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実咲凜音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みさき りおん
実咲 凜音
生年月日 (1989-07-05)1989年7月5日(36歳)
出身地日本の旗日本兵庫県神戸市
身長163cm
血液型A型
職業女優
ジャンル舞台ドラマ
活動期間2009年 -
活動内容2009年:宝塚歌劇団入団、花組配属
2012年:宙組へ異動、宙組トップ娘役就任
2017年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
配偶者廣瀬友祐
事務所ホリプロ・ブッキング・エージェンシー
公式サイト実咲凜音 公式プロフィール
主な作品
宝塚歌劇
風と共に去りぬ
ベルサイユのばら
王家に捧ぐ歌
エリザベート
舞台
屋根の上のバイオリン弾き
ラ・マンチャの男
備考
宝塚歌劇団卒業生
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実咲 凜音(みさき りおん、1989年[1]7月5日[1] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団宙組トップ娘役[2]

兵庫県神戸市[1][2]県立須磨友が丘高等学校出身[2]。身長163cm[1]。血液型A型[1]。愛称は「みりおん」[2]

所属事務所はホリプロ・ブッキング・エージェンシー[1]

来歴

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2007年、宝塚音楽学校入学[2]

2009年、宝塚歌劇団に95期生として入団[3][4]。入団時の成績は4番[3]。宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」で初舞台[3]。その後、花組に配属[3]

端正な美貌と歌える強みから有望な娘役として期待され、2010年、真飛聖蘭乃はなトップコンビ大劇場お披露目となる「麗しのサブリナ」で、新人公演初ヒロイン[5][6][2]。入団2年目での抜擢となった[6]。続く「CODE HERO」(バウホール日本青年館公演)で、バウホール・東上公演初ヒロイン[7][6][2]。後にコンビを組むこととなる朝夏まなとの相手役を務める[2]

2011年の「ファントム」で2度目の新人公演ヒロイン[8][6]。オペラ歌手志望の少女クリスティーヌを演じ、高い評価を受ける[6]。続く「カナリア」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、2度目の東上公演ヒロイン[9][6][2]

2012年の「復活」で3度目の新人公演ヒロイン[8]。続く「近松・恋の道行」(バウホール・日本青年館公演)で、3度目の東上公演ヒロイン[10][2]。同年に宙組へと組替えし、宙組トップ娘役に就任[6][2]凰稀かなめの相手役として、「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」でトップコンビ大劇場お披露目[11][6][2]

2015年に凰稀が退団後は朝夏まなとを2人目の相手役に迎え、「王家に捧ぐ歌」で新トップコンビ大劇場お披露目[4]

2017年4月30日、「王妃の館/VIVA! FESTA!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[4]

退団後はホリプロ・ブッキング・エージェンシー所属となり、舞台を中心に活動を続けている[1]

2025年6月16日、ダーリング夫人役で出演を予定していた同年7・8月に上演のミュージカル『ピーター・パン』を体調不良のため降板することを発表した[12]

10月1日、第1子妊娠を発表した[13]

人物

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6歳上の兄と2歳下の弟がいる[14]

3歳からクラシックバレエを習い始め、他にも習字やスイミングなど毎日習い事に通っていた[14]

小学生の時、母の勧めでミュージカルのオーディションを受け、地元の劇団に入団し2年間通った[14]

中学3年の時、進路について調べていて宝塚に興味を持ち、花組公演「マラケシュ・紅の墓標エンター・ザ・レビュー」で、宝塚初観劇する[14]

高校へ進学後、充実した学生生活を送り、球場での飲み物の売り子のアルバイトなども経験した[14]

ある日ふと宝塚受験を思い立ち挑戦するも、不合格となる[14]

宝塚受験のための教室に通って再挑戦し、2度目の受験で合格した[14]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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初舞台

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花組時代

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  • 2009年9 - 11月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - 新人公演:イザベラ(本役:白華れみ)『EXCITER!![4][2]
  • 2010年1月、『BUND/NEON 上海』(バウホール) - 申麗秋
  • 2010年3 - 5月、『虞美人』 - 新人公演:桃娘(本役:望海風斗
  • 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ』 - ジュリー、新人公演:サブリナ・フェアチャイルド(本役:蘭乃はな)『EXCITER!!』新人公演初ヒロイン[5][6][4][2]
  • 2010年11 - 12月、『CODE HERO/コード・ヒーロー』(バウホール・日本青年館) - ヴァネッサ・ネイビルバウ・東上初ヒロイン[15][6][4][2]
  • 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード』 - 新人公演:パメラ・クレメール(本役:天咲千華)『Le Paradis!!(ル パラディ)』
  • 2011年6 - 9月、『ファントム』 - 幼いエリック、新人公演:クリスティーヌ・ダーエ(本役:蘭乃はな)新人公演ヒロイン[8][6][4]
  • 2011年10 - 11月、『カナリア』(ドラマシティ・日本青年館) - アジャーニ東上ヒロイン[9][6][2]
  • 2012年1 - 3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』 - ミッシィ、新人公演:エカテリーナ・マースロワ(カチューシャ)(本役:蘭乃はな)『カノン』新人公演ヒロイン[8]
  • 2012年5月、『近松・恋の道行』(バウホール・日本青年館) - 柏屋さが東上ヒロイン[10][2]

宙組トップ娘役時代

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出演イベント

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  • 2011年11月、第51回『宝塚舞踊会』
  • 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
  • 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2015年5月、『王家に捧ぐ歌』前夜祭
  • 2015年9月、第53回『宝塚舞踊会』[16]
  • 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
  • 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
  • 2017年3月、実咲凜音ミュージック・サロン『Million Carat!!』主演[17]

宝塚歌劇団退団後の主な活動

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舞台

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ドラマ

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ラジオ

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映画

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広告

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受賞歴

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脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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  1. ^4/7〜10のみ凰稀かなめと特別出演。
  2. ^樋口麻美とWキャスト。
  3. ^妃海風・華優希とトリプルキャスト。
  4. ^濱田めぐみと交代でDJを担当。
  5. ^宝塚在団中に出演。

出典

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  1. ^abcdefghijklm実咲凜音 公式プロフィール ホリプロ・ブッキング・エージェンシー。
  2. ^abcdefghijklmnopqrstuvwx【実咲凛音】ついにマリー・アントワネット役「本当にうれしいです」 ZAKZAK。
  3. ^abcd100年史(人物) 2014, p. 121.
  4. ^abcdefghijklmnopq第8回 娘役としての完成形―実咲凜音に寄せて WEB青い弓。
  5. ^ab100年史(舞台) 2014, p. 318.
  6. ^abcdefghijklmno100年史(人物) 2014, p. 158.
  7. ^100年史(舞台) 2014, p. 242.
  8. ^abcd100年史(舞台) 2014, p. 319.
  9. ^ab100年史(舞台) 2014, p. 249.
  10. ^ab100年史(舞台) 2014, p. 243.
  11. ^ab100年史(舞台) 2014, p. 202.
  12. ^『ピーター・パン』ダーリング夫人役が降板 元宝塚・実咲凜音「体調不良のため、やむを得ず」…代役発表”. ORICON NEWS (2025年6月17日). 2025年10月1日閲覧。
  13. ^元宝塚宙組トップ娘役・実咲凜音、第1子妊娠を発表…6月にミュージカル「ピーターパン」降板 夫は俳優の廣瀬友祐”. スポーツ報知 (2025年10月1日). 2025年10月1日閲覧。
  14. ^abcdefgますっく「波瀾爆笑!?我が人生:実咲凜音」『宝塚GRAPH 2014年6月号』阪急コミュニケーションズ、2014年5月20日、78-80頁。 
  15. ^100年史(舞台) 2014, p. 2421.
  16. ^第53回「宝塚舞踊会」('15年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  17. ^実咲凜音ミュージック・サロン「Million Carat!!」('17年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  18. ^元娘役トップ実咲凜音、初仕事で神田沙也加と姉妹役 日刊スポーツ。
  19. ^宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
  20. ^ミュージカル「ジェイミー」×池袋PARCO、コラボドリンクやネイルを提供 ステージナタリー。
  21. ^松本白鸚主演「ラ・マンチャの男」ファイナル公演、共演に松たか子ら ステージナタリー。
  22. ^「モダン・ミリー」上演決定、朝夏まなと「復活できること、心から嬉しい!!」 ステージナタリー。
  23. ^ミュージカル『スクルージ ~クリスマス・キャロル~』|【公式】ホリプロステージ”. HORIPRO STAGE. ホリプロ. 2022年6月16日閲覧。
  24. ^20周年の「CLUB SEVEN」玉野和紀・吉野圭吾・東山義久・西村直人ら16名が登場 ステージナタリー。
  25. ^初演から54年、最後の「ラ・マンチャの男」閉幕に松本白鸚「命ある限り芝居を続けます」 ステージナタリー。
  26. ^柚希礼音×ソニンが女性の闘いと連帯描く「FACTORY GIRLS」再び、新キャストに平野綾ら ステージナタリー。
  27. ^市村正親と鹿賀丈史が3度目の渡辺勘治役に、ミュージカル「生きる」9月に上演 ステージナタリー。
  28. ^タイトルロールは井上芳雄、クンツェ&リーヴァイのミュージカル「ベートーヴェン」 ステージナタリー。
  29. ^「千と千尋の神隠し」2024年の全出演者決定、ハク役新キャストに増子敦貴 ロンドン公演延長も ステージナタリー。
  30. ^長野博が魔法の車を作る発明家に、ミュージカル「チキチキバンバン」共演に実咲凜音ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年9月19日). 2024年9月19日閲覧。
  31. ^「ヴィヴァルディ~四季」コンサート版の上演決定、主演は石井一孝・矢田悠祐”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月21日). 2024年11月22日閲覧。
  32. ^元宝塚トップ娘役・実咲凜音がドラマ初出演『遠山の金四郎』で花魁役「貴重な経験」 オリコンニュース。
  33. ^4月3日 テーマ「風に揺れる髪」”. FM OSAKA Broadcasting Co.,Ltd. (2022年4月3日). 2024年4月23日閲覧。
  34. ^3月10日「TLC」”. TOKYO FM Broadcasting Co., Ltd. (2024年3月10日). 2024年4月23日閲覧。
  35. ^100年史(人物) 2014, p. 77.
  36. ^100年史(人物) 2014, p. 57.
  37. ^100年史(人物) 2014, p. 53.
  38. ^『2014年 宝塚Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、81頁。ISBN 978-4-908135-34-7
  39. ^『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2

参考文献

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外部リンク

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カテゴリカテゴリ
宝塚歌劇団宙組主演娘役(2012.7.2 - 2017.4.30)

花總まり(1998年1月1日〜2006年7月2日) - 紫城るい(2006年7月3日〜2007年2月12日) - 陽月華(2007年2月13日〜2009年7月5日) - 野々すみ花(2009年7月6日〜2012年7月1日) - 実咲凜音(2012年7月2日〜2017年4月30日) - 固定スター不在(2017年5月1日〜2017年11月19日) - 星風まどか(2017年11月20日〜2021年2月21日) - 潤花(2021年2月22日〜2023年6月11日) - 春乃さくら(2023年6月12日〜)

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スカーレットII
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メラニー
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大劇場
東宝公演
(本公演)
オスカル
アンドレ
マリー・アント
ワネット
フェルゼン
ロザリー
全国ツアー
その他劇場
オスカル
アンドレ
マリー・アント
ワネット
フェルゼン
ロザリー
関連項目
ミュージカルエリザベート 主要キャスト
宝塚版
トート
エリザベート
フランツ
ルキーニ
ルドルフ
東宝
エリザベート
トート
フランツ
ルキーニ
ルドルフ
宝塚版は本公演のみ(新人公演は載せていない)
阪急・阪神電鉄 歴代初詣ポスターモデル
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
注:2006年以降、阪急・阪神経営統合により阪急電鉄阪神電鉄双方に掲載
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