| おおまちし 大町市 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
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| 国 | |||||
| 地方 | 中部地方(甲信越地方) | ||||
| 都道府県 | 長野県 | ||||
| 市町村コード | 20212-6 | ||||
| 法人番号 | 4000020202126 | ||||
| 面積 | 565.15km2 | ||||
| 総人口 | 24,157人[編集] (推計人口、2026年1月1日) | ||||
| 人口密度 | 42.7人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 長野市、松本市、安曇野市、北安曇郡池田町、松川村、白馬村、東筑摩郡生坂村、上水内郡小川村 富山県:富山市、立山町、黒部市、 岐阜県:高山市 | ||||
| 市の木 | オオヤマザクラ | ||||
| 市の花 | カタクリ | ||||
| 市の鳥 市の獣 | ライチョウ カモシカ | ||||
| 大町市役所 | |||||
| 市長 | 牛越徹 | ||||
| 所在地 | 〒398-8601 長野県大町市大町3887番地 北緯36度30分11秒東経137度51分04秒 / 北緯36.503度 東経137.85111度 /36.503; 137.85111座標:北緯36度30分11秒東経137度51分04秒 / 北緯36.503度 東経137.85111度 /36.503; 137.85111 大町市役所庁舎 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
大町市(おおまちし)は、長野県の北西部にある市。立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口として有名。1954年(昭和29年)市制施行。
市の北部には仁科三湖と呼ばれる3つの構造湖が南北に連なっており、糸魚川静岡構造線活断層系が走っていると考えられている。大町・北安曇地区の唯一の市であり、政治・経済の都市機能が集積している。


長野県の北西部に位置し[1]、市の面積の88パーセントは森林である[2]。
信濃川の最上流部にあり[2]、市の西部には標高3,000メートルの広大な北アルプス、東部には1,000メートル近い山々がそれぞれ連なる山岳文化都市である[1]。富山県と長野県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の長野県側の玄関口である[3]。山に挟まれた盆地を高瀬川が南北に縦断している。
北アルプスから流れる鹿島川と高瀬川の扇状地にある[4][5]。糸魚川静岡線に沿った断層谷を中心に広がる地にあり、多くの地下水が集まって湧出し、冬が長い豪雪地帯でもあるため雪解け水にも恵まれる[4][6]。古来、これら豊富な水資源を利用した稲作・そばなどの産業が発展した[4]。
2008年(平成30年)、鹿島槍ヶ岳のカクネ里雪渓が日本で4カ所目、長野県内では初めての「氷河」と認定された[2]。
北アルプスから出る高瀬川や鹿島川など豊富な水量を誇る複数の河川と、天然の湖である仁科三湖のほか、水力発電のために人工的に造られたダム湖「高瀬ダム」「七倉ダム」「大町ダム」などがある[2]。仁科三湖は湖沼からの湧水を主な水源として天然のため池の役割を果たし、ここで温められた水は農具川によって下流の耕地を潤した[5]。農具川沿いでの稲作は約2000年前に始まったとみられる。市街地には生活用水を供給する呑堰(のみぜき)が巡らされており、町川が流入する要所地には「水分神(みくまりのかみ)」として若一王子神社を祀っている[5]。
| "大町市"と全国の年齢別人口分布(2005年) | "大町市"の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― "大町市" ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
"大町市"(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。旧・八坂村を除き、豪雪地帯に指定されている。
年平均気温は9.7℃である。平年値では猛暑日が0.2日、真夏日が21.8日、夏日が78.8日、真冬日が22.7日、冬日が135.6日となっている[7]。また、1月から2月にかけて日平均気温が氷点下となっている。
冬季は、近年でも-15℃を下回る気温が観測され、2022年1月2日に-15.7℃、2022年1月22日に-15.5℃、2023年1月25日に-15.3℃を観測している[8]。
年平均降水量は1405.9mmである。また、年平均降雪量は454cmである。
年平均日照時間は1730.0時間である。
極値[9]
| 要素 | 観測値 | 観測年月日 |
|---|---|---|
| 日最高気温 | 35.5℃ | 2018年8月5日、2025年7月29日 |
| 日最低気温 | -18.0℃ | 1981年2月28日 |
| 大町(1991-2020)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録°C (°F) | 13.7 (56.7) | 18.0 (64.4) | 22.6 (72.7) | 28.2 (82.8) | 31.8 (89.2) | 34.6 (94.3) | 35.5 (95.9) | 35.5 (95.9) | 32.8 (91) | 28.2 (82.8) | 24.0 (75.2) | 18.3 (64.9) | 35.5 (95.9) |
| 平均最高気温°C (°F) | 1.6 (34.9) | 2.8 (37) | 7.4 (45.3) | 15.0 (59) | 20.8 (69.4) | 23.8 (74.8) | 27.2 (81) | 28.5 (83.3) | 23.7 (74.7) | 17.7 (63.9) | 11.6 (52.9) | 4.8 (40.6) | 15.4 (59.7) |
| 日平均気温°C (°F) | −2.8 (27) | −2.3 (27.9) | 1.6 (34.9) | 8.0 (46.4) | 14.0 (57.2) | 17.9 (64.2) | 21.6 (70.9) | 22.4 (72.3) | 18.1 (64.6) | 11.8 (53.2) | 5.8 (42.4) | 0.2 (32.4) | 9.7 (49.5) |
| 平均最低気温°C (°F) | −7.5 (18.5) | −7.4 (18.7) | −3.4 (25.9) | 2.0 (35.6) | 8.1 (46.6) | 13.2 (55.8) | 17.4 (63.3) | 18.0 (64.4) | 13.9 (57) | 7.2 (45) | 0.9 (33.6) | −3.9 (25) | 4.9 (40.8) |
| 最低気温記録°C (°F) | −17.0 (1.4) | −18.0 (−0.4) | −14.5 (5.9) | −11.1 (12) | −1.2 (29.8) | 3.6 (38.5) | 10.3 (50.5) | 9.0 (48.2) | 2.0 (35.6) | −4.2 (24.4) | −7.6 (18.3) | −14.8 (5.4) | −18.0 (−0.4) |
| 降水量 mm (inch) | 84.7 (3.335) | 78.1 (3.075) | 100.1 (3.941) | 98.1 (3.862) | 111.5 (4.39) | 159.4 (6.276) | 195.3 (7.689) | 136.1 (5.358) | 165.0 (6.496) | 129.1 (5.083) | 69.8 (2.748) | 78.8 (3.102) | 1,405.9 (55.35) |
| 降雪量 cm (inch) | 164 (64.6) | 133 (52.4) | 76 (29.9) | 5 (2) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 6 (2.4) | 73 (28.7) | 454 (178.7) |
| 平均月間日照時間 | 107.2 | 125.3 | 163.4 | 185.1 | 198.4 | 146.6 | 137.4 | 169.4 | 118.9 | 137.6 | 132.2 | 108.6 | 1,730 |
| 出典:気象庁[10] | |||||||||||||
青木湖周辺では約1万5000年前から人々が暮らした[11]。古城遺跡からは弥生時代の土器が発見されている[11]。現在の大町市街の一帯は『高根』と呼ばれていた[12]。
市のシンボルマークは、オオヤマザクラ、カタクリ、カモシカ、ライチョウである[14]。ライチョウは市の汚水マンホールのデザインに採用されている。「きらり輝く大町市」をキャッチフレーズに、「まちづくりフォーラム」や「ひとが輝くまちづくり事業」の公開審査などを通して、市民による様々な活動を推奨している[15]。
2013年(平成25年)、移住促進のため「定住促進ビジョン」を掲げた。2012年(平成24年)度には1桁だった移住者の世帯数は、2019年(令和元年)度には年間8倍以上に増加する効果をあげている[16]。
| 代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 |
|---|---|---|---|
| 1-2 | 松田正人 | 1954年7月25日 | 1962年7月24日 |
| 3-6 | 縣聡 | 1962年7月25日 | 1978年7月13日 |
| 7-9 | 高橋恭男 | 1978年7月14日 | 1990年7月13日 |
| 10-13 | 腰原愛正 | 1990年7月14日 | 2006年7月13日 |
| 14-16 | 牛越徹 | 2006年7月14日 | 現職 |
| 会派名 | 議席数 |
|---|---|
| 政友クラブ | 5 |
| 市民クラブ | 2 |
| 日本共産党大町市議団 | 2 |
| 峻嶺会 | 2 |
| 無所属クラブ | 2 |
| 無会派 | 3 |
| 候補者名 | 当落 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 奥村健二 | 当 | 57 | 無所属 | 新 | 4,478票 |
| 降旗達也 | 落 | 50 | 無所属 | 新 | 3,891票 |
| 田辺芳宏 | 落 | 75 | 無所属 | 新 | 2,176票 |
| 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 当 | 下条みつ | 68 | 立憲民主党 | 前 | 98,664票 | ○ |
| 務台俊介 | 68 | 自由民主党 | 前 | 54,265票 | ○ | |
| 手塚大輔 | 41 | 日本維新の会 | 新 | 50,961票 | ○ |
集配業務は旧八坂村域のみ生坂郵便局(生坂村)が担当し、それ以外は大町郵便局が担当する。
| 集配郵便局 | 大町郵便局 |
| 無集配郵便局 | 一本木郵便局、大町北郵便局、平郵便局、美麻郵便局、八坂郵便局 |
| 簡易郵便局 | 大町俵町簡易郵便局、大町南原簡易郵便局、大町宮田簡易郵便局、矢下簡易郵便局 |
| 都市名 | 地方 | 都道府県名 | 提携年月日 |
|---|---|---|---|
| 氷見市 | 中部地方 | 1972年(昭和47年)11月20日 | |
| 立川市 | 関東地方 | 1991年(平成3年)3月25日 |
| 都市名 | 国名 | 地域名 | 提携年月日 |
|---|---|---|---|
| インスブルック市 | チロル州 | 1985年(昭和60年)2月18日 | |
| メンドシーノ(英語版) | カリフォルニア州 | 1980年(昭和55年)5月 2006年(平成18年)5月 - 旧美麻村より継承 |
豊かな水や広大な土地を活かした水力発電などにより早期から工業が発達した。工場数では食料関係が多いが、出荷額では窯業や電子にかかわる分野が圧倒的に多い[18]一般的に窯業とは陶磁器生産のことを指すが、大町市ではレゾナック・ホールディングス(旧 昭和電工)が製造する炭素棒の黒鉛電極のことを言う[19]水道水源の余剰水や豊富で良質な地下水を有効利用したミネラルウォーターを出荷する各飲料メーカーの製造工場が複数進出している。同じく、良質な地下水を利用した地酒の造り酒屋が3件あり、地ビール工場も新設された。[20]
2026年度から大町市立大町北部小学校と大町市大町立南部小学校に再編予定[22]。
八坂・美麻地区は山村留学制度の発祥地である。
東京の小学校教師・青木孝安が長野県で夏休みに小中学生対象の教育キャンプを実施したが、
するなど当時としては画期的なプログラムが参加者に好評で、長期滞在を希望する声が上がったことからスタートした。
八坂・美麻地区で共用している山村留学センターと地区ごとの山村農家を併用する方式で行われている。


信濃大町駅を起点に市内多方面に運行している。
池田町方面から市境付近にある正科バス停まで運行しており大町市民バスと乗り継ぐことができる時間帯もある。
ANAホリデイ・インリゾー信濃大町くろよん -大町温泉郷 - 信濃大町駅 - 市立大町山岳博物館 - 塩の道ちょうじゃや流鏑馬会館 - 国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区) サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場 -安曇野ちひろ美術館 - ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン -仁科神明宮 - 信濃大町駅 - 大町温泉郷 - ANAホリデイ・インリゾー信濃大町くろよん
タクシーの営業区域は北アルプスあづみの交通圏で、安曇野市・北安曇郡・東筑摩郡北部などと同じエリアとなっている。
栂池高原と信州まつもと空港を結ぶシャトル便(予約制)が大町温泉郷や信濃大町駅から利用可能である。
「大町登山案内者組合」は1917年(大正6年)6月、日本初の登山ガイド組織。発足100周年を迎える。旅館「対山館(たいざんかん)」の経営者百瀬慎太郎(1894年 - 1949年)が質の高い案内人を安定的に提供するため、地元の猟師ら山で働く人を中心に22人をガイドとしてまとめた。定額料金を導入したり、心得や規約を作ったりし、資質の向上に努め、針ノ木小屋建設など針ノ木岳周辺の環境整備にも尽力。こういった活動は模範となり、各地に同様の組合ができた。百瀬は対山館を訪れる著名な登山家らと交流する中で、新しい海外の登山文化などを取り入れていた。組合の拠点だった対山館はサロンのような山の情報の交流・発信場になり、近代登山の発達に影響を与えた。[23]
大町市を舞台とした作品
この項目は、日本の市区町村に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:日本の都道府県/PJ:日本の市町村)。 |