| 山川出版社 | |
|---|---|
| 正式名称 | 株式会社山川出版社 |
| 英文名称 | Yamakawa Shuppansha Ltd. |
| 現況 | 事業継続中 |
| 種類 | 株式会社 |
| 市場情報 | 非上場 |
| 出版者記号 | 634 |
| 取次コード | 8515 |
| 法人番号 | 5010001030998 |
| 設立日 | 1948年8月25日 |
| 代表者 | 代表取締役社長野澤武史 |
| 本社郵便番号 | 101-0047 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区内神田1−13−13 |
| 資本金 | 1,050万円 |
| 従業員数 | 42名 ※2019年(令和元年)9月現在 |
| ネット販売 | 自社サイト、オンライン書店 |
| 主要出版物 | 文部科学省検定教科書、学習参考書、問題集(地理歴史科・公民科)「世界歴史大系」、「世界各国史」、「宗教の世界史」、「世界史・日本史リブレット」、「日本歴史大系」、「新体系日本史」、「県史(全国版)」、「歴史散歩(全国版)」、「日本史リブレット"人"」、「日本史広辞典」、「日本史・世界史小辞典」、「日本思想史辞典」、「もういちど読む」シリーズ |
| 出版以外の事業 | Webメディア「ヒストリスト」、オーディオブック(音声教科書)、スマートフォンアプリ、タブレットアプリ、電子書籍、CD・DVD・PCソフト・ICT関連商品の制作・販売。 |
| 得意ジャンル | 歴史、教育、政治、経済、哲学、芸術 |
| 外部リンク | www |
| https://twitter.com/yamakawapub | |
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場 |
| 本社所在地 | 〒101-0047 東京都千代田区内神田一丁目13番13号 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 5010001030998 |
| 事業内容 | 歴史学関連書籍の出版他 |
| 代表者 | 代表取締役 野澤武史 |
| 資本金 | 1,050万円 |
| 純利益 | 564万4,000円 (2024年8月期)[1] |
| 総資産 | 27億9,779万円 (2024年8月期)[1] |
| 決算期 | 8月期 |
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株式会社山川出版社(やまかわしゅっぱんしゃ、英語:Yamakawa Shuppansha Ltd.)は、高校教科書(地歴公民科)・参考書・歴史関係の一般書などを刊行する日本の出版社である。
1948年(昭和23年)8月、野澤繁二(1914年12月12日-1994年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒)が創業[2]。 2022年現在の社長は、元ラグビー選手の野澤武史。
専門書から一般書まで幅広く手がけている歴史書の分野でも老舗である。2009年時点では、教科書以外は40~60代の読者層を想定していたが、2018年には20~30代の社会人向けに「日本史」と「世界史」の「学び直し」をテーマに低価格でカラーページやコラムを大幅に増やした改訂版を出した[3]。2018年には創業70周年を迎え、「歴史の転換期」シリーズの刊行を開始した[4]。
2019年11月1日、山川図書出版(株) (東京都新宿区北町34)を吸収合併した。
地理学分野に強い二宮書店とは2016年から業務提携関係にあり、2025年4月1日をもって二宮書店と経営統合し、新たに山川出版社となった[5]。
一般読者向けに高校教科書を再編集した「もういちど読むシリーズ」が有名である[9]。
2017年7月時点で累計130万部を突破するロングセラー[10]。「もういちど読むシリーズ」は現行の教科書の1つ前の版を再構成し、表紙とレイアウトを変更した上で[11]、地図や資料を加えたり[12]、注釈を本文中に組み込み太字装飾も解除するなど、一般向けに読みやすく変更されている[13]。
2009年8月30日に刊行を開始した「もういちど読む山川日本史」「もういちど読む山川世界史」は幅広い客層に受け入れられ異例のヒットとなった[14]。これを受け、数研出版とコラボレーションして同シリーズを展開している。
歴史学の必携書と評価の高い書籍も多数展開している。「世界歴史大系」「世界各国史」「宗教の世界史」「世界史・日本史リブレット」「日本歴史大系」「新体系日本史」「県史(全国版)」「歴史散歩(全国版)」「日本史リブレット"人"」をはじめとする多くのシリーズがあり、辞典分野では、20世紀の日本史学を統括する「日本史広辞典」をはじめ、「日本史・世界史小辞典」「日本思想史辞典」を刊行している。
研究学術書の分野でも、騎馬民族征服王朝説を提唱した江上波夫の文化史論集や、近代ドイツ史の研究者として後に東京大学の総長も務めた林健太郎の著作集など歴史学界に大きな足跡を残す多くの論集を刊行。1889年創刊の雑誌『史學雜誌』も取り扱っている。