| 山口絵美菜 元女流1級(退会) | |
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第67期王座戦大盤解説会にて(2019年9月) | |
| 名前 | 山口絵美菜 |
| 生年月日 | (1994-05-04)1994年5月4日(31歳) |
| プロ入り年月日 | 2014年10月1日(20歳) |
| 引退年月日 | 2022年3月30日(27歳) |
| 女流棋士番号 | 55 |
| 出身地 | 宮崎県都城市 |
| 所属 | 日本将棋連盟(関西) 〈2022年3月退会〉 |
| 師匠 | 森信雄七段 |
| 段位 | 元女流1級(退会) |
| 戦績 | |
| 通算成績 | 27勝68敗(勝率0.284) |
| 女流順位戦最高クラス | D級 |
| 2022年3月30日現在 | |
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山口 絵美菜(やまぐち えみな、1994年5月4日 - )は、日本将棋連盟(関西本部)所属であった元女流棋士。所属時の女流棋士番号は55で、森信雄七段門下。宮崎県都城市出身。京都大学文学部(心理学専修[1])卒業[2]。
小学5年のとき、弟が始めた影響を受けて将棋を始める[1][3]。弟は、元・奨励会初段。
2010年、全国高等学校将棋選手権大会女子個人戦準優勝[4][5]。同年、マイナビオープンに出場し、チャレンジマッチを勝ち抜いたが、予選1回戦で中井広恵に敗れた。
2013年7月に関西研修会へD2入会。2014年7月27日行われた7月第2例会で1勝し、通算9勝3敗でC1に昇級した。この結果「女流3級」となる権利を得た[3]。2014年10月1日付で女流棋士3級となった。2年以内に女流2級に昇級すると正式な女流棋士となる。
女流3級になってから1年目は、大学との両立に加えて寮の運営を担い将棋に時間が割けなかったこともあって思うように勝てない状態が続く[6]。
2016年3月から、関西将棋会館に近い大阪で一人暮らしを始め、将棋会館の棋士室に毎日通い詰めると[6]、次第に調子が上がった。2016年4月21日、第38期女流王将戦の予選で中澤沙耶と和田あきに連勝して本戦入りを果たし、「女流棋士昇段級規定」の女流1級に該当したため、同日付で女流2級に昇級し、正式な女流棋士となった[7]。
2016年8月13日に第10期マイナビ女子オープン予選で岩根忍と中澤沙耶に連勝して本戦入りを果たし、女流1級に昇級した[8][9]。
2022年3月30日付で日本将棋連盟を退会[10]。参加中の棋戦は第30期倉敷藤花戦予選と第2期女流順位戦D級の残り4局があったが、不戦敗となった。Twitterで、「私、山口絵美菜は昨日3月30日をもちまして女流棋士を辞めました。新たな夢ができたため、将棋界を去ります。今後は新たな道で頑張ります。これまで応援してくださり、ありがとうございました。」とツイートした[11]。その後、ツイッターのアカウントが削除された。
将棋界からの引退・退会後の山口の動静は明らかにされなかったが、現役時の師匠である森信雄が2023年5月にTwitterで、山口が宝塚歌劇団の作品に演出助手として携わっていることを明かした[12]。
| 女流六段 | |
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| 女流五段 | |
| 女流四段 | |
| 女流三段 | |
| 女流二段 | |
| 女流初段 | |
| 元女流棋士 (退会者) | |
| 引退者26名(数字は引退年)、故人2(.下線.で表記)、退会者11名 / 無印は日本将棋連盟所属 / ※印は日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属 現役者一覧は「Template:将棋の現役女流棋士」または「将棋の女流棋士一覧」を参照 | |