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山田芳裕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
曖昧さ回避元NHKアナウンサーの「山田誠浩」とは別人です。
やまだ よしひろ
山田 芳裕
生誕 (1968-01-07)1968年1月7日(57歳)
日本新潟県新潟市
職業漫画家
活動期間1987年 -
受賞『へうげもの』で、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞と第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞
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山田 芳裕(やまだ よしひろ、1968年1月7日 - )は、日本漫画家新潟県新潟市出身。既婚[1]

略歴

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私立新潟明訓高等学校卒業。1987年立正大学法学部在学中、講談社主催のちばてつや賞入賞作『大正野郎』で週刊『コミックモーニング』からデビュー。

その後、『モーニング』や『月刊アフタヌーン』で複数の短期連載を続けていたが、小学館ヤングサンデー』での初めての本格連載『デカスロン』が人気となった。さらに『度胸星』を連載するが、未完のまま短期間で終了。『ヤングサンデー』の方針変更のため、打ち切りとなったともいわれている[2]

発表の場を再び講談社に戻し、古巣『モーニング』で2000年に『いよっおみっちゃん』、2001年から2004年まで『ジャイアント』、2005年から2017年まで『へうげもの』を、2018年は『仕掛暮らし』(原作:池波正太郎)を連載。2019年、最新作『望郷太郎』をブロック連載でスタートさせた。

作風

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個性豊かなキャラクターと、オリジナリティの高いストーリーで読ませる作家である。作品ごとに個性的な切り口の工夫があり、それがこの作家の特徴となっている。

デビュー作以来、人間の持つ独特のこだわりをテーマにした作品が多く、一般には知名度も人気も低い競技をはめ込んで成功した『デカスロン』、SF的アイディアを盛り込んだ『度胸星』を発表している。

作品リスト

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  • 大正野郎(1987年、『週刊モーニング』、講談社、全2巻)
  • 考える侍(1989年、『コミック・アフタヌーン』、講談社、全1巻)
  • しわあせ(1991年、『モーニングパーティ増刊』、講談社、全1巻)
  • やぁ!(1991年、『ミスターマガジン』、講談社、全1巻)
  • ザ・プライザー(原作:末田今日也、『漫画アクションキャラクター』、双葉社、全1巻)
  • デカスロン(1992年 - 1999年、『週刊ヤングサンデー』、小学館、全23巻、文庫版全13巻)
  • 度胸星(2000年 - 2001年、『週刊ヤングサンデー』、小学館、全4巻、講談社より完全版全4巻)
  • いよっおみっちゃん(2000年、『週刊モーニング』、講談社、全1巻)
  • ジャイアント(2001年 - 2004年、『週刊モーニング』、講談社、全9巻)- 日本人メジャーリーガーの活躍を描く。
  • へうげもの(2005年 - 2017年、『週刊モーニング』、講談社、全25巻) -安土桃山時代を舞台に、古田織部(古田重然)を主人公にした作品。第13回(2009年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞[3]、第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。2011年4月からアニメ化放送された。
  • 泣く男(短編集、全1巻)
  • 仕掛暮らし(原作:池波正太郎、2018年、『週刊モーニング』、講談社、全1巻)
  • 望郷太郎(2019年 - 連載中、『週刊モーニング』、講談社、既刊13巻)

関連番組

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脚注

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  1. ^『モーニング』2017年53号および、『へうげもの』25巻より。
  2. ^“第34弾 初夜「へうげもの」”.BSマンガ夜話. 17 June 2008. NHK衛星第2テレビジョン (再放送はNHK総合テレビジョン).
  3. ^第13回マンガ部門 優秀賞”. 文化庁メディア芸術祭. 文化庁. 2023年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月6日閲覧。

外部リンク

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  • [1] - 激陶者集団へうげ十作+天祭一〇八 Facebook公開グループページ
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