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富士市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ふじし ウィキデータを編集
富士市
富士市旗
富士市旗
富士市章
富士市旗富士市章
1967年3月1日制定
日本の旗日本
地方中部地方東海地方
都道府県静岡県
市町村コード22210-1
法人番号2000020222101ウィキデータを編集
面積244.94km2
総人口237,927[編集]
推計人口、2025年11月1日)
人口密度971人/km2
隣接自治体
市の木クスノキ
市の花バラ
富士市役所
市長小長井義正
所在地417-8601
静岡県富士市永田町一丁目100番地
北緯35度09分41秒東経138度40分35秒 / 北緯35.16133度 東経138.67628度 /35.16133; 138.67628座標:北緯35度09分41秒東経138度40分35秒 / 北緯35.16133度 東経138.67628度 /35.16133; 138.67628
外部リンク公式ウェブサイト

富士市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

地図
市庁舎位置
ウィキプロジェクト

富士市(ふじし)は、日本静岡県東部に位置する[1]。日本最高峰の富士山南麓に位置し、市域の北端は山頂直下に及ぶ。南は駿河湾に面しており、海岸線から富士山までを市域とする唯一の自治体となっている[1]。東は沼津市、西は静岡市に接する[2]。面積は244.95平方キロメートル[1]。人口は2020年令和2年)時点で251,616人で、県内では浜松市静岡市に次ぐ第3位の人口規模だが、2010年(平成22年)以降は減少傾向にあり、また少子高齢化が進行している[3]

現在の市域においては、約33,000年前の旧石器時代の、愛鷹山麓にある遺跡が、確認できる最古の人間活動である[4]奈良時代には、現在の富士市・富士宮市にほぼ相当する地域が駿河国富士郡となり、郡家伝法に置かれた[5]江戸時代には吉原宿東海道宿場に指定され、富士信仰に基づく参詣を行う登山客などが訪れる宿場町として栄えた[6]。また同じく江戸時代中期からは、和紙の産地として知られ、明治に入ると近代的な洋紙の大量生産が始まり、数々の製紙工場が設立された[7]。一方、戦後の高度経済成長期には、製紙工場による大気汚染水質汚濁悪臭などが発生し、田子の浦港にはヘドロが堆積するなど、全国的に「公害のデパート」として知られるようになった。そのため、富士市では公害防止協定の締結や健康被害の救済に関する条例の制定、排水路への排出規制などを実施。各社も硫黄排出減少に取り組むなど[8]、官民の連携により、公害問題の克服を果たした[9]

自治体としては、1966年昭和41年)4月1日、旧富士市・吉原市富士郡鷹岡町新設合併によって発足。2008年平成20年)11月1日庵原郡富士川町を編入合併して、現在の市域となっている[10]。また、2001年(平成13年)には、施行時特例市に指定された[11][12]

主要産業は、富士山の伏流水富士川などの豊富な水源を利用した製紙である[13][14]パルプ・紙・紙加工品製造業の出荷は、2018年(平成30年)時点で全国第2位で[13]2020年令和2年)時点で、49社の製紙会社、59工場の製紙工場が所在し、全国の36.1パーセントのトイレットペーパーを生産している[2]。一方、最盛期の1991年(平成3年)には6,035億円の出荷額を誇っていたが、2009年(平成21年)2月に王子製紙富士工場の製紙ラインの一部が操業停止となるなどし、「パルプ・紙」の事業所数は275から224に減少。2011年(平成23年)の製紙業の出荷額は4,407億円へ落ち込んでいる[14]。また、2012年(平成24年)9月末には日本製紙富士工場鈴川事業所(旧・大昭和製紙本社工場)での紙生産が全面的に停止となるなど、製紙業の衰退、製紙・パルプの生産減少傾向が続いている[14]

富士市中心部周辺の空中写真。1988年撮影の26枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成。

地理

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高低差
北東側の愛鷹山塊から望む富士市の中心市街地と駿河湾、海岸線に東側に隣接する沼津市から田子の浦港まで千本松原が続き、富士川の最下流域の西側に静岡市清水区が隣接し、北側に富士宮市が隣接する。
  • 市街地から見て東に愛鷹山塊、北方に富士山が位置する。
  • 日本三大急流の一つである富士川や潤井川のほか、和田川沼川・砂沢川・凡夫川・伝法沢川・千束川・赤渕川・須津川といった河川を有する。
  • 旧来は西部に広大な富士川氾濫原(恒常的な氾濫により生活圏でない地帯)が占め[16] また約147 haの湿地帯が広がる地域であった[17]。富士川氾濫原が分布する地帯は居住地とはなり得なかったため井戸が存在しない程であったが[18]、富士川の平定によるいわゆる「加島五千石」の形成と製紙業の隆盛を経て工業地帯へと変化した。
  • 愛鷹山塊のうち最高峰の越前岳が富士市に位置し(裾野市も含む)、その富士見台は富士山がある風景100選に指定されている[19]。また愛鷹山鋸岳に連なるキレットが特徴である[20]
  • 駿河湾に面する。海岸線は10 kmであり、周囲は95.9 kmである。市域の面積 244.95 km2[15]、東西に23.2 km[15]、南北に27.1 km[15] に及ぶ広さである。
  • 駿河トラフ南海トラフの北端の海溝)とその延長上の富士川河口断層帯に面しているため、プレート境界型の大地震(東海地震)の危険性が指摘されており、国・静岡県・周辺自治体とともに地震対策、特に津波対策に力が入れられている。
  • 江戸時代には東海道の宿場町の一つである吉原宿が存在したが、2度の高潮海嘯[21] により壊滅的な被害を受け、その度に宿場の位置が内陸部に移動している。最終的な吉原宿は現在吉原商店街になっている。
  • 東部(旧吉原市東部)は軟弱地盤を有する。第二次世界大戦前までは沼津市との間には浮島沼[注釈 2]が広がっており、排水に問題を抱えていた。これを解決するため明治2年(1869)に現在の昭和放水路の位置に巨額と2年半という工期をかけて大規模な堀割水路を建設したが、同年高波により破壊されている[22]。その後も水害に晒され続けており、後に県により昭和放水路が建設された。沼川を中心とする現在の東海道本線と岳南電車岳南線に囲まれた地域は浮島沼に付属する湿地帯であったが、戦後の干拓により一部を残して消滅している。しかし軟弱地盤であることは変わりなく、東名高速道路建設の際にも地盤沈下に悩まされ、砂杭類を3,000本以上埋め込み、また地下排水工の施行等で問題を解消したという背景がある[23]

人口

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富士市と全国の年齢別人口分布(2005年)富士市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 富士市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
富士市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)195,598人
1975年(昭和50年)215,457人
1980年(昭和55年)222,488人
1985年(昭和60年)231,176人
1990年(平成2年)239,796人
1995年(平成7年)246,985人
2000年(平成12年)251,559人
2005年(平成17年)253,297人
2010年(平成22年)254,027人
2015年(平成27年)248,399人
2020年(令和2年)245,392人
総務省統計局国勢調査より

隣接する自治体・行政区

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静岡県の旗静岡県

気候

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富士市
雨温図説明
123456789101112
 
 
71
 
11
1
 
 
93
 
12
2
 
 
201
 
14
5
 
 
179
 
19
10
 
 
195
 
23
14
 
 
260
 
25
18
 
 
222
 
29
22
 
 
227
 
31
23
 
 
266
 
28
20
 
 
199
 
23
14
 
 
131
 
18
9
 
 
66
 
14
3
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁富士 平年値(年・月ごとの値)
インペリアル換算
123456789101112
 
 
2.8
 
52
34
 
 
3.7
 
53
35
 
 
7.9
 
58
41
 
 
7
 
66
49
 
 
7.7
 
73
58
 
 
10
 
78
65
 
 
8.8
 
84
72
 
 
8.9
 
87
74
 
 
10
 
82
68
 
 
7.8
 
73
57
 
 
5.1
 
65
47
 
 
2.6
 
56
38
気温(°F
総降水量(in)
  • 富士山の見えた日数は1年の内、205日(全体145日、一部60日)であった(2015年)。
  • 例年は富士市中部の市公共施設が位置する「富士市森林墓園」辺りで積雪が見られる[24][25]
富士市(富士地域気象観測所)の気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温記録°C°F20.5
(68.9)
23.8
(74.8)
27.5
(81.5)
27.7
(81.9)
30.7
(87.3)
34.2
(93.6)
36.9
(98.4)
38.4
(101.1)
35.5
(95.9)
32.1
(89.8)
26.5
(79.7)
24.2
(75.6)
38.4
(101.1)
平均最高気温°C°F11.2
(52.2)
12.0
(53.6)
14.8
(58.6)
19.3
(66.7)
23.2
(73.8)
25.7
(78.3)
29.1
(84.4)
31.0
(87.8)
28.2
(82.8)
23.3
(73.9)
18.4
(65.1)
13.6
(56.5)
20.8
(69.4)
日平均気温°C°F5.8
(42.4)
6.8
(44.2)
9.9
(49.8)
14.5
(58.1)
18.8
(65.8)
22.0
(71.6)
25.5
(77.9)
27.0
(80.6)
24.0
(75.2)
18.7
(65.7)
13.3
(55.9)
8.2
(46.8)
16.2
(61.2)
平均最低気温°C°F1.4
(34.5)
2.2
(36)
5.3
(41.5)
10.0
(50)
14.7
(58.5)
18.9
(66)
22.8
(73)
23.9
(75)
20.6
(69.1)
14.9
(58.8)
9.1
(48.4)
3.8
(38.8)
12.3
(54.1)
最低気温記録°C°F−6.8
(19.8)
−7.5
(18.5)
−5.2
(22.6)
−0.2
(31.6)
5.8
(42.4)
11.4
(52.5)
14.1
(57.4)
17.3
(63.1)
10.5
(50.9)
4.8
(40.6)
−0.2
(31.6)
−4.8
(23.4)
−7.5
(18.5)
降水量 mm (inch)76.8
(3.024)
95.4
(3.756)
193.4
(7.614)
194.2
(7.646)
195.3
(7.689)
227.1
(8.941)
255.5
(10.059)
187.3
(7.374)
273.3
(10.76)
240.8
(9.48)
138.4
(5.449)
81.7
(3.217)
2,159.1
(85.004)
平均月間日照時間199.6177.9178.4183.5175.4115.5119.1169.3146.7153.2166.6192.41,977.5
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1978年 - 現在)[26][27]


市の沿革

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1966年昭和41年)に岳南地区(旧富士市、吉原市富士郡鷹岡町)の産業を発展させるため、市民サービスを高めるために新設合併して誕生したのが現在の富士市である。2008年平成20年)11月には庵原郡富士川町を編入合併した。

旧・富士市

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ふじし
富士市

富士市章
廃止日1966年昭和41年)11月1日
廃止理由新設合併
富士市(旧)、吉原市富士郡鷹岡町 → 富士市(新)
現在の自治体富士市(新)
廃止時点のデータ
日本の旗日本
地方中部地方東海地方
都道府県静岡県
面積30.55km2.
総人口53,247
(国勢調査、1965年)
隣接自治体
富士市役所
所在地静岡県
ウィキプロジェクト
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  • 1889年明治22年)4月1日 -町村制の施行により、現在の市域にあたる富士郡下横割村、上横割村、十兵衛村、水戸島村、森島村、森下村、蓼原村[大部分]、宮下村、五味島村[大部分]、平垣村、本市場村、本市場新田、松本村[大部分]、長通村、中島村、柚木村[大部分]、岩本村[一部]、松岡村[一部]、依田原新田[一部]、永田村[一部]、富士川新田[一部]、五貫島村[一部]、青島村[一部]が合併して加島村が発足。
  • 1929年昭和4年)8月1日 - 加島村が改称、町制を施行し富士町となる。
  • 1954年(昭和29年)3月31日 - 富士町・田子浦村岩松村が合併(新設合併)、市制を施行し(旧)富士市となる。
  • 1964年(昭和39年)4月 - (旧)富士文化センター(1994年4月富士市民センターに改称)が(旧)富士市平垣(現・富士町)にオープンした[28]

吉原市

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  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、富士郡吉原宿が(旧)吉原町となる。
  • 1899年(明治32年)10月7日 - 台風の集中豪雨により鈴川停車場(現 吉原駅)周辺が大規模冠水[29]
  • 1940年(昭和15年)4月1日 - 吉原町が島田村を編入する。
  • 1941年(昭和16年)4月3日 - 吉原町が伝法村を編入する。
  • 1942年(昭和17年)6月14日 - 吉原町と今泉村が合併(新設合併)し、吉原町となる。
  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 吉原町が市制を施行し、(旧)吉原市となる。
  • 1955年(昭和30年)
    • 2月11日 - (旧)吉原市・元吉原村・須津村・吉永村・原田村が合併(新設合併)し、新たに吉原市となる。
    • 4月1日 - 吉原市が大淵村を編入する。
    • 4月29日 - 浮島村が駿東郡原町と合併(新設合併)し、新たに原町となる。
  • 1956年(昭和31年)4月1日 - 吉原市が原町のうち浮島地区三地区を編入する。
  • 1966年(昭和41年)9月24日、25日 -昭和41年台風第24・26号の接近により、吉原海岸に防波堤を越える波浪が押し寄せ死者13人、負傷者64人の被害[30][31]

鷹岡町

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  • 1933年(昭和8年)1月1日 - 鷹岡村が町制を施行し鷹岡町となる。

富士川町

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岳南合併以降

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新・富士市

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行政

[編集]
市長
小長井義正(2014年1月19日就任、3期目)
予算
2013年(平成25年)度[38]
  • 一般会計: 808億円
  • 特別会計: 482億7,512万円
  • 企業会計: 288億1,412万円
職員数
2,496名(2012年4月1日現在)[38]

歴代市長

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旧富士市長
氏名就任退任備考
遠藤脩治1954年(昭和29年)3月31日1954年(昭和29年)5月6日市長職務執行者、旧富士町長
1遠藤脩治1954年(昭和29年)5月7日1962年(昭和37年)5月6日
2漆畑五六1962年(昭和37年)5月7日1966年(昭和41年)10月31日
富士市長[注釈 3]
氏名就任退任備考
1斉藤滋与史1966年(昭和41年)12月
2渡辺彦太郎1970年(昭和45年)1月
3鈴木清見1989年(平成元年)12月
4鈴木尚2001年(平成13年)12月
5小長井義正2014年(平成26年)1月19日現職

地区

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旧吉原市

[編集]
  • 大淵(おおぶち)地区 - 旧大淵村
    • 大淵(おおぶち) - 旧大淵村
    • 中野(なかの) - 旧中野村
  • 浮島(うきしま)地区 - 旧浮島村
    • 船津(ふなつ) - 旧船津村
    • 船津南(ふなつ-みなみ)
    • 西船津(にしふなつ) - 旧西船津村
    • 西船津南(にしふなつ-みなみ)
    • 境(さかい) - 旧境村
    • 境南(さかい-みなみ)
  • 吉原市(2代目)
    • 吉永(よしなが)地区 - 旧吉永村
      • 桑崎(かざき) - 旧桑崎村
      • 石井(いしい) - 旧石井村
      • 鵜無ケ淵(うないがふち) - 旧鵜無ケ淵村
      • 間門(まかど) - 旧間門村
      • 比奈(ひな) - 旧比奈村
      • 富士岡(ふじおか) - 旧富士岡村
      • 富士岡南(ふじおか-みなみ)
    • 須津(すど)地区 - 旧須津村
      • 中里(なかざと) - 旧中里村
      • 大坪新田(おおつぼしんでん)
      • 神谷(かみや) - 旧神谷村
      • 神谷新町(かみや-しんまち)
      • 神谷南(かみや-みなみ)
      • 川尻東(かわじり-ひがし)
      • 川尻(かわじり) - 旧川尻村
      • 増川(ますがわ) - 旧増川村
      • 増川新町(ますがわ-しんまち)
      • 増川南(ますがわ-みなみ)
      • 江尾(えのお) - 旧江尾村
      • 江尾南(えのお-みなみ)
    • 原田(はらだ)地区 - 旧原田村
      • 三ツ沢(みつざわ) - 旧三ツ沢村
      • 富士見台(ふじみだい) -ニュータウン
      • 原田(はらだ) - 旧原田村
    • 吉原市(初代)
      • 今泉(いまいずみ)地区 - 旧今泉村
        • 今宮(いまみや) - 旧今宮村
        • 神戸(ごうど) - 旧神戸村
        • 一色(いっしき) - 旧一色村
        • 広見(ひろみ)地区
          • 広見西本町(ひろみ-にしほんちょう)
          • 広見本町(ひろみ-ほんちょう)
          • 広見東本町(ひろみ-ひがしほんちょう)
        • 石坂(いしざか) - 旧石坂村
        • 今泉(いまいずみ) - 旧今泉村
        • 依田橋*(よだばし) - 旧依田橋村
      • 伝法(でんぼう)地区 - 旧伝法村
        • 伝法(でんぼう) - 旧伝法村
        • 浅間(せんげん)地区
          • 浅間上町(せんげん-かみちょう)
          • 浅間本町(せんげん-ほんちょう)
        • 弥生(やよい) - 旧弥生村
        • 弥生新田(やよい-しんでん)
        • 香西新田(こうさい-しんでん)
        • 香西(こうさい) - 旧香西村
        • 日乃出町(ひのでちょう)
        • 瓜島町*(うりじま-ちょう)
        • 瓜島*(うりじま) - 旧瓜島村
        • 永田北町*(ながた-きたちょう)
        • 永田*(ながた) - 旧永田村
        • 永田町*(ながた-ちょう)
        • 依田原新田(よだはら-しんでん)
      • 吉原(よしわら)地区(狭義) -吉原町吉原宿
        • 吉原(よしわら)
      • 旧市街地
        • 中央町(ちゅうおうちょう)
        • 御幸町(みゆきちょう)
        • 南町(みなみちょう)
        • 新橋町(しんばしちょう)
        • 依田原町*(よだはら-ちょう)
        • 緑町(みどりちょう)
        • 高嶺町(たかねちょう)
        • 津田町*(つだ-ちょう)
        • 荒田島町*(あらたじま-ちょう)
        • 吉原宝町(よしわらたからちょう)
        • 八代町(やしろちょう)
        • 依田橋町*(よだばし-ちょう)
      • 島田(しまだ)地区 - 旧島田村
        • 高島町(たかしまちょう)
        • 青島町*(あおしま-ちょう)
        • 青島*(あおしま) - 旧青島村
        • 錦町(にしきちょう)
        • 津田*(つだ) - 旧津田村
        • 荒田島*(あらたじま) - 旧荒田島村
        • 外木(とのき) - 旧外木村
        • 島田町(しまだ-ちょう)
        • 中河原(なかがわら) - 旧中河原村
        • 中河原新田(なかがわら-しんでん)
        • 依田原*(よだはら) - 旧依田原村
        • 田島(たじま) - 旧田島村
        • 田島新田(たじま-しんでん)
    • 元吉原(もとよしわら)地区 - 旧元吉原村
      • 鈴川(すずかわ)地区 - 鈴川村
        • 鈴川(すずかわ)
        • 鈴川本町(すずかわ-ほんちょう)
        • 鈴川町(すずかわ-ちょう)
        • 鈴川西町(すずかわ-にしちょう)
        • 鈴川東町(すずかわ-ひがしちょう)
      • 今井(いまい) - 旧今井村
      • 大野(おおの)
      • 大野新田(おおの-しんでん)
      • 檜(ひのき)
      • 檜新田(ひのき-しんでん)
      • 三新田(さん-しんでん)
      • 田中(たなか)
      • 田中新田(たなか-しんでん)
      • 西柏原新田(にしかしわばら-しんでん)
      • 沼田新田(ぬまた-しんでん)
      • 柏原(かしわばら)
      • 中柏原新田(なかかしわばら-しんでん)
      • 東柏原新田(ひがしかしわばら-しんでん)

旧鷹岡町

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  • 鷹岡(たかおか)地区 - 旧鷹岡町
    • 天間(てんま) - 旧天間村
    • 入山瀬(いりやませ) - 旧入山瀬村
    • 久沢(くざわ) - 旧久沢村
    • 厚原(あつはら) - 旧厚原村

旧富士市

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  • 岩松(いわまつ)地区 - 旧岩松村
    • 岩本(いわもと) - 旧岩本村
    • 松岡(まつおか) - 旧松岡村
  • 富士駅周辺地区 - 旧富士町(加島村)
    • 松本(まつもと) - 旧松本村
    • 長通(ながどおり) - 旧長通村
    • 本市場新田(もといちばしんでん)
    • 五味島(ごみじま) - 旧五味島村
    • 米之宮町(よねのみやちょう)
    • 中島(なかじま) - 旧中島村
    • 青葉町(あおばちょう)
    • 蓼原町*(たではら-ちょう)
    • 蓼原*(たではら) - 旧蓼原村
    • 本市場町*(もといちば-ちょう)
    • 本市場*(もといちば) - 旧本市場村
    • 上横割(かみ-よこわり) - 旧上横割村
    • 横割(よこわり)
    • 横割本町(よこわり-ほんちょう)
    • 下横割(しも-よこわり) - 旧下横割村
    • 十兵衛(じゅうべえ) - 旧十兵衛村
    • 八幡町(はちまんちょう)
    • 加島町(かじま-ちょう)
    • 平垣*(へいがき) - 旧平垣村
    • 平垣本町*(へいがき-ほんちょう)
    • 平垣町*(へいがき-ちょう)
    • 本町(ほんちょう)
    • 富士町(ふじちょう)
    • 元町(もとちょう)
    • 柚木(ゆのき) - 旧柚木村
    • 松富町(まつとみちょう)
    • 水戸島*(みとじま) - 旧水戸島村
    • 水戸島元町*(みとじま-もとちょう)
    • 水戸島本町*(みとじま-ほんちょう)
    • 森島(もりじま) - 旧森島村
    • 森下(もりした) - 旧森下村
    • 宮下(みやした) - 旧宮下村
  • 田子浦(たごのうら)地区 - 旧田子浦村
    • 前田(まえだ) - 旧前田村
    • 鮫島(さめじま) - 旧鮫島村
    • 浜田町(はまだちょう)
    • 田子(たご) - 旧田子村
    • 柳島(やなぎしま) - 旧柳島村
    • 中丸(なかまる) - 旧中丸村
    • 川成島(かわなりじま) - 旧川成島村
    • 川成新町(かわなりしんまち)
    • 宮島(みやじま) - 旧宮島村
    • 五貫島(ごかんじま) - 旧五貫島村

旧富士川町

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  • 富士川(ふじかわ)地区 - 旧富士川町
    • 松野(まつの)地区 - 旧松野村
      • 北松野(きた-まつの) - 旧北松野村
      • 南松野(みなみ-まつの) - 旧南松野村
    • 富士川(ふじかわ)地区(狭義) - 旧富士川村
      • 木島(きじま) - 旧木島村
      • 岩淵(いわぶち) - 旧岩淵村
      • 中之郷(なかのごう) - 旧中之郷村

姉妹都市・提携都市

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海外

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姉妹都市
提携都市

国内

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提携都市
その他

立法

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市議会

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→詳細は「富士市議会」を参照
  • 定数:32名
  • 任期:2019年(令和元年)5月1日 - 2023年(令和5年)4月30日
  • 議長:一条義浩(凜の会)
  • 副議長:笠井浩(民主連合)
会派名議席数議員名(◎は代表)
新政富士10◎荻田丈仁、稲葉寿利、石橋広明、太田康彦、川窪吉男、遠藤盛正、小野由美子、藤田哲哉、佐野智昭、下田良秀
民主連合8◎影山正直、小沢映子、笠井浩、鈴木幸司、杉山諭、山下いづみ、小池義治、長谷川祐司
凜の会5◎高橋正典、海野庄三、一条義浩、望月徹、吉川隆之
ふじ214◎米山享範、小山忠之、井上 保、小池智明
公明党議員団3◎望月 昇、井出晴美、萩野基行
無会派(日本共産党議員団)2笹川朝子、鳥居育世

県議会

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→詳細は「静岡県議会」を参照
  • 静岡県議会富士市選挙区
  • 定数:5名
  • 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(平成4年)4月29日
氏名会派名当選回数備考
早川育子公明党静岡県議団5
伴卓ふじのくに県民クラブ2所属党派は国民民主党
植田徹自民改革会議7
鈴木澄美自民改革会議3

国政

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衆議院

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選挙区議員名党派名当選回数備考
静岡県第4区静岡市清水区富士宮市、富士市〈旧富士川町〉)深澤陽一自由民主党2選挙区
田中健国民民主党1比例復活
静岡県第5区三島市、富士市〈旧富士川町域を除く〉、御殿場市裾野市伊豆の国市〈旧伊豆長岡町〉、田方郡駿東郡小山町〉)細野豪志自由民主党[注釈 4]8選挙区
吉川赳自由民主党3比例復活

施設

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文化施設

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富士市文化会館ロゼシアター

ホール・劇場

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スポーツ施設

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図書館・博物館

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マスメディア

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新聞

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  • 富士ニュース - 富士市、富士宮市を中心とした地方新聞社。

FM放送

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経済

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富士山と茶畑
岳南原田駅から見た製紙工場群
富士本町商店街中心地

第一次産業

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  • 農家数が3,072戸(2005年)で、周辺自治体と比べても多い[41]
  • 農業特産物はイチゴ。中でも茶は「富士のやぶ北茶」のブランドイメージの普及を目指している。
  • 林業では、ヒノキの生産が盛んで、富士ヒノキの銘柄化を目指している。
  • 漁業特産物はシラス

第二次産業

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富士市は工業の盛んな街で、工業の指数の一つである製造品出荷額等は1兆4,554億5,877万円(2015年)であり、現在県内5位である。

県内にはスズキヤマハホンダなど自動車関連企業が工場を置いており、自動車のトランスミッション大手のジヤトコが本社を置いている。

製紙業

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富士川や富士山の伏流水など水資源が豊富であったことに加えて大消費地の首都圏に近い地の利を生かして最盛期の1991年(平成3年)には旧富士川町を含まない旧富士市内だけで6035億円の出荷額を誇る製紙の街として栄え、大昭和製紙本社工場(現・日本製紙富士工場鈴川事業所)や王子マテリア(旧・王子製紙)などの多数の製紙工場が活発に生産を行っていた[14]。しかし、2009年(平成21年)2月に王子製紙富士工場の製紙ラインの一部が操業停止となるなど「パルプ・紙」の事業所数は275から224に減少が進んだことから、2011年(平成23年)の製紙業の出荷額は4407億円へ落ち込んでいる[14]。2012年(平成24年)9月末には日本製紙富士工場鈴川事業所(旧大昭和製紙本社工場)での紙生産が全面的に停止となるなど、製紙業の衰退、製紙・パルプの生産減少傾向が続いている[14]

本社や工場(支社)をおく主な企業

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市内に本社を置く主な企業
主な工場・支社(一部上場企業)

第三次産業

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小売業の商業ランキングでは富士市は静岡市、浜松市に次ぐ県内3位である[42]

中心市街地
中心市街地活性化基本計画による市の規定により中心市街地を「富士駅周辺地区」と「吉原地区」に定められた[42]
中心市街地来街者が減少傾向にあり、富士市による「中心市街地来街者実態調査」で富士地区の平均来街者が2008年度比で日曜日2.4 %減、平日が7.2 %減という結果で、吉原地区が2008年度比で日曜日4.7 %減、平日は12.7 %減となった。2005年度比では両地区ともに2割以上の減少率となっている[43]
富士駅周辺地区
富士駅周辺地区は旧富士市の中心市街地でもあり、駅北には富士本町商店街がある[44]。当地域の核店舗として「富士ショッピングセンター・パピー」と「イトーヨーカ堂・富士店」があったが、パピーは老朽化による耐震性の問題が浮上し、補強による投資効果が期待できないことなどから撤退となった[45]。パピーの5階にあったシネコンは唯一営業を続けていたが、2010年4月の撤退が決定した。[46]。残ったヨーカ堂も2009年10月1日にセブン&アイ・ホールディングスの業績悪化の波から不採算店舗の閉店が検討され、選定された4店舗の内の1つである富士店の閉鎖が決定し、2010年1月11日に閉鎖した[47]。イトーヨーカ堂跡地はホリデースポーツ富士店、パピー跡地は市は富士市立中央病院の移転先予定候補と定めた。
吉原地区
富士地区最大級の都市旧吉原市があった地区である。最も歴史がある街でもある。市街地中心には東海道53次吉原宿があった。現在は吉原中央駅から吉原本町駅まで吉原商店街となっているが日産吉原工場やヤオハンや大手百貨店が撤退したためシャッター街となってしまっていた。しかし近年はヤオハン跡地に複合マンションやラジオ局のスタジオや市民活動センターなどを含めた再開発が行われた。現在も市は商店街活性化の力を入れている。昔は吉原商店街周辺には完成時東海1の吉原市民文化センター(現在マンションを核とする商業施設を建設中)、吉原市民体育館(現在富士市立富士体育館)、吉原信用金庫本店(現在富士信用金庫吉原支店)、吉原郵便局(現在同市国久保に移転)、吉原市役所(現在合併により移転し跡地は住宅街)などがあり吉原市の中心市街地であった。
主な商業集積地(商店街など)
市役所・ロゼシアター地区
富士市の中心的な商業地区であり、地理的にも富士地区と吉原地区のおおよその中心地にあたる。1980年代後半より市役所方面からと、東名富士ICから潤井川を越えて延びる片側2から4車線の道路(橋)を整備し、クルマ社会を中心に考えた区画整備をすることで、建物の建設が進められた。
新富士駅周辺地区(国道1号線沿い)
新富士駅周辺地区は、東海道新幹線新富士駅開設後に栄えた地区である。当地区を東西に走る富士由比バイパスの国道1号への格上と富士川橋の無料化を期に、富士市による展示場ふじさんめっせ(富士市産業交流展示場)の建設や、イオンSC、ヤマダ電機、ニトリといった大規模小売店舗や中規模小売店舗が進出している。
鷹岡地区(国道139号線沿い)
富士市と富士宮市を結ぶ国道139号線(通称大月線)が通っており、国道沿いに商業地域が続いている。2012年に、新東名高速道路新富士ICが開通し、従来の西富士道路と接続され、取り付け道路の一部が静岡県道88号一色久沢線の自動車専用道路として新たに供用された。
県道396号沿い
富士市を東西にまたがる県道396号は旧国道1号であり、古くより国道沿に発展した地域である。今でも富士警察署付近から富士川橋付近までの6 km程に区切れなく商業地域が続いている。
富士川地区
旧富士川町の旧国道1号線沿いと隣接する富士川駅周辺に、東海道の古くから残る商店街がある。富士由比バイパス(国道1号)で簡単に新富士駅周辺地区や静岡市清水区の商業地区へ行くことができることから、富士市への合併以前から町外への流出が多く商店街としては衰退が続いている。また富士宮市へのアクセスが便利な松野地区に中規模店舗が何店が出店しており、富士川地区の商業地域としては松野地区へ移行しているといえる。
中里地区
富士市と沼津市を結ぶ吉原沼津線(通称:沼津線 または もみじ通り※街路樹が全て紅葉樹のため)を中心とした富士市東部の商業地区。食料品や生活用品を扱う店舗が集積し、街路樹(モミジバフウ)や歩道も整備されているためウォーキングを楽しむ人も多い。地域の住民アンケートによると自動車社会の富士市では珍しく、自転車または徒歩で買い物する人の割合が非常に高いのも特徴。岳南電車東名中里バス停など公共交通機関も発達しているエリア。富士市の紅葉の名所、須津川渓谷や富士バンジーなど、観光地としても注目されている。現在県道三島富士線(通称:根方街道)のバイパス路線としての整備が沼津市側にて行われているとともに、新東名高速道路の駿河湾沼津スマートICからも近い。

歴史

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鈴川の富士塚、神事の地でもあった

富士市は交通の要衝であり、東海道の宿であり中道往還村山道(近世後期に成立)の起点でもある吉原宿が位置していた[48]

一方で常に自然災害に見舞われてきた地でもあり、吉原宿は近世に複数回の移転を強いられた。これは往古からの現象であり、例えば武田信玄駿河侵攻の最中に現在の富士市域に至った際の記録として『甲陽軍鑑』に「がわなりじま(川成島)に御陣をとり給ふ 一夜の内に大水いで 信玄公の諸勢 道具を津なみにひかれ候」とある。このように、一夜の在陣も許されぬ程の荒れ地であった。

歴史の中で富士市を舞台とする芸能も成立し、能「生贄」は富士市を舞台とし、幸若舞「十番切」は富士市の場面を含むものである[49]。能「生贄」の謡曲はアーサー・ウェイリーによって英訳され、20世紀前半には既に海外に紹介されている。

民俗学

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富士市における民俗学のトピックとして、人身御供の伝承が頻繁に取り上げられる[50]。全国に同様の伝承は少なからず存在するが、富士市の伝承は生贄が在地の者ではなく旅人であることが特徴として挙げられている。

例えば、以下のようなものである。

巫女六人、官職の為に上京せむと道此所に至る。里人これを捕え生贄に備むとす(『駿河記』巻二十四富士郡巻之一「柏原新田」)
昔よりこのかた吉原の宿に、今夜泊まりたる旅人は、何れも今日の生贄の御神事に御会い候ぞとよ(能「生贄」謡曲)

また阿字神社六王子神社護所神社が知られる。

教育

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教育政策

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  • 2003年(平成15年)度より、一部の小中学校に於いて二学期制を導入。その研究結果を基に、「子どもたちに『確かな学力』の定着を図り、『豊かな人間性』をはぐくむ学校教育の一層の充実をねらう取り組み」として、2006年(平成18年)度より富士市内全小中学校で二学期制を実施している。
  • 読書の大切さを感じ、本と親しむ子どもを増やすため、全小中学校に学校図書館司書を配置している。

専修学校

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市立

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私立

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  • 富士リハビリテーション専門学校
  • JA静岡厚生連するが看護専門学校
  • 富士調理技術専門学校(高等課程も併設)
  • タカヤマアドバンスビューティー専門学校

高等学校

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県立

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市立

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私立

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中学校

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公立

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私立

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小学校

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特別支援教育学校

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県立

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幼稚園・保育所

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幼稚園
市立 9園、私立 16園
保育所・認定こども園
市立 18ヶ所、私立 13ヶ所

まちづくりセンター

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  • 26館

その他

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  • ランゲッジビレッジ(合宿制英語学校)

交通

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富士川橋梁を通過する東海道新幹線
市内を通る新東名高速道路 富士高架橋
富士川SA
田子の浦港

交通政策

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富士市都市計画マスタープランでは、都市交通の基本方針として、道路や鉄道などの既存の交通基盤を有効に活用するとともに、自動車交通や公共交通などの交通需要の適正な管理を行い、過度に自動車に依存しないで移動できる都市交通体系を構築することとしている。また、超高齢社会の本格到来を見据え、高齢者をはじめ、誰もが安全・安心・快適に利用できる都市交通体系を構築することとしている。

鉄道

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市内で最も利用者の多い富士駅や、新幹線の駅である新富士駅を中心とする。

新富士駅は東海道本線の富士駅とは離れている。新富士駅開設当時は富士駅から新富士駅のすぐ近く(100 mほど)まで伸びている日本製紙(当時の大昭和製紙)への引込み線を利用して、身延線を新富士駅まで伸ばす計画もあったようだが実現はしなかった。

東海旅客鉄道(JR東海)
東海道新幹線
新富士駅
東海道本線
東田子の浦駅 -吉原駅 - 富士駅 -富士川駅
身延線
富士駅 -柚木駅 -竪堀駅 -入山瀬駅 -富士根駅
岳南電車
岳南線(全線市内)
吉原駅 -ジヤトコ前駅 -吉原本町駅 -本吉原駅 -岳南原田駅 -比奈駅 -岳南富士岡駅 -須津駅 -神谷駅 -岳南江尾駅
  • 新富士駅
    新富士駅
  • 富士駅
    富士駅
  • 吉原駅
    吉原駅

バス

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富士市内のバス網は吉原中央駅を中心として放射状に形成されている。そのため、地域の拠点駅である富士駅(在来線)や新富士駅(新幹線)から目的地に向かうために、吉原中央駅で乗り換えざるを得ないことが多い。現在、富士駅を基点として再編することが計画されている。

民間の路線バスの他に、市のコミュニティバス等も運行されている。

主なバスターミナル
路線バス
コミュニティバス等
→詳細は「富士市コミュニティバス」を参照
  • 富士急静岡バス運行路線
    • ひまわりバス
    • 富士市自主運行バスふじかぐやの湯線
  • 市運行路線(コミュニティバス)
    • 田子浦地区「しおかぜ」
    • 富士南地区「みなバス」
    • 岩松北地区「こうめ」
    • 吉原・富士駅北地区「うるおい」
    • 吉原中央駅→富士駅南口「モーニングシャトル」
    • 桑崎→富士東高校「なのはな」
    • 伝法地区おでかけバス(実証運行中)
  • 市運行路線(デマンドタクシー)
    • 天間地区「てんまーる」
    • 大淵富士本地区「こぶし」
    • 原田地区「ほたる」
    • 吉永地区「かぐや」
    • 丘地区「おかタク」
    • 元吉原地区「マリン」
    • 吉永北地区「なのはな」
    • 神戸地区「やまぼうし」
    • 松野地区「おぐるま」
    • 富士川地区「ふじかわ」(実証運行中)
高速バス

道路

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高速道路
自動車専用道路
国道
主要地方道
一般県道
旧街道

港湾

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観光・施設・催事・スポーツ

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歌川広重東海道五十三次 左富士
岩本山公園の梅園から望む富士山
かりがね祭りの「投げたい松」
十里木カントリークラブ

文化財

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重要文化財(国指定)
  • 木造地蔵菩薩坐像(瑞林寺):1982年(昭和57年)6月5日指定
  • 古谿荘2005年(平成17年)12月27日指定
登録有形文化財
  • 旧岩渕火の見櫓(久保田農園内)
史跡(国指定)

名所・旧跡

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  • 左富士
  • 平家越橋
  • 雁堤
  • ディアナ号の錨
  • 実相寺
  • 曽我寺
  • 東海自然遊歩道
  • 須津川渓谷
  • 大棚の滝
  • 須津渓谷橋
  • 浮島ヶ原自然公園

寺社

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公園・レジャー施設

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日帰り入浴

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  • 野草風呂 よもぎ湯
  • 鷹の湯
  • 湯らぎの里
  • ふじかぐやの湯

ゴルフ場

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祭事・催事

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主な祭事

スポーツチーム

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著名人

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出身人物

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学者

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文化・芸術・美術・音楽界

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スポーツ

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アナウンサー

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芸能界

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富士市に縁のある人物

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著名団体

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  • 鬼太鼓座(和太鼓集団) - 結成は佐渡2000年(平成12年)より富士市の合宿所を活動拠点とする

関係する団体

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関連項目

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外部リンク

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ウィキペディアの姉妹プロジェクト
富士市」に関する情報が検索できます。

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^ab「富士市地域防災計画(令和5年2月 富士市防災会議)」の「共通対策編 / 第1章 総論 / 第4節 市の自然的条件 / 1.位置及び地勢」において「海抜は、最低 0m(海岸線)から最高 3,680mに達する(国土地理院2万5千分の1地形図による)。」との記述が確認できる[15]
  2. ^浮島沼は、周辺の湿地帯と合わせて浮島ヶ原とも呼ばれる。浮島沼は東海道五十三次(浮世絵)に描かれている。富士市側は吉原宿、沼津市側は原宿でその姿を見ることができる。
  3. ^特記なき場合「富士市のあゆみ」による[39]
  4. ^選挙時は無所属出馬
  5. ^公園内にでごいち文庫(旧国鉄客車を改装した図書館がある・その隣にはD51形蒸気機関車が静態保存されている)

出典

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  1. ^abc富士市教委 2022, p. 20.
  2. ^ab富士市 2022, p. 43.
  3. ^富士市教委 2022, p. 29.
  4. ^富士市教委 2022, p. 38.
  5. ^富士市教委 2022, p. 40.
  6. ^富士市教委 2022, pp. 44–45.
  7. ^富士市教委 2022, p. 49.
  8. ^富士市教委 2022, p. 50.
  9. ^富士市制40周年記念誌「富士市の軌跡 いま・むかし」』(2006年、富士市役所総務部広報広聴課) - 13頁。
  10. ^「市町村の変遷」『静岡県統計年鑑2020』(2020年、統計センターしずおか) - 2024年10月15日閲覧。
  11. ^富士市 2022, p. 40.
  12. ^中核市・施行時特例市 - 総務省(2024年10月15日閲覧)
  13. ^ab富士市教委 2022, p. 30.
  14. ^abcdef平松洋志「富士市長選 市政の課題(上)製紙のまち 斜陽化」『読売新聞』読売新聞社、2013年12月7日。
  15. ^abcd富士市地域防災計画(令和5年2月 富士市防災会議)』、8頁https://www.city.fuji.shizuoka.jp/safety/c0105/fmervo000000loia-att/rn2ola000004493c.pdf 
  16. ^藤村翔『浮島沼西岸・沖田遺跡の調査からみた湖沼利用の推移』(PDF)(レポート)富士山かぐや姫ミュージアムhttp://museum.city.fuji.shizuoka.jp/report/fujimura%20kiyou2017.pdf2019年3月3日閲覧 
  17. ^全国の市区町村別の湿地面積”. 国土地理院. 2019年3月3日閲覧。
  18. ^海域地質環境調査確証技術開発成果報告書』(PDF)(レポート)https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/nuclear/rw/library/2014/26fy_kaiiki_draft.pdf2019年3月3日閲覧 
  19. ^富士山西麓・南麓の"富士山がある風景100選"位置図” (PDF). 富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業. 環境省. 2018年4月2日閲覧。
  20. ^日本の典型地形 国土地理院技術資料D1-No.357”. 国土地理院. 2016年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月3日閲覧。
  21. ^石渡明. “東海道五十三次と地震・津波・噴火”. 日本地質学会. 2018年5月30日閲覧。
  22. ^富士山麓の水田地帯を守る 昭和放水路 静岡県富士市」(PDF)『水土の知』、農業農村工学会2019年3月3日閲覧 
  23. ^日本道路公団高速道路東京管理局技術部補修課「東名高速道路維持管理における2,3の問題点について」(PDF)『土と基礎』第18巻第12号、地盤工学会、1970年、NAID 1100039652182019年3月3日閲覧 
  24. ^“強い寒気 富士市北部10日朝には積雪”. 富士ニュース. (2014年1月10日). http://www.fuji-news.net/data/report/life/201401/0000003106.html 2017年1月29日閲覧。 
  25. ^“富士市山間部で積雪”. 富士ニュース. (2016年1月18日). http://fuji-news.net/data/report/life/201601/0000003797.html 2017年1月29日閲覧。 
  26. ^平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2025年1月25日閲覧。
  27. ^観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2025年8月7日閲覧。
  28. ^3月いっぱいで富士市民センターが閉館します」(PDF)『広報ふじ』第840巻、2004年1月20日、2-3頁、2020年10月30日閲覧 
  29. ^北原糸子 編、松浦律子 編、木村玲欧 編『日本歴史災害事典』吉川弘文社、2012年6月11日、392.393頁。ISBN 9784642014687 
  30. ^「あと4m高ければ 吉原防波堤の高波災害」11面、『朝日新聞』昭和423年7月26日夕刊 3版 エラー: 日付は和暦ではなく西暦を用いてください。(説明
  31. ^想定し得る最大規模の高潮等について”. 国土交通省. 2020年10月23日閲覧。
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参考文献

[編集]
  • 富士市『2022 市勢要覧』、富士市、2022年。  -リンク
  • 富士市教育委員会『富士市文化財保存活用地域計画』、富士市教育委員会、2022年7月。  -リンク
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