杉井 孝(すぎい たかし、1947年1月14日 - )は、日本の大蔵官僚、弁護士。血液型はO型[1]。
1965年愛知県立時習館高等学校を卒業し、1969年東京大学法学部第2類(公法コース)卒業[2]。大蔵省に入省する。在学中に旧司法試験を一番の成績で合格し、国家公務員上級甲種試験(法律)も上位で合格[3]。1973年主計局総務課の企画係長となり、直属の上司に吉野良彦、主査に斎藤次郎がおり、後に主計人脈の首領的存在になる二人の知遇を得た[4][5]。1974年岸和田税務署長。主計官補佐(厚生係主査)、主計局総務課課長補佐などを経て、1989年 主計局主計官、1992年大臣官房秘書課長となるなど、有力な事務次官候補であった[6]。1995年主計局次長、1996年 大臣官房審議官となるが、1998年大蔵省接待汚職事件により停職処分となり、辞職。司法修習を経て弁護士となる。
| 官職 | ||
|---|---|---|
| 先代 内野正昭 | 1984年 - 1985年 | 次代 松谷明彦 |