| 平野駅 | |
|---|---|
南口(2025年9月) | |
| ひらの Hirano | |
![]() | |
| 所在地 | 大阪市平野区平野元町9-12 |
| 所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 電報略号 | ヒラ |
| 駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
| ホーム | 2面3線[2] |
| 乗車人員 -統計年度- | 9,528人/日(降車客含まず) -2023年- |
| 開業年月日 | 1889年(明治22年)5月14日[3] |
| 乗入路線 3 路線 | |
| 所属路線 | ■関西本線(大和路線) |
| 駅番号 | JR-Q22 |
| キロ程 | 167.5 km(名古屋起点) 加茂から46.6 km |
◄JR-Q23加美 (1.5 km) (1.5 km)東部市場前 JR-Q21► | |
| 所属路線 | 関西本線(貨物支線) |
| キロ程 | 0.0 km(平野起点) |
(1.4 km)百済(タ)► | |
| 所属路線 | |
| キロ程 | 1.5 km(正覚寺信号場起点) |
◄正覚寺(信) (1.5 km) | |
| 備考 | |
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平野駅(ひらのえき)は、大阪市平野区平野元町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である[2]。駅番号はJR-Q22。
関西本線を所属線としている[3]。旅客駅はアーバンネットワーク内にあり、関西本線は「大和路線」の路線愛称設定区間に含まれている。
このほか当駅からは日本貨物鉄道(JR貨物)の第一種鉄道事業者区間となっている百済貨物ターミナル駅への関西本線支線[2]、およびおおさか東線の正覚寺信号場から分岐するJR西日本の片町線支線(城東貨物線の一部。城東貨物南連絡線とも呼ぶ)が接続しており[2]、貨物列車の運行では両路線が一体となっている。
旅客営業を行っている関西本線(大和路線)は、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームと通過線(天王寺方面)1線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。2・3番のりばが島式ホームとなっている。さらに、北側に貨物専用線を1線有する。
天王寺駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券「ICOCA」が利用できる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。
| のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | 下り | 天王寺・JR難波・大阪方面[11] | |
| 2・3 | 上り | 王寺・奈良方面 /高田方面[11] |
| ↑ おおさか東線 放出方面 | ||
| ← 関西本線 JR難波方面 | → 関西本線 加茂方面 | |
| 凡例 出典:[12] | ||
かつては、3番のりばが上り本線、2番のりばが上り副本線であった。2番のりばは、城東貨物線からの貨物列車が百済駅(現・百済貨物ターミナル駅)への入線待ちで停車したり、奈良方面行き普通列車が通過列車を待避するのに使用していた。後述の貨物専用線新設工事に伴い、貨物列車は4番線の北側に新設された5番線を2010年5月23日から使用している。その後、2番のりばは上り線改良工事のため一旦使用休止した後、2010年10月30日から上り本線として使用が開始された。これと入れ替わりに3番のりばが改良工事のため使用休止となったが、2011年3月12日から上り副本線として使用が開始された。
関西本線上の平野駅から加美駅寄りに設けられた、おおさか東線正覚寺信号場(放出駅方面)へ向かう片町線貨物支線(城東貨物南連絡線)との分岐点にある信号施設である。正式には平野駅構内の扱いであり、独立した信号場ではないが、貨物列車の時刻表では百済第一信号場は採時駅として記載されていた。ただし一時期は独立した信号場として扱われ、こちらが「正覚寺信号場」を名乗っていた。
2010年10月29日までは、放出駅からおおさか東線を経由して百済駅(現・百済貨物ターミナル駅、貨物駅)に向かう貨物列車は関西本線(大和路線)に合流して当駅まで約700メートルを上り線を逆走する形で平野駅の2番のりばに入り、そこから百済駅へ進入していた。貨物線から百済駅方面へは、関西本線への合流部が百済第1場内、平野駅への進入が百済第2場内、平野駅から百済駅への進入が百済第3場内となっていた。
この信号場は1931年に片町線貨物支線として放出駅 - 平野駅間が開業した際に「正覚寺信号場」(初代)として設置されたが、1939年に八尾駅への片町線貨物支線が開業した際に平野駅の構内扱いとなった。1941年に平野駅から再び独立して「正覚寺信号場」(2代目)となったが、1961年に再度平野駅の構内扱いとなった。なお、「正覚寺信号場」の名称はその後、おおさか東線上の久宝寺駅方面と城東貨物南連絡線(平野駅方面)の分岐点に継承されている(正覚寺信号場を参照のこと)。
梅田駅の貨物機能の一部が百済駅に移転に伴う百済駅改修事業の一環として、百済第一信号場 - 当駅間に貨物専用線が新設される工事が行われ、2010年10月30日に貨物専用線の使用を開始し、貨物列車と旅客列車の走行線路が分離された。これにより百済第一信号場は廃止された。
2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は9,528人である。
各年度の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
| 年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
|---|---|---|
| 1988年(昭和63年) | 13,487 | [大阪府 1] |
| 1989年(平成元年) | 13,315 | [大阪府 1] |
| 1990年(平成02年) | 13,083 | [大阪府 2] |
| 1991年(平成03年) | 12,974 | [大阪府 3] |
| 1992年(平成04年) | 12,823 | [大阪府 4] |
| 1993年(平成05年) | 12,594 | [大阪府 5] |
| 1994年(平成06年) | 12,714 | [大阪府 6] |
| 1995年(平成07年) | 12,773 | [大阪府 7] |
| 1996年(平成08年) | 12,766 | [大阪府 8] |
| 1997年(平成09年) | 12,477 | [大阪府 9] |
| 1998年(平成10年) | 12,266 | [大阪府 10] |
| 1999年(平成11年) | 12,042 | [大阪府 11] |
| 2000年(平成12年) | 11,860 | [大阪府 12] |
| 2001年(平成13年) | 11,862 | [大阪府 13] |
| 2002年(平成14年) | 11,721 | [大阪府 14] |
| 2003年(平成15年) | 11,861 | [大阪府 15] |
| 2004年(平成16年) | 11,838 | [大阪府 16] |
| 2005年(平成17年) | 11,807 | [大阪府 17] |
| 2006年(平成18年) | 11,831 | [大阪府 18] |
| 2007年(平成19年) | 11,606 | [大阪府 19] |
| 2008年(平成20年) | 11,500 | [大阪府 20] |
| 2009年(平成21年) | 11,187 | [大阪府 21] |
| 2010年(平成22年) | 11,377 | [大阪府 22] |
| 2011年(平成23年) | 11,572 | [大阪府 23] |
| 2012年(平成24年) | 11,548 | [大阪府 24] |
| 2013年(平成25年) | 11,824 | [大阪府 25] |
| 2014年(平成26年) | 11,606 | [大阪府 26] |
| 2015年(平成27年) | 11,639 | [大阪府 27] |
| 2016年(平成28年) | 11,457 | [大阪府 28] |
| 2017年(平成29年) | 11,428 | [大阪府 29] |
| 2018年(平成30年) | 11,162 | [大阪府 30] |
| 2019年(令和元年) | 10,848 | [大阪府 31] |
| 2020年(令和02年) | 8,751 | [大阪府 32] |
| 2021年(令和03年) | 8,963 | [大阪府 33] |
| 2022年(令和04年) | 9,463 | [大阪府 34] |
| 2023年(令和05年) | 9,528 | [大阪府 35] |
同一名称である大阪市営地下鉄(現・大阪市高速電気軌道〈Osaka Metro〉)平野駅は当駅からは1 km以上離れた所にある[2]。
「JR平野駅」停留所および「JR平野駅筋」停留所にて、大阪シティバスの路線が発着する。
| 停留所名 | 系統 | 行先 | 担当 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 北行き | 南行き | ||||
| JR平野駅 JR平野駅筋 | 19 | 地下鉄今里 | 加美東三丁目北 | 守口 | JR平野駅筋の北行きは他とのりばが異なる |
| 30 | あべの橋 | 平野区役所前 | 住吉 | ||
| JR平野駅筋 | 1 | 出戸バスターミナル | |||
| 9 | 平野区役所前 | 住之江 | |||
| 阪和貨物線 (2009年廃止) | |
|---|---|
| 関西鉄道旧線 (1907年廃止) | |
| * | |