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最果タヒ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最果 タヒさいはて タヒ
誕生1986年
日本の旗兵庫県神戸市
職業詩人小説家
国籍日本の旗日本
活動期間2000年代 -
主題小説エッセイ
代表作『死んでしまう系のぼくらに』(2014年)
『グッドモーニング』(2007年)
『スパークした』(2009年)
主な受賞歴第44回現代詩手帖賞
第13回中原中也賞
第33回現代詩花椿賞
第32回萩原朔太郎賞
デビュー作『グッドモーニング』
公式サイト最果タヒ.jp
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最果 タヒ(さいはて タヒ、1986年 - )は、日本詩人小説家女性兵庫県神戸市生まれ[1]

経歴

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中学生のときからブログで文章を書き始める。書いていた文章に対して読者から「これは詩として発表できるのでは」と言われ、詩の雑誌への投稿を勧められるようになる[2]。詩の投稿サイト文学極道に投稿もしていた。

2005年、『現代詩手帖』2月号の新人作品欄に初投稿、入選した。その後も投稿を続け、2006年に優秀な投稿者に贈られる第44回現代詩手帖賞を受賞。2007年、第一詩集『グッドモーニング』(思潮社)上梓。2008年京都大学在学中に『グッドモーニング』により当時女性では最年少の21歳で第13回中原中也賞を受賞した[3]

2009年4月に初の短編小説「スパークした」を『群像』に発表。「スパークした」は2009年の『年刊日本SF傑作選』に収録される。2009年9月から『別冊少年マガジン』で連載詩「空が分裂する」を開始する。毎回漫画家やイラストレーターが詩にイラストを描いている。2011年2月から『現代詩手帖』で連載詩「夜ちゃんと空くんの星をたべる会」を開始する。2011年5月に初の中編小説「宇宙以前」を『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』4巻に発表。また、連載詩「空が分裂する」が『別冊少年マガジン』2011年6月号で最終回を迎える。

2012年、第二詩集『空が分裂する』(講談社)上梓。2012年2月号から2013年10月号まで別冊少年マガジンで連載小説「魔法少女WEB」を連載。挿絵は紗和

2014年、第三詩集『死んでしまう系のぼくらに』(リトルモア)を上梓。詩集としては異例の3万部強の部数を記録し[4]、第33回現代詩花椿賞を受賞[5]

2016年、第四詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(リトルモア)を上梓。翌2017年に『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』と題して石井裕也監督・脚本により映画化。また同年にフジテレビオンデマンドにて『死んでしまう系のぼくらに』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』収録の詩を原作としたショートフィルム番組『さいはてれび』が配信され、山戸結希山田健人ら若手映像作家が演出を担当した。

2019年、横浜美術館で詩の展示。

2020年、さいたま国際芸術祭2020に参加[6]

2020年8月から2021年3月まで、福岡、東京、名古屋、大阪の4都市で最果タヒ展を開催[7][8]

2024年、第十二詩集『恋と誤解された夕焼け』で第32回萩原朔太郎賞を受賞[9]

人物

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顔出しは一貫して行っておらず、写真撮影の際も後ろ姿だったり本で顔を隠したりといった状態で写る。「作品を、作者という存在を知るためのヒントとして見られることが好きではない[10]」という理由から、プロフィールも最低限のものしか公表していない。『ゴロウ・デラックス』(2019年2月28日放送分)に出演した際は、あみぐるみを代理というかたちでスタジオに置き、声のみで出演をした。

詩を使ったシューティングゲームを公開するなど、現代詩とメディアアートの融合をはかる試みをしている。

ソングライターの浅井健一をとても尊敬している[11]

ペンネームには、特に意味はないとしている[12]。「タヒ」が「死」に見えることについては、名前を考えた頃、「死」を「タヒ」と崩して書くネットスラングはまだ存在しておらず、自分も気づかなかったと説明している[13]

著作

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単行本

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  • グッドモーニング(第1詩集、2007年10月、思潮社、ISBN 978-4-7837-3025-5 / 2017年2月、新潮文庫nexISBN 978-4-10-180089-9
  • 空が分裂する(第2詩集、2012年10月、講談社、ISBN 978-4-06-364898-0 / 2015年9月、新潮文庫nexISBN 978-4-10-180046-2
    • 空が分裂する(『別冊少年マガジン』2009年10月号から2011年6月号まで連載)
    • 花火、逝く(『文學界』2008年5月号)
    • 6個目の心臓(『真夜中』2008 Early Autumn、リトルモア、絵:山口智子
      • 三次元、二次元、そうしてポッケ
      • キッチンブレイク
      • デリカシー
      • ここにいる子
      • アンチヒューマン
    • きりとられた祝福(『真夜中』2010 Early Autumn)
      • 南へ
      • うたうたっていて逮捕される人
      • 夜は月
    • 夜空の体温、ぼくの気温(『真夜中』2011 Early Spring 真夜中のプラネタリウム)
      • ミッドナイト夜
      • ロンリネスロンドンルララ
      • 天国と、とてつもない暇
      • 月の心臓
    • リトルリトル/死後(『ユリイカ』2010年12月号、青土社
      • リトルリトル
      • 死後
    • 冬の星の木の実(『apart my surround magazine vol.000』)
    • 夏襲来(『現代詩手帖』2012年3月号)
    • 滅び前(同上)
    • 50億(グラフィック:大楠孝太朗、『界遊005』 2011年3月号)
  • 死んでしまう系のぼくらに(第3詩集、2014年9月、リトルモアISBN 978-4-89815-389-5
  • 夜空はいつでも最高密度の青色だ(第4詩集、2016年5月、リトルモア、ISBN 978-4-89815-439-7
  • 愛の縫い目はここ(第5詩集、2017年7月、リトルモア、ISBN 978-4-89815-464-9
  • 天国と、とてつもない暇(第6詩集、2018年10月、小学館ISBN 978-4-09-388644-4
  • 恋人たちはせーので光る(第7詩集、2019年8月、リトルモア、ISBN 978-4-89815-509-7
  • 夜景座生まれ(第8詩集、2020年11月、新潮社ISBN 978-4-10-353811-0
  • さっきまでは薔薇だったぼく(第9詩集、2022年4月、小学館、ISBN 978-4-09-388856-1
  • 不死身のつもりの流れ星(第10詩集、2023年2月、PARCO出版、ISBN 978-4-86506-412-4
  • 落雷はすべてキス(第11詩集、2024年1月、新潮社、ISBN 978-4-10-353812-7
  • 恋と誤解された夕焼け(第12詩集、2024年5月、新潮社、ISBN 978-4-10-353813-4

単行本未収録作品

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  • 愛ちゃん(『現代詩手帖』2008年7月号)
  • 自転車泥棒(『詩のリレー』2号、ふらんす堂)
  • 残念エートス(『界遊002』 2009年3月号)
  • BLINDNESS(『NEWTRAL』5号)
  • start/好きだよ、主人公ちゃん(『ユリイカ』2011年7月増刊号 涼宮ハルヒのユリイカ!)
    • start
    • 好きだよ、主人公ちゃん
  • 夜ちゃんと空くんの星を食べる会(『現代詩手帖』2011年3月号から連載)
    • 森の底までおちた星(2011年3月号)
    • 少年時代(2011年3月号)
    • 怪物(2011年4月号)
    • 嫌い(2011年4月号)
    • 日(2011年5月号)
    • アート(2011年5月号)
    • ぼくらの戦争(2011年6月号)
    • nai(2011年7月号)
    • END(2011年7月号)
    • にほんご(2011年8月号)
    • 時間(2011年8月号)
    • LOVE and PEACE(2011年9月号)
    • お絵かき(2011年9月号)
    • 自殺なんてしたら許さないよ。(2011年10月号)
    • 羽のように軽い(2011年11月号)
    • すてきな し(2012年1月号)
    • がんばれ!(2012年1月号)
    • 誕生日(2012年2月号)

小説

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単行本

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単行本未収録作

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随筆

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単行本

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  • きみの言い訳は最高の芸術(河出書房新社、2016年10月 / 河出文庫、2019年9月、ISBN 978-4-309-41706-6
  • もぐ∞(産業編集センター、2017年10月 / 河出文庫、2020年4月、ISBN 978-4-309-41882-7
  • 好きの因数分解(リトルモア、2020年1月)
  • 神様の友達の友達の友達はぼく(筑摩書房、2021年12月)
  • 恋できみが死なない理由(河出書房新社、2023年10月、ISBN 9784-309-03155-2

単行本未収録作

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  • 星座戦国時代(『群像』2010年8月号)
  • 主人公ちゃん・キル・ミー(『新潮』2010年8月号)

共著

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作詞

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脚本

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脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^『空が分裂する』(最果 タヒ)”. KODANSHA. 著者紹介. 講談社. 2025年5月6日閲覧。
  2. ^http://top.tsite.jp/news/design/i/21096157/index”. T-SITE. 2018年4月11日閲覧。
  3. ^中原中也賞に京大生・最果タヒさん 女性では最年少 - 出版ニュース[リンク切れ]
  4. ^“いつか、街を歩いていたら:最果タヒ interview” (jp). I-d. (2018年4月26日). https://i-d.vice.com/ja/article/8xkjyp/interview-tahi-saihate-walk-in-the-town-someday 2018年5月3日閲覧。 {{cite news}}: CS1メンテナンス: 認識できない言語 (カテゴリ)
  5. ^現代詩花椿賞に最果タヒさん[リンク切れ]
  6. ^最果タヒ, さいたま国際芸術祭2020 ARTIST. “最果タヒ-ARTIST|さいたま国際芸術祭2020”. さいたま国際芸術祭2020. 2020年10月24日閲覧。
  7. ^最果タヒ展公式サイト
  8. ^PARCO ART
  9. ^朔太郎賞に最果タヒさん:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年9月7日). 2024年9月7日閲覧。
  10. ^「私の言葉」などこの世にはない。 - 最果タヒ.blog」『最果タヒ.blog』。2018年4月11日閲覧。
  11. ^千年前と千年後の感情に寄り添う 最果タヒが出逢った「言葉」と「感情」の関係性”. iluka. 2023年2月27日閲覧。
  12. ^現代詩手帖』2010年4月号(思潮社)p.126
  13. ^意味とか理屈がダサいと思うお年頃”. 最果タヒ.blog (2015年9月9日). 2025年5月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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全般
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学術データベース
芸術家
その他

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