| アルバムについては「明日に架ける橋 (アルバム)」をご覧ください。 |
| 「明日に架ける橋」 | ||||||||
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| サイモン&ガーファンクル のシングル | ||||||||
| 初出アルバム『明日に架ける橋』 | ||||||||
| B面 | キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド | |||||||
| リリース | ||||||||
| 録音 | 1969年 | |||||||
| ジャンル | フォークロック | |||||||
| 時間 | ||||||||
| レーベル | ||||||||
| 作詞・作曲 | ポール・サイモン | |||||||
| プロデュース | ポール・サイモン、アート・ガーファンクル、ロイ・ハリー | |||||||
| チャート最高順位 | ||||||||
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| サイモン&ガーファンクル シングル 年表 | ||||||||
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「明日に架ける橋」(あすにかけるはし、原題:Bridge over Troubled Water)は、サイモン&ガーファンクルが1970年に発表した楽曲。サイモン&ガーファンクルにとって3作目となる全米1位獲得シングルで、最大のヒット曲となった。
1971年、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を含む5つのグラミー賞を制覇する快挙を達成した。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では48位にランクインした[4]。
ポール・サイモンが、ゴスペルに影響を受けて作った曲。当初はGのキーで作曲され、ポールはファルセットで歌ってみたがうまくいかず、最終的に、アート・ガーファンクルがリード・ボーカルで、キーもEフラットに下げる形になった[5]。音楽評論家のWilliam Ruhlmannは、allmusic.comにおいて、「1969年から1971年にかけて、"ピーター・ポール&マリー"のデイ・イズ・ダン、ビートルズの"レット・イット・ビー"、ジェームス・テイラーの"きみの友だち"(作者キャロル・キングのヴァージョンも知られる)といった、困難に直面した時の慰めとなる曲が多く発表されたが、この曲はとりわけよく知られている」と評している[5]。
レコーディングにはラリー・ネクテル(ピアノ)、ジョー・オズボーン(ベース)、ハル・ブレイン(ドラムス)といったスタジオ・ミュージシャンが参加し、ジミー・ハスケルとアーニー・フリーマンがストリングス・アレンジを担当。元々は2番までの歌だったが、レコーディング時にラリーが誤って2番以降も演奏が続けられたことで、急遽3番が足されることになった。3番の歌詞が2番までと趣が異なるのはそのため[6]。
アルバム『明日に架ける橋』と同時期にシングルとしてリリースされ、Billboard Hot 100で6週連続1位を獲得[3]。年間チャートの1位に輝いた。イギリスでも3週連続で1位となる[7]。グラミー賞では、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を含む5部門を受賞[8]。同名のアルバムも、最優秀アルバム賞と最優秀録音賞を受賞した。膨大な数のアーティストにカヴァーされたスタンダード・ナンバーとなり、1970年の時点で、『ビルボード』にチャート・インしたアルバム24枚に、この曲が収録されていたという[5]。1971年には、アレサ・フランクリンによるカヴァー・ヴァージョンがシングル・ヒットして、『ビルボード』R&Bチャートの1位に達した。
この曲は、サイモン&ガーファンクル解散後も、それぞれのライヴで歌われた。ポールのライヴ・ヴァージョンは『ライヴ・ライミン』(1974年)と『ライヴ・イン・セントラル・パーク』(1991年)に、アートのライヴ・ヴァージョンは『アクロス・アメリカ〜ベリー・ベスト・オブ・アート・ガーファンクル』(1996年)に収録。また、再結成ツアーでは1番をアート、2番をポールが歌い、3番を2人で歌うパターンが多い。
日本では1970年3月21日に本作が先行発売され、発売元のCBSソニーにより邦題が付けられて、4月21日に発売されたアルバムにも踏襲された。曲がヒットした同年に、森山良子が『第21回NHK紅白歌合戦』で歌唱し、翌1971年のアルバム『ビートルズ、サイモン&ガーファンクルを歌う』に収録した。また1990年には、ポールが『第41回NHK紅白歌合戦』に中継で出演し、この曲を歌った。
| 「明日に架ける橋」 | ||||
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| アレサ・フランクリン のシングル | ||||
| 初出アルバム『Aretha's Greatest Hits』 | ||||
| B面 | ブランド・ニュー・ミー | |||
| リリース | ||||
| 録音 | 1970年8月ニューヨーク アトランティック・レコーディング・スタジオ | |||
| ジャンル | ゴスペル | |||
| レーベル | アトランティック・レコード | |||
| 作詞・作曲 | ポール・サイモン | |||
| プロデュース | トム・ダウド、アリフ・マーディン、ジェリー・ウェクスラー[10] | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| アレサ・フランクリン シングル 年表 | ||||
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| テンプレートを表示 | ||||
| 先代 スライ&ザ・ファミリー・ストーン 「サンキュー/エヴリバディ・イズ・ア・スター」 | Billboard Hot 100 ナンバーワン・シングル 1970年2月28日 -4月4日(6週) | 次代 ビートルズ 「レット・イット・ビー」 |
| ポール・サイモン (Vocal&Guitar) -アート・ガーファンクル (Vocal) | |||||||
| シングル | 1.サウンド・オブ・サイレンス - 2.アイ・アム・ア・ロック - 3.早く家へ帰りたい - 4.冬の散歩道 - 5.フェイキン・イット - 6.動物園にて - 7.スカボロー・フェア - 8.ミセス・ロビンソン - 9.ボクサー - 10.明日に架ける橋 - 11.いとしのセシリア - 12.コンドルは飛んで行く - 13.バイ・バイ・ラブ - 14.アメリカ - 15.マイ・リトル・タウン | ||||||
| アルバム |
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| 関連項目 | |||||||
| スタジオ・アルバム |
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| ライヴ・アルバム |
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| サウンドトラック |
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| コンピレーション・アルバム | |
| 主な楽曲 | |
| 関連人物 | |
| 関連項目 | |