川口市(かわぐちし)は、埼玉県の南東部に位置する市[1]。中核市・保健所政令市に指定されている。
人口は約60万人で、同県の県庁所在地であるさいたま市に次いで2番目(すなわち第二都市)である。また、政令指定都市を除いた市としては、千葉県船橋市(約65万人)に次ぐ全国2位の人口を擁する。面積は県内で比較的広く、埼玉県の63市町村[注釈 1]中17位(61.95平方キロメートル)である[2]。旧北足立郡で、1933年市制施行。
埼玉県の南東部に位置し、北はさいたま市、西は蕨市と戸田市。東は越谷市と草加市、東南は東京都足立区に接する。南は概ね荒川を挟む形で東京都北区と向かい合っている。
江戸時代に日光御成道が整備され、川口宿と鳩ヶ谷宿が置かれていた。古くから農閑期を利用した鋳物が地場産業として盛んで、荒川のほか市内を縦断する芝川の河川舟運によって大消費地である江戸に運搬していた。明治時代の富国強兵政策により工業都市として急激に発展し、1910年に川口町駅(現:JR川口駅)が開業すると全国に鋳物が貨物輸送されるようになり、「東の川口、西の桑名」と言われるようになった。日中戦争から太平洋戦争にかけての戦時中も鋳物の需要は高く、1940年に県内で唯一の新興工業都市に指定された。戦後の1946年3月28日、昭和天皇が埼玉県に行幸(昭和天皇の戦後巡幸の一環)。鋳物の生産現場などが巡幸先の一つとなった[3]。
1958年に開催されたアジア競技大会は市内の鋳物師により製造された聖火台が使用され、その聖火台は1964年の東京オリンピックでも使用された。
1970年代のオイルショック以降、川口駅周辺の中心市街地にあった鋳物工場は需要の減少や公害などの理由で移転や廃業が相次ぎ、工場跡地はマンション建設用地に広さ、価格が適していたことから東京のベッドタウンとして人口が増加した。(商業施設の項参照)また、人口の増加に伴い川口駅前に百貨店が出店したが、車社会が進むにつれて、買物の中心が中心市街地から大型ショッピングモールなどの商業施設に移行した。また、平成初期より中高層のマンション(タワーマンション)が建ち並び、それまでの景観を大きく変えた。1998年に竣工したエルザタワー55は当時日本一高い超高層マンションであり、現在も埼玉県内で最も高い建築物である。東京に通勤・通学する「埼玉都民」が多く移り住むことによって人口が増加している。
中国人を中心とした外国人居住者が多い市であるが、人口比率からすると突出して多いとはいえない。国籍別には、中国、ベトナム、フィリピンの順である。[1]なお、在日クルド人と呼ばれる人たちは、国籍は主にトルコ、シリア、イランなどであり、クルドという国は存在しない。
外国人増加による川口市内の治安悪化の懸念も決して少なくはない。しかし、市内の外国人人口が2005年から2024年にかけて約3倍に増加した一方、同時期の刑法犯認知件数は3分の1程度に減少しており[4]、また日本全国を俯瞰しても、外国人の不起訴率が上昇している事実はない。埼玉県警察本部長の野井祐一は、2024年末の埼玉県議会にて「川口市内における犯罪情勢が特段に悪いという評価はしていない」と発言した[5]。実際、2024年における川口市の犯罪率は、人口1000人に対して7.6件であり、県内63市町村のうち13番目の高さであった[6]。
埼玉県庁による地域区分では県南東部の中央地域(地区)に属し[7]、その南端に位置する市の一つである。市域の大半は荒川流域の沖積平野にあるが、郊外にあたる北東部は大宮台地の南東部で、戸建てを中心とした宅地開発がされている。
市域の西部をJR京浜東北線が走っているほか、2001年に埼玉高速鉄道線が開業し、それまで鉄道空白地帯だった旧鳩ヶ谷市で初めての鉄道路線となった。
川口市の東部地区(戸塚、神根、安行、新郷、鳩ヶ谷など)は大宮台地の鳩ヶ谷支台が南北に走る高台になっている。それ以外の殆どの地域は低地であり(川口低地)、その低地は縄文時代において奥東京湾(鳩ヶ谷支台の西側の水域は「古入間湾」とも呼ばれる[8])の底であった(海面が現在よりも高く、河川による沖積・陸地化も進んでいなかった時代で、一般に縄文海進と呼ばれる)[9]。現在、低地部分は中高層住宅や商業施設などの都市的な機能、台地部分は低層住宅や樹木畑など近郊型農地としての土地利用が多い。また、芝川が市域中央部を縦断するように流れる。芝川は、市中央部で、新芝川に分かれている。
括弧内は行政区を示す
『川口のわたし善光寺』(歌川広重名所江戸百景)市域は明治以前、武蔵国足立郡に属していた。詳細は『武蔵国郡村誌』及び『旧高旧領取調帳』を参照。以下、川口市域での出来事を記す。
- 2020年(令和2年)4月13日 - 改築に伴う、新市役所庁舎が幸町1丁目6番1号にて業務開始。
- 2021年(令和3年)2月28日 - 川口そごうが閉店。
- 2022年(令和4年)4月25日 - 首都高速川口-足立線に、川口ハイウェイオアシスが設置される。
- 2023年(令和5年)
- 4月1日 - 「大きな声で川口が大好きだと叫んでみませんか川口プライド条例」施行[19]。
- 7月4日 - 川口市立医療センター付近にて、トルコ国籍の男女約100名が殺到し口論の果に暴動事件が発生。それに伴い、救急受け入れ業務が約5時間30分に渡って停止する事件が生じる[20][21]。
- 9月23日 - 川口ハイウェイオアシスに、イイナパーク川口が設置される。
- 11月1日 - 川口そごうの地上権が、三井不動産レジデンシャルに売却される。それに伴い、川口市と三井不動産レジデンシャルの間で、町作りに関する協定が締結される(川口そごうは、市の再開発公社も地主だったため)。
- 2024年(令和6年)
- 3月27日 - 株式会社プラスロボとの連携協定が締結され、スケッター事業が開始される。
- 2025年(令和7年)
- 1月3日 - 朝日環境センターにて、火災が発生。それに伴い、一般塵芥収集事業が一時的に停止。
- 9月30日 - 川口市議会が外国人の無免許・無保険事故についての意見書を採択[22]。
- 2026年(令和8年)
- 2月1日 - 川口市長選挙が行われ、初の女性市長が誕生。
- 1956年(昭和31年)4月1日 -安行村が川口市に編入合併される。これにより旧新郷村域の飛地 が解消し、鳩ヶ谷町は東京都と接する南方の一部を除き全てを川口市に囲まれる。
- 1962年(昭和37年)5月1日 -美園村のうち、旧戸塚村全域と旧大門村の一部の区域(差間と行衛)が川口市に編入される。
- 2011年(平成23年)10月11日 -鳩ヶ谷市を編入合併。
川口市、鳩ヶ谷市(現川口市)、草加市、戸田市、蕨市で形成される県南5市づくり協議会で合併案が浮上した。
2002年(平成14年)、隣接する鳩ヶ谷市(現在は川口市)・蕨市との間に市町村合併に関する任意協議会が置かれ、合併の構想が進められてきた(翌年には法定協議会を設置)。しかし、2004年(平成16年)に新市名を「武南市」とする決議が合併協議会で可決されると、事前に行った市名公募の質問紙を用いた調査において1位となった「川口市」の名称が使用されないことなどを理由に、川口市が協議会の離脱を表明し、合併協議会も解散に至った。詳細は「武南市」参照。
鳩ヶ谷市が合併協議会解散後に行った「合併に関する全世帯意向調査」で、「川口市との合併」が過半数に達し、編入合併についても3割以上の賛成があり、2009年(平成21年)に鳩ヶ谷市が川口市に改めて合併協議を申し入れ、2市による任意合併協議会が設立された。特筆すべきこととして、川口市は旧鳩ヶ谷市との合併を実現するにあたり、川口市は旧鳩ヶ谷市民が排出したごみを処理する代わりに、旧鳩ヶ谷市は川口市民が排出する屎尿(しにょう)を処理するという広域行政を実現することを事実上の合併の条件として旧鳩ヶ谷市に課し、旧鳩ヶ谷市域の八幡木においてし尿処理施設である鳩ヶ谷衛生センターが建設された。
2010年(平成22年)9月28日に、任意合併協議会が法定合併協議会「川口市・鳩ヶ谷市合併協議会」へ移行し、鳩ヶ谷市を川口市に編入する「編入合併」とし、合併の期日を2011年(平成23年)10月11日とすることが決定した。2011年1月28日に川口市と鳩ヶ谷市の合併協定書が調印され、同年3月9日に川口市議会が合併関連議案を可決した。なお、旧鳩ヶ谷市の川口市への吸収合併にあたり、「本町」など両市に共通する地名を修正する必要があったため、旧鳩ヶ谷市内の重複地名には「鳩ヶ谷」の名称を施すことで、合併前の川口市内の重複地名との区別が図られた(本町→鳩ヶ谷本町、南→南鳩ヶ谷、緑町→鳩ヶ谷緑町)。
- 2003年(平成15年)12月24日 -合併特例法に基づき、「川口市・蕨市・鳩ヶ谷市法定合併協議会」が設立。
- 2004年(平成16年)9月30日 - 新市名「武南市」の決定が民意を無視しているとして、川口市が合併協議会を離脱。
- 2009年(平成21年)12月24日 - 「川口市・鳩ヶ谷市任意合併協議会」設立。
- 2010年(平成22年)9月28日 - 「川口市・鳩ヶ谷市任意合併協議会」が、法定合併協議会「川口市・鳩ヶ谷市合併協議会」へ移行。
- 2011年(平成23年)1月28日 - 川口市・鳩ヶ谷市の市長が合併協定書に調印。
- 2011年3月9日 - 川口市議会が合併関連議案を可決。
- 2011年3月25日 - 川口市・鳩ヶ谷市の市長及び市議会議長により埼玉県に合併申請が行われる。
- 2011年7月8日 - 埼玉県議会が合併関連議案を可決。
- 2011年7月11日 -埼玉県知事により廃置分合(合併)の決定を行う。
- 2011年8月12日 - 『官報』に総務大臣告示が掲載される。
- 2011年10月11日 - 鳩ヶ谷市を編入合併(1940年に旧鳩ヶ谷町が一度川口市に編入され、1950年に分離された歴史があり、歴史的には再編入となる)。
- 2011年11月6日 - 旧鳩ヶ谷市域を対象にした川口市議会議員増員選挙を実施。
市名の由来は正確にはわかっていないが、鎌倉時代後期に作られた日記文学『とはずがたり』に「小川口(こかわぐち)」という地名が記されており、後にこれが「川口」になったとされる。「小川口」の由来は、芝川と入間川(現・荒川)の合流地点に位置したことからとされている[23]。
 |
| 川口市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 川口市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 川口市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
川口市(に相当する地域)の人口の推移
| 1970年(昭和45年) | 357,263人 | | | 1975年(昭和50年) | 402,231人 | | | 1980年(昭和55年) | 435,310人 | | | 1985年(昭和60年) | 458,439人 | | | 1990年(平成2年) | 495,120人 | | | 1995年(平成7年) | 504,618人 | | | 2000年(平成12年) | 514,545人 | | | 2005年(平成17年) | 538,434人 | | | 2010年(平成22年) | 561,211人 | | | 2015年(平成27年) | 578,112人 | | | 2020年(令和2年) | 594,274人 | |
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| 総務省統計局国勢調査より |
2021年8月時点、人口は政令指定都市を除いた市では千葉県船橋市に次いで全国第2位。JR特急列車が停車しない市としては日本で最も多い人口を擁する。1995年に旧浦和市(現:さいたま市)にその座を譲るまで、旧鳩ヶ谷市を除いても埼玉県内において最多の人口を擁していた(但し、2023年2月以降、旧鳩ヶ谷市域も含む川口市の推計人口は、旧浦和市域にほぼ相当する桜区・浦和区・南区・緑区の合計人口を下回っている)。2009年5月には住民基本台帳の人口が50万人を超え、鳩ヶ谷市編入後の2017年12月には60万人を突破した。人口密度は中核市の中で、大阪府の豊中市、吹田市に次いで3位である。
2025年(令和7年)4月1日時点での、外国籍人口を以下に示す[24]。
| 順位 | 国籍 | 人数 |
|---|
| 1 | 中国 | 24,567人 |
| 2 | ベトナム | 5,155人 |
| 3 | フィリピン | 2,920人 |
| 4 | 韓国 | 2,681人 |
| 5 | ネパール | 1,594人 |
| 6 | トルコ | 1,504人 |
| - | その他 | 6,020人 |
また、2023年6月時点でも在留外国人数は4万1471人となっており[25][26]、これは全国の自治体(政令市の区を含めた市区町村)で最多であり[27]、人口の約6.4%を占めている。国籍別では中国(23,637人)が最も多く、次にベトナム(4,451人)、フィリピン(2,805人)、韓国・朝鮮(2,699人)と続き、ネパール(1,248人)が5番目となっている[25][28]。在留外国人統計(2023年12月)で、「川口市内在住のトルコ国籍」の在留資格の内訳を見ると、「留学」12人、「経営・管理」22人などがあるが最多は「特定活動」の801人である。この「特定活動」は難民申請後は労働許可があることを悪用した不法就労者と指摘されている。2015年5月の読売新聞報道時点では「川口、蕨市のクルド人在留者数」が約600人であったが、トルコ国籍者に対するノービザは続いたことで2024年半ば時点には川口市在住者だけで在日クルド人が2000〜3000人へと急増した。在日クルド人らは新参者も先駆者家族も、川口市南西部や蕨市に集中して居住している[29]。
歴代市長はCategory:川口市長参照。
川口区検察庁・さいたま地方法務局川口出張所
川口税務署
川口労働基準監督署
- 川口県税事務所(川口地方庁舎内)
- 南部地域振興センター(川口地方庁舎内)
- 埼玉県消費生活支援センター
- 南部保健所(2018年4月1日‐川口市保健所が設置されたことに伴い、川口保健所から名称を変更。戸田市と蕨市を管轄。)
- 食肉衛生検査センター川口分室
川口地方庁舎
南部保健所・川口市保健所
花と緑の振興センター
- 川口市役所鳩ヶ谷庁舎
- 川口市水道局
- 東川口駅前行政センター
- 安行支所
- 芝支所
- 新郷支所
- 神根支所
- 川口駅前行政センター
- 川口駅前市民ホールフレンディア
- グリーンセンター
- 川口市分析センター
- 青少年会館
- 川口市役所厚生会館
- 川口市役所メディアセブン
- 川口市役所かわぐち市民パートナーステーション
- 川口市役所教育研究所教育相談室
- 川口市役所蕨駅前芝連絡室
- 川口市役所西川口駅連絡室
- SKIPシティA1川口市立科学館・サイエンスワールド
- 川口市パスポートセンター
東川口駅前行政センター
SKIPシティ・南側
川口市めぐりの森・入り口前
イイナパーク(レストラン、遊び場)
- 一部事務組合
- 協議会
- 埼玉県南4市まちづくり協議会:草加市、蕨市、戸田市とともに、4市で共通する広域的な行政課題の連絡調整、図書館の相互利用、災害時における避難場所の相互利用、健康づくりをテーマとした各種のスポーツ交歓大会等の各種事業を開催している。また、政令指定都市を目的とした取り組みも実施している。
2022年度及び2023年度の予算及び執行状況から市の財政状況を記す[31]。
財政状況| 項目 | 金額またはパラメータ(2022年度) | 金額またはパラメータ(2023年度) |
|---|
| 歳入金額 | 2474億6272万5千円 | 2366億1849万4千円 |
| 歳出金額 | 2351億9141万円 | 2272億4996万2千円 |
| 地方税収入 | 975億3318万5千円 | 1025億4059万1千円 |
| 地方債残高 | 1741億4292万円 | 1738億4606万2千円 |
| 財政力指数 | 0.94 | 0.93 |
| 実質公債比率 | 3.1% | 2.6% |
| 将来負担比率 | 6.7% | 9.3% |
| 経常収支比率 | 97.8% | 98.5% |
| 地方交付税依存度 | 3.4% | 2.7% |
民間の調査によれば、埼玉県内における財政力のランキングでは18位となっている[32]。なお、1位は近隣の戸田市、2位は埼玉県入間郡三芳町、3位は和光市、4位は八潮市、5位は朝霞市である。
川口簡易裁判所の場合には、さいたま地方裁判所の川口分室の取扱であり、担当裁判官は民事係長、刑事係長が担当する。基本的には、民事案件が週2回(火曜日、木曜日)に開廷し、刑事案件は奇数週の金曜日に開廷される[34]。これらは、簡易裁判所の最高権限にあたる訴訟金額140万円未満の案件を取り扱うためである。
- 民事案件:簡易裁判所の場合には、上級審である地方裁判所で扱うためには少額の案件を取り扱う(参考資料は[35]を参照の事)。大半の場合には判決処理ではなく、和解処理による場合が多い[36]。
- 刑事案件:罰金以下の刑に当たる罪及び窃盗、横領等の比較的軽い罪の刑事訴訟となっており、警察署(交通課、少年課、生活安全課)からの訴状案件を取り扱う[37]。
- 定数:42名
- 任期:2023年(令和5年)5月2日 - 2027年(令和9年)5月1日
- 定数:7名(2026年2月1日現在、在任5名、欠員2名。理由は以下の通り)。
- 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日
| 氏名 | 会派名 | 備考 |
|---|
| 岡村ゆり子 | 無所属県民会議 | 2026年1月25日告示の川口市長選挙に立候補のため自動失職 |
| 永瀬秀樹 | 埼玉県議会自由民主党議員団 | |
| 立石泰広 | 埼玉県議会自由民主党議員団 | 2026年1月25日告示の川口市長選挙に立候補のため自動失職 |
| 塩野正行 | 埼玉県議会公明党議員団 | |
| 萩原一寿 | 埼玉県議会公明党議員団 | |
| 山崎淳 | 日本共産党埼玉県議会議員団 | |
| 白根大輔 | 埼玉民主フォーラム | 党籍は立憲民主党 |
- 選挙区:埼玉県第2区(東川口駅前行政センター(旧戸塚支所)[38]管内・神根支所管内(大字安行領根岸(290〜676・711・712番地を除く)、大字安行領在家(113〜116番地・226〜282番地を除く)、大字道合、大字神戸、大字木曽呂(1313・1336・1341・1365・1369〜1372・1392〜1399・1409・1419〜1427・1450・1459〜1462・1467・1468・1473・1477〜1479・1486〜1488・1492〜1524・1528〜1560番地を除く)、大字源左衛門新田、大字東内野、大字石神、大字赤芝新田、大字赤山、大字新井宿、大字西新井宿)・安行支所管内(大字安行慈林614〜629番地))を除く区域。除かれた区域は埼玉県第3区へ選挙区が「第50回衆議院議員総選挙」より変更となった。
- 任期:2024年(令和6年)10月27日 - 2028年(令和10年)10月26日(「第50回衆議院議員総選挙」参照)
川口の鍋釜製造の図。小林清親画。1879年川口市は埼玉県を代表する工業都市であり、産業構造が似ている全国6都市で「中小企業都市連絡協議会」を組織し(現在は解散)、「中小企業都市サミット」を開いている[39]。中でも最も有名な産業は、鋳物工業である。
江戸時代に農閑期の副業として始まった鋳物工業は、荒川の砂や粘土、大消費地である江戸への舟運に恵まれて発達した[40]。鍋、釜などの日用品のほか、江戸幕府や諸藩の大砲や砲弾の鋳造が行なわれていた。幕末の動乱期には、勝海舟の指示により川口の鋳物で大砲が製造されている。
明治維新後は、永瀬庄吉ら先覚者の技術改良や日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦による好況に支えられ、(旧)川口町(現:川口駅南東側一帯)は県下最大の工業都市に発展した。その後、昭和恐慌によって打撃を受けたが、第二次世界大戦後いち早く民需に切り換えて復活、全国有数の鋳物の街となった。
この川口の鋳物の工場街は、女優の吉永小百合をヒットさせた映画『キューポラのある街』(1962年公開)の舞台ともなった。1964年の東京オリンピックでは、川口の鋳物で聖火台が作られ、国立競技場に設置された。
しかし大半が従業員30人未満の中小企業である鋳物業者は、京浜工業地帯の大企業の下請生産が多いため、不況の影響を受けやすいという弱みがあった。また東京都区部に近いことから、1960年代以降は急激に都市化が進み、地盤沈下や騒音公害がひどくなったため、1965年以後、市街地からの工場の計画的移転が実施されるに至った。1971年までに川口駅近くに点在していた鋳物工場の多くは新郷地区など郊外にある工業団地へ移った。駅西口にあった旧工業技術院公害資源研究所は、茨城県つくば市に移転し、現在は産業技術総合研究所の一部門を形成している。
さらに1970年代以降、鋳物工場の跡地に高層マンションの建設が続いている。都市計画の用途地域上、工業地域や準工業地域といった形態規制の緩い地区に指定されていることが理由に挙げられる。
- 川口商工会議所(川口市北部・西部・南部地区担当)[41] (所在地:川口市本町4-1-8 川口センタービル8F)
- 鳩ヶ谷商工会(川口市東部地区担当)[42](所在地:川口市鳩ヶ谷本町2-1-1)
そごう川口店中心市街地の玄関口となる川口駅東口駅前広場には、1970年に地下街が整備されていた。埼玉県で初となる地下街であったが、1991年に川口駅東口第三工区第一種市街地再開発事業により改札階と同一フロアにペデストリアンデッキが整備された。1992年に地下街は閉鎖され、跡地は川口駅東口地下自転車駐車場として再利用されている。
川口駅のペデストリアンデッキには、1972年8月に開業した丸井川口店と、1991年10月に開業したそごう川口店が接続した。丸井川口店は2004年1月に閉店し、跡地は総合アミューズメント施設のピア川口が入居している。そごう川口店は地下2階、地上11階の再開発ビルのメインテナントであり、開業当初は市内最大級の商業施設だった。売上高は1997年2月期に350億円を超えていた。2005年7月にかわぐちキャスティ、2006年4月にキュポ・ラが開業し、いずれもペデストリアンデッキに接続した。
市内北部は鉄道駅から離れていることもあり、1980年代からショッピングセンターが整備されていた。1984年4月に川口グリーンシティ(現:イオンモール川口)が開業し、2000年11月にダイヤモンドシティ・キャラ(現:イオンモール川口前川)が開業した。市内南部も工場跡地にショッピングモールが整備され、2005年11月にサッポロビール埼玉工場跡地にアリオ川口が開業し、市内に映画館が復活した。2008年11月に川口金属工業本社工場跡地にララガーデン川口が開業した。
そごう川口店は、市内でこれらのショッピングセンターが相次いで開業して競合が激化し、通信販売が普及したことにより営業不振に歯止めがかからず、令和3年(2021年)2月に閉店した。跡地は令和3年(2021年)6月から新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場に指定されていた[43]。集団接種会場としての使用は、令和5年(2023年)5月31日に終了した[44]。
2023年9月12日には、旧そごう川口店の管理権を有していた「そごう・西武」がフォートレス・インベストメント・グループに売却されたことに伴い、三井不動産へ売却が行われた[45]。
2025年5月31日、そごう川口店跡地に「ららテラス川口」がグランドオープンした[46]。
川口駅東口キュポ・ラ広場
ペデストリアンデッキと「ららテラス川口」
川口市には113の地区名称があり[47]、川口市管工事業協同組合など行政側はそれらは10地区に分けている[48][49]。川口市政には南部の地区を中心に10区分を更に19地区へと分ける表記もある[49]。
概ね旧町村域ごとに、町名・大字名とは別の地区名称が存在する。主にこれは「○○地区」という呼ばれ方をするが、第3次川口市総合計画のように「○○地区」ではなく「○○地域」と表記された文書も存在する。ただし、旧川口宿ならびに旧川口町域に関しては、川口地区とは称さずに中央地区と称している(現在の川口における地理を考えると決して「中央」に位置しているわけではないが、川口市における中心部の意から「中央地区」と称されている)。そして、旧南平柳村域に関しては、南平(なんぺい)地区と称しており、「南平柳地区」とは称されてはいない。
川口市役所や川口駅ならびに川口元郷駅のある中心市街地は南西部に位置する。荒川を隔てて東京都に面し、鉄道や路線バスで結ばれていることから、東京都と通勤・通学の行き来が多い。駅周辺は、竣工当時日本一の高さだったエルザタワー55をはじめ、超高層マンションが林立する。川口駅前一帯の中央地区、川口駅西側の横曽根地区を中心に、中央地区の東に隣接し川口元郷駅が所在する南平地区の西部、中央地区の北に隣接し市役所が所在する青木地区の南部へと市街地が広がる。南平地区には南部や西部の川岸に工場や倉庫が集まっている地域もある。東京都区部に隣接し、また東京都心から10数kmの距離にある市南西部は、戦前の比較的早い時代から都市化が進んだ。このため中央・横曽根・南平柳の各地区及び北部を除く青木地区は、首都圏整備法上の既成市街地としての指定を受けている。
青木地区の南西部と横曽根地区の北部、およびそれら北西にある芝地区の南部は蕨市に隣接しており、西川口駅や蕨駅が最寄りの市街地である。3地区の形は、地理的に蕨市がこれらの地区に食い込んだ形となっている。隣接する蕨市、芝地区・横曽根地区・青木地区・中央地区の5地域、それに南平地区の一部といった川口市の西南部は、在日クルド人が特に多い地域となっている[29]。
西部にある芝地区は北部と西部をさいたま市と、南部を蕨市と接している。同地区の一部地域は、さいたま市の南浦和駅が最寄りとなっている。住宅と商店が密集し、多くの商店は川口駅周辺から連なって産業道路沿いに存在し、地区内の他の主要道路でも住宅地と商店街が混在するなど全域市街化されている。青木地区の中北部には青木町公園総合運動場、川口オートレース場、SKIPシティ、イオンモール川口前川など大規模な施設も立地している。
東川口駅がある戸塚地区は川口市最北東に位置し、南西部に位置する中央地区から最も遠い位置にある。東川口駅開業に伴い昭和50年代から開発され、以降も相次ぐ区画整理により、市内でも特に都市計画道路が整備された市街地が形成されている。地区全体を南北に縦断している「けやき通り」沿いに商店が立ち並び、けやき通りから離れると住宅街が広がる。市域西部の市街がおおむね川口駅前の中央地区から連続した街並みであるのに対し、戸塚地区は独自の発達をしている。また地理的に隣接する、さいたま市緑区や越谷市との関わりも深い。地区北部の東川口駅は武蔵野線と埼玉高速鉄道線の乗換駅であり、また地区南端に戸塚安行駅も開業するなど交通の便がある。戸塚安行駅の開業に合わせ同駅周辺の区画整理がされた。
戸塚地区の西に隣接する神根地区は一部を除きほとんどの地域が大宮台地上に位置し、市内では最も緑が多く坂も多い。都市計画上の市街化調整区域はこの地区に集中する。西部の柳崎・北園町・在家町など芝川西岸に東浦和駅周辺の住宅地として、さいたま市域とつながった街並みが存在するため、隣接する箇所を中心に同市との関わりが深いが、それ以外の芝川東岸の地域は新井宿・安行領根岸周辺、芝川西岸から道合・神戸付近まで至る「たたら荘前通り」周辺などの一部を除き、市街化された地域は最小限となっている。従って、それ以外の地域では現在でも多くの畑や植木苗の畑が見られ、農業が盛んである。地区南部には、武州鉄道の廃線以来63年ぶりに地区内唯一の鉄道駅である新井宿駅が開業した。この地区は面積が最も広く、東北自動車道や東京外環自動車道などが縦横に通り、川口ジャンクション、川口パーキングエリアも存在する。また、川口市立グリーンセンターや川口市立医療センター、イオンモール川口が立地している。
戸塚地区の南に隣接する安行地区は植木栽培が盛んであり、川口緑化センター、道の駅川口・あんぎょうなどの植物に関係する施設が多い。安行の南にある新郷地区は市域東端で、中央地区周辺から移転してきた鋳物工場などの関係で工業施設が多いほか、関東広域AMラジオ局の文化放送の送信所がある。安行の北部は戸塚安行駅が近いが、この2地区には鉄道が通っていないためバス路線が非常に発達している。西に隣接する鳩ヶ谷地区を越えて中央地区の川口駅などを利用するほか、東部では最寄りの東武スカイツリーラインの草加駅や獨協大学前駅、南部では草加駅に加えて、東京都交通局日暮里・舎人ライナーの開業により、南に隣接する東京都足立区の見沼代親水公園駅も利用可能となった。
鳩ヶ谷地区は、2011年(平成23年)10月11日に旧鳩ヶ谷市から川口市へ編入合併されたことにより、旧鳩ヶ谷市域は川口市における一地区となった。南平地区、青木地区、神根地区、新郷地区、安行地区ならびに東京都足立区に包囲されており、地理的には川口市の中央部に位置している。同地区における公共交通機関として、埼玉高速鉄道鳩ヶ谷駅や南鳩ヶ谷駅、路線バス(埼玉高速鉄道線が開通するまで旧鳩ヶ谷市内唯一の公共交通機関であった)がある。また鳩ヶ谷地区の北部では、神根地区内の新井宿駅が至近に存在する。
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| 中央地区 | |
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| 横曽根地区 | |
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| 青木地区 | |
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| 南平地区 | |
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| 新郷地区 | |
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| 神根地区 | |
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| 芝地区 | |
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| 安行地区 | |
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| 戸塚地区 | |
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| 鳩ヶ谷地区 | |
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川口駅周辺の用途地域は商業地域と準工業地域に指定されている地区が広がっており、建築制限が緩い。工場の移転により広大な土地が確保できたため、1990年代から多くの高層マンションが建設された。2000年代に入ると建設ラッシュが相次ぎ、川口駅周辺は20棟を超える高層マンションが林立する。
2007年10月1日に川口市景観計画と川口市景観形成条例が市内全域で施行され、景観形成基準として建築物の高さの最高限度は商業地域でも45mに制限されている。川口駅周辺で指定されている2号再開発促進地区についても、建築物の高さの最高限度は100mに制限され、敷地内には沿道景観の向上に資する緑地または空地を敷地面積の10分の1以上設けることが定められている。
| 名称 | 高さ | 階数 | 総戸数 | 竣工年月 | 所在地 | 備考 |
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| リプレ川口一番街1号棟 | 72m | 25階 | 174戸 | 1992年10月 | 川口三丁目 | 公害資源研究所跡地 |
| リプレ川口一番街6号棟 | 60m | 20階 | 137戸 | 1992年10月 | 川口三丁目 | 公害資源研究所跡地 |
| スカイフロントタワー川口 | 97m | 29階 | 177戸 | 1994年2月 | 川口一丁目 | 永瀬鋳工所 工場跡地 |
| スカイマークタワー川口 | 72.4m | 23階 | 131戸 | 1994年8月 | 飯塚三丁目 | |
| エルザタワー55 | 185.8m | 55階 | 650戸 | 1998年7月 | 元郷二丁目 | 埼玉県で最も高いビル 日本ピストンリング川口工場跡地 |
| ライオンズプラザ川口 | 65.4m | 20階 | 155戸 | 2001年1月 | 飯塚二丁目 | |
| 川口パークタワー | 103m | 31階 | 222戸 | 2001年3月 | 幸町一丁目 | |
| エルザタワー32 | 111.95m | 32階 | 389戸 | 2002年2月 | 元郷二丁目 | 日本ピストンリング川口工場跡地 |
| スカイスクエア川口スカイタワー棟 | 83.1m | 25階 | 177戸 | 2003年6月 | 本町四丁目 | |
| キャメリアタワー川口 | 106.97m | 30階 | 301戸 | 2004年7月 | 本町四丁目 | 川口市民病院跡地 |
| リビオアクシスプレイス | 76.9m | 23階 | 76戸 | 2005年1月 | 本町四丁目 | |
| パークサイドタワーコスモ川口ステーションフロント | 93.65m | 29階 | 221戸 | 2005年2月 | 川口四丁目 | |
| オーベルタワー川口コラージュ | 119.20m | 34階 | 421戸 | 2006年1月 | 川口一丁目 | |
| リビオタワー川口ミドリノ | 99.95m | 32階 | 180戸 | 2006年2月 | 川口一丁目 | 五味鋳工所・朝倉鋳工所跡地 |
| リボンシティレジデンスウエストアリーナ | 64.00m | 20階 | 868戸 | 2006年7月 | 並木元町 | サッポロビール埼玉工場跡地 |
| シティデュオタワー川口 | 110.10m | 31階 | 344戸 | 2006年7月 | 栄町一丁目 | |
| ソルクレスト川口ザ・タワー | 100.54m | 30階 | 234戸 | 2006年12月 | 飯塚二丁目 | 細野鉄工所跡地 |
| ドリームタワーキュアレジデンス | 100.02m | 31階 | 259戸 | 2007年1月 | 飯塚二丁目 | 細野鉄工所跡地 |
| イーストゲートタワー川口 | 99.95m | 31階 | 188戸 | 2010年2月 | 本町四丁目 | |
| サウスゲートタワー川口 | 99.95m | 31階 | 360戸 | 2014年1月 | 金山町 | 長谷川鋳工所 工場跡地 |
| ブランズ川口元郷 | 60.48m | 19階 | 119戸 | 2018年12月 | 青木一丁目 | 川口工業総合病院跡地 |
| プラウドタワー川口 | 66.60m | 21階 | 200戸 | 2020年1月 | 飯塚一丁目 | 関東財務局住宅跡地 |
| ザ・パークハウス川口本町 | 60.00m | 19階 | 162戸 | 2020年12月 | 本町四丁目 | |
| プラウドタワー川口クロス | 99.85m | 28階 | 481戸 | 2023年2月 | 栄町三丁目 | ザ・プライス川口店 跡地他 |
なお高層ビルとしては、川口総合文化センターリリアと川口センタービルが存在する。
- 川口芝園団地(芝園町)
- 川口安行吉岡住宅(安行吉岡1)
- 川口安行原住宅(安行原)
- 川口安行もみじ住宅(安行出羽)
- 川口神根住宅(安行領根岸)
- 川口根岸住宅(安行領根岸)
- 川口芝下住宅(芝下)
- 川口赤山みどりの丘住宅(赤山)
- 川口赤山住宅(赤山)
- 川口道合住宅(道合)
- 道合神戸団地(道合)
- 川口飯原住宅(飯原町)
- 川口飯塚町住宅(飯塚町)
- 川口行衛住宅(北原台)
- 川口東本郷住宅(本蓮)
- 川口柳崎第二住宅(柳崎)
- 川口柳崎住宅(柳崎)
- UR川口幸町団地(幸町、1961年12月、現存、譲渡返還、旧日本住宅公団関東支所)
- URコンフォール川口飯塚(旧・公団飯塚団地。飯塚2、1957年11月、建替済、旧日本住宅公団関東支所)
- URコンフォール東鳩ヶ谷(旧・公団東鳩ヶ谷団地。桜町)
- URコンフォール西鳩ヶ谷(旧・公団西鳩ヶ谷団地。里)
- 社会福祉法人 川口市社会福祉協議会[51](所在地:埼玉県川口市青木3-3-1)
- 老人福祉センター青木たたら荘(所在地:川口市青木3-3-1)
- 地域包括支援センター(所在地:川口市青木3-3-1)
- やすらぎ会館(所在地:川口市南鳩ヶ谷6-8-16)
- 川口市社会福祉事業団[52](所在地:川口市大字赤井1055)
- 南平児童センター(所在地:川口市末広3-7-21)
- 老人福祉センター新郷たたら荘(所在地:川口市東本郷1000)
- 老人福祉センター仲町たらら荘(所在地:川口市仲町15-15)
- 老人総合福祉センター サンテピア(所在地:川口市大字赤井1055)
- 地域活動支援センター(所在地:川口市大字道合1421 神根福祉センター内)
- 川口市障害者相談支援センター きらり(所在地:川口市八幡木1-19-5)
- 就労継続支援 きじばと (所在地:川口市里1125)
- 生活介護 きじばと(所在地:川口市八幡木1-19-5)
- 生活介護夢工房(所在地:川口市西青木1-5-1)
埼玉県血液センター 川口駅献血ルーム[53](所在地:埼玉県川口市栄町3-1-24 川口駅東口ビル3階)
川口労働基準監督署[54](厚生労働省埼玉労働局所管)(所在地:川口市川口2-10-2)
他の市町村と同様にして、市民向けに防災マニュアルを配布しており[58]、誰でも閲覧できる。また、印刷物としての防災マニュアルは川口市へ転入時に市役所及び行政センター、連絡室等で受け取ることが可能である。
洪水については、市域南部にあたる横曽根地区(管轄:南消防署)、中央地区(管轄:南消防署)、南平地区(管轄:南消防署)青木地区南部(管轄:南消防署)、鳩ヶ谷地区南部(管轄:東消防署「旧:鳩ヶ谷消防署」)など芝川の河川流域に集中しており、大雨特別警報発令時には、適切な避難活動が必要な場合がある[59]。
地震については、建物の倒壊の恐れがある地域は、川口駅前周辺、領家などに集中しており、既存の建物を建て替える際には、現行の耐震基準にする必要がある。また液状化については、市内を流れる河川域に集中しており、既存の建物の建て替え、新規建築の際には、地盤調査や基礎工事においての配慮が求められる[60]。
市内における救急出動件数は、2022年において出場件数は33289件であり、搬送人数は26838人であった。しかしながら、2023年には出場件数は35964件(前年比:+7.5%)であり、搬送人数は29688人(前年比:+9.6%)であった。川口市救急統計によれば、出場件数が最も多い月は、7月上旬である[61]。
また、統計外要素であるが、緊急通報から現場到着までの最高遅延時間は4分30秒であるため、心肺停止の際には適切な措置が必要である。そのため川口市消防局では、定期的に救急講習を実施している[62]。
- 川口警察署(所在地:川口市西青木3-2-4)(川口市南部・西部を管轄)
- 武南警察署(所在地:川口市大字辻1010-2)(川口市東部を管轄)
一部の外国人運転手による事故に対する懸念から、2025年9月30日、自民党を中心に、川口市議会は異例ともいえる意見書を採択し、これを国に提出した[63]。
全刑法犯(2025年3月31日付けデータ)
[編集]2023年度(令和5年度)が4437件に対して、2024年度(令和6年度)が4529件を計上し、日本全国の傾向と同様に微増の状況にある[64][65]。車上ねらい等の件数は減少傾向にあるが、オートバイ窃盗、自動車窃盗、空き巣、路上強盗などは微増の状況にある。
川口警察署管内には、領家一家と呼ばれる住吉会系の暴力団が事務所を構えている[66]。
外国人問題として掲げられている、社団法人日本クルド文化協会については、クルディスタン労働者党との関係性が疑われていたが、ICPO及び警察庁外事部のデータを確認する限りにおいて関係性は乏しく、また2025年(令和7年)5月12日にトルコ政府及びシリア政府より解党によってテロ組織としての指定を取り消すとの通知があったため、組織犯罪機関としての問題は存在していない[67]。
川口市では、市内居住者に対して「川口市奨学資金貸付制度」という奨学金制度がある。高等課程を高等学校・高等専門学校・専修学校として、専門課程を大学・短期大学・専修学校として定義、設定している。なお、奨学金は返還義務が伴う。日本国内では、全ての学校領域において、通常の奨学金制度および学校法人独自の奨学金制度があるが、それらとの併用の場合には審査が伴う。
2025年(令和7年)5月15日に川口市が発表した資料によると、2025年(令和7年)4月1日現在で、川口市内には201の認可保育所等があり、この施設数は、前年度(令和6年4月1日現在)の199施設から2施設増加している[68]。
川口市ホームページによると、私立幼稚園の数は32園あり、認定こども園の数は8園となっている[69]。
川口市立高等学校
- 埼玉県立川口特別支援学校[70](先天性軽度心身障害専門、小中学校過程に相当)(所在地:川口市赤井1234)
- 埼玉県立川口特別支援学校 鳩ヶ谷分校[71](先天性軽度心身障害専門、高等学校過程に相当)(所在地:川口市里225-1 埼玉県立鳩ヶ谷高校内)
- 学校法人文化学園 川口文化服飾専門学校[72](専門高等学校過程に相当)(所在地:川口市幸町3-5-13)
- 学校法人愛輪学園 桔梗十字専修学校[73](看護師法 准看護師育成過程に相当)(所在地:川口市栄町2-7-16)
- 川口市立看護専門学校[74] (看護師法 准看護師育成過程に相当)(所在地:川口市新井宿802-3)
- 済生会川口看護専門学校[75](看護師法 准看護師育成過程に相当)(所在地:川口市西川口5-9-2)
- 学校法人日本産業専門学校[76] (専門ビジネス過程に相当)(所在地:川口市飯塚1-9-18)
2025年6月25日に発覚した郵便配達事業における点呼問題において[77]、該当郵便局エリアにおいて行政処分を受けた事業所は存在しないため通常の小包取扱事業は継続している[78]。
2014年12月11日に、地域情報を届けることを目的にして設立。放送局免許を受けるために必要な人材育成などの時間及び審査により設立から約9ヶ月後の2015年9月1日に、放送電波を発信することになる[79]。
局の運用には、スポンサー制度及びサポーター制度を用いており[80]、番組制作において制作費を全額拠出するスポンサーと局の維持管理のために基金を拠出するサポーターによって運営が実施されている。市内における認知度は、FM79.5(NACK5)よりも低く、今後の運営には課題が生じている。
東京電力パワーグリッド社の鳩ヶ谷変電所内に川口支社が所在するため、基本的には高圧及び特別高圧の受電は東京電力パワーグリッドの営業エリア内である[81]。一般需要家向けには、電力自由化に伴い、託送料を支払えば、北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・四国・九州の各電力会社内で託送が可能である電力会社と契約する事が可能である。
市内は、都市ガス供給可能地域とLPガス供給地域が混在している。都市ガス供給においては、基本的には東京ガスとの契約となるが、地域によっては都市ガスの二次リセーラーである、ニチガス又は大東ガスとの契約になる[82]。
LPガスの供給社は複数存在する。そのため、住居契約時に確認することが必要である。なぜならば、LPガスボンベ及びLPガス計量器は、LPガス供給社の資産であるため、変更する際には工事費用が発生する場合がある[83]。
基本的には、川口市上下水道局との契約となるが、検針業務及び料金収受業務は第一環境株式会社に委託しており、水道漏水や下水噴出などの際には、そちらに問い合わせる事になる[84]。
なお、市内は武蔵野台地と平野部の交わる地域のため、地下水を水源とする地域と埼玉県水道局から供給を受けている地域が所在する。そのため、どちらからの供給元であるかを確かめる事は難しい[85]。
また、2025年1月28日に八潮市内にて発生した道路陥没事故[86]にて市内南平地区は、当該下水道本管と接続していたため、下水道の使用制限を受ける事になった。2025年2月11日には使用自粛は解除している[87]。
川口駅東口市西部をJR京浜東北線が縦断、北部をJR武蔵野線が横断し、市域中央部を埼玉高速鉄道線が南北に貫く。JTBパブリッシングや交通新聞社の時刻表における市の代表駅は京浜東北線川口駅であり、埼玉高速鉄道線川口元郷駅との間に中心市街地が形成されている。川口駅は京浜東北線の単独駅でありながら乗降人員は市内で最も多く、一日平均乗降人員は約16万人である。
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
京浜東北線
武蔵野線
- 埼玉高速鉄道
埼玉高速鉄道線
市のバスのほとんどは国際興業バスの路線が大半を占めており、市内の全駅にバス路線が乗り入れている。鉄道路線がない市東部はバス路線が特に発達している。埼玉高速鉄道線の開業後も、旧鳩ヶ谷市の中心市街地から南鳩ヶ谷駅、川口元郷駅を経由して赤羽駅に直通する並行路線が設定されている。ほとんどの路線が「後乗り後払い」であるが、運行距離が短く、均一運賃であるエルザタワー循環のみ「前乗り前払い」となっている。
川口駅東口から草加駅西口までの2路線は東武バスセントラルと共同運用しており、東武バス共通定期券が発売されている。
コミュニティバスは、川口市が運行していた「みんななかまバス」と鳩ヶ谷市が運行していた「ミニは〜と」が競合していたが、2013年12月から「みんななかまバス」に統合された。一般路線バスを補完し、公共施設や駅、医療機関等を結ぶ。
タクシーの営業区域は県南中央交通圏で、さいたま市(例外:見沼区)・鴻巣市・桶川市・北本市・伊奈町・上尾市・戸田市・蕨市などと同じエリアとなっている。ただし、利用の際に気をつけて頂きたい事がある。道路運送法及びタクシー業務適正化特別措置法によって、県南交通圏内であれば自由に乗り降りが可能である。しかし、以下のような制限が存在する。当該区画から出る送迎は可能であるが、当該区画外からの送迎は出来ない。そのため、当該区画外にて通過してしまう場合もあるが、それは乗車拒否ではない。さらに、乗り合い事業の許可を得ている事業者は、市内事業者において存在しない(当該地域は、高密度交通域に当たるためバス会社に与えられている)。よって、不特定多数によるタクシーの利用は出来ない。
市内に車庫を有する事業者は以下の通り。
また市内には、全埼玉個人タクシー事業協同組合が所在しているため、個人事業主である複数の個人タクシーが事業を行っている。以下は例である。
- 菊池タクシー(所在地:川口市江戸袋)
- 安全タクシー(所在地:川口市前川)
主要道路は市域中央部を国道122号、東部を首都高速川口線がそれぞれ縦断、北部を東京外環自動車道及び国道298号が横断し、川口ジャンクションでそれらと東北自動車道が交わる。
- 高速自動車国道
- 都市高速道路
- 一般国道
国道298号- 県道
埼玉県道239号足立川口線- 主な施設
樹里安 2F- 旧跡・神社・寺・教会
- 祭事・催事
- 名物
- その他
- 関東広域圏、埼玉県域、東京都域、神奈川県域、千葉県域の各ラジオ・テレビジョン放送が川口市の全域または大部分で受信可能。
『キューポラのある街』(1962年)- 映画
- その他
東映制作の特撮番組や多くのドラマ(特に土9やテレ朝系、東映系)が、川口市内で撮影される。
川口市は川口ナンバー(埼玉運輸支局)が交付される。
- ^埼玉県の市町村のうち面積最大は秩父市の577.83平方キロメートル、最小は蕨市の5.11平方キロメートル。
- ^安行西立野のみ川口北郵便局が担当
- ^なお、2037年以降をめどに、宇都宮線・高崎線(上野東京ライン)が川口駅に停車する予定である。詳細は川口駅を参照。
- 行政
- 観光
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| 注: 順位は令和2年国勢調査時の市域人口による。 |
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