| 広電五日市駅 | |
|---|---|
南口(2008年8月) | |
| ひろでんいつかいち Hiroden-itsukaichi | |
◄M26修大協創中高前 (0.6 km) (0.6 km)佐伯区役所前 M28► | |
上は五日市駅 | |
| 所在地 | 広島市佐伯区旭園2-12[1] |
| 駅番号 | M27 |
| 所属事業者 | 広島電鉄 |
| 所属路線 | ■宮島線 |
| キロ程 | 6.6 km(広電西広島(己斐)起点) |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 2面2線 |
| 乗車人員 -統計年度- | 3,656人/日(降車客含まず) -2019年- |
| 開業年月日 | 1924年(大正13年)4月6日 |
| 乗換 | 山陽本線(西日本旅客鉄道)五日市駅 |
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広電五日市駅(ひろでんいつかいちえき)は広島県広島市佐伯区旭園にある広島電鉄宮島線の駅である。駅番号はM27。隣接して西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の五日市駅があり、両駅は自由通路にて結ばれ乗り換えの便が図られている[2][3]。
当駅は1924年(大正13年)4月、宮島線の草津町駅から廿日市町駅までの区間が開通した際、その中間駅の一つとして開設された[3][4]。駅の南に
もともと当駅は200メートルほど西に離れた宮島線の踏切の西側にあり、五日市駅とは隣接していなかった[3][8]。両駅が併設されるようになったのは1987年(昭和62年)のことであり、五日市駅の駅舎建替えにあわせて当駅が東に250メートル移設、互いの駅が通路によって連絡するようになった[2][3]。なお、広電五日市駅が移設されることにより駅間距離が長くなった隣の楽々園駅との間には、同日新たに佐伯区役所前駅が新設されている[9]。
2面2線の地上駅[9]。線路の南側に広電宮島口駅方面へ向かう下りホーム、北側に広電西広島(己斐)駅方面へ向かう上りホームがあり[9]、このうち下りホームに定期券販売窓口がある[17]。下りホームの広電宮島口寄りには、かつて宮島線で運行されていた鉄道車両専用の高床ホームが残されている[9][18]。五日市駅との間を結ぶ通路は跨線橋として駅をまたぐ[18]。上りホーム側では2019年4月にエレベーターが設置されたことに伴い、停止位置が変更された。
佐伯区役所前寄りに渡り線があり、広電西広島方面からの折り返し運転が可能となっている[9][18]。2003年(平成15年)春のダイヤ改正以前は早朝に当駅折返し電車があったが、それ以降は定期の折り返し列車は存在しない。
以下の情報は、広島市統計書に基づいたデータである。1日平均乗車人員データは、年度毎の乗車総数を365(閏年は366)で割った値を小数点2位を丸めて小数点1位の値にした物である。広島電鉄のデータは1,000で丸めて提供されているので、1年毎ではプラスマイナス500の誤差があり、1日当たりでは1.4人程度の誤差が発生する。
| 年度 | 1日平均 乗車人員 | 1年毎 乗車総数 | 1年毎 定期 | 1年毎 定期外 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1998年(平成10年) | 4,076.7 | 1,488,000 | 483,000 | 1,005,000 | [統計 1] |
| 1999年(平成11年) | 4,183.1 | 1,531,000 | 436,000 | 1,095,000 | [統計 1] |
| 2000年(平成12年) | 3,978.1 | 1,452,000 | 403,000 | 1,049,000 | [統計 1] |
| 2001年(平成13年) | 3,841.1 | 1,402,000 | 387,000 | 1,015,000 | [統計 2] |
| 2002年(平成14年) | 3,926.0 | 1,433,000 | 371,000 | 1,062,000 | [統計 3] |
| 2003年(平成15年) | 3,855.2 | 1,411,000 | 347,000 | 1,064,000 | [統計 4] |
| 2004年(平成16年) | 3,975.3 | 1,451,000 | 331,000 | 1,120,000 | [統計 5] |
| 2005年(平成17年) | 3,660.3 | 1,336,000 | 331,000 | 1,005,000 | [統計 6] |
| 2006年(平成18年) | 3,693.2 | 1,348,000 | 331,000 | 1,017,000 | [統計 7] |
| 2007年(平成19年) | 3,715.1 | 1,360,000 | 343,000 | 1,017,000 | [統計 8] |
| 2008年(平成20年) | 3,769.8 | 1,376,000 | 370,000 | 1,006,000 | [統計 9] |
| 2009年(平成21年) | 3,654.8 | 1,334,000 | 374,000 | 960,000 | [統計 10] |
| 2010年(平成22年) | 3,780.8 | 1,380,000 | 384,000 | 996,000 | [統計 11] |
| 2011年(平成23年) | 3,718.6 | 1,361,000 | 371,000 | 990,000 | [統計 12] |
| 2012年(平成24年) | 3,797.3 | 1,386,000 | 374,000 | 1,012,000 | [統計 13] |
| 2013年(平成25年) | 3,827.4 | 1,397,000 | 386,000 | 1,011,000 | [統計 14] |
| 2014年(平成26年) | 3,813.7 | 1,392,000 | 391,000 | 1,001,000 | [統計 15] |
| 2015年(平成27年) | 3,919.9 | 1,435,000 | 414,000 | 1,021,000 | [統計 16] |
| 2016年(平成28年) | 4,000.0 | 1,460,000 | 413,000 | 1,047,000 | [統計 17] |
| 2017年(平成29年) | 3,874.0 | 1,414,000 | 431,000 | 983,000 | [統計 18] |
| 2018年(平成30年) | 3,715.1 | 1,356,000 | 439,000 | 916,000 | [統計 19] |
| 2019年(令和元年) | 3,655.7 | 1,338,000 | 458,000 | 880,000 | [統計 20] |

1987年(昭和62年)の移設に際して南口の広場が整備され、駅前にバスが乗り入れられるようになった[2]。また駅から国道2号をまたぐ歩道橋も新設されている[3]。
五日市駅北口バス停と五日市駅南口バス停に広電バスが発着している[19]。南口にはひろでんモビリティサービスが運行する五日市湾岸地区AIオンデマンドバス「SMART MOVER」(予約制)の乗降ポイントもある。