| 十三代目 | |
2016年9月15日 | |
| 屋号 | 成田屋 |
|---|---|
| 定紋 | 三升 |
| 生年月日 | (1977-12-06)1977年12月6日(47歳) |
| 本名 | |
| 襲名歴 | 1. 七代目市川新之助(1985年 - 2004年) 2. 十一代目市川海老蔵(2004年 - 2022年) 3.十三代目市川團十郎(2022年 - 現在) |
| 俳名 | 栢筵・雷・壽海 |
| 別名 | |
| 出身地 | |
| 血液型 | AB型 |
| 祖父 | 十一代目市川團十郎(父方) |
| 父 | 十二代目市川團十郎 |
| 母 | 希実子(庄司隆雄の娘)[2] |
| 兄弟 | 四代目市川翠扇(妹) |
| 妻 | 小林麻央(2010年 - 2017年死別) |
| 子 | 四代目市川ぼたん(長女) 八代目市川新之助(長男) |
| 公式サイト | 成田屋 市川團十郎・市川海老蔵 公式Webサイト 成田屋倶楽部 三千世界[3] |
| 当たり役 | |
| 『助六由縁江戸桜』の花川戸助六実は曽我五郎 『毛抜』の粂寺弾正 『暫』の鎌倉権五郎景政 『押戻』 『外郎売』の外郎売 『鳴神』の鳴神上人 『勧進帳』 の武蔵坊弁慶・富樫左衛門 『源氏物語』の 光君 『男伊達花廓』の五郎蔵 『極付幡随長兵衛』の幡随院長兵衛 『連獅子』の親獅子の精 『石川五右衛門』の石川五右衛門 『神明恵和合取組』のめ組浜松町辰五郎 『壽三升景清』の悪七兵衛景清 『若き日の信長』の織田上総介信長 『夏祭浪花鑑』の団七九郎兵衛 『雪月花三景』の仲国 『源平布引滝』の斎藤実盛 『船弁慶』の静御前/新中納言平知盛の霊 『紅葉狩』の更科姫実は戸隠山の鬼女 | |
十三代目市川 團十郎 白猿(いちかわ だんじゅうろう はくえん、1977年〈昭和52年〉12月6日[1] - )は、日本の歌舞伎俳優、俳優(単に十三代目 市川 團十郎とも)。本名、堀越 寶世(ほりこし たかとし[4][5]、出生名:堀越 孝俊〈読み同じ〉[1])。
屋号は成田屋。旧名、七代目 市川 新之助(いちかわ しんのすけ)ならびに十一代目 市川 海老蔵(いちかわ えびぞう)。俳名は栢筵(はくえん)、雷(かみなり)、寿海(じゅかい)。定紋は三升、替紋は杏葉牡丹。歌舞伎名跡「市川團十郎」の当代。また『株式会社成田屋』の代表取締役でもある[6][7]。
十三代目 市川 團十郎 白猿の名は2020年5月に襲名予定であったが[8][9]、新型コロナウイルスのパンデミックを受けて延期となり[10]、2022年10月31日に正式に襲名した[11]。
愛称に「海老さま」、「海老ちゃん」。身長は176 cm、体重は80 kg、血液型はAB型[12]。
妻・小林麻央(フリーアナウンサー、2017年死別)との間に二子。長女は四代目市川ぼたん。長男は八代目市川新之助[13]。
10代の頃の七代目新之助(当時)は幼少時から続く厳しい稽古と家柄・伝統の重責に耐え切れず反発を繰り返していたという。そんな彼を立ち直らせたのは、偶然フィルムで見た『勧進帳』の弁慶をつとめる祖父・十一代目市川團十郎の芸の美しさと勇姿に感動したからと語っている。祖父を目標に掲げているが、その理想を追うがゆえに苦しみ、現在も、もがき続けているという[38]。
以前は舞台に上がることが苦痛であったが、歌舞伎に真剣に打ち込むようになった今はプライベートの方が苦痛に感じるという。これが異様なことかと悩んで五代目坂東玉三郎に相談したところ、「あら、それは当たり前よ」と返され、安心したと述べている。また、坂東玉三郎とそういったことを共感できたことを嬉しく思ったとも語っている[38]。
本格的な筋力トレーニングやヨガを行っており、雑誌『ターザン』などの表紙を飾ったこともある。
成田屋のお家芸「歌舞伎十八番」のうち、今日ではあまり上演されなくなった演目の復活上演を積極的に行っている[38]。
特技はバスケットボール、趣味は相撲鑑賞。学生時代はバスケットボール部に所属していた。
以前は寿司を月50回食べに行ったり、タバコを1日4箱分吸ったり、酒をあびるように飲むなど不健康な生活をしていたが、心境の変化でタバコは2004年の十一代目海老蔵襲名時にやめ、「歌舞伎をやるとき、神様に捧げることも意識しなくちゃいけないかなと。だから、心と体を清くしなくちゃ」という思い[39]から不規則な食生活や酒、肉、魚も2008年11月頃からやめていたが[38]、麻央との結婚後に酒、肉、魚は再開している。
自らのブログでは、ゲスト出演も果たした『名探偵コナン』や『ONE PIECE』など好きな漫画やアニメ作品について度々言及されており造詣が深い。モンキー・パンチ他界後には、『ルパン三世』のファンであったことも明かしている[40]。また、スタジオジブリのアニメ作品の大ファンで『おしゃれイズム』に出演した際に、『崖の上のポニョ』の非売品の人形と宮﨑駿が同作を制作する際に使用した鉛筆をプレゼントされ、涙ぐんで喜んでいた[41]。宮﨑本人と対談したこともあり、その際に自身が実践しているタワシで体をなでる健康法を宮﨑も行っていることがわかり、共通点があったことに感動したという[42]。2013年4月9日にブログを開始しているが、1日に10回以上更新するほど更新頻度が高い。2014年4月にはアメーバMVB(Most Valuable Blog)の初代受賞ブログとなり[43]、2019年2月にはアメーバのBLOG of the year 2018最優秀賞を受賞している[44]。
ドラえもんのポーチを愛用しており、ポケットに漢方薬を入れている事を明かした[45]。
くまモンが大好き[46]。麗禾の初舞台での出演オファーも行い、共演を果たしている[47]。
父・十二代目團十郎が健在であった当時、海外公演などで一緒に舞台に上がった時には演出のことで揉めたことがよくあった。十二代目團十郎が七代目新之助→十一代目海老蔵の意見を聞き入れて許してくるときもあったが、そういうときの家庭内の空気はよくなかったという。だが、反発していたときにずっと優しく見守ってくれていた父に常々感謝の言葉を述べている。
婚外子(嫡出でない子)が発覚した際に寛大な態度を見せていた父も、2007年7月に十一代目海老蔵(当時)が大阪松竹座内の風呂場でケガをして歌舞伎公演を降板した時はさすがに激怒し「公演に穴を空けたんだから、自己管理がなっていない。今回は同情できん」とコメントしていた[49][50]。2010年に発生した暴行事件の被害を受けた際にも再度激怒し「(予定されていた京都南座での顔見世興行の)稽古に入れないのではないか。(事件に巻き込まれたとはいえ、その事件の原因を作ったという)責任の上では、出演すべきではないと思っている」と前置きし「大変失礼な行動で、当人の自覚のなさがなせるわざ。憤りを感じている」と十一代目海老蔵(当時)を突き放していた[51]。
2010年11月25日早朝、西麻布の飲食店で他の客とトラブルになり頭部、顔面を負傷。帰宅後に妻の麻央が救急と警察に通報し虎の門病院に緊急搬送される。歌舞伎俳優の仲間らと飲食後、数人のグループと海老蔵だけが合流、その後、先に帰った数人のグループとは別の数人のグループとトラブルになり殴られたとみられ、警視庁目黒署は傷害事件として捜査を開始[57]。
しかし、海老蔵は11月25日午後に予定されていた「初春花形歌舞伎」(2011年1月公演、東京・ル テアトル銀座)の記者会見を体調不良を理由にキャンセルしたにもかかわらず、11月24日夜から飲みに出ていたことが発覚。11月25日夜、成田屋後援会主催の「後援会の集い」開催後に急遽、父・團十郎が記者会見を開き「本人の自覚のなさに怒りを感じる」と謝罪した。怪我と事件のため、11月30日から出演予定だった京都市東山区・南座「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」を急遽降板した。
海老蔵本人が12月7日、都内のホテルで記者会見を行い「日ごろの自分のおごりが招いたことだと思います」と謝罪した。また、会見に同席した松竹の社長が、海老蔵の歌舞伎出演を無期限で自粛することを発表した[58]。無期限謹慎に伴い、「初春花形歌舞伎」は中止となり、名古屋・御園座「二月大歌舞伎」(2011年2月公演)を降板となった。
| 松本紀保 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 二代目 中村吉右衛門 | 十代目 松本幸四郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 初代 松本白鸚 | 二代目 松本白鸚 | 松たか子 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 七代目 松本幸四郎 | 二代目 尾上松緑 | 初代 尾上辰之助 | 四代目 尾上松緑 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 初代 市川壽紅 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 十一代目 市川團十郎 | 四代目 市川翠扇 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 十二代目 市川團十郎 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 堀越千代 | 十三代目 市川團十郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 堀越希実子 | 四代目 市川ぼたん[71] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 小林麻央 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 八代目 市川新之助 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 1 - 10作 | |
|---|---|
| 11 - 20作 | |
| 21 - 30作 | |
| 31 - 40作 | |
| 41 - 50作 | |
| 51 - 60作 | |
| 61 - 70作 | |
| その他(NHK新大型時代劇) | |
| 10代 | |
|---|---|
| 20代 | |
| 30代 | |
| 40代 | |
| 50代 | |
| 60代 以上 | |
| 男性 | |
| 特別 賞 | |
| *は複数回の受賞。男性は1992年から、60代以上は97年から、10代は99年から対象 | |