| 安藤 裕 あんどう ひろし | |
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首相官邸より公表された肖像 | |
| 生年月日 | (1965-03-28)1965年3月28日(60歳) |
| 出生地 | |
| 出身校 | 慶應義塾大学経済学部 |
| 前職 | 相模鉄道従業員 税理士 |
| 所属政党 | (自由民主党(谷垣G→佐藤G→麻生派)→) (新党くにもり→) 参政党 |
| 公式サイト | あんどう裕オフィシャルサイト |
| 選挙区 | 比例区 |
| 当選回数 | 1回 |
| 在任期間 | 2025年7月29日 - 現職 |
| 選挙区 | (比例近畿ブロック→) 京都府第6区 |
| 当選回数 | 3回 |
| 在任期間 | 2012年12月16日 -2021年10月14日 |
その他の職歴 | |
代表:神谷宗幣 (2025年11月25日 - 現職) | |
代表:神谷宗幣 (2025年8月1日 - 現職) | |
代表:神谷宗幣 (2025年8月1日 - 現職) | |
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| 安藤 裕 | |
|---|---|
| YouTube | |
| チャンネル | |
| 活動期間 | 2018年11月14日 - |
| ジャンル | 政治・経済 |
| 登録者数 | 9.1万人 |
| 総再生回数 | 23,973,427 回 |
| チャンネル登録者数・総再生回数は 2025年10月1日時点。 | |
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安藤 裕(あんどう ひろし、1965年〈昭和40年〉3月28日 - )は、日本の政治家、税理士[1]、YouTuber[2]。参政党所属の参議院議員(1期)。参政党ボードメンバー、国会議員団幹事長兼政務調査会長兼参議院国会対策委員長。
慶應義塾大学経済学部を卒業後、相模鉄道に勤務。その後税理士資格を取得し、税理士事務所を開業した[1]。
2012年から2021年まで京都6区を地盤とする衆議院議員(3期、自由民主党所属)として活動し、初当選と2期目は比例近畿ブロックでの復活当選、3期目は小選挙区で当選した。復興大臣政務官兼内閣府大臣政務官(第4次安倍第1次改造内閣)、自由民主党政務調査会内閣第二部会部会長代理、財務金融部会部会長代理などを歴任した[1][3]。
2021年の衆院選では自民党からの公認を得られず立候補を見送った[2][4]。その後、2022年の参院選に新党くにもりから東京都選挙区に立候補し落選[5]。
2024年の衆院選では京都6区から参政党公認で出馬したが落選[6]。2025年の参院選では参政党公認で比例区から立候補し[7]、当選した[8]。
神奈川県生まれ(現住所は京都府宇治市小倉町西浦[9])[10]。横浜市立高田小学校、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校卒業[1]。1987年、慶應義塾大学経済学部卒業後、相模鉄道株式会社入社[1]。1995年、税理士を目指し税理士事務所に転職[11]。1995年、公認会計士事務所入所[1]。税理士資格を取得し、1998年、安藤裕税理士事務所を開設して独立した[11][3]。2011年、『「稼ぐ」社長の経理力』を出版[11]。
2012年、第46回衆議院議員総選挙で京都6区に自由民主党から立候補[1]。民主党で国会対策委員長(当時)の山井和則に敗れたが、比例近畿ブロックで復活し初当選。
2014年、第47回衆議院議員総選挙で再び京都6区で山井に敗れるが、比例復活で再選[12]。
2016年11月17日、国会の憲法審査会で、天皇の「生前退位」をめぐり「旧憲法のように国会の議決を経ず、皇室の方々でお決め頂き、国民はそれに従う形が日本古来の知恵だ」と述べ、憲法改正を主張した。また、「天皇の地位は日本書紀における『天壌無窮の神勅』に由来し、皇室は憲法以前から存在するため、我々が手を出せない存在だからこそ権威がある」「日本最高の権威が国会の下に置かれている」と発言した[13][14]。
2017年4月12日、日本の未来を考える勉強会を立ち上げ、第1回勉強会を主催。
2017年5月、麻生派・山東派と合流する新派閥に参加するため佐藤勉が設立した新グループ「天元会」に参加しそれまで参加していた有隣会を離脱[15]。その後、新派閥志公会に参加[16]。
同年10月の第48回衆議院議員総選挙で、希望の党に移った山井との戦いを制し、京都6区で当選(山井は比例復活)[17]。
2018年10月、第4次安倍改造内閣で内閣府政務官兼復興政務官に就任[18]。
2019年2月、「竹島の日」式典に政府代表として出席した際には韓国政府から抗議を受けた[19][20]。
同年、自由民主党政務調査会総務部会部会長代理に就任[1]。
2020年2月26日、議員連盟「日本の未来を考える勉強会」を発足し、会長に就任した[21][3][22]。同議連では、新型コロナ対策として100兆円規模の積極財政案を政府与党に提言した[23][24]。また、青山繁晴参議院議員が会長を務める「日本の尊厳と国益を護る会」と合同記者会見を開き、緊急経済対策に消費税減税を盛り込むよう求める声明を発表した[25]。
2021年1月30日、安藤を含む自民党国会議員有志50人は、47都道府県議会議長のうち同党所属の約40人に対し、選択的夫婦別姓の導入に賛同する意見書を採択しないよう求める文書を提出した[26]。この行動に対し、地方議員や市民団体から「地方議会の独立性を脅かす行為だ」として批判が相次ぎ、公開質問状も提出された[27][28][29]。
2021年6月、同年10月の第49回衆議院議員総選挙には出馬しない意向を表明した[30][31]。同月、不倫に関する報道があり、自民党からの応援を得られなかった[17][32][2]。その後、同年12月15日に、自身が会長を務めていた「日本の未来を考える勉強会」は解散した[33]。
2022年4月6日、保守系政治団体「新党くにもり」の共同代表に就任した[34]。同団体は水島総(チャンネル桜代表)が代表を務め、「国を護り、民を護り、国民を保守する」を基本理念に掲げて活動している[35][24]。
同党の理念について、安藤は「日本を主語とした政治」を掲げ、日本古来の伝統や文化を尊重し、皇室を敬う国民を日本の宝とする家族のような国づくりを目指すと述べている。また、日本人が誇りをもって生きられる社会を取り戻すため、戦後植え付けられた自虐史観からの脱却や、日本神話を学校教育で教える必要性も訴えている[24]。
同年7月の第26回参議院議員通常選挙では、東京都選挙区から同団体公認で立候補したが、34人中19位で落選した[5]。
2024年9月、参政党に入党し、10月の衆院選への京都6区の公認候補となった[36]。参政党は「日本再興」「国民の誇り回復」などを掲げる新興政党で、安藤は神谷宗幣代表との理念的一致を理由に参加している[37]。得票率8.4%で5人中最下位となり落選。比例近畿ブロック1位にも搭載されていたものの、得票率10%未満であったため比例復活の資格を失い、惜敗率でも上回った同率1位の北野裕子が当選した[6]。
2025年、第27回参議院議員通常選挙に、参政党公認で比例区から立候補し[7]、当選した[8]。8月1日、参政党国会議員団幹事長兼政務調査会長に就任[38]。9月8日、党ボードメンバーに就任[39]。11月26日、25日付で参議院国会対策委員長を解任された梅村みずほの後任に就任したことが発表された[40]。
彼は財政政策を最も重視しており、「政府の赤字は国民の黒字」と主張し、財政出動の拡大と緊縮財政からの脱却を訴えている[41]。政府の赤字削減を「国民の貧困化政策」と批判し、財政破綻論を「誤り」と位置づけている。また、財務省の予算編成権を新たな経済機関へ移管することによる財務省の解体も提案している[42]。
| 当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 | 政党内比例順位 /政党当選者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 比当 | 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年12月16日 | 47 | 京都府第6区 | 自由民主党 | 8万990票 | 30.30% | 1 | 2/4 | 5/7 |
| 比当 | 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年12月14日 | 49 | 京都府第6区 | 自由民主党 | 9万4376票 | 41.11% | 1 | 2/3 | 4/9 |
| 当 | 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年10月22日 | 52 | 京都府第6区 | 自由民主党 | 10万1977票 | 42.97% | 1 | 1/3 | / |
| 落 | 第26回参議院議員通常選挙 | 2022年07月10日 | 57 | 東京都選挙区 | 新党くにもり | 2万758票 | 0.33% | 6 | 19/34 | / |
| 落 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 59 | 京都府第6区 | 参政党 | 2万480票 | 8.42% | 1 | 5/5 | 2/1 |
| 当 | 第27回参議院議員通常選挙 | 2025年07月20日 | 60 | 比例区 | 参政党 | 11万8567票 | 50 | 3/10 | 3/7 |
{{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ){{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ)| 公職 | ||
|---|---|---|
| 先代 新妻秀規 平木大作 長坂康正 | 白須賀貴樹 石川昭政と共同 2018年 - 2019年 | 次代 藤原崇 青山周平 中野洋昌 |
| 先代 村井英樹 山下雄平 長坂康正 小林史明 山下貴司 新妻秀規 平木大作 簗和生 武部新 福田達夫 | 長尾敬 舞立昇治 古賀友一郎 白須賀貴樹 石川昭政 菅家一郎 阿達雅志 山田宏と共同 2018年 - 2019年 | 次代 神田憲次 今井絵理子 藤原崇 進藤金日子 青山周平 中野洋昌 和田政宗 加藤鮎子 渡辺孝一 |
| 党職 | ||
| 先代 新設 | 参政党国会議員団幹事長 初代:2025年 - | 次代 現職 |
| 先代 新設 | 参政党国会議員団政務調査会長 初代:2025年 - | 次代 現職 |
| 先代 梅村みずほ | 参政党国会議員団 参議院国会対策委員長 第2代:2025年 - | 次代 現職 |
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| ↓:途中辞職・在職中死去など、▼:除名、↑:繰上げ当選、x:繰上げなし | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 第41回 (定数33) |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第42回 (定数30) |
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| 第43回 (定数29) |
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| 第44回 (定数29) |
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| 第45回 (定数29) |
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| 第46回 (定数29) |
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| 第47回 (定数29) |
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| 第48回 (定数28) |
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| 第49回 (定数28) |
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| 第50回 (定数28) |
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| †:当選無効、↓:途中辞職、失職、在職中死去など、↑:繰り上げ当選。 | |||||||||||||||||||