小宮 和枝(こみや かずえ、1952年7月12日[6] - )は、日本の女優、声優。東京都出身[4]。テアトル・エコー所属[4]。
声優としての代表作に『ハーイあっこです』のあっこ、『うる星やつら』のラン(2代目)、『ER緊急救命室』のケリー・ウィーバー役、『24 -TWENTY FOUR-』の大統領夫人役など[3]。
洋画ではウーピー・ゴールドバーグ、ナンシー・アレン(共に専属・フィックス)[7]、ベット・ミドラー[3]、イメルダ・スタウントン、キャシー・ベイツなどを担当している。
来歴
アナウンサーになりたいと思っており、東京放送児童劇団から、合唱団と児童劇団の募集があり、音楽の教師に推薦してもらい、NHK東京放送会館に試験を受けに行った[8]。
小宮は合唱団だと思っていたが、小学校2年生で受かり、中学校3年生まで東京放送児童劇団に在団していた[8]。
児童劇団退団後、NHKの青少年部でファンレターの返事書きなどのアルバイトをしていた時にデスクの前にあった『新劇』という雑誌で井上ひさしの戯曲が載っていたのを見て、その後ろに「テアトル・エコーで上演予定」とあったことで観に行こうと思ったことがテアトル・エコー入団のきっかけだった[8]。
東京都立城南高等学校(現:東京都立六本木高等学校)卒業[5]。
劇団俳優小劇場附属養成所、テアトル・エコー附属研究所卒業[3]。
『トロイアの女たち』のパラスアテナ役で初舞台[5]。
テアトル・エコーは声優が多かったことからその波に乗り、声優としての活動を始める[8]。
2021年、第15回声優アワードにて外国映画・ドラマ賞を受賞[9]。
人物
趣味・特技はジャズダンス、ヒップホップダンス、三味線[注 1]、長唄、マラソン[注 2][8]、日本舞踊[4]。
モットーは「職場は楽しく」[10]。
3歳年上の兄がいる[10]。
特色
アニメ、洋画など多数出演[11]。
演じる役柄は幅広く、すごみのある中年の女性役、少年役、落ち着いた女性役などを演じている[11][12]。
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1973年
- 1974年
- 1975年
- 1976年
- 1977年
- 1978年
- 1979年
- 1980年
- 1981年
- 1982年
- 1983年
- 1984年
- 1985年
- 1986年
- 1987年
- 1988年
- 1989年
- 1990年
- 1991年
- 1992年
- 1993年
- 1994年
- 1995年
- 1996年
- 1998年
- 1999年
- 2001年
- 2002年
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 2006年
- 2007年
- 2008年
- 2010年
- 2012年
- 2014年
- 2018年
- 2020年
- サザエさん(2020年 - 2023年、五十嵐夫人)
- 2021年
- 2022年
- 2023年
- 2025年
劇場アニメ
- 1978年
- 1979年
- 1980年
- 1983年
- 1985年
- 1986年
- 1987年
- 1988年
- 1991年
- 1992年
- 1993年
- 1994年
- 1996年
- 1999年
- 2010年
- 2011年
- 2012年
OVA
- 1985年
- 1986年
- 1987年
- 1988年
- 1989年
- 1990年
- 1991年
- 1992年
- 1993年
- 1994年
- 1995年
- 1996年
- 1998年
- 2000年
- ビデオアニメ館 日本おとぎばなし
- 世にも恐ろしい日本昔話「浦島太郎」(お亀)
- 2008年
- 2010年
- 2017年
Webアニメ
ゲーム
- 1990年
- 1991年
- 1994年
- 1999年
- 2000年
- 2001年
- 2003年
- 2007年
- 2008年
- 2012年
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2023年
ドラマCD
- 1992年
- 2000年
- 2004年
- 2011年
- 2012年
吹き替え
担当女優
- アリソン・ジャネイ
- イメルダ・スタウントン
- ウーピー・ゴールドバーグ
- エレン・バーキン
- キャシー・ベイツ
- クリスティーン・バランスキー
- ジョーン・キューザック
- ナンシー・アレン
- ベット・ミドラー
- マーゴ・マーティンデイル
- マリアンヌ・ジャン=バプティスト
映画
ドラマ
アニメ
テレビドラマ
テレビ番組
映画
特撮
人形劇
脚注
注釈
シリーズ一覧
- ^Season1(2022年)、Season2(2023年)
- ^第1クール(2023年)、第2クール(2024年)
初出話一覧
- ^第5話初出
- ^第13話初出
- ^第1話初出
- ^第10話初出
出典
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- ^abcd“小宮和枝”. テアトル・エコー. 2016年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月26日閲覧。
- ^abcde“小宮 和枝”. |女性俳優(五十音順)|プロダクション・エコー. 2025年2月1日閲覧。
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- ^ab『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー メガトロンセット解説書 PLANET OF CYBERTRON GUIDE 2』タカラ、1995年3月、36頁。
- ^ab『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 LD解説書 PLANET OF CYBERTRON GUIDE 3』タカラ、1995年9月、36頁。
参考資料
- アニメージュ編集部 編『THE ART OF JAPANEE ANIMATION1 TVアニメ25年史』徳間書店〈ジ・アートシリーズ14〉、1988年12月1日。
外部リンク
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| 主演女優賞 | |
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| 助演男優賞2 | |
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| 助演声優賞1 | |
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| 新人男優賞 | |
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| 新人女優賞 | |
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| 新人声優賞1 | |
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| 歌唱賞 | |
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| パーソナリティ賞 | |
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| 外国映画・ドラマ賞 | |
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| ゲーム賞 | |
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| インフルエンサー賞 | |
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| MVS | |
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| 海外ファン賞 | |
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1第17回より各男女部門を統合。 2第1・2回は「サブキャラクター賞」。 3「もってけ!セーラーふく」の歌唱者として受賞。 |