Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


コンテンツにスキップ
Wikipedia
検索

我が道を往く

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。このテンプレートの使い方
出典検索?"我が道を往く" – ニュース ·書籍 ·スカラー ·CiNii ·J-STAGE ·NDL ·dlib.jp ·ジャパンサーチ ·TWL
(2017年9月)
曖昧さ回避ボブ・ディランの楽曲「我が道を行く」とは異なります。
我が道を往く
Going My Way
ポスター(1944)
監督レオ・マッケリー
脚本フランク・バトラー
フランク・キャヴェット
原案レオ・マッケリー
製作レオ・マッケリー
出演者ビング・クロスビー
リーゼ・スティーヴンス
バリー・フィッツジェラルド
音楽ジェームズ・ヴァン・ヒューゼン
ロバート・エメット・ドーラン
撮影ライオネル・リンドン
編集ルロイ・ストーン
配給パラマウント映画
公開アメリカ合衆国の旗1944年5月3日
日本の旗1946年10月2日
上映時間130分
製作国アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国
言語英語
興行収入650万ドル(当時)
次作下記参照のこと
テンプレートを表示
ビング・クロスビー(左)とバリー・フィッツジェラルド

我が道を往く』(わがみちをゆく、Going My Way)は、1944年製作のアメリカ映画パラマウント映画製作。

第17回アカデミー賞では作品賞をはじめ、その年の最多となる7部門を獲得した(後述)。また、米国連邦議会図書館がアメリカ国立フィルム登録簿へ2004年に登録した。

マルクス兄弟の不条理コメディから、人間味あふれる人情派のコメディ、そしてヒューマニズムあふれるドラマまで、レオ・マッケリーは守備範囲の広い職人監督であった。自分自身が作り上げた物語で、単なる歌が巧くて大根役者だと思われていたビング・クロスビーから良い演技を引き出し、オスカーを獲らせた。何のアクションも派手な見せ場もない若い神父と老神父のやりとりを中心に、物静かな語り口のうまさによって、オスカーを大量に受賞したのであった。

ストーリー

[編集]

ニューヨークの下町にある古びた教会、セント・ドミニク。老神父フィッツギボン(バリー・フィッツジェラルド)は、廃屋寸前の建物と周囲の劣悪な環境に、最近はあきらめ顔である。

そこへ副神父として派遣された若いオマリー(ビング・クロスビー)がやってきた。口うるさい老婆と家主の喧嘩をなだめ、街のギャングたちには芝居の券を配り楽しみ方を教え、不良少年たちには合唱を教え込み合唱隊を作る。ついでに、幼友達のオペラ歌手リンデン(リーゼ・スティーヴンス)が教会の財政難を救ってくれて、フィッツギボンとオマリーは大喜び。しかし、その夜、教会は全焼してしまう。そして、間もなくオマリーは、別の教区へ移ることが決まった。

その年のクリスマス・イヴ。リンデンに率いられた少年合唱隊は寄付をたくさん集めて帰ってくる。かつてオマリーが助けた家出娘のキャロルもアパートの家主の息子テッドと結婚が決まった。フィッツギボンも数十年ぶりにアイルランドに住む母親と再会する。教会には「Too Ra Loo Ra Loo Ra(アイルランドの子守唄)」が流れる。

フィッツギボンは名残惜しそうにオマリーを見送るのであった。

キャスト

[編集]
役名俳優日本語吹替
NETテレビPDDVD
チャック・オマリー神父ビング・クロスビー中村正堀川りょう
フィッツギボン神父バリー・フィッツジェラルド槐柳二大竹宏
キャロル・ジェームズジーン・ヘザー英語版増山江威子溝田久美子
ジュヌヴィエーヴ・リンデンリーゼ・スティーヴンス翠準子
テッド・ヘインズSr.ジーン・ロックハート塩見竜介勝沼紀義
テッド・ヘインズJr.ジェームズ・ブラウン英語版中田浩二
ティモシー・オダウド神父フランク・マクヒュー英語版島宇志夫藤田周
トマソ・ボザンニフォーチュニオ・ボナノヴァ英語版加茂嘉久
ベルクナンプ氏ポーター・ホール英語版
その他N/A村松晋
京田尚子
川路夏子
大宮悌二
小宮山清
大木民夫
油谷佐和子
中島喜美栄
北川智繪
村山明
中山勝之
高橋伸也
大塚智則
小村哲生
井口泰之
小林美奈
萩柚月
水上さや香
川口舞
村瀬知之
花嶋千代
安芸此葉
柴田秀勝
日本語版スタッフ
演出山田悦司椿淳
翻訳浅川寿子塩崎裕久
調整栗林秀年遠西勝三
選曲東上別符精
制作グロービジョンミックエンターテイメント
解説淀川長治N/A
初回放送1972年12月24日
日曜洋画劇場
N/A

映画賞受賞・ノミネート

[編集]
映画祭・賞部門候補結果
アカデミー賞作品賞受賞
監督賞レオ・マッケリー
主演男優賞ビング・クロスビー
バリー・フィッツジェラルド[1]ノミネート
助演男優賞バリー・フィッツジェラルド[1]受賞
脚色賞フランク・バトラー
フランク・キャヴェット
原案賞レオ・マッケリー
歌曲賞(主題歌賞)星にスイングSwinging on a Star)』
作曲:ジェームズ・ヴァン・ヒューゼン
作詞:ジョニー・バーク
撮影賞(白黒)ライオネル・リンドンノミネート
編集賞ルロイ・ストーン
ゴールデングローブ賞作品賞受賞
監督賞レオ・マッケリー
助演男優賞バリー・フィッツジェラルド
ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞受賞
監督賞レオ・マッケリー
主演男優賞バリー・フィッツジェラルド

備考

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ab同じ作品の同じ役で主演男優賞と助演男優賞に同時にノミネートされることは極めて珍しいが、当時のアカデミー賞の規定では助演者が助演賞と主演賞の両方にノミネート可能であったためである。

外部リンク

[編集]
ウィキメディア・コモンズには、我が道を往くに関連するカテゴリがあります。
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
カテゴリカテゴリ
1927–1940
1941–1960
1961–1980
1981–2000
2001–2020
2021–現在
1935–1940
1941–1960
1961–1980
1981–2000
2001–2020
2021–現在
キネマ旬報ベスト・テン 外国映画ベスト・ワン
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
全般
国立図書館
その他
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=我が道を往く&oldid=102950279」から取得
カテゴリ:
隠しカテゴリ:

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp