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木曜ドラマ9

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避この項目では、TBSテレビのドラマ枠について説明しています。枠名の末尾に『9』あるいは『劇場』がつかない『木曜ドラマ』については「木曜ドラマ」をご覧ください。

木曜ドラマ9(もくようドラマナイン)および木曜ドラマ劇場(もくようドラマげきじょう)は、TBS系列で、2011年10月27日から2015年9月17日まで、毎週木曜日の21:00 - 21:54(JST)に放送されていたテレビドラマ枠。

概要

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この放送枠では、かつては1978年1月から1989年9月までTBSの看板音楽番組ザ・ベストテン』が放送されていた枠であったが、『ザ・ベストテン』終了後の1989年10月よりドラマ枠に移行し、2009年3月まで『HOTEL』『渡る世間は鬼ばかり』『3年B組金八先生』(第4,5,6,8シリーズ)などの代表作を輩出していた。その後、2009年4月の改編でバラエティ番組枠に転向され、ドラマ枠は水曜21時台に移設となったが、1年半後の2010年10月より再度ドラマ枠に復帰。『渡る世間は鬼ばかり』の最終シリーズを放送した。

2011年9月に『渡る世間は鬼ばかり』の最終シリーズが終了。同年10月よりドラマ枠を継続した上で、それまで放送されたホームドラマ等ファミリー向けの作品から、若年層向け等の作品も制作するドラマ枠へと一新することになった。これに伴い、枠のゾーン名“木曜ドラマ9”がつけられた。なお、公式には「新しいドラマ枠」「ドラマ枠の新設」と謳われ[1][2]、さらに、これまで実施されなかったデータ放送を実施していた。

作品毎の平均視聴率では、初期の2作品こそ2ケタを超えたものの、「木曜ドラマ」(テレビ朝日系)や『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)や『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ制作、日本テレビ系列)といった強力な裏番組に押され1ケタ低迷が続いた。特に2013年10月期の『夫のカノジョ』では、2000年以降のプライムタイムに放送された民放ドラマ(テレビ東京除く)史上最低の平均視聴率(3.8%)及び最低視聴率(第4話3.0%)を更新し、全9話を8話に短縮する形で打ち切りにされた。

当枠は、初回に限っての放送時間の拡大は行ったが、最終回に限っての放送時間の拡大は全作品とも行わなかった。

2014年1月からは枠名を『木曜ドラマ劇場』に改題した。

2014年10月期の編成は1クールで2本放送する変則体制となる。これは4月期に放送された『MOZU』の第2期『MOZU Season2』[3]が5回放送されるための兼ね合いによるもので、その次の『ママとパパが生きる理由。』も5回の短編となった[4]

2015年7月クールの『37.5℃の涙』をもって本枠は廃枠となり、同年10月クールからは、本番組の前座番組『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』が本番組の後枠を吸収し、正式に19時56分からの2時間番組としてリニューアルされることが同年7月23日に発表された[5]。また、これに代わる形で水曜23:53 - 翌0:23枠に新しいドラマ枠『水ドラ!!』を設置した[6]。なお本枠の廃枠に伴い、現在はDVDが販売されている他、TBS21時のドラマ枠は『日曜劇場』のみとなった(平日は全廃)。

作品リスト

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以下の制作プロダクション記号が無いものはTBSテレビの局制作。原作者の()内は出版社及び掲載誌となっている。

2011年

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ランナウェイ〜愛する君のために(10月27日 - 12月22日)[D]
主演:市原隼人

2012年

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最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜(1月12日 - 3月15日)
主演:山下智久
パパドル!(4月19日 - 6月28日)[D]
主演:錦戸亮(関ジャニ∞)
ビギナーズ!(7月12日 - 9月20日)
主演:藤ヶ谷太輔北山宏光(共にKis-My-Ft2
レジデント〜5人の研修医(10月18日 - 12月20日)[P]
主演:仲里依紗

2013年

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あぽやん〜走る国際空港(1月17日 - 3月21日)[C]
原作:新野剛志文藝春秋文春文庫刊)
主演:伊藤淳史
潜入探偵トカゲ(4月18日 - 6月20日)
主演:松田翔太
ぴんとこな(7月18日 - 9月19日)
原作:嶋木あこ小学館Cheese!掲載)
主演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)
夫のカノジョ(10月24日 - 12月12日)[H]
原作:垣谷美雨双葉社双葉文庫刊)
主演:川口春奈鈴木砂羽

(ここまでは木曜ドラマ9)

2014年

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(ここからは木曜ドラマ劇場)

Dr.DMAT(1月9日 - 3月20日)[D]
原作:高野洋・菊地昭夫(集英社グランドジャンプ掲載)
主演:大倉忠義(関ジャニ∞)
MOZU シーズン1〜百舌の叫ぶ夜〜(4月10日 - 6月12日)[W]
原作:逢坂剛(集英社集英社文庫刊)
主演:西島秀俊
同窓生〜人は、三度、恋をする〜(7月10日 - 9月11日)[P]
原作:柴門ふみ(小学館ビッグコミックス刊)
主演:井浦新
MOZU シーズン2〜幻の翼〜(10月16日 - 11月13日)[W]
原作:逢坂剛(集英社集英社文庫刊)
主演:西島秀俊
ママとパパが生きる理由。(11月20日 - 12月18日)[K][7]
原作:芽生(大和出版刊)
主演:吹石一恵青木崇高

2015年

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美しき罠〜残花繚乱〜(1月8日 - 3月12日)[K]
原作:岡部えつ(双葉社刊)
主演:田中麗奈
ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜(4月16日 - 6月18日)
主演:大島優子
37.5℃の涙(7月9日 - 9月17日)[P](木曜ドラマ劇場・最終作)
原作:椎名チカ(小学館Cheese!掲載)
主演:蓮佛美沙子

歴代平均視聴率10傑

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1最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜2012年11.1%
2MOZU シーズン1〜百舌の叫ぶ夜〜2014年11.0%
3ランナウェイ〜愛する君のために2011年10.2%
4潜入探偵トカゲ2013年9.9%
5あぽやん〜走る国際空港2013年8.7%
6同窓生〜人は、三度、恋をする〜2014年8.2%
6パパドル!2012年8.2%
8ぴんとこな2013年7.5%
9ビギナーズ!2012年7.3%
10Dr.DMAT2014年6.9%

(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

ネット局

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放送対象地域放送局系列放送曜日・時間備考
関東広域圏TBSテレビ(TBS)TBS系列木曜 21:00 - 21:54制作局
北海道北海道放送(HBC)同時ネット
青森県青森テレビ(ATV)
岩手県IBC岩手放送(IBC)
宮城県東北放送(TBC)
山形県テレビユー山形(TUY)
福島県テレビユー福島(TUF)
山梨県テレビ山梨(UTY)
新潟県新潟放送(BSN)
長野県信越放送(SBC)
静岡県静岡放送(SBS)
富山県チューリップテレビ(TUT)
石川県北陸放送(MRO)
中京広域圏CBCテレビ(CBC)[8]
近畿広域圏毎日放送(MBS)
鳥取県島根県山陰放送(BSS)
岡山県・香川県山陽放送(RSK)[9]
広島県中国放送(RCC)
山口県テレビ山口(tys)
愛媛県あいテレビ(itv)
高知県テレビ高知(KUTV)
福岡県RKB毎日放送(rkb)
長崎県長崎放送(NBC)
熊本県熊本放送(RKK)
大分県大分放送(OBS)
宮崎県宮崎放送(mrt)
鹿児島県南日本放送(MBC)
沖縄県琉球放送(RBC)

脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^木曜よる9時に新しいドラマ枠登場!”. 2011年7月24日閲覧。
  2. ^止まっているTBS 紳助さん番組「一刻も早く決めたいんですが…」-スポニチ Sponichi Annex 芸能Archived 2011年11月26日, at theWayback Machine.2011年8月31日速報記事、当日閲覧。
  3. ^2014年7月にWOWOWで放送され、局を変えての実質再放送
  4. ^10月期はニュース強化とバラエティー改編で「家族で見られる」局へ(マイナビ2014年9月4日、同9月7日閲覧)
  5. ^木9ドラマ“終了”へ…「渡鬼」など名作シリーズ輩出 SASNSPO.COM 2015年7月23日閲覧。
  6. ^ドラマのTBSから「木9」消えバラエティー枠に”. 日刊スポーツ (2015年6月24日). 2015年6月24日閲覧。
  7. ^吹石&青木主演ドラマ「ママとパパが生きる理由。」子役は“実力派” Sponichi Annex 2014年10月2日閲覧。
  8. ^2014年3月20日(2013年度最終放送日)までは認定放送持株会社移行並びに分社化前のため、中部日本放送。
  9. ^現:RSK山陽放送

関連項目

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TBS系列木曜21:00 - 21:49
前番組番組名次番組
木曜ドラマ9

木曜ドラマ劇場
ニンゲン観察バラエティ
モニタリング

※19:56 - 21:49
【55分枠拡大して継続】
TBS木曜21:49 - 21:54
渡る世間は鬼ばかり
最終シリーズ
※21:00 - 21:54
木曜ドラマ9

木曜ドラマ劇場
【ここまでネットワークセールス枠】
ウエディングステージ
【5分繰り上げ・1分縮小して継続】
【ここから関東ローカル枠】
木曜ドラマ9
(2011年10月 - 2013年12月)
2011年
2012年
2013年
木曜ドラマ劇場
(2014年1月 - 2015年9月)
2014年
2015年
関連項目
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