| 新見駅 | |
|---|---|
駅舎(2023年6月) | |
| にいみ Niimi | |
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| 所在地 | 岡山県新見市西方471 |
| 所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 電報略号 | ニミ |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 2面4線 |
| 乗車人員 -統計年度- | 520人/日(降車客含まず) -2021年- |
| 開業年月日 | 1928年(昭和3年)10月25日[1] |
| 乗入路線 2 路線 | |
| 所属路線 | ■伯備線 (■芸備線直通含む) |
| 駅番号 | JR-V18 |
| キロ程 | 64.4 km(倉敷起点) 岡山から80.3 km |
◄JR-V17石蟹 (4.7 km) | |
| 所属路線 | ■姫新線 |
| キロ程 | 158.1 km(姫路起点) |
◄岩山 (8.3 km) | |
| 備考 |
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新見駅(にいみえき)は、岡山県新見市西方にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。
新見市の代表駅で、津山駅・三次駅と並んで中国地方中央部の主要駅の1つである。特急・寝台特急を含めた全列車が停車する。伯備線の普通列車も新郷駅始発の1本(休日運休)と、全線走破する列車、および当駅に発着しない列車以外は当駅を起終点としており、当駅を越えて運転される列車も乗務員の交代が行われることが多い。南北から進められた伯備線の工事は、新見駅構外で伯備両線が結ばれた。なお新見駅は伯備北線の第九区間として作られている。
夜間滞泊も設定されている。
ICカード「ICOCA」は、伯備線のうち当駅以南の全駅と、当駅以北の生山駅、根雨駅および伯耆大山駅以降(米子方面)の駅で利用可能。姫新線、芸備線ではICOCAを利用できない[3]。
当駅の所属線[1]である伯備線と、当駅を終点とする姫新線が乗り入れている。また芸備線の線路名称上の起点は備中神代駅であるが、運転系統上は当駅を起点としている。なお、当駅 - 備中神代駅間の途中にある布原駅には、本来の所属路線である伯備線の列車は全て通過し、芸備線の列車のみ停車する。 駅番号は伯備線のみにJR-V18が設定されている。
特急「やくも」の車内販売は当駅から岡山駅までの区間で営業することが多かったが、2009年(平成21年)9月30日をもって廃止された[5]。なお、車内販売をしていた大阪屋は現在も営業しており、予約を入れれば今でも列車まで駅弁を届けてもらえる。
島式ホーム2面4線を持つ地上駅。島式ホーム間にはホームの無い線路が2本あり、貨物列車は全列車この線路に停車するほか、当駅発着の列車の入替用途にも使われている。トイレは駅舎の構内側と1・2番線ホーム津山方にある。各ホーム上には待合室がある。ホーム上屋の柱は古レール等であるが、黒褐色系の塗装がされており、木造風のような景観も示す。
駅舎は木造2階建てで、瓦等で葺かれている。改札口付近には近距離乗車券券売機(ICカードのチャージ等も可能)とみどりの券売機を1台ずつ備えている。ホームと駅舎は地下道で連絡している(地下道はコンクリートの造り、一部木造)。改札を出て右の駅舎内にはJR西日本HeartStoreがあったが、2008年(平成20年)3月に閉店した。
直営駅であり、2008年5月31日までは、伯備線の清音駅 -新郷駅間各駅、芸備線の坂根駅 -備後落合駅間各駅、吉備線の全所属駅を管轄していた備中鉄道部が構内に置かれていた。同組織が支社直轄体制に移行して以降も、これらの路線を管轄する管理駅として位置づけられているが、備中高梁駅にも地区駅長(部内的には新見駅助役)を配置して業務を区間毎に分担している。ただし、吉備線の備前三門駅 -備中高松駅間は岡山駅の管理下(地区駅を介さず岡山駅の直轄)に変更され、総社駅が地区駅として管轄していた吉備線の足守駅 -東総社駅間と伯備線の備中広瀬駅 -清音駅間が倉敷駅の傘下(引き続き総社駅が地区駅を担当)に変更された。逆に津山鉄道部管内だった姫新線の月田駅 -岩山駅間が当駅に移管されている。
布原駅方面にかけて1kmほどの行き違い線が設けられており(新見駅構内扱い)、実質の複線区間となっている[注 1]。
| のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | - | 東城・備後落合・三次方面[9] | 三次方面は備後落合で乗り換え | |
| 2 | - | 中国勝山・津山方面[9] | ||
| 5 | 上り | 倉敷・岡山方面[9] | 一部6番のりば | |
| 6 | 下り | 米子・松江・出雲市方面[9] |
1日の平均乗車人員は以下の通りである[10]。
| 乗車人員推移 | |
|---|---|
| 年度 | 1日平均人数 |
| 1999 | 1,074 |
| 2000 | 1,054 |
| 2001 | 1,046 |
| 2002 | 1,001 |
| 2003 | 1,009 |
| 2004 | 971 |
| 2005 | 916 |
| 2006 | 856 |
| 2007 | 814 |
| 2008 | 789 |
| 2009 | 798 |
| 2010 | 929 |
| 2011 | 818 |
| 2012 | 836 |
| 2013 | 839 |
| 2014 | 815 |
| 2015 | 797 |
| 2016 | 764 |
| 2017 | 770 |
| 2018 | 726 |
| 2019 | 733 |
| 2020 | 475 |
| 2021 | 520 |
「新見市新見」はここから1km程南東に行った所を流れる熊谷川の対岸にあり、当駅は本来の「新見」からは離れている。
主に備北バスが運行する路線バスが発着している。
| のりば | 運行事業者 | 行先 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 路線バス | |||
| 1 | 備北バス |
| |
| 2 |
| 一部坂本で高梁行に接続 | |