岩国市(いわくにし)は、山口県の最東部にある市。広島広域都市圏に含まれる。
現在の岩国市は2代目にあたり、2006年3月20日に旧・岩国市、玖珂郡由宇町、玖珂町、本郷村、周東町、錦町、美川町、美和町の8市町村が新設合併し誕生したものである。この合併で市の面積は約874km2となった[1]。なお、合併後も、旧岩国市の区域を除き、旧町村名は残されているが、読み方が「〜町(ちょう)」「本郷村(ほんごうそん)」から「〜町(まち)」「本郷町(ほんごうまち)」に変更された。
旧岩国市は、江戸時代には吉川氏の治める岩国領の陣屋町であった。長州藩から永らく支藩として認められなかったため、岩国領が岩国藩となったのは大政奉還後の慶応4年であった。市の北部は、農業、林業、古くは鉱山(河山・玖珂)の町として栄えていた。現在は、その古称を用いて「山代地域」と総称している。岩国市と柳井市を中心とする地域は岩柳地区と呼ばれる。
岩国市中心部周辺の空中写真。
2008年6月13撮影の79枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成。山口県の最東部に位置し、小瀬川を挟んで広島県と接している。広島市と周南市の中間地点に位置する。名勝・錦帯橋や国の天然記念物・白蛇(岩国のシロヘビ)生息地で知られる。また、広島市(広島県西部)や周南市などと同様に、瀬戸内工業地域の一角を担っている。中国山地に端を発し、広島湾に注ぐ錦川の作った三角州上の岩国飛行場には、在日米軍(海兵隊)と自衛隊(海上自衛隊)の基地が存在する。
山陽本線や山陽自動車道・国道2号といった幹線交通網が市の東西を貫き、岩国飛行場(岩国錦帯橋空港)、岩国港、新岩国駅、さらに第三セクター鉄道である錦川鉄道などがある。観光都市としての一面も持ち、錦帯橋・岩国城を中心とした市内各観光地には年間を通じて観光客が訪れる。
城山の岩から岩国になったという説がある。また、本来の岩国は錦帯橋周辺を指している。
錦帯橋夜景
岩国城から見た岩国市山口県の内陸部東端に位置する。市の中央を横断するかのように、岩国-五日市断層帯が通っている。
| 岩国(1991年 - 2020年)の気候 |
|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
|---|
| 最高気温記録°C (°F) | 18.6 (65.5) | 21.4 (70.5) | 24.5 (76.1) | 29.7 (85.5) | 32.8 (91) | 34.5 (94.1) | 38.3 (100.9) | 37.8 (100) | 36.1 (97) | 32.4 (90.3) | 27.0 (80.6) | 21.3 (70.3) | 38.3 (100.9) |
|---|
| 平均最高気温°C (°F) | 9.0 (48.2) | 9.9 (49.8) | 13.5 (56.3) | 19.0 (66.2) | 23.7 (74.7) | 26.4 (79.5) | 30.5 (86.9) | 31.9 (89.4) | 28.1 (82.6) | 22.6 (72.7) | 16.8 (62.2) | 11.4 (52.5) | 20.2 (68.4) |
|---|
| 日平均気温°C (°F) | 4.2 (39.6) | 4.9 (40.8) | 8.2 (46.8) | 13.4 (56.1) | 18.1 (64.6) | 21.8 (71.2) | 25.9 (78.6) | 26.9 (80.4) | 23.1 (73.6) | 17.3 (63.1) | 11.4 (52.5) | 6.3 (43.3) | 15.1 (59.2) |
|---|
| 平均最低気温°C (°F) | 0.1 (32.2) | 0.5 (32.9) | 3.1 (37.6) | 8.0 (46.4) | 12.9 (55.2) | 17.9 (64.2) | 22.3 (72.1) | 23.0 (73.4) | 19.0 (66.2) | 12.7 (54.9) | 6.9 (44.4) | 2.1 (35.8) | 10.7 (51.3) |
|---|
| 最低気温記録°C (°F) | −7.1 (19.2) | −8.3 (17.1) | −5.0 (23) | −1.1 (30) | 3.4 (38.1) | 9.3 (48.7) | 14.8 (58.6) | 15.8 (60.4) | 7.5 (45.5) | 2.0 (35.6) | −1.1 (30) | −5.2 (22.6) | −8.3 (17.1) |
|---|
| 降水量 mm (inch) | 54.3 (2.138) | 79.9 (3.146) | 145.6 (5.732) | 172.8 (6.803) | 187.5 (7.382) | 274.1 (10.791) | 292.1 (11.5) | 154.9 (6.098) | 182.4 (7.181) | 113.7 (4.476) | 77.5 (3.051) | 62.5 (2.461) | 1,781.4 (70.134) |
|---|
| 平均降水日数(≥1.0 mm) | 6.2 | 7.3 | 9.7 | 9.3 | 9.4 | 11.8 | 11.0 | 8.5 | 8.9 | 6.8 | 6.4 | 6.4 | 101.4 |
|---|
| 平均月間日照時間 | 153.7 | 150.3 | 181.3 | 204.4 | 220.8 | 151.8 | 176.2 | 217.8 | 167.0 | 179.8 | 159.4 | 156.5 | 2,127.2 |
|---|
| 出典1:Japan Meteorological Agency |
| 出典2:気象庁[2] |
| 玖珂(1991年 - 2020年)の気候 |
|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
|---|
| 最高気温記録°C (°F) | 18.8 (65.8) | 21.8 (71.2) | 24.2 (75.6) | 29.2 (84.6) | 32.7 (90.9) | 35.2 (95.4) | 38.1 (100.6) | 38.1 (100.6) | 36.2 (97.2) | 31.3 (88.3) | 27.0 (80.6) | 21.7 (71.1) | 38.1 (100.6) |
|---|
| 平均最高気温°C (°F) | 9.3 (48.7) | 10.5 (50.9) | 14.2 (57.6) | 19.8 (67.6) | 24.5 (76.1) | 27.0 (80.6) | 30.8 (87.4) | 32.2 (90) | 28.5 (83.3) | 23.1 (73.6) | 17.2 (63) | 11.6 (52.9) | 20.7 (69.3) |
|---|
| 日平均気温°C (°F) | 3.6 (38.5) | 4.6 (40.3) | 8.1 (46.6) | 13.3 (55.9) | 18.1 (64.6) | 21.9 (71.4) | 25.8 (78.4) | 26.8 (80.2) | 23.1 (73.6) | 17.1 (62.8) | 11.0 (51.8) | 5.6 (42.1) | 14.9 (58.8) |
|---|
| 平均最低気温°C (°F) | −1.2 (29.8) | −0.6 (30.9) | 2.3 (36.1) | 7.1 (44.8) | 12.3 (54.1) | 17.7 (63.9) | 22.1 (71.8) | 22.8 (73) | 18.8 (65.8) | 12.1 (53.8) | 5.7 (42.3) | 0.6 (33.1) | 10.0 (50) |
|---|
| 最低気温記録°C (°F) | −8.9 (16) | −11.5 (11.3) | −6.4 (20.5) | −3.0 (26.6) | 1.7 (35.1) | 7.9 (46.2) | 14.6 (58.3) | 15.5 (59.9) | 7.2 (45) | 0.0 (32) | −2.6 (27.3) | −7.2 (19) | −11.5 (11.3) |
|---|
| 降水量 mm (inch) | 62.0 (2.441) | 90.7 (3.571) | 158.9 (6.256) | 186.8 (7.354) | 211.0 (8.307) | 292.2 (11.504) | 333.6 (13.134) | 166.4 (6.551) | 183.6 (7.228) | 110.3 (4.343) | 82.9 (3.264) | 66.0 (2.598) | 1,944.3 (76.547) |
|---|
| 平均降水日数(≥1.0 mm) | 6.6 | 8.0 | 10.0 | 9.8 | 9.4 | 12.0 | 11.3 | 8.9 | 9.1 | 6.6 | 7.1 | 6.7 | 105.6 |
|---|
| 平均月間日照時間 | 147.0 | 144.0 | 176.6 | 190.9 | 201.6 | 139.4 | 156.7 | 194.7 | 162.9 | 178.1 | 154.9 | 149.0 | 1,989.1 |
|---|
| 出典1:Japan Meteorological Agency |
| 出典2:気象庁[3] |
| 広瀬(1991年 - 2020年)の気候 |
|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
|---|
| 最高気温記録°C (°F) | 17.6 (63.7) | 21.4 (70.5) | 27.1 (80.8) | 30.3 (86.5) | 34.4 (93.9) | 36.0 (96.8) | 39.3 (102.7) | 39.1 (102.4) | 36.8 (98.2) | 32.0 (89.6) | 29.1 (84.4) | 20.5 (68.9) | 39.3 (102.7) |
|---|
| 平均最高気温°C (°F) | 8.4 (47.1) | 9.9 (49.8) | 14.0 (57.2) | 19.8 (67.6) | 24.6 (76.3) | 27.1 (80.8) | 30.7 (87.3) | 32.1 (89.8) | 28.1 (82.6) | 22.6 (72.7) | 16.6 (61.9) | 10.7 (51.3) | 20.4 (68.7) |
|---|
| 日平均気温°C (°F) | 2.8 (37) | 3.8 (38.8) | 7.3 (45.1) | 12.7 (54.9) | 17.5 (63.5) | 21.4 (70.5) | 25.3 (77.5) | 26.1 (79) | 22.1 (71.8) | 16.0 (60.8) | 10.0 (50) | 4.8 (40.6) | 14.2 (57.6) |
|---|
| 平均最低気温°C (°F) | −1.0 (30.2) | −0.7 (30.7) | 2.0 (35.6) | 6.6 (43.9) | 11.6 (52.9) | 17.0 (62.6) | 21.5 (70.7) | 22.1 (71.8) | 18.0 (64.4) | 11.5 (52.7) | 5.6 (42.1) | 1.0 (33.8) | 9.6 (49.3) |
|---|
| 最低気温記録°C (°F) | −10.3 (13.5) | −12.9 (8.8) | −6.3 (20.7) | −3.0 (26.6) | 0.1 (32.2) | 5.4 (41.7) | 12.9 (55.2) | 13.7 (56.7) | 4.9 (40.8) | 0.2 (32.4) | −2.8 (27) | −8.4 (16.9) | −12.9 (8.8) |
|---|
| 降水量 mm (inch) | 85.8 (3.378) | 108.1 (4.256) | 181.9 (7.161) | 210.6 (8.291) | 246.8 (9.717) | 311.3 (12.256) | 370.3 (14.579) | 207.7 (8.177) | 213.4 (8.402) | 126.7 (4.988) | 97.0 (3.819) | 89.9 (3.539) | 2,263.4 (89.11) |
|---|
| 平均降水日数(≥1.0 mm) | 10.6 | 10.9 | 11.7 | 10.2 | 9.4 | 12.6 | 12.6 | 10.7 | 10.1 | 7.2 | 8.3 | 10.5 | 124.8 |
|---|
| 平均月間日照時間 | 106.9 | 119.9 | 162.7 | 182.7 | 207.5 | 144.7 | 146.0 | 180.0 | 151.3 | 165.1 | 129.0 | 106.3 | 1,802 |
|---|
| 出典1:Japan Meteorological Agency |
| 出典2:気象庁[4] |
 |
| 岩国市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 岩国市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 岩国市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
岩国市(に相当する地域)の人口の推移
| 1970年(昭和45年) | 157,338人 | | | 1975年(昭和50年) | 161,103人 | | | 1980年(昭和55年) | 163,692人 | | | 1985年(昭和60年) | 161,682人 | | | 1990年(平成2年) | 158,293人 | | | 1995年(平成7年) | 156,347人 | | | 2000年(平成12年) | 153,985人 | | | 2005年(平成17年) | 149,702人 | | | 2010年(平成22年) | 143,857人 | | | 2015年(平成27年) | 136,757人 | | | 2020年(令和2年) | 129,125人 | |
|
| 総務省統計局国勢調査より |
岩国市の地名を参照。
 | この節には 複数の問題があります。 改善やノートページでの議論にご協力ください。- 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2017年12月)
- 独自研究が含まれているおそれがあります。(2017年12月)
|
山口県の県庁所在地である山口市までは約100kmの距離がある一方で、政令指定都市であり広島県の県庁所在地で、中国地方への国の出先機関のほとんどが集中する地方中枢都市である広島市までは約35kmである。広島市と岩国市の間は国道2号・山陽自動車道(広島岩国道路)・山陽本線といった複数の交通機関で結ばれている。
旧市内・由宇町の大部分では、山口県内の放送以上に広島県方向にアンテナを向けて広島県のテレビジョン放送を見る世帯が多い。これは元々VHFのみであった昭和30年代のチャンネルプランでは、放送エリアは県域とはされず都市圏単位とされており、広島都市圏局の放送エリアは広島を中心とした60km圏内とされていたため、この中に含まれる岩国市をはじめとする山口県東部はかつて中国放送 (RCC)・広島テレビ (HTV) の正式な放送エリアであり[注釈 1]、このときからの視聴習慣が今でも続いているためである。また、山口県各局の地上デジタルテレビジョン放送・岩国中継局の置局の際には、絵下山の広島デジタルテレビジョン放送局と方向が近い、広島県江田島市の野登呂山に設けられた。
なお、沿岸部では愛媛県のテレビジョン放送も広島局同様に良好に受信できる。アンテナさえ複数設置すれば、民放局は11局(広島4局・愛媛4局・山口3局)受信できる。ただし広島局・愛媛局ともテレビ東京系列がないため、福岡5局が受信できる下関市をはじめとした県西部と異なり4系列のみの受信となる。
- 国内
- 海外
旧庁舎- 市長:福田良彦(2008年2月10日就任、5期目)
- 警察
- 定数:28人[5]
- 任期:2022年 - 2026年10月31日
- 議長:桑原敏幸
- 副議長:松川卓司
- 2023年衆議院議員補欠選挙
- 2021年衆議院議員総選挙
- 選挙区:山口2区(下松市、岩国市、光市、柳井市、周南市(旧熊毛町域)、大島郡、玖珂郡、熊毛郡)
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:283,552人
- 投票率:51.61%
錦川周辺にある錦帯橋(左側)と岩国城山(山の右側に天守)
守護大名・大内氏が中国地方を統治していた室町期まで、岩国氏・弘中氏といった豪族がこの地を治めていた。関ヶ原の戦いの後、長門・周防の2国に減封された毛利家前当主・毛利輝元は、東の守りとして、毛利元就の次男・吉川元春の三男で、吉川家を相続していた吉川広家(広家は武断派と言ってよかろう、関ヶ原の戦いにおいて徳川方に通じ、毛利本家を参戦させないように画策した。結果として家康より広家に対して防長2州を与えられたが毛利本家安泰のため固辞した)に岩国を与えた。以後、岩国は、吉川家が治める岩国領6万石の城下町として発展していく。後述のように、関ヶ原敗戦の原因を毛利両川(小早川の裏切りと吉川の内応)のためと考えていた毛利本家から、幕府に対して支藩としての推挙がなかったため、岩国領と称された。吉川氏が諸侯に列し、大名となったのは慶応4年のことである。したがって岩国藩と呼べるのは、それ以後からのこととなる。旧市街である、錦見(にしみ)・岩国・横山といった現西岩国駅・川西駅の周辺が繁栄した。江戸年間、岩国藩と長州藩は幕末まで吉川家の家格をめぐって疎遠であった。また、現在の錦川下流の沖積平野は、吉川藩時代における殖産興業政策により埋め立て開墾された部分がほとんどである。この質素倹約政策のため、徳川政権時代に始まった派手な祭りは無いと言っていい。関ヶ原の戦いにおける吉川広家の施策のためか、第一次長州戦争(長州征伐)の際、萩藩と幕府側の仲裁に岩国藩主・吉川経幹(監物)が出向いた。また四境の役(第二次長州戦争)では小瀬川を挟んで芸州口の戦いの兵站地となった。
明治維新の後に廃藩置県で岩国県になるが、間もなく山口県に統合される。1925年(大正14年)、現岩国駅周辺の麻里布地区に帝國人造絹糸(帝人)の工場が建設された。以降岩国港を基盤にして山陽パルプ工業(現・日本製紙)、東洋紡績などの軽工業の工場が進出し、「人絹町」と呼ばれる工業地区が発展した。
昭和に入り、近隣の広島や呉や江田島と並んで、日本陸軍燃料廠や海軍潜水艦訓練基地や海軍岩国航空隊などが設置され、軍事都市としての色が濃くなり、別々の町だった岩国と麻里布が合併して市制を敷いた。同市の柱島には日本海軍の錨地が置かれ、戦前、戦中を通して柱島泊地として使われた。
1941年(昭和16年)9月17日、合併後の市議会で助役が18万円の赤字が生じる厳しい財政状況を説明。その後、西村市長と助役が市財政立て直しがつくまで年俸を辞退することを表明した。この種の給与返上は全国初の出来事となった[6]。
第二次世界大戦後の1947年(昭和22年)12月5日、市内に昭和天皇の戦後巡幸。国立岩国病院(元海軍将兵療養所)、岩国興業組合(引揚者による林業事業体)、山口県岩国更生会館(生活困窮者の授産施設)、岩国東小学校、太刀洗航空廠跡地(引揚者のための住宅地)を訪問。慰問や激励が行われた[7]。
その後は、旧来よりの企業により工業都市として発展を遂げる。旧日本海軍の航空基地跡に在日米軍の岩国基地も設置され、米軍の日本国内での軍事拠点の一つとなっている。このため、煙突などの高さに規制がかかり、新規企業の誘致が困難になった。しかし、海上自衛隊・米軍との共用への動きとともに市民の篤い要望でもあった民間空港再開は、2012年(平成24年)12月に岩国錦帯橋空港(岩国飛行場)が開港したことで実現した。
- 銀行(地方銀行、都市銀行)
- 信用金庫、信用組合、JA
- 証券会社
- 新聞
- 放送
市外局番は0827 (20〜50、52〜99) となっている。
- 郵便番号は、以下の通りとなっている。
- 岩国郵便局: 740-00xx、740-85xx、740-86xx、740-87xx、741-00xx、741-85xx、741-86xx、741-87xx[注釈 2]
- 北河内郵便局: 740-03xx
- 広瀬郵便局: 740-07xx、740-05xx、740-08xx、740-09xx[注釈 3]
- 美和郵便局: 740-12xx、740-06xx
- 由宇郵便局: 740-14xx
- 玖珂郵便局: 742-03xx
- 高森郵便局: 742-04xx
岩国駅一般路線バスとしては、合併前の市内一円をいわくにバス(2015年3月31日まで運行していた岩国市交通局が100%出資し2010年4月1日に開業した子会社で、交通局の路線を2015年4月1日付で全譲受)が、旧郡部のエリアを岩国市生活交通バスおよび岩国市営由宇バスが網羅する。国道2号沿いには防長交通の路線も運行されている。
また、他地域とを結ぶ高速バスとして、以下の路線が運行されている。
- 構内タクシー
- 双葉タクシー
- 朝日タクシー
- 第一タクシー
- 通津タクシー
- にしきタクシー
- 由宇タクシー
- 富士タクシー
- 高速道路
- 一般国道
- 主要地方道
- 一般県道
- 私立
- 市立
- この中で1番児童が多い小学校は岩国小学校で約1000人。
- 岩国小学校
- 麻里布小学校
- 川下小学校
- 愛宕小学校
- 平田小学校
- 灘小学校
- 中洋小学校
- 通津小学校
- 藤河小学校
- 御庄小学校
- 柱野小学校
- 端島小学校
- 天尾小学校
- 杭名小学校
- 河内小学校
- 小瀬小学校
- 装港小学校
- 高森小学校
- 川上小学校
- 修成小学校
- 米川小学校
- 周北小学校
- 中田小学校
- 祖生東小学校
- 玖珂小学校
- 由宇小学校
- 由西小学校
- 神東小学校
- 美和西小学校
- 美和東小学校
- 美川小学校
- 本郷小学校
- 波野小学校
- 錦清流小学校
- 宇佐川小学校
岩国城と錦帯橋
寂地峡
地底王国美川ムーバレー
潮風公園みなとオアシスゆう- 岩国地域
- 錦地域
- 本郷地域
- 美川地域
- 美和地域
- 由宇地域
- 岩まん
- 錦帯せんべい
- はす餅
- 五橋ジュレ(地酒五橋の風味入りゼリー)
- 岩国のいがもち(三木屋)
- 古田のういろう
- 錦川の鮎(蔵前堂)
錦帯橋まつり
岩国まつり- 小説
- 映画
- アニメ
- 音楽
- 漫画
- CM
- ご当地ヒーロー
現在計画中の在日米軍再編の中で、市内にある米軍岩国基地への空母艦載機移転が計画されており、これを巡っては2006年3月12日、旧岩国市に於いて住民投票が行われ、反対票が賛成票を大きく上回る結果となった。しかし、その後の国の強硬姿勢もあって岩国市内では様々な議論を呼んでいる。詳細は岩国基地への空母艦載機部隊移転の項目を参照のこと。
- ^昭和40年代のUHF大量免許時に、3広域圏以外のテレビ局の正式な放送エリアは県域とされたため、現在では正式な放送エリアではなく、スピルオーバーの結果とされる。RCC・HTVのVHF局も以前はテレビ・モニターの応募資格に、岩国市など山口県東部在住者を入れていたが、平成時代に入り、広島県在住者に限定した。広島ホームテレビ (HOME)・テレビ新広島 (TSS) は当初から岩国市など山口県東部在住者を応募資格者に入れていない。これは県域を放送エリアとされた後に開局したこと、VHF波・UHF波の電波の性質、およびRCC・HTVの送信所がある黄金山(広島市南区)から岩国市方向にはほとんど障害物がないものの、HOME・TSSの送信所がある絵下山(広島市安芸区)からは場所により、江田島・能美島が障害となるなどにより、RCC・HTVに比べ、HOME・TSSが受信できる範囲が狭いためでもある。
- ^「741-00xx、741-85xx、741-86xx、741-87xx」地域は元・岩国西郵便局管轄。2018年に岩国西郵便局の無集配局化に伴って岩国郵便局へ移管。
- ^「740-05xx」地域は元・河山郵便局管轄。2021年に河山郵便局の無集配局化に伴って広瀬郵便局へ移管。
ウィキメディア・コモンズには、
岩国市に関連するカテゴリがあります。