| 國定 勇人 くにさだ いさと | |
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環境大臣政務官就任に際し公表された肖像写真 | |
| 生年月日 | (1972-08-30)1972年8月30日(53歳) |
| 出生地 | |
| 出身校 | 一橋大学商学部 |
| 前職 | 国家公務員(総務省) |
| 所属政党 | (無所属→) 自由民主党(二階派[1]) |
| 公式サイト | 国定勇人 Official Site |
| 選挙区 | (比例北陸信越ブロック(新潟県第4区)→) 比例北陸信越ブロック |
| 当選回数 | 2回 |
| 在任期間 | 2021年11月5日[2] - 現職 |
| 当選回数 | 4回 |
| 在任期間 | 2006年11月12日 -2020年10月15日 |
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國定 勇人[3](くにさだ いさと、1972年〈昭和47年〉8月30日[4] - )は、日本の政治家、郵政・総務官僚。自由民主党所属の衆議院議員(2期)。
国土交通大臣政務官兼復興大臣政務官兼内閣府大臣政務官、環境大臣政務官兼内閣府大臣政務官、新潟県三条市長(4期)を歴任。
東京都千代田区神田神保町生まれ[5]。駒場東邦中学校・高等学校[6]、一橋大学商学部卒業[5](清水啓典ゼミ)[7]。中学、高校ではラグビー部に所属。大学ではラグビー同好会に所属[8]。大学4年次に1年留年して中華人民共和国北京市に留学[5]。1997年、郵政省(現総務省)に入省し[5]、大臣官房総務課審議室総括係に配属される[9][10]。入省同期に倉田哲郎箕面市長等がいる[9]。
総務省情報通信政策局放送政策課政策係長、総務省大臣官房総務課総括国会第三係長を経て[10]、2003年より、2年間の予定で新潟県三条市へ出向し、総務部参事兼情報政策課長に就任[5]。2004年に発生した平成16年7月新潟・福島豪雨では災害対策本部長を務め、陣頭指揮を執った[11]。2005年、出向期間が1年間延長され、三条市市長公室長兼総務部参事[10]、同年三条市総合政策部長を務める[5]。2006年に総務省へ復職し、情報通信政策局地域通信振興課課長補佐に就任[5]。
2006年10月17日、三条市長の高橋一夫が辞職[12]。國定は総務省を退官し[13]、同年11月12日に行われた三条市長選挙で元市議の山井伸泰との一騎打ちを制し初当選を果たした[14]。当選時は全国で最年少の市長であった[注 1]。
2010年10月、前回戦った山井を破り再選。2011年12月には、全国507の市町村長で構成される「地方を守る会」を設立し、同会代表世話人に就任[17]。
2014年10月、無投票で3選。2015年、全国2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合会会長に就任。2017年総務省地域おこし協力隊制度で、慶應義塾大学と連携協力協定を締結[18][19]。
2019年5月27日、衆議院新潟4区の自民党支部長選任について協議する「4区支部長・幹事長会議」が開かれ、國定が支部長就任に意欲を示していることが報告された[21]。7月27日の同会議で國定を新支部長に選任することが正式に決まった。会議では4区を構成する全13支部に対する意向調査の結果が示され、國定が8支部、元衆議院議員の栗原博久の長男で衆院選立候補の経験がある栗原洋志が2支部の支持を獲得した。残る3支部は党本部や県連への一任だった[22]。7月29日、國定は党県連を訪れ、新潟4区の支部長に選ばれたことを報告し、衆議院議員を目指して鞍替えすることを了承した[23]。
2020年2月4日、衆院選に向けた後援会事務所を三条市本町4丁目に開設した[24]。
同年9月、衆院選立候補準備に向け、任期途中で三条市長を辞職する意向であることが伝えられ[25]、同月25日に辞職届を提出。地方自治法145条に基づき、10月15日付で辞職した[26]。
2021年10月19日、第49回衆議院議員総選挙が公示。新潟4区からは立憲民主党現職の菊田真紀子と自民党公認の国定が立候補。10月28日発売の『週刊文春』11月4日号は終盤戦の情勢予測として「菊田優勢、国定劣勢」とはっきりと報じた[27]。10月31日、総選挙実施。菊田に僅差で敗れるも、重複立候補していた比例北陸信越ブロックで初当選した[28][29][30][注 2]。
2022年11月18日、衆議院選挙区の新しい区割りである「10増10減」の改正公職選挙法案が参議院で可決された[31]。新潟県内の選挙区は6から5に削減された[32]。国定と細田健一がそれぞれ新しい新潟2区の支部長に名乗りを上げたが、2023年2月10日、党本部は細田を新潟2区の支部長とし、国定を比例北陸信越ブロック単独候補として転出させることを決定した[33]。
2024年9月27日に行われた自民党総裁選挙において、1回目の投票では小泉進次郎に投じ、得票数1位の高市早苗と2位の石破茂が進んだ決選投票では石破に投じた[34]。
同年10月14日、自民党は第50回衆議院議員総選挙の比例代表に立候補する285人の名簿順位を発表した[35]。比例北陸信越ブロックにおいては国定を単独1位とする優遇措置がとられた[36]。10月27日、投開票の結果、国定は再選した[37][38]。
同年11月13日、第2次石破内閣において国土交通大臣政務官兼復興大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任する[39]。
2025年9月に次期衆院選の公認候補となる新潟2区の支部長に国定が内定した事が発表[40]。
| 当落 | 選挙 | 執行日 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 | 政党内比例順位 /政党当選者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 当 | 2006年三条市長選挙 | 2006年11月12日 | ―― | 無所属 | 2万8866票 | 53.66% | 1 | 1/2 | / |
| 当 | 2010年三条市長選挙 | 2006年10月31日 | ―― | 無所属 | 3万7035票 | 66.00% | 1 | 1/2 | / |
| 当 | 2014年三条市長選挙 | 2014年10月26日 | ―― | 無所属 | ーー票 | ーー | 1 | 1/1 | / |
| 当 | 2018年三条市長選挙 | 2018年10月28日 | ―― | 無所属 | 1 | 1/1 | / | ||
| 比当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 新潟県第4区 | 自由民主党 | 9万7256票 | 49.94% | 1 | 2/2 | 5/6 |
| 当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 比例北陸信越ブロック | 自由民主党 | 10 | / | 1/4 |
| 菊田真紀子 | 国定勇人 | |
|---|---|---|
| 新潟市江南区(旧亀田町、旧横越) 新潟市北区(旧横越) | 11,588 | 10,790 |
| 新潟市秋葉区 | 21,359 | 17,256 |
| 新潟市南区(旧白根市) | 9,209 | 8,383 |
| 長岡市(旧栃尾市、旧中之島町) | 8,404 | 7,400 |
| 三条市 | 23,689 | 31,765 |
| 加茂市 | 8,094 | 7,318 |
| 見附市 | 11,785 | 10,935 |
| 田上町 | 3,366 | 3,409 |
| 計 | 97,494 | 97,256 |
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|---|---|---|
| 先代 石橋林太郎 小鑓隆史 尾﨑正直 | 高見康裕 吉井章と共同 2024年 - 2025年 | 次代 加藤竜祥 永井学 上田英俊 |
| 先代 平沼正二郎 本田顕子 竹内真二 尾﨑正直 | 今井絵理子 赤松健 竹内真二と共同 2024年 -2025年 | 次代 古川直季 清水真人 小森卓郎 上田英俊 |
| 先代 中川康洋 穂坂泰 | 柳本顕→朝日健太郎と共同 2022年 - 2024年 | 次代 五十嵐清 勝目康 |
| 先代 尾﨑正直 鈴木英敬 自見はなこ 中野英幸 本田顕子 長峯誠 里見隆治 西田昭二 柳本顕 木村次郎 | 土田慎→岸信千世 神田潤一→西野太亮 古賀友一郎→友納理緒 平沼正二郎→今井絵理子 吉田宣弘→竹内真二 石井拓→加藤明良 加藤竜祥→尾﨑正直→勝目康 三宅伸吾→小林一大と共同 2023年 - 2025年 | 次代 川崎秀人 金子容三 若山慎司 古川直季 越智俊之 小森卓郎 上田英俊 友納理緒 吉田真次 |
| 先代 高橋一夫 | 2006年 - 2020年 | 次代 滝沢亮 |
| 官選 |
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| 公選 |
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| 第41回 (定数13) |
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| 第42回 (定数11) |
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| 第43回 (定数11) |
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| 第44回 (定数11) |
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| 第45回 (定数11) |
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| 第46回 (定数11) |
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| 第47回 (定数11) |
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| 第48回 (定数11) |
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| 第49回 (定数11) |
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| 第50回 (定数10) |
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| ↓:途中辞職、失職、在職中死去など、↑:繰り上げ当選。 | |||||||||||||
全国最年少首長(市町村長) | |
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