではA線が女声、B線が男声となっている。また、列車番号では上下で奇数偶数の区別をしていないため、直通のない銀座・丸ノ内線を除いて「A○○XXS」「B○○XXK」(○○はその列車の始発「時」、XXは運用番号、末尾のアルファベットは車両の所属元の符号)のように頭にA・Bが付く。なお、東京地下鉄では最初に開通した区間に近い方の終端駅を起点駅としており、例えば銀座線の場合は浅草駅 -上野駅間が最初に開通し、そこから渋谷方面へと伸びていったので浅草駅が起点駅となる。これにも例外があり、南北線は駒込駅 -赤羽岩淵駅間が最初に開通したものの、目黒駅が起点駅となっている。
2004年(平成16年)の発足時に導入された駅番号(駅ナンバリング)は、基本的に西・南から東・北方面に向かって振られており、路線によっては起点ではなく終点側の駅が「01」である場合もある。上表では左側の駅が起点である。
2018年(平成30年)12月時点で、東京都に23ある特別区のうち、東京メトロの路線もしくは駅(他社管理駅含む)が存在しない区は大田区・世田谷区・葛飾区である[注釈 9]。ただし、これら3区にも他社線への乗り入れの形で東京メトロの車両が乗り入れている。
今後の新線開業については、当初の営団の目標である「地下鉄網の整備」に目途が立ち、民営化を目指すために東京地下鉄が設立されたという経緯を勘案し、副都心線以降は行わない方針であったが、2017年(平成29年)に就任した第3代社長の山村明義は「今後新線建設に対する協力を求められる場合には、東京地下鉄の都市鉄道ネットワークの一部を構成する事業者としての立場から、当社の経営に悪影響を及ぼさない範囲内において行う」という方針であるとも語っており、新線建設の再開を示唆していた[42]。
2021年(令和3年)、交通政策審議会による「東京圏における今後の地下鉄ネットワークのあり方等について」(第371号答申)[43] において、東京8号線延伸(豊洲駅 -住吉駅)、および都心部・品川地下鉄構想(品川駅 -白金高輪駅)について、従来東京メトロには適用されていなかった地下高速鉄道整備事業費補助や鉄道建設・運輸施設整備支援機構による都市鉄道融資の活用を前提として、事業主体の役割を求めるのが適当とした。
これを受けて、東京メトロは2022年(令和4年)1月28日、有楽町線延伸(豊洲駅 - 住吉駅間4.8 km)、および南北線延伸(品川駅 - 白金高輪駅2.5 km)の鉄道事業許可を国土交通大臣に申請し[44]、同年3月28日に許可を受けた[45]。2024年(令和6年)11月5日から工事に着手している[46]。
東京メトロでは、銀座線・丸ノ内線を除く7路線で他社線との相互直通運転を行っている。ここではその概要のみ示す。詳細は各路線の記事を参照のこと。
東京メトロの所有車両は、東武鉄道(日比谷線・有楽町線・半蔵門線・副都心線)、東急電鉄(半蔵門線・南北線・副都心線)、横浜高速鉄道(副都心線)、西武鉄道(有楽町線・副都心線)、埼玉高速鉄道(南北線)、JR東日本(東西線・千代田線)、小田急電鉄(千代田線)、東葉高速鉄道(東西線)と相互乗り入れを行っており、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県までの広範囲で運転されている。ただし、茨城県内の乗り入れ駅は取手駅のみであり、乗り入れも平日の通勤時間帯に限定される。また、南北線・副都心線は相模鉄道とも相互乗り入れを行っているが、東京メトロの所有車両は相模鉄道へ乗り入れていない。
以下の【】内の駅名は通常のダイヤにおける最長直通運転区間(臨時列車、有料特急列車を除く)で、一部時間帯のみしか直通運転を行わない区間もある。[ ]内の英字は当該社所属車両に割り当てられる運用番号の末尾の記号(列車記号)で、この英字によって所属を区別する。なお、東京メトロの所有車両の識別符号はメトロを示す「M」ではなく、営団時代から引き続き「S」が使われている。各鉄道会社の所属車両の表示は東武と東葉高速が「T」[注釈 10]、東急・横浜高速・JR東日本は「K」、小田急は「E」、相鉄は「G」、西武と埼玉高速は「M」である。
路線カラー(ラインカラー)を初めて導入したのは営団時代の1970年7月[48]。当時開業していた銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線の5路線と、都営の浅草線、三田線の2路線を走る車両の色などを基準に、営団地下鉄(現・東京メトロ)と東京都で路線カラーを決めた。また、この時点で計画中だった有楽町線と半蔵門線、南北線、都営新宿線についても、この5路線と同時に路線カラーを決定した。副都心線は1985年に追加で決めた[49]。カラーは2014年に変更が決定され、微妙に変えられた。2016年にかけて路線図や駅のサインへの変更実施がされている。
各路線のRGBカラーコードとカラーの由来は以下の通り(色の名称は当時の説明で使われていた名称で記載。カラーコードは2014年の変更前→変更後。変更後のカラーコードは東京メトロオープンデータ開発者サイトのガイドラインによる[50])。
| 代 | 氏名 | 任期 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 梅﨑壽 | 2004年4月1日 - 2011年6月28日 | |
| 2 | 奥義光 | 2011年6月29日 - 2017年6月28日 | |
| 3 | 山村明義 | 2017年6月29日 - 2025年6月25日 | |
| 4 | 小坂彰洋[52] | 2025年6月26日 - |
| 代 | 氏名 | 任期 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 濱中昭一郎 | 2004年 - 2007年 | |
| 2 | 吉田二郎 | 2007年 - 2011年 | |
| 3 | 安富正文 | 2015年 - 2019年 | |
| 4 | 本田勝 | 2019年 - 2023年 | |
| 5 | 川澄俊文 | 2023年 - 2025年[53] | 川澄の退任以降会長職は次期会長が決定するまでの間空席[54] |
営団地下鉄時代からその時代毎の最新技術を取り込んだ車両を設計・開発し、東京地下鉄移管後もその方針を受け継いでいる。但し、台車については2000年の日比谷線での脱線事故以降、輪重が極端に不均衡になった状態で曲線通過時に車輪のせり上がり現象による脱線が起こりやすいことを考え、東京地下鉄発足後の新規開発車両および一部増備車は全て輪重調整や管理の容易なボルスタ付台車を採用している。
なお、5000系ステンレス車の運用終了以降、自社車両は全てアルミ製となっている。また、2018年(平成30年)10月に03系の電機子チョッパ制御車が廃車となり、営業車両は全てVVVFインバータ制御に統一された。
営団地下鉄時代の1990年代以降、自社で運用を終えた車両を国内外の鉄道事業者に譲渡を進めるケースが多い。特筆すべき点として、一部の譲渡車両を譲渡先から買い戻しており、これらは技術伝承の一環として教材として使用するほか、イベントで公開も行われている。
以下の車両は、2004年の東京地下鉄発足後に運用された、または導入される予定のものである。営団地下鉄時代に運用を終了した過去の車両については「帝都高速度交通営団#車両」を参照。
以下は営団時代も含む。
東京メトロ発足後の新系列車両の製造メーカーについては競争入札となっており、入札結果により落札したメーカーが製造を担当している[61]。当初は日立製作所のみだったが、南北線用9000系5次車を日本車輌製造で製造して以降は、一部系列[注釈 13]を除いて、系列毎に特定の車両メーカー1社に一括発注する傾向にある。
大人普通旅客運賃(小児半額・ICカードの場合は1円未満の端数切り捨て、切符利用の場合は10円未満の端数切り上げ)[62][63]。鉄道駅バリアフリー料金制度による料金10円の加算を含む。2023年(令和5年)3月18日改定[64]。
| キロ程 | 運賃(円) | |
|---|---|---|
| ICカード | 切符利用 | |
| 初乗り6 km | 178 | 180 |
| 7 – 11 km | 209 | 210 |
| 12 – 19 km | 252 | 260 |
| 20 – 27 km | 293 | 300 |
| 28 – 40 km | 324 | 330 |

有効期間内の24時間に限り、東京地下鉄線全線が乗り降り自由な磁気券式の「東京メトロ24時間券」(大人700円、小児350円)がある。なお、2016年3月25日までは「東京地下鉄一日乗車券」が販売されており、「使用当日のみ有効」だった[66]。
PASMO(定期券情報が付加されたものを除く)へ情報を記録するタイプのフリー乗車券として、2017年4月1日より「東京メトロPASMO一日乗車券」(同額)が発売され、2020年3月14日からはPASMOにも「東京メトロ24時間券」が搭載可能となった[67]。
このほか、都営地下鉄と組み合わせた「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」(磁気券式とPASMO記録式がある)や、23区内の都営交通(都営地下鉄・都営バス(多摩地域を含む)・都電荒川線・日暮里・舎人ライナー)やJR線と組み合わせた「東京フリーきっぷ」、「○○東京メトロパス」として各私鉄などと組み合わせた一日乗車券も販売されている。
また、東京への訪問者や学生の修学旅行のために、1 - 3日間有効(2016年3月26日より24 - 72時間有効に改定)のオープンチケット「Tokyo Subway Ticket」も販売されている。なお、オープンチケットは、当初は関東1都6県および山梨県を除く全国の旅行代理店で東京方面向けの旅行商品(JR乗車券等を含む)とのセット販売のみだったが、2020年2月21日からは北海道・東北・北信越・四国・九州・沖縄の1道23県[68]、2022年11月1日からは関東1都6県および山梨県を除く全国のローソン、セブン-イレブン、ファミリーマート及びミニストップで引換券の購入が可能になった(利用当日に東京メトロもしくは都営地下鉄の駅でチケットと引き換える)[69]。これ以外に、熱海以西からの「エクスプレス予約」および「スマートEX」利用者に対しても発売される[注釈 16]。
民営化以後、映画や美術館などのイベントなどの図柄を印刷した一日乗車券が枚数限定で発行されている(2006年春のドラえもん、同年夏のディズニー、同年冬の「さようなら東西線5000系」、2012年5月の東京スカイツリーグランドオープンなど)。SFメトロカードの記念図柄カードは2007年2月をもって新規発売を終了した。2007年秋の「第24回全国都市緑化ふなばしフェア おとぎの国の花フェスタinふなばし」に併せて東葉高速鉄道とのセット一日乗車券を発売するほか、ぐるっとパスとのセット一日乗車券も同時期から発売された。さらに100以上の都内のスポットに一日乗車券を提示するだけで割引などを受けられる「ちかとく」サービスも利用することも可能である。
このほか、2023年2月28日までは回数券が発売されていた[70]。回数券は「同一運賃帯に有効」という方式(券面には運賃のみが記載されており、入場時に入場駅名が印字される。乗り越しの場合は差額のみ精算する)を採用し、利用可能な時間帯、曜日が異なる3種類があり、普通回数券(11枚綴り)、時差回数券(12枚綴り/平日10時-16時の入場か精算および土曜・休日の全時間帯に有効)、土休日回数券(14枚綴り)があった。いずれも普通片道運賃の10倍で販売され発売日から3か月間有効。なお、綾瀬駅-北千住駅間の相互発着については両駅でのみ(北千住駅は千代田線のみ)当該区間の140円回数券(普通回数券・時差回数券・土休日回数券)を発売していた。
千代田線内を運行する小田急ロマンスカーによる特急列車に適用。ただし、千代田線内停車駅間の発売はされない。
S-TRAIN(副都心線・有楽町線)およびTHライナー(日比谷線)に適用。ただし、それぞれの線内停車駅間の発売はされない。
発足時より新しい案内サインシステムの導入を進めている。東京都渋谷区のデザイン会社・アール・イー・アイ がデザインを手がけたもので、旧営団地下鉄のサインシステムが検討された1975年当時から「利用者の高齢化」「国際都市化」「鉄道の複雑化」が進展したことを受け、全般的にユニバーサルデザインを取り入れつつも、サインの数を増やさず、かつ大型化もせずに表示の重点整備や簡略化をすすめ、字体もぼやけた状態でも誤読の少ない書体を選定している[75]。
発足時は大手町駅と銀座駅に試験的に設置され[76]、2005年10月から本格導入を開始[77]、2006年3月までに乗り換え駅を中心に83駅に、残る駅も副都心線接続予定駅と他社管轄駅を除き2007年3月末までに導入された。半蔵門線渋谷駅(2008年6月に開業した副都心線も)は、2007年12月2日の東急への業務移管に伴い、東急様式のサインシステムが設置された。
有楽町線の地下鉄成増駅 - 池袋駅間の各駅と新宿三丁目駅・明治神宮前駅は、2008年6月14日の副都心線開業に合わせてさらに新しい案内サインシステムが設置された。トピー工業が納入したLED誘導サインが用いられており、薄型化と省電力を実現している[78]。ただし、副都心線開業後も駅名標や改装工事中のエリアには、更新されずに残っているサイン類があったが、2010年3月6日に明治神宮前駅が「明治神宮前〈原宿〉駅」と案内を改めるのに伴い、駅名標は更新されている。
次駅案内は、当初は原則駅発車時のみだったが2014年頃から順次駅到着時も行うようになり[注釈 17]、同時に駅ナンバリングも案内されるようになった。ただし、自動放送が未更新の車両は到着時の放送を車掌が肉声で行っている。営団時代、冷房車が導入され始めた頃は非冷房車でも聞き取りやすくするため駅到着時のみだったが、自動放送導入車は発車時・到着時両方あった。
日本語放送は森谷真弓、英語放送は亀井佐代子が担当している[79](ただし他社から直通する特急およびライナー列車を除く[注釈 18] )。2004年の民営化から2017年までは英語放送をクリステル・チアリが担当していた(日本語は森谷真弓)[80]。
また、2019年より乗務員による肉声放送も日本語・英語の2カ国語で実施している[81][82]。
2006年頃より駅の看板・車内の案内表示器の英字表記(ラテン文字表記)に対して長音符(マクロン)が使われなくなり、以前から存在する長音符が付いている看板類と混在している。
近年の路線別一日平均輸送人員は以下のとおりである[83]。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
| 年度 | 銀座線 | 丸ノ内線 | 日比谷線 | 東西線 | 千代田線 | 有楽町線 | 半蔵門線 | 南北線 | 副都心線 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1980年(昭和55年) | 1,027,583 | 1,098,082 | 1,021,057 | 985,597 | 905,041 | 299,358 | 133,386 | |||
| 1981年(昭和56年) | 1,064,608 | 1,127,468 | 1,051,287 | 1,029,764 | 949,515 | 322,854 | 151,624 | |||
| 1982年(昭和57年) | 1,079,709 | 1,139,542 | 1,071,087 | 1,048,216 | 980,041 | 334,923 | 168,052 | 1982年12月9日、半蔵門線永田町駅 - 半蔵門駅間開業 | ||
| 1983年(昭和58年) | 1,094,215 | 1,150,540 | 1,092,920 | 1,094,874 | 1,013,683 | 424,849 | 198,412 | 1983年6月24日、有楽町線営団成増駅 - 池袋駅間開業 | ||
| 1984年(昭和59年) | 1,122,641 | 1,174,364 | 1,124,646 | 1,130,117 | 1,053,693 | 494,032 | 228,295 | |||
| 1985年(昭和60年) | 1,137,068 | 1,180,476 | 1,144,378 | 1,158,731 | 1,067,695 | 522,879 | 247,849 | |||
| 1986年(昭和61年) | 1,169,087 | 1,208,202 | 1,175,367 | 1,210,369 | 1,102,616 | 551,142 | 267,619 | |||
| 1987年(昭和62年) | 1,180,647 | 1,215,590 | 1,191,226 | 1,248,833 | 1,124,415 | 583,379 | 278,224 | 1987年8月25日、有楽町線和光市駅 - 営団成増駅間開業 | ||
| 1988年(昭和63年) | 1,185,997 | 1,230,838 | 1,227,454 | 1,281,572 | 1,163,482 | 674,783 | 307,561 | 1988年6月8日、有楽町線新富町駅 - 新木場駅間開業 1989年1月26日、半蔵門線半蔵門駅 - 三越前駅間開業 | ||
| 1989年(平成元年) | 1,139,383 | 1,220,715 | 1,231,356 | 1,246,430 | 1,184,150 | 753,230 | 431,619 | |||
| 1990年(平成02年) | 1,131,164 | 1,228,008 | 1,252,334 | 1,248,758 | 1,206,109 | 748,536 | 471,616 | 1990年11月28日、半蔵門線三越前駅 - 水天宮前駅間開業 | ||
| 1991年(平成03年) | 1,111,218 | 1,223,043 | 1,248,959 | 1,250,945 | 1,208,740 | 749,079 | 511,546 | 19,725 | 1991年11月29日、南北線駒込駅 - 赤羽岩淵駅間開業 | |
| 1992年(平成04年) | 1,092,293 | 1,209,673 | 1,243,846 | 1,265,224 | 1,213,597 | 762,345 | 533,304 | 22,468 | ||
| 1993年(平成05年) | 1,061,706 | 1,187,704 | 1,224,956 | 1,268,304 | 1,200,745 | 765,509 | 536,865 | 25,087 | ||
| 1994年(平成06年) | 1,035,594 | 1,170,032 | 1,210,002 | 1,250,158 | 1,188,468 | 759,109 | 541,665 | 26,246 | 1994年12月7日、有楽町線新線小竹向原駅 - 池袋駅間開業 | |
| 1995年(平成07年) | 1,019,199 | 1,146,879 | 1,197,035 | 1,232,486 | 1,164,729 | 763,549 | 547,907 | 27,355 | 1996年3月26日、南北線四ツ谷駅 - 駒込駅間開業 | |
| 1996年(平成08年) | 1,018,942 | 1,157,789 | 1,185,021 | 1,242,219 | 1,154,408 | 761,665 | 550,180 | 89,536 | ||
| 1997年(平成09年) | 1,024,523 | 1,144,054 | 1,162,917 | 1,238,600 | 1,138,884 | 760,109 | 553,939 | 118,580 | 1997年9月30日、南北線溜池山王 - 四ツ谷駅間開業 1998年3月26日、有楽町線が西武池袋線との相互直通運転開始 | |
| 1998年(平成10年) | 1,040,597 | 1,133,969 | 1,154,947 | 1,239,145 | 1,125,994 | 761,728 | 565,695 | 147,106 | ||
| 1999年(平成11年) | 1,016,806 | 1,111,726 | 1,122,062 | 1,209,262 | 1,099,120 | 744,751 | 559,535 | 152,655 | ||
| 2000年(平成12年) | 1,028,005 | 1,103,326 | 1,098,550 | 1,215,306 | 1,085,068 | 751,506 | 570,065 | 201,723 | 2000年9月26日、南北線目黒駅 - 溜池山王駅間開業および東急目黒線との相互直通運転開始 | |
| 2001年(平成13年) | 1,024,728 | 1,083,010 | 1,069,704 | 1,212,161 | 1,073,958 | 756,860 | 584,679 | 293,164 | 2001年3月28日、南北線が埼玉高速鉄道線との相互直通運転開始 | |
| 2002年(平成14年) | 1,011,616 | 1,072,731 | 1,055,632 | 1,209,578 | 1,064,210 | 754,597 | 596,312 | 314,734 | 2003年3月19日、半蔵門線水天宮前駅 - 押上駅間開業および東武伊勢崎線・東武日光線との相互直通運転開始 | |
| 2003年(平成15年) | 1,007,304 | 1,066,250 | 1,053,440 | 1,207,251 | 1,047,660 | 754,517 | 699,396 | 337,047 | 2004年3月31日、帝都高速度交通営団解散 | |
| 2004年(平成16年) | 1,002,932 | 1,064,464 | 1,054,272 | 1,211,718 | 1,050,804 | 759,749 | 728,515 | 359,001 | ||
| 2005年(平成17年) | 1,016,086 | 1,067,435 | 1,063,113 | 1,218,173 | 1,050,660 | 778,543 | 752,613 | 381,519 | ||
| 2006年(平成18年) | 1,033,567 | 1,075,643 | 1,083,506 | 1,245,385 | 1,052,155 | 821,638 | 797,983 | 400,291 | ||
| 2007年(平成19年) | 1,073,212 | 1,100,478 | 1,134,818 | 1,325,015 | 1,166,998 | 880,024 | 850,076 | 433,271 | 2008年3月15日、千代田線「メトロさがみ」「メトロはこね」「メトロホームウェイ」運転開始 | |
| 2008年(平成20年) | 1,051,507 | 1,102,068 | 1,119,595 | 1,335,177 | 1,142,080 | 903,186 | 854,457 | 444,059 | 259,170 | 2008年6月14日、副都心線池袋駅 - 渋谷駅間開業および東武東上線・西武有楽町線・西武池袋線との相互直通運転開始 |
| 2009年(平成21年) | 1,020,371 | 1,093,564 | 1,093,753 | 1,320,588 | 1,138,963 | 917,324 | 857,857 | 446,217 | 308,156 | |
| 2010年(平成22年) | 1,006,102 | 1,089,257 | 1,073,900 | 1,321,656 | 1,131,739 | 927,104 | 858,836 | 449,267 | 330,096 | |
| 2011年(平成23年) | 996,244 | 1,081,798 | 1,051,761 | 1,302,459 | 1,104,473 | 925,031 | 850,591 | 447,756 | 334,172 | |
| 2012年(平成24年) | 1,038,601 | 1,135,853 | 1,081,526 | 1,321,870 | 1,126,387 | 958,973 | 896,738 | 464,052 | 366,094 | 2013年3月16日、副都心線が東急東横線・みなとみらい線との相互直通運転開始 |
| 2013年(平成25年) | 1,045,970 | 1,207,127 | 1,125,871 | 1,348,223 | 1,160,589 | 1,009,337 | 941,923 | 482,024 | 476,149 | |
| 2014年(平成26年) | 1,059,061 | 1,232,267 | 1,132,520 | 1,365,166 | 1,179,673 | 1,027,974 | 960,626 | 497,076 | 501,392 | |
| 2015年(平成27年) | 1,087,122 | 1,281,172 | 1,157,715 | 1,406,323 | 1,210,574 | 1,075,653 | 998,383 | 518,929 | 530,442 | |
| 2016年(平成28年) | 1,108,999 | 1,316,238 | 1,180,839 | 1,430,224 | 1,241,023 | 1,103,083 | 1,026,840 | 537,036 | 552,697 | 2017年3月25日、有楽町線・副都心線「S-TRAIN」運転開始 |
| 2017年(平成29年) | 1,138,566 | 1,351,483 | 1,206,982 | 1,450,463 | 1,268,688 | 1,130,084 | 1,053,644 | 561,032 | 573,055 | |
| 2018年(平成30年) | 1,149,104 | 1,377,467 | 1,235,783 | 1,467,499 | 1,300,686 | 1,159,641 | 1,076,953 | 579,067 | 589,641 | |
| 2019年(令和元年) | 1,113,378 | 1,398,323 | 1,213,592 | 1,439,550 | 1,323,020 | 1,165,922 | 1,070,028 | 582,756 | 600,733 | |
| 2020年(令和02年) | 668,189 | 913,103 | 817,351 | 997,596 | 901,678 | 789,270 | 685,354 | 373,364 | 400,382 | 2020年6月6日、日比谷線「THライナー」運転開始 |
| 2021年(令和03年) | 695,910 | 964,088 | 851,182 | 1,037,966 | 924,682 | 825,973 | 732,625 | 392,036 | 431,294 | |
| 2022年(令和04年) | 821,856 | 1,103,785 | 974,193 | 1,158,241 | 1,038,425 | 932,265 | 849,100 | 448,304 | 486,856 | |
| 2023年(令和05年) | 929,593 | 1,220,198 | 1,073,839 | 1,250,129 | 1,129,513 | 1,005,612 | 925,652 | 491,457 | 526,619 | 2023年3月18日、南北線と副都心線が東急目黒線および東急東横線を経由して東急新横浜線・相鉄線との相互直通運転開始 |
2020年度は各駅の乗降人員ランキング 2020年度 より。それ以外は関東交通広告協議会、東京都統計年鑑、埼玉県統計年鑑、千葉県統計年鑑 より。
![]()
は、右欄の乗降人員と比較して増(
)、減(
)を表す。
| 順位 | 駅名 | 路線名 | 所在地 | 2020年度 | 2018年度 | 2015年度 | 2010年度 | 2005年度 | 2000年度 | 特記事項 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 渋谷駅 | 東京都渋谷区 | 0219,502 | |||||||
| 0 584,127 | 0383,399 | 東急田園都市線との直通人員を含む。 | ||||||||
| 未開業 | 東急東横線(および横浜高速鉄道みなとみらい線)との直通人員を含む。 | |||||||||
| 2 | 北千住駅 | 東京都足立区 | 0340,218 | 東武伊勢崎線(および日光線)との直通人員を含む。 | ||||||
| 0351,230 | ||||||||||
| 3 | 池袋駅 | 東京都豊島区 | 0 476,336 | 0485,133 | ||||||
| 未開業 | ||||||||||
| 4 | 綾瀬駅 | 東京都足立区 | 0508,155 | 常磐緩行線との直通人員を含む。 | ||||||
| 5 | 大手町駅 | 東京都千代田区 | 0287,714 | |||||||
| 6 | 西船橋駅 | 千葉県船橋市 | 0241,994 | 東葉高速鉄道東葉高速線、中央・総武緩行線との直通人員を含む。 | ||||||
| 7 | 代々木上原駅 | 東京都渋谷区 | 0170,886 | 小田急小田原線(および多摩線)との直通人員を含む。 | ||||||
| 8 | 新宿駅 | 東京都新宿区 | 0266,409 | |||||||
| 9 | 中目黒駅 | 東京都目黒区 | 0158,437 | |||||||
| 10 | 銀座駅 | 東京都中央区 | 0276,899 | |||||||
| 11 | 新橋駅 | 東京都港区 | 0211,093 | |||||||
| 12 | 豊洲駅 | 東京都江東区 | 0052,363 | |||||||
| 13 | 小竹向原駅 | 東京都練馬区 | 0 134,113 | 0068,938 | 西武有楽町線(および池袋線)との直通人員を含む。 | |||||
| 未開業 | ||||||||||
| 14 | 和光市駅 | 埼玉県和光市 | 0 156,404 | 0098,979 | 東武東上本線との直通人員を含む。 | |||||
| 未開業 | ||||||||||
| 15 | 上野駅 | 東京都台東区 | 0219,557 | |||||||
| 16 | 日本橋駅 | 東京都中央区 | 0174,703 | |||||||
| 17 | 押上駅 | 東京都墨田区 | 00 78,744 | 未開業 | 東武伊勢崎線(および日光線)との直通人員を含む。 | |||||
| 18 | 高田馬場駅 | 東京都新宿区 | 0181,590 | |||||||
| 19 | 東京駅 | 東京都千代田区 | 0141,057 | |||||||
| 20 | 西日暮里駅 | 東京都荒川区 | 0157,034 | |||||||
| 21 | 飯田橋駅 | 東京都千代田区 | 0139,622 | |||||||
| 東京都新宿区 | ||||||||||
| 22 | 霞ケ関駅 | 東京都千代田区 | 0125,311 | |||||||
| 23 | 表参道駅 | 東京都港区 | 0122,369 | |||||||
| 24 | 中野駅 | 東京都中野区 | 0116,598 | 中央・総武緩行線との直通人員を含む。 | ||||||
| 25 | 九段下駅 | 東京都千代田区 | 0133,384 | |||||||
| 26 | 有楽町駅 | 東京都千代田区 | 0131,552 | |||||||
| 27 | 新宿三丁目駅 | 東京都新宿区 | 00 99,359 | 0049,807 | ||||||
| 未開業 | ||||||||||
| 28 | 市ケ谷駅 | 東京都新宿区 | 0113,715 | |||||||
| 29 | 東陽町駅 | 東京都江東区 | 0108,530 | |||||||
| 30 | 国会議事堂前駅 | 東京都千代田区 | 0114,125 | |||||||
| 溜池山王駅 | ||||||||||
上位30位の半数は、2路線以上が乗り入れる駅または他路線と相互直通運転を行っている駅である。2018年度時点で一日平均乗降人員が30万人を超えている駅は渋谷駅、北千住駅、池袋駅、綾瀬駅、大手町駅の5駅である。
渋谷駅は銀座線、半蔵門線、副都心線の3路線が乗り入れ、半蔵門線は東急田園都市線に、副都心線は東急東横線にそれぞれ相互直通運転を行っている。山手線との接続駅でもあり、副都心線の開業前から一日平均乗降人員が60万人を超えていた。乗降人員は増加傾向が続いていたが、副都心線の開業と東急東横線の地下化に伴う相互直通運転の開始により乗降人員はさらに増加し、2016年度から2019年度まで一日平均乗降人員が100万人を超えた。
北千住駅は日比谷線、千代田線の2路線が乗り入れ、日比谷線は東武伊勢崎線に相互直通運転を行っている。山手線との接続駅ではないが、1990年代のピーク時は一日平均乗降人員が70万人を超えていた。運輸大臣がラッシュ時の視察に訪れるほど混雑が激しかった時期もあり、1992年度から1996年度にかけて改良工事が行われた。半蔵門線の押上駅延伸に伴い、同駅でも東武伊勢崎線との相互直通運転を開始したほか、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの開業により乗降人員は減少し、混雑は緩和されている。
池袋駅は丸ノ内線、有楽町線、副都心線の3路線が乗り入れる。有楽町線と副都心線は同駅から和光市駅まで共用区間となっている。西武池袋線と東武東上本線に接続するが、西武池袋線は小竹向原駅で、東武東上本線は和光市駅で有楽町線と副都心線に相互直通運転を行っている。
綾瀬駅は千代田線の単独駅であるが、同駅で常磐緩行線に相互直通運転を行っている。同駅から北千住駅までは常磐快速線との併走区間であり、この区間は特定運賃が設定されている。これは国鉄が通勤五方面作戦で常磐線を複々線化する際に工事費の抑制を求められていたこと、営団が綾瀬車両基地までの線路を敷設する時期が重なり、現在の形態となったことによる。
大手町駅は丸ノ内線、東西線、千代田線、半蔵門線の4路線が乗り入れる。千代田線の西側に都営三田線が並走しているが、日比谷通りの道路幅員を考慮して、東西線交差地点の北側に千代田線のホーム、南側に三田線のホームを建設した。駅周辺はメガバンクの本店等が所在するオフィス街であり、世界有数の中心業務地区である。
「Echika(エチカ)」のような駅併設の駅ナカ小売・飲食店のほか、沿線を中心にオフィスビル、ホテル、住宅、ゴルフ練習場、レンタル収納スペースを展開している。オフィスビルは「メトロシティー」、マンションタイプの集合住宅は「メトロステージ」のブランド名がある[104]。
東京地下鉄公式サイト「グループ企業 - 東京メトログループ一覧」も参照。
出典:[105]
| 名称 | 上部組織 |
|---|---|
| 東京地下鉄労働組合 | 日本私鉄労働組合総連合会 |
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| 全35法人(2025年4月1日現在) | |||||||||
| 内閣府 | |||||||||
| 復興庁 | |||||||||
| 総務省 |
| ||||||||
| 財務省 | |||||||||
| 文部科学省 | |||||||||
| 厚生労働省 | |||||||||
| 農林水産省 |
| ||||||||
| 経済産業省 | |||||||||
| 国土交通省 |
| ||||||||
| 環境省 | |||||||||
| 関連項目 | |||||||||
PASMO加盟事業者 | ||
|---|---|---|
| 鉄道 | ||
| バス | ||
| 過去に導入していた事業者 | ||
| 相互利用(片利用) | ||
| 新幹線乗車サービス |
| |
| 関連項目 | ||
| ||
日本民営鉄道協会(民鉄協) | |||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 会員 |
| ||||||||||||||||||
| 関連項目 | |||||||||||||||||||
| 関連団体 | |||||||||||||||||||
パスネット(廃止) | |
|---|---|
| 導入事業者 | |
| 関連項目 | PASMO -せたまる -首都圏ICカード相互利用サービス -FeliCa -乗車カード -バス共通カード(廃) -バスカード (栃木県) -東京フリーきっぷ |
| 特記無い場合はいずれも鉄道のみで導入、事業者によっては一部利用できない区間が存在した。カード名は各者で異なる。 | |
| 2000年代 | |
|---|---|
| 2010年代 | |
| 2020年代 | |
| 東京国際マラソン -東京国際女子マラソン -東京シティロードレース -東京レガシーハーフマラソン | |
| ワールドワイドオリンピックパートナー | |
|---|---|
| ワールドワイドパラリンピックパートナー | |
| 東京2020オリンピック・パラリンピック ゴールドパートナー | |
| 東京2020パラリンピック ゴールドパートナー | |
| 東京2020オリンピック・パラリンピック オフィシャルパートナー | |
| 東京2020パラリンピック オフィシャルパートナー | |
| 東京2020オリンピック・パラリンピック オフィシャルサポーター | |
| 東京2020パラリンピック オフィシャルサポーター | |