| いみずし 射水市 | |||||
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| 国 | |||||
| 地方 | 中部地方(北陸地方) | ||||
| 都道府県 | 富山県 | ||||
| 市町村コード | 16211-6 | ||||
| 法人番号 | 2000020162116 | ||||
| 面積 | 109.44km2 | ||||
| 総人口 | 87,920人[編集] (推計人口、2025年10月1日) | ||||
| 人口密度 | 803人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 富山市、高岡市、砺波市 | ||||
| 市の木 | とねりこ (2008年10月1日制定) | ||||
| 市の花 | カワラナデシコ (2008年10月1日制定) | ||||
| 市の花木 市のさかな | あじさい (2008年10月1日制定) シラエビ ベニズワイガニ アユ (2008年10月1日制定) | ||||
| 射水市役所 | |||||
| 市長 | 夏野元志 | ||||
| 所在地 | 〒939-0294 富山県射水市新開発410-1 北緯36度43分50秒東経137度04分32秒 / 北緯36.7306度 東経137.0756度 /36.7306; 137.0756座標:北緯36度43分50秒東経137度04分32秒 / 北緯36.7306度 東経137.0756度 /36.7306; 137.0756 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
射水市(いみずし)は、富山県のほぼ中央部に位置する県第3位の都市。中枢中核都市に指定されている。
北は富山湾に面しており、中央に射水平野、南部に射水丘陵がある[1]。高度成長期には富山新港が整備され、太閤山にはニュータウンが造成されるとともに大学や研究機関等が進出した[1]。
全国的な「平成の大合併」の流れの中、この地域では射水郡の4町村の合併による市への移行、新湊市を含む5市町村の合併、また高岡市、氷見市、小矢部市、福岡町を含めた広域合併などが検討されたが、住民アンケートや2003年(平成15年)2月に行われた小杉町の住民投票の結果などを受けて、同年5月14日に新湊市を含む5市町村による合併協議会が設置された。
合併協議会では新市名の一般公募を行い、その結果、1,934点507通りの名称案が寄せられた。「万葉市」、「海王市」、「三島野市」などの案もあった中、8月6日、新市名の候補が「射水市」、「いみず市」、「射水野市」「いみず野市」「新射水市」の5案に絞られ[2]、最終的には新市名を「射水市」とすることが決定された(一般公募でも「射水市」が581点〔総数の30%〕を占めていた[2])。新湊市も、かつては全域が射水郡内に属していた。
当初は合併期日を2005年(平成17年)3月31日の予定としていたが、小杉町長の土井由三が射水郡4町村のみでの合併を主張して合併協議会からの離脱を表明し[3]、一方で大門町、下村、大島町は5市町村での合併を主張したため、協議は一時休止となった。
しかしその後、5市町村合併推進を主張する住民グループから町長のリコール運動が起きるなど町内で合併をめぐる意見対立が激化していることから、小杉町の5市町村での合併の是非を問う住民投票が2004年(平成16年)8月24日告示、8月29日に行わることになった[3]。結果、賛成9,545票(52.1%)、賛成できない8,789票(47.9%)と756票差で賛成多数となったため[4]、当初予定されていた合併期日には遅れることとなったが合併協議は再開され、2005年(平成17年)11月1日に「射水市」として合併することで合意、2005年(平成17年)2月25日に合併協定に調印し、5市町村と富山県議会の可決を経て、7月21日には総務大臣が官報に告示した。これによって、11月1日に5市町村が合併して射水市が発足することとなった(射水郡は消滅)。
中枢中核都市に指定されている[11]。政令指定都市・中核市・特例市・保健所政令市・計量特定市のいずれでもなく県庁所在地でもない市が指定を受けるのは当市と山口県宇部市の2箇所のみである。
| 射水市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 射水市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 射水市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
射水市(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
初代市長を選ぶ選挙は2005年11月20日に告示、27日に投票が行われ、接戦が予想されたが分家氏が大差をつけて選出された。この選挙には旧新湊市長、旧小杉町長、旧大島町長が立候補したため、旧市町村の首長の中で立候補しなかった2名のうち旧大門町長が職務執行者に選出された。
市役所は、以下の3つの庁舎に分かれている。
| 庁舎 | 住所 | 業務 |
|---|---|---|
| 本庁舎 | 〒939-0294 射水市新開発410番地1 | 市長、助役、収入役、企画総務部、会計課、選挙管理委員会、市議会、教育委員会、監査委員事務局、福祉保健部、市民環境部ほか |
| 大島庁舎 | 〒939-0292 射水市小島703番地 | 産業経済部、農業委員会事務局、都市整備部ほか |
| 布目庁舎 | 〒934-0048 射水市布目1番地 | 上下水道部 |

合併当初は「分庁舎方式」で、合併前の各市町村の役場、およびかつての射水地区広域圏の事務所がそれぞれ分庁舎となっていた。2016年9月23日まで、新市の事務所は小杉庁舎(旧小杉町役場)に、市議会会議場は新湊庁舎(旧新湊市役所)に置かれていた。布目庁舎(旧射水地区広域圏事務所)以外の各分庁舎には、各種届の受付などを行う行政センターが設けられていた。
2016年10月11日に統合新庁舎が開庁し、新庁舎・大島庁舎・布目庁舎の3庁舎体制となった。新湊庁舎・小杉庁舎・大門庁舎・下庁舎は廃止された[13]。
富山県議会議員
射水市から選出される富山県議会議員の定数は、3議席である。現在の任期は、2019年4月30日から2023年4月29日までである。
衆議院射水市は、高岡市・氷見市・砺波市・小矢部市・南砺市と構成される比例北陸信越ブロック・富山県第3区が衆議院選挙区となる。
参議院射水市は、参議院 北陸信越ブロック・富山県選挙区(全県区)に属し定数は2議席である。
射水市は合併前の市町村の区域ごとに「新湊」、「小杉」、「大門」、「下」、「大島」の5地区からなる。射水市の「地域振興会」および「コミュニティセンター」は、これらをさらに細分化し27地区から構成される。
富山新港を地理的な中心とする臨海工業地帯。新湊市街地は高岡市の牧野地区と富山新港によって旧市域の郊外および旧射水郡とは隔てられる形となる。「日本のベニス」と称される内川や海王丸パークなどが所在しており、射水市内の観光の中枢を担うエリアとなっている。新湊旋風などに代表される地元意識の強さや、珍姓の宝庫としても有名。
なお新湊市街地(市制施行時の区域(新湊、放生津、庄西の3地区))をまとめて「新湊地区」とする場合がある。
射水市のうち、北西部の半飛び地となっている新湊市街(万葉線沿線地域)のうち東側で、放生津小学校の通学区域。新湊地区とともに旧・新湊市の中心部だった地区。東端の海王丸パークは富山新港に接しており、対岸の堀岡地区とは新湊大橋およびフェリーでの往来となる。
新湊市街地のうち西側の地域で新湊小学校の通学区域のうち、庄西地区(庄川以西)をのぞく地域。新湊地区センターが所在しており、放生津地区とともに旧・新湊市時代の中心部となる。
新湊市街地のうち、庄川以西の大字「庄西町」に相当する地域。庄川河口と小矢部川河口に挟まれる形で位置しており、南方の高岡市吉久地区のみ陸地で隣接している形となる。中伏木小学校の廃校前は、庄西地区がその通学区域の全域だった。
1953年4月1日に新湊市に編入された射水郡作道村だった地域。射水市新湊博物館の所在する地区。
1953年4月1日に新湊市に編入された射水郡堀岡村だった地域。
1953年4月1日に新湊市に編入された射水郡海老江村だった地域。富山高等専門学校射水キャンパスが所在。
1953年4月1日に新湊市に編入された射水郡本江村だった地域。1915年1月1日以前は打出本江村という村名だった。
1953年4月1日に新湊市に編入された射水郡七美村だった地域。
1953年4月1日に新湊市に編入された射水郡片口村だった地域。
1953年10月5日に新湊市に編入された射水郡塚原村だった地域。射水市民病院の所在する地区。
ゆるやかな丘陵地帯が広がる地域で、小杉市街地と周辺の田園および中山間地域から成る。南部に日本海側最大級の住宅団地・太閤山ニュータウンを擁しており、人口はここ半世紀で倍増している。近年は「鏝絵のまち」として町おこししている。
なお戸破、三ヶ、橋下条、金山、黒河の各地区はそれぞれ、現在太閤山ニュータウンとなっているエリアをのぞく。
町村制施行当初の射水郡小杉町のうち、概ね下条川東岸などの東側の地域。射水市役所小杉地区センターが所在しており、旧・小杉町の中心地域。
町村制施行当初の小杉町のうち、概ね下条川西岸などの西側の地域。下村の三箇と区別するために「小杉三ヶ」ともいわれる。戸破とともに小杉地域の中心部を構成する。あいの風とやま鉄道小杉駅、富山福祉短期大学が所在する。
太閤山ニュータウンのうち、大字『太閤山1~10丁目』、『太閤町』など北側の地域。
太閤山ニュータウンのうち、大字『中太閤山1~19丁目』の地域。
太閤山ニュータウンのうち南側に位置する大字『南太閤山1~19丁目』の地域。
1942年6月8日に小杉町に編入された射水郡橋下条村だった地域。
1953年11月15日に小杉町に編入された射水郡金山村だった地域。
1953年12月1日に小杉町に編入された射水郡大江村だった地域。
1954年3月27日に小杉町に編入された射水郡黒河村だった地域。太閤山ランド、富山県立大学が所在。竹林が多く県内有数のタケノコの産地でもある。
1959年4月1日に分村合併により小杉町と婦負郡呉羽町にそれぞれ編入された婦負郡池多村のうち小杉町側に編入された地域。
和田川沿いに広がる地域。高岡市のベッドタウンとして宅地開発が進行し、旧町域北部(大門・二口地区)から大島地区南部にかけて合併前の境界線を跨いで住宅地が連なり、一つの市街地を形成している。また、企業団地や流通団地が多く立地するため、旧・射水郡の4町村では最も昼間人口比率が高い。
町村制施行当初から大門町だった区域(所謂“旧町”)。庄川の西岸に飛び地として「枇杷首(びわくび)」があるが、大門大橋により往来は容易。(ただし通勤ラッシュ時は渋滞する傾向にある。)
1954年3月1日に大門町と合併した射水郡二口村だった地域。射水市役所大門地区センターが所在する。近年は宅地開発が盛んである。
1954年3月1日に大門町と合併した射水郡浅井村だった地域。
1954年3月1日に大門町と合併した射水郡水戸田村だった地域。
1954年3月1日に大門町と合併した射水郡櫛田村だった地域。地区名としては「櫛田」表記だが、地区の中心部の住所としては「射水市串田(読みは同じ)」表記となる。櫛田神社が所在する。
のどかな田園地帯が広がる地域。倉垣荘の荘家だったと伝わる下村加茂神社が所在し、やんさんま祭りなどで知られる。
あいの風とやま鉄道越中大門駅、および射水市役所の本庁舎が所在する。あいの風とやま鉄道線の沿線北側を中心に宅地開発が進む一方、郊外は田園などが広がる。合併前から「ヘチマの里」、「絵本のまち」として町おこししている。

大学
専門学校
高等学校
中学校
小学校
過去に存在した学校




