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日商PC検定試験

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日商PC検定試験
略称日商PC検定
実施国日本の旗日本
資格種類公的資格[1]
分野コンピュータ・情報処理
試験形式CBT
認定団体日本商工会議所
後援経済産業省
認定開始年月日2006年(平成18年)4月
等級・称号1級 - Basic
公式サイト日商PC検定試験公式サイト
ウィキプロジェクトウィキプロジェクト 資格
ウィキポータルウィキポータル 資格
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日商PC検定試験(にっしょうピーシーけんていしけん、日商PC検定)とは、日本商工会議所及び各地商工会議所が実施する、企業実務に携わる人材を対象としたIT利活用技能の検定試験(商工会議所検定試験)である。経済産業省後援。

平成18(2006)年4月から、前身となる「日本語文書処理技能検定(ワープロ検定)試験」と「ビジネスコンピューティング(ビジコン)検定試験」を進化・統合したものとして実施されている。

ビジネス文書の作成、取り扱いが問われる「日商PC検定試験(文書作成)」と、業務データの活用、取り扱いが問われる「日商PC検定試験(データ活用)」、「日商PC検定試験(プレゼン資料)」の3分野がある。アプリケーションソフトでいうと、文書作成がWord相当、データ活用がExcel相当、プレゼン資料がPowerPoint相当である。3分野はそれぞれ別々の試験であり、3分野全部の資格がほしい場合は、それぞれ別々に試験を受ける必要がある。

データ活用分野が厚生労働省若年者就職基礎能力修得支援事業 (YES-プログラム)の資格取得において選定される。(なお、若年者就職基礎能力修得支援事業の認定は2010年に終了している。認定終了以前に取得した資格は有効である。)

上位資格に日商マスターがある。

試験内容

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  • 企業実務における文書作成や表計算などのアプリケーションソフトの利活用能力
  • ネットワーク環境下におけるITの利活用に資する知識・スキル
    • 企業実務に必要とされるハード、ソフト等IT関連の知識
    • 企業実務におけるパソコン等IT機器、ネットワークの利活用
    • ネット社会におけるビジネススタイル、ビジネススキル
    • ビジネス文書や業務データについての、作成、保存、管理、検索、活用、流通、再利用などライフサイクル全般
    • ITを利活用した実践的なコミュニケーション能力
    • ネットワーク上での、ビジネス文書、業務データの取り扱い

各級の基準

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1級
企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、ネット社会のビジネススタイルを踏まえ、企業責任者または企業責任者を補佐する者として、経営判断や意思決定を行うか助言する過程で利活用することができる。
合格難易度は国家試験ITパスポート試験よりも高いと言われている。
2級
企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、部門責任者または部門責任者を補佐する者として、業務の効率・円滑化、業績向上を図るうえで利活用することができる。
3級
企業実務に必要とされる基本的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、自己の業務に利活用することができる。
Basic
基本的なワープロソフトや表計算ソフトの操作スキルを有し、企業実務に対応することができる。

試験科目及び試験時間

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4択による知識と問う試験と、実際にPC操作を行う実技試験に分かれており、両方の合格をもって資格が認定される。

知識
Basicでは行わない。1級30分、2級・3級15分。
実技
1級60分、2級40分、3級・Basic30分。
  • 合格点は各科目70点以上

受験資格及び受験料

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受験資格
特になし
受験料
1級 - 10,290円
2級 - 7,200円
3級 - 5,140円
Basic - 4,120円

(いずれも税込)

試験の実施

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インターネットを利用したCBT方式で実施され、受験したその場で採点、合否が分かる。(2級、3級、Basic)

試験日は1級のみ統一試験日で年2回実施。2級以下は試験会場が随時設定するが、2013年11月より随時試験とは別に統一日(毎月第3金曜日)も設定されている。

科目免除

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日本商工会議所が指定した一部の検定試験の合格者には、日商PC検定の2級または3級の知識科目が免除され、実技科目のみで合否が判定される特典が付く[2]

合格者の特典

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歴史

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平成18(2006)年4月から、前身となる「日本語文書処理技能検定(ワープロ検定)試験」と「ビジネスコンピューティング(ビジコン)検定試験」を進化・統合したものとして実施されている。

  • 2011年10月6日 日商PC検定(プレゼン資料作成)3級が創設
  • 2012年5月8日 日商PC検定(プレゼン資料作成)2級がスタート[5]

関連項目

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脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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出典

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  1. ^検定試験”. 日本商工会議所. 2024年4月21日閲覧。
  2. ^「日商PC検定(2級・3級)」知識科目の免除について
  3. ^「情報活用試験」合格者に対する「日商PC検定(2級・3級)」知識科目免除制度の開始について | 商工会議所の検定試験
  4. ^日商PC 入試で優遇される大学 | 商工会議所の検定試験
  5. ^公式サイト内「5月8日から日商PC検定(プレゼン資料作成)2級がスタート」

外部リンク

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コンピュータの資格
国家資格
情報処理技術者
高度区分
過去の区分
日本商工会議所主催
中央職業能力開発協会認定
文部科学省後援
全国商業高等学校協会主催
全国工業高等学校長協会主催
経済産業省推進資格
マイクロソフト
サーティファイ
その他民間資格
シスコ技術者認定
試験実施団体
IPA
関連分野
情報セキュリティ
プログラミング
表計算
コンピュータシステム
ITマネジメント
関連項目
商工会議所主催の検定試験
日本商工会議所(日商)主催
東京商工会議所主催
大阪商工会議所主催
ご当地検定
関連項目
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