Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


コンテンツにスキップ
Wikipedia
検索

宝塚歌劇団27期生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宝塚歌劇団27期生(たからづかかげきだん27きせい)とは、1937年(昭和12年)に宝塚歌劇団(当時の名称は宝塚音楽歌劇学校/宝塚少女歌劇団[注釈 1])に入団し、1939年(昭和14年)もしくは1940年(昭和15年)に初舞台を踏んだ94人を指す[2]

概要

[編集]

1939年初舞台生の公演演目は雪組公演『花と兵隊』『聯隊の娘』『日本風俗絵巻』、月組公演『少国民に栄光あれ』『モロッコの豹』『宝塚花物語』、雪組公演『桃花春』、花組公演『太平洋行進曲』『スペインの黒薔薇』、月組公演『ブルウ・トランク』のいずれかで、1940年は花組公演『世界の詩集』である[2]

この期は乙羽信子越路吹雪月丘夢路大路三千緒東郷晴子らが入団した。大路は1951年 -1952年花組組長1961年 -1975年雪組組長を務め、東郷は1951年 - 1952年に雪組組長を務めた。当時松竹専属子役だった高峰秀子がこの期で宝塚入学が決まっていたが、会社との話し合いで入学を断念し映画界に残った。

一覧

[編集]

入団時の成績順にまとめている[3]

1939年初舞台

[編集]
芸名[2]読み仮名[2]誕生日出身地出身校芸名の由来愛称役柄退団年[2]備考
香久美ひかるかくみ ひかる2月16日ウヰルミナ女学校高等女学部[4]1940年夫は俳優の芦田伸介
東郷晴子とうごう はるこ3月15日東京都桜蔭高等女学校ハコちゃん娘役1955年俳優
仁保海月子にほみ つきこ4月20日大阪府大阪市梅花高等女学校オバァちゃん男役1944年俳優・吉川雅恵
草岡由美くさおか ゆみ東京都[5]1945年
高松貴美子たかまつ きみこ1944年
霧原なつみきりはら なつみ東京府立第五高等女学校[4]1942年改名後・霧原なつ子(きりはら なつこ)[2]
美輪公子みわ きみこ大阪市[5]1945年
千成ひさごちなり ひさご11月25日東京都[5]滝野川村立第二尋常小学校1942年
嵯山都さやま みやこ大阪市1944年
角笛こだまつのぶえ こだま神奈川県横浜市[6]1940年
菫千咲すみれ ちさき東京都[5]1940年
吹上みさをふきあげ みさを兵庫県神戸市[6]1940年
信貴多美路しき たみじ神奈川県[5]1944年
美鳥ひろみとり ひろ長崎県立大村高等女学校[4]1944年
緑島なみみどりしま なみ実践高等女学校[4]1944年姉は司百合奈[7]
日出国瑞穂ひでくに みずほ1944年
山吹八重子やまぶき やえこ神戸市[5]1940年
澄川玲子すみかわ れいこ1945年
港黎子みなと れいこ東京都[5]1940年
四季妙子しき たえこ福岡県1941年
葦城まことあじろ まこと6月13日大阪府大阪市大手前高等女学校しもさん1953年
峰乃紅葉みねの もみじ1940年
霞千恵子かすみ ちえこ3月29日1943年姉は玉川清子槇蓉子[7]
姪は尚すみれ[注釈 2]
山路すみれやまじ すみれ東京府立第一高等女学校[4]1941年
匂千里におい ちさと大阪市1945年
花乃香保里はなの かおり1940年
月丘夢路つきおか ゆめじ10月14日広島県広島市中区広島県立広島高等女学校ツメ娘役1943年俳優
夫は映画監督の井上梅次
実娘は井上絵美
実妹は月丘千秋月丘洋子
遠山美乃里とおやま みのり京都府立綾部高等女学校[4]娘役1945年
双葉弘子ふたば ひろこ神戸市[5]1943年俳優
高立葵たかだち あおい横浜英和女学校[4]1944年
加茂みやじかも みやじ大阪市[5]1944年モデル
「ケイ・エフ・ジー」取締役会長
星空光子ほしぞら みつこ神奈川県[5]1940年
木船三緒子きぶね みおこウラジオストック[6]1944年
珠智浩子たまとも ひろこ東京都[5]1940年
安藝みさヽあき みささ神戸市1944年
對馬衣郁美つしま いつみ西岡さん1950年夫は俳優の美川陽一郎
東路美代子あずまじ みよこ東京都[5]1948年
美波洋子みなみ ようこ東京都[5]1944年
錦江みふねにしきえ みふね大阪市[5]1944年
矢車揚子やぐるま ようこ大阪市1943年
大町ひろ子おおまち ひろこ兵庫県[6]1940年
瞳うらゝひとみ うらら11月8日大阪府大阪市集英尋常小学校堀正旗が命名みっちゃん
村岡さん
娘役1963年母は久野光子[8]
若狭はるみわかさ はるみ東京都[5]1941年
高見よし子たかみ よしこ神戸市1941年
宮城秀子みやぎ ひでこ1941年改名後・鞠美也子(まり みやこ)[2]
姉は紀川瑠璃子[7]
柳孝子やなぎ たかこ1942年
国原美秋くにはら みあき東京都いのさん1945年俳優
彌栄邦子やさか くにこ福岡県北九州市1944年
乙羽信子おとわ のぶこ10月1日鳥取県米子市養母が信仰する新宗教の教師が命名おカジ娘役1950年俳優
夫は新藤兼人
花藻ゆかりはなも ゆかり大阪市1944年姉は松野友子有川恒子[7]
姪は千草美景[注釈 3]
櫻木久美子さくらぎ くみこ香川県[6]1944年改名後・櫻木暎子(さくらぎ てるこ)[2]
美里まりみさと まり千葉県1944年
青空ますみあおぞら ますみ鹿児島県鹿児島市1945年
松風浦子まつかぜ うらこ神戸市1944年
若駒すゝむわかこま すすむ神戸市[5]1940年
菊野華子きくの はなこ1941年
城山明子しろやま あきこ兵庫県1941年
朝洋光子あさぎ みつこ兵庫県芦屋市両役1948年
若葉緑わかば みどり北海道1944年
秦名千壽子はるな ちずこ東京都1945年
三保松子みほ まつこ神戸市1948年
瑠璃豊美るり とよみ5月3日兵庫県姫路市尾道筒湯学校尾道に因むテルコさん
テルちゃん
娘役1984年
源君子みなもと きみこ大分県別府市1943年
深山狭霧みやま さぎり千葉県[5]1940年
吾妻景子あづま けいこ1941年
小草ひとみこぐさ ひとみ香蘭女学校[4]1941年
七生義子ななお よしこ神戸市[5]1941年
壬生櫻子みぶ さくらこ10月24日京都府京都市住んでいた土地に因むチーコ男役1961年姉は繪島由紀[7]
千汐貴子ちしお たかこ和歌山県[9]1943年
大路三千緒おおじ みちお2月21日[10]東京都[10]立教高等女学校ミッちゃん[10]
ミチコちゃん
男役1980年俳優
妹は千代薫[7]
姪は葦笛るか[注釈 4]
宝塚歌劇団演技・台詞講師
紅菊京子べにぎく きょうこ福岡県久留米市1941年
水月美奈子みなづき みなこ東京女子高等師範學校附屬高等女學校[4]1943年
越路吹雪こしじ ふぶき2月18日東京都千代田区長野県立飯山高等女学校新潟から入学コーチャン男役1951年夫は作曲家の内藤法美
江戸町花代えどまち はなよ東京都[5]1944年
京町やよひきょうまち やよひ大阪市1940年
白露玉美しらつゆ たまみ大阪市[5]1944年
環春代たまき はるよ大阪府1944年
浦島歌女うらしま うため4月13日大阪府父が御伽話から語呂の良いものオデコ娘役1957年俳優・浦島千歌子[11]
姉は百合小夜子[7]
姪はありす未来[注釈 5]
若浦潮わかうら うしお長野県松本高等女学校[4]1944年
都山かすみとやま かすみ神戸市1944年
海山幸子うみやま さちこ大阪市[5]1940年夫は俳優の信欣三
秋津ゆたかあきつ ゆたか兵庫県立第一神戸高等女学校[4]1940年
弥生美也子やよい みやこ1944年
染川佐保子そめかわ さほこ3月26日大阪府大阪市佐保姫の伝説に因むヨネコさん1954年
高潮わたるたかしお わたる大阪府1940年
深雪町子みゆき まちこ1944年
桐野一葉きりの いちよう大分県1940年
朝霧早苗あさぎり さなえ10月27日兵庫県神戸市ウエモッちゃん娘役1965年
美鶴千羽子みつる ちわこ兵庫県[5]1940年
鼓滝子つづみ たきこ兵庫県[5]1940年
紅花つどひべにばな つどひ1942年
旭島映子あさひじま えいこ1948年
曙明子あけぼの あきこ東京都1939年

1940年初舞台

[編集]
芸名[2]読み仮名[2]誕生日出身地出身校芸名の由来愛称役柄退団年[2]備考
小町みどりこまち みどり1944年

脚注

[編集]
[脚注の使い方]

注釈

[編集]
  1. ^1939年に分離されるまで学校と劇団は一体的に運営されており、入学イコール入団であった[1]
  2. ^尚すみれは玉川清子の娘[8]
  3. ^千草美景は有川恒子の娘[8]
  4. ^葦笛るかは千代薫の娘[8]
  5. ^ありす未来は百合小夜子の娘[8]

出典

[編集]
  1. ^90年史 2004, p. 180.
  2. ^abcdefghijk100年史(人物) 2014, p. 32.
  3. ^100年史(人物) 2014, p. 5.
  4. ^abcdefghijk『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1939年2月1日、227号
  5. ^abcdefghijklmnopqrstuvw『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1939年5月1日、230号
  6. ^abcde『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1939年6月1日、231号
  7. ^abcdefg100年史(人物) 2014, p. 29.
  8. ^abcde100年史(人物) 2014, p. 28.
  9. ^『すみれ達の証言 大正・昭和を駆け抜けたタカラジェンヌ達』桝谷多紀子著、中央公論事業出版、2014年11月20日、p154
  10. ^abc「舞台を色どる人々」『おお宝塚60年―「ドンブラコ」から「ベルばら」まで』朝日新聞社、1976年11月30日、232頁。 
  11. ^橋本雅夫『素晴らしい宝塚歌劇―夢とロマンの85年―』阪急電鉄コミュニケーション事業部、1999年9月10日、210頁。ISBN 4-89485-013-3 

参考文献

[編集]
 
各組
 
所属生徒
男役
娘役
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
 
所属生徒
男役
娘役
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
 
所属生徒
男役
娘役
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
 
所属生徒
男役
娘役
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
 
所属生徒
男役
娘役
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
 
現役の理事
現役生徒
過去の主な在籍者
新専科に在籍していた生徒
 
スタッフ一覧
経営者
演出
音楽
振付
舞台美術
 
生徒・期別一覧
1 - 10
11 - 20
21 - 30
31 - 40
41 - 50
51 - 60
61 - 70
71 - 80
81 - 90
91 - 100
101 - 110
111 - 120
 
公演一覧
1910年代
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
 
用語一覧
専用劇場
定期公演会場
劇団統括団体
関連会社
メディア展開
関連項目
歴代主演男役・主演娘役・組長・副組長の'・・'は先代次代関係なし、'-'は先代次代関係あり。◎マークは現在宝塚歌劇団に在籍している演出家。
カテゴリカテゴリ
スタブアイコン

この項目は、舞台芸術に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますPortal:舞台芸術)。

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=宝塚歌劇団27期生&oldid=95553996」から取得
カテゴリ:
隠しカテゴリ:

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp