川崎町(かわさきまち)は、福岡県の中央部に位置する町。田川郡に属しており、筑豊地域[1](都市計画の圏域では筑豊都市圏)を構成する自治体の一つである[2]。
- 手嶋秀昭(2007年5月1日-2011年4月30日)1期(※2015年4月、町長選挙で返り咲き)
- 小田幸男(2011年5月1日-2015年4月30日)1期
- 手嶋秀昭(2015年5月1日-2019年4月30日)1期(通算2期)
- 平成20年度から「かがやけ川崎応援基金」が創設された。募集対象は町民だけでなく全国も含まれる。平成22年度には、この基金によって保健師訪問用車が導入され、活用中である。
- 他の筑豊の市町村と同様、かつては炭鉱が町の経済を支えた町であった。だが、現在ではすべて閉山しており、跡地を工業団地として再利用することで再生を図っている。
- 1970年までは地名を冠した川崎信用金庫(神奈川県を拠点とする川崎信用金庫とは別の法人)が存在していたが、不正融資の表面化など[6]を契機に倒産している。
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| 川崎町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 川崎町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 川崎町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
川崎町(に相当する地域)の人口の推移
| 1970年(昭和45年) | 23,190人 | | | 1975年(昭和50年) | 22,508人 | | | 1980年(昭和55年) | 22,872人 | | | 1985年(昭和60年) | 22,746人 | | | 1990年(平成2年) | 22,046人 | | | 1995年(平成7年) | 21,276人 | | | 2000年(平成12年) | 20,190人 | | | 2005年(平成17年) | 20,115人 | | | 2010年(平成22年) | 18,264人 | | | 2015年(平成27年) | 16,789人 | | | 2020年(令和2年) | 15,176人 | |
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| 総務省統計局国勢調査より |
- 川崎町立
- 川崎小学校
- 川崎東小学校
- 池尻小学校
- 真崎小学校
- 大峰小学校・・・平成18年3月末日で閉校。川崎東小学校に統合される。跡地は「大峰ふれあいセンター」になっており、その一角に2015年(平成27年)に「川崎町歴史民俗資料室」が開設された[7]。
- 安宅小学校・・・平成18年3月末日で閉校。真崎小学校に統合される。
2019年度までは町内に川崎中学校・鷹峰中学校・池尻中学校の3校があったが、2020年よりすべて川崎中学校に統合され、町内全域が川崎中学校の校区となった。
- 安真木(あまぎ)
- 安宅(あたか)、荒平(あらひら)、内木城(うちきしろ)、上真崎(かみまさき)、小峠(ことうげ)、下真崎(しもまさき)、十郎口(じゆうろうぐち)、外木城(そときしろ)、田代谷(たしろだに)、大ケ原(だいがはら)、戸頃(ところ)、長野(ながの)、不動(ふどう)
- 池尻(いけじり)
- 岩鼻(いわはな)、大谷(おおたに)、大海(おおみ)、上原(かんばる)、小倉畔(こくらのて)、三ケ瀬(さんがせ)、式部(しきぶ)、手ノ浦(てのうら)、豊州(ほうしゆう)、森安(もりやす)
- 川崎(かわさき)
- 浦ノ谷(うらのたに)、大島(おおしま)、太田(おおた)、大峰(おおみね)、奥谷(おくたに)、上豊州(かみほうしゆう)、櫛毛(くしげ)、向陽台(こうようだい)、島廻(しまめぐり)、鷹の巣(たかのす)、高見(たかみ)、大ケ原(だいがはら)、東陽(とうよう)、飛渡(とびわたり)、永井(ながい)、東川崎(ひがしかわさき)、古屋敷(ふるやしき)、本町(ほんまち)、丸山(まるやま)、山下通り(やましたどうり)、吉原(よしはら)、米田(よねだ)
- 田原(たばら)
- 中田原(なかたばら)、西田原(にしたばら)、東田原(ひがしたばら)
豊前川崎駅- 中心駅は豊前川崎駅。
- ふれあいバス - 川崎町が運営するコミュニティバス。西鉄バス路線の代替などを目的として運行されている。2025年10月1日より前日限りで廃止された西鉄バス後藤寺 - 川崎 - 添田間(10番系統)の代替として田川市後藤寺地区と川崎町を結ぶ「ふれあいコース」が運行されている。他に町内のみの路線が4路線ある。運賃100円均一。
- 西鉄後藤寺営業所 - 後藤寺 - 池尻 - 東洋団地入口 - JR豊前川崎駅 - 福祉センター
- 川崎町内
- 添田町バス - 添田町が運営するコミュニティバス。2025年10月1日より西鉄バス10番系統の代替として川崎町内を通る川崎・田川線の運行を開始した。運賃200円均一。
- 西鉄後藤寺営業所 - 池尻 - 東洋団地入口 - 川崎町役場口 -添田駅 - 伊原 - めんべい添田町工場 - 添田町役場
かつては町内各地に西鉄バスの路線があったが、2025年9月30日限りで田川市と添田町を川崎町経由で結ぶ西鉄バス筑豊の10番系統が廃止されたのを最後に町内の西鉄バス路線はすべて廃止された。添田町バス川崎・田川線はこの10番系統のルートをほぼ踏襲している。
- 主要地方道
- 空港は福岡空港または北九州空港が最寄り。空港と町内を直接結ぶ交通機関は存在しない。
- 新幹線や特急列車はない。小倉駅より日田彦山線の直通列車が利用可能(田川後藤寺駅で乗り換えとなる場合でも短時間での乗り継ぎが可能)。
- 高速道路は町内にも近隣市町村にも全く通っていない。町に近いインターチェンジは以下の通り。
2015年には、川崎町の観光スポットについてまとめた「ふるさと知・好・楽」が全国の書店で発売された。そこには、魚楽園はもちろんのこと、「地産地消」をモットーとし、地元で作られた野菜を使用している、バイキング形式のレストラン「穀・極」についても書かれている。
★は故人