| おぢやし 小千谷市 | |||||
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| 国 | |||||
| 地方 | 中部地方、北陸地方 甲信越地方 | ||||
| 都道府県 | 新潟県 | ||||
| 市町村コード | 15208-1 | ||||
| 法人番号 | 4000020152081 | ||||
| 面積 | 155.19km2 | ||||
| 総人口 | 31,589人[編集] (推計人口、2025年9月1日) | ||||
| 人口密度 | 204人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 長岡市、魚沼市、十日町市 | ||||
| 市の花 | スイセン | ||||
| 市の魚 | 錦鯉 | ||||
| 小千谷市役所 | |||||
| 市長 | 宮崎悦男 | ||||
| 所在地 | 〒947-8501 新潟県小千谷市城内二丁目7番5号 北緯37度18分52秒東経138度47分42秒 / 北緯37.31436度 東経138.79508度 /37.31436; 138.79508座標:北緯37度18分52秒東経138度47分42秒 / 北緯37.31436度 東経138.79508度 /37.31436; 138.79508 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
小千谷市(おぢやし)は、新潟県のほぼ中央に位置する市[1]。中越地方(中越圏域)に属する。錦鯉の養殖や小千谷縮、片貝まつりの正四尺玉花火などで知られる。


新潟県のほぼ中央、越後平野の南端に位置している。信濃川が南東部から北東部に流れ、河岸段丘の発達が地形上の特徴となっている[1]。
市名の「小千谷」は魚沼郡の4つの郷のうち「千屋郷」があったことに由来する[1]。その語源は千屋郷の中にある小千谷に由来する説や、沢の落ち合う所や低湿地という意味の「落ち」が転じて「おぢ」となった説がある。
広域都市計画圏としては中越圏域に属する[2]。市域には旧魚沼郡や旧北魚沼郡を含むが、広域都市計画圏としては魚沼圏域(十日町市、魚沼市、南魚沼市、湯沢町、津南町)とは別の圏域である[2]。
都市圏としては長岡地域広域市町村圏(長岡都市圏)に属しており、新潟県都市計画基本方針では小千谷市は生活拠点都市に位置づけられている[3]。
毎年9月に片貝地区で行われる浅原神社例大祭(片貝まつり)の花火大会は、世界一の大きさを誇る四尺玉の花火が上がることで有名である。

新潟県中部、越後平野と山間地域の接点に位置する。
南から信濃川が市内に入り、山本山にぶつかり蛇行し、一度南東の長岡市川口地域(旧川口町へ抜け魚野川と合流した後、再び市内に入り中心部を南北へ縦断する。西は頚城丘陵へ続く西山丘陵、南は魚沼丘陵へ、東は東山丘陵、北は越後平野へ続く平地が広がっている。市内は河岸段丘上にあるため、坂が多く、市街地のほぼ中央には船岡山がそびえる。また、小千谷近辺は山本山を中心に地面の隆起や褶曲が激しく、河岸段丘など特徴的な地形が多くみられる。市内の最高峰は、長岡市との境にある金倉山で581m。
三国街道(現国道17号)や善光寺街道(現国道117号)、高田街道などが通り、宿場町として栄えた。平野部と山間部の接点の役割を持ち、戦国時代には上杉謙信の関東出兵時の経由地、江戸時代には魚沼郡内で作られた小千谷縮は小千谷に集積され柏崎経由で京、大坂、江戸に輸送した記録があるなど、交通・水運の要所として栄えた。
全域が豪雪地帯対策特別措置法に基づく特別豪雪地帯に指定されており、積雪深が2 mを超えることもある[4]。市は克雪都市宣言をしており、消雪パイプも設置されているが、設置されていない道路もあり、雪の日は除雪車が活躍している。


| 小千谷市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 小千谷市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 小千谷市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
小千谷市(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 暦順 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 位下松五郎 | 1954年3月10日 | 1955年4月12日 |
| 2代 | 位下松五郎 | 1955年5月1日 | 1959年4月20日 |
| 3代 | 佐藤武 | 1959年5月1日 | 1963年4月29日 |
| 4代 | 佐藤武 | 1963年4月30日 | 1967年4月29日 |
| 5代 | 佐藤武 | 1967年4月30日 | 1971年4月29日 |
| 6代 | 佐藤武 | 1971年4月30日 | 1975年4月29日 |
| 7代 | 星野行男 | 1975年4月30日 | 1979年4月29日 |
| 8代 | 星野行男 | 1979年4月30日 | 1983年4月29日 |
| 9代 | 星野行男 | 1983年4月30日 | 1987年4月29日 |
| 10代 | 星野行男 | 1987年4月30日 | 1989年5月31日 |
| 11代 | 小出弘 | 1989年7月10日 | 1993年7月8日 |
| 12代 | 小出弘 | 1993年7月9日 | 1997年7月8日 |
| 13代 | 広井庄一 | 1997年7月9日 | 1998年10月28日 |
| 14代 | 関広一 | 1998年11月30日 | 2002年11月28日 |
| 15代 | 関広一 | 2002年11月29日 | 2006年11月28日 |
| 16代 | 谷井靖夫 | 2006年11月29日 | 2010年11月28日 |
| 17代 | 谷井靖夫 | 2010年11月29日 | 2014年11月28日 |
| 18-19代 | 大塚昇一 | 2014年11月29日 | 2022年11月28日 |
| 20代 | 宮崎悦男 | 2022年11月29日 | 現職 |
都市宣言
| 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 当 | 米山隆一 | 57 | 立憲民主党 | 前 | 93,764票 | ○ |
| 鷲尾英一郎 | 47 | 自由民主党 | 前 | 71,672票 | ○ | |
| 泉田裕彦 | 62 | 無所属 | 前 | 43,396票 |

このおかげ市内の多くの地域に都市ガスが引かれ、その供給事業を小千谷市ガス水道局が行っている。
(小千谷市に支店を置くもの。証券会社、保険会社等を除く。)
ただし小千谷支店以外の支店はいずれも小千谷支店内で営業しており、実質的な店舗数は1店舗のみである。
ただし越後川口支店は小千谷支店内で営業しており、実質的な店舗数は1店舗のみである。



市域はJR上越新幹線の沿線だが、市内に駅はない。市域はほとんどの区間が魚沼トンネル、妙見トンネルで通過しており、浦柄地区に数百メートルだけ地上区間があるがスノーシェルターで覆われているため新幹線の車窓から小千谷市の風景は見えない。新幹線を利用する場合は越後湯沢駅、浦佐駅、長岡駅のいずれかで乗り換える。
市域はJR上越線の沿線となっている。また南部はJR飯山線の沿線となっており、市内には計3つの駅がある。
西小千谷駅からJR信濃川発電所への資材運搬専用線、さらには十日町市千手方面まで延伸する計画があり、一部線路が敷設されたが、関東大震災などの影響によって中止になった。
越後交通が運行しており、小千谷-川口-小出線のみ地域子会社の南越後観光バスが担当する。以下の情報は#外部リンクの「小千谷市公共交通マップ」(平成31年4月版)に基づく。
小千谷車庫、小千谷駅前、小千谷インター、小千谷総合病院等を起点に、長岡、十日町、小出、小国方面に運行している。
このほか、小千谷駅~山古志支所間で長岡市山古志地域のコミュニティバス「クローバーバス」[14]。(小千谷市内は途中乗降不可)

また、南部では長岡市(川口地区)との市境近くにある越後川口IC、片貝地区では長岡市の長岡南越路SICが最寄りである。


長岡市山古志地域と跨る「二十村郷」と呼ばれる地域には棚田・棚池が分布する景観が広がり、「雪の恵みを活かした稲作・養鯉システム」として日本農業遺産にも認定されている[8][15]。農家民宿・農家民泊によるグリーンツーリズムも行われている[16]。



小千谷市指定文化財一覧も参照。
新潟県長岡地域の廃止市町村 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ()内は廃止年。*:複数の自治体に分割して廃止。取消線:他市町村域 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 外部リンク:市町村の変遷一覧表(新潟県HP) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||