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大日三部経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大日三部経」(だいにちさんぶきょう)は、大日如来に関する三つの密教経典の総称である。「真言三部経」(しんごんさんぶきょう)[1]ともいう。

真言宗東密)では「真言三部経」と呼称されるのに対して、天台宗台密)においては、これらの三経は「台密三部秘経」と呼称される[2]

ただし、真言宗系では、「大日経」「金剛頂経」の二つを「両部大経」として特に重視するため、三部でまとめることはほぼ無い。

概要

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三部経

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「大日三部経」(「真言三部経」・「台密三部秘経」)を構成する経典は以下の三つ。

天台宗(台密)は比較的『蘇悉地経』を重視し、真言宗(東密)は逆に『大日経』『金剛頂経』を重視する傾向がある。

三経一論、五部経等

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また、上記の三経に

を加えて「三経一論」としたり、真言宗(東密)はこれに更に、

を加えて「五部秘経・二論」とし、一方の天台宗(台密)は、

を加えて「五部秘経・一論」とすることもある。

脚注

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  1. ^真言三部経とは -コトバンク/小学館 デジタル大辞泉
  2. ^天台密教三部秘経の教主『蘇悉地羯羅経』 - 天台寺門宗

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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時代・地域
曼荼羅
日本の主な宗派

(※は真言宗各山会
加入団体)
東密
古義真言宗系
東密
新義真言宗系
真言律
台密
信仰対象
思想・基本教義
仏典

大日経』・『金剛頂経』・『蘇悉地経』・『理趣経

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