| 小惑星については「岡垣町 (小惑星)」をご覧ください。 |
| おかがきまち 岡垣町 | |||||
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三里松原海岸とサイクリングロード | |||||
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| 国 | |||||
| 地方 | 九州地方 | ||||
| 都道府県 | 福岡県 | ||||
| 郡 | 遠賀郡 | ||||
| 市町村コード | 40383-1 | ||||
| 法人番号 | 3000020403831 | ||||
| 面積 | 48.64km2 | ||||
| 総人口 | 30,493人[編集] (推計人口、2025年9月1日) | ||||
| 人口密度 | 627人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 宗像市、遠賀郡遠賀町、芦屋町 | ||||
| 町の木 | クスノキ | ||||
| 町の花 | ツツジ | ||||
| 他のシンボル | 町の鳥:カワセミ 町の歌:変わらない岡垣 (歌・作曲:森山良子) | ||||
| 岡垣町役場 | |||||
| 町長 | 門司晋 | ||||
| 所在地 | 〒811-4233 福岡県遠賀郡岡垣町野間一丁目1番1号 北緯33度51分13秒東経130度36分40秒 / 北緯33.85361度 東経130.61114度 /33.85361; 130.61114座標:北緯33度51分13秒東経130度36分40秒 / 北緯33.85361度 東経130.61114度 /33.85361; 130.61114 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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岡垣町(おかがきまち)は、福岡県遠賀郡に位置する町。北九州地区を構成する。
北九州都市圏の10%通勤圏に属し、福岡都市圏の5%通勤圏に属している[1]。
町内を交通の大動脈である国道3号と鉄道の鹿児島本線が縦貫し、北九州市小倉北区に30km、福岡市中央区から40kmと比較的近い所に位置することから北九州市・福岡市のベッドタウンであり、北九州都市圏を構成する発展著しい町である。2005年の国勢調査では人口で水巻町を抜き、遠賀郡で最も人口の多い町となった。
反面、「うみがめもかえる町」のキャッチフレーズのもと、北部の三里松原を中心にしっかりとした自然の保護がなされている。町域北部は響灘に面しており、町域西部の宗像市との境界部には宗像四塚と呼ばれる300〜400m級の山々が連なっている。
周辺の遠賀郡は勿論の事、明治期まで遠賀郡(おんがこおり)に属していた、北九州市八幡西・東区および北九州市が七区制に移行する際に八幡西区へ割譲された旧若松区西部地区との関係は特に親密である。また、宗像市との関係がとても緊密であり、経済的に相互依存している。
町の中心部にある岡垣サンリーアイは総合施設で、図書館、ウェーブアリーナ、フィットネスジムなどがあり、多目的施設として充実している。
岡垣町は海老津駅前を都心、岡垣町役場・岡垣サンリーアイ周辺を副都心としている。海老津駅前には、情報の受発信の核となっている情報プラザ「人の駅」がある。
福岡県の北部、北九州市(小倉北区)から西へ約30km、福岡市(中央区)から北東へ約40kmの場所に位置する。市内までは、北九州市(八幡西区)から約8km、福岡市(東区)から約23kmである。
1998年から毎年9回に分けて住居表示が実施された。
1889年(明治22年)の町村制施行に伴い、遠賀郡に岡県村と矢矧村が編成される[2]。両村は地理や風俗に共通点が多く、また鉄道駅誘致のために協力したこともあり(1910年に海老津駅として結実する)合併の機運が高まり、1907年(明治40年)に両者の対等合併によって岡垣村として発足した[2]。「岡垣」という村名は、両村の合併に際して新たに採用されたものである[2]。新村名について意見がまとまらなかったため、遠賀郡長が決定したという逸話がある[2]。
いずれも古代に由来する、この地域の古い地名「岡」(岡県村もこれに由来していた)と、「垣崎」(垣前郷)の「垣」を折衷したものである[2]。
| 代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 俵口静江 | 1962年10月1日 | 1965年8月5日 | |
| 2 | 辻守荘 | 1965年8月6日 | 1969年8月5日 | |
| 3 | 深田順一 | 1969年8月6日 | 1973年3月8日 | |
| 4-7 | 辻守荘 | 1973年4月8日 | 1989年4月7日 | 返り咲き |
| 8-10 | 刀根功 | 1989年4月8日 | 2000年12月5日 | |
| 11-12 | 樋髙龍治 | 2001年1月22日 | 2009年1月20日 | |
| 13-15 | 宮内實生 | 2009年1月21日 | 2021年1月20日 | |
| 16 | 門司晋 | 2021年1月21日 | 現職 |
岡垣町の発展とともに、旧国道3号の海老津駅前地区を中心に発展してきた。寿屋を中心とした海老津ショッピングセンターは開店した当時では最先端の店舗となっており、地元商店街や近隣市町の有力店舗を中心とした専門店街、上層階にマンションを備えるまさに町の核としての役割を果たして来た。また、1988年(昭和63年)までは海老津駅周辺の道路は狭隘でバスが乗り入れできなかったため、駅からバスセンターや寿屋までの幹線道路だった昭和通り商店街も近郊商業の中心としての役割を果たしていた。しかし寿屋の破綻による店舗撤退やショッピングセンターの老朽化、駅前の道路整備、郊外への買い物客の流出などにより個人商店は減少傾向にある。
郊外部では食品スーパーや、大型ドラッグストアや複合ショッピングセンターなどが出店し利便性が増している。2007年11月に町北東部の糠塚地区にスーパーセンターと40の専門店からなる「イオン岡垣ショッピングセンター」が開業した。また2010年代に入り、町内の至る所で大型量販店の出店が相次いでいる。
巨峰、ミカン、ビワなどの果物が栽培され、特にビワは福岡県下一位の生産量[4]。
| 岡垣町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 岡垣町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 岡垣町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
岡垣町(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||

なお、かつては町内に西鉄バスの路線が数多く運行されていたが、2025年9月30日限りで西鉄バス宗像が運行していた松ケ台循環線をコミュニティバスに転換し、出入庫を兼ねて平日1往復のみ運行していた海老津駅 -西鉄赤間営業所間を廃止したため、町内から西鉄バスの路線が消滅した。


| 九経連定義 |
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| 関連項目 | |||||