 | この項目では、愛知県の自治体について説明しています。その他の名古屋については「名古屋」をご覧ください。 |
名古屋市(なごやし)は、愛知県北西部の尾張地方に位置する市。愛知県の県庁所在地であり、中部地方で最多の人口・経済規模を有する首位都市である。政令指定都市・中枢中核都市に指定されている。
東京特別区部を除くと、横浜市や大阪市に次ぐ全国第3位の人口を有しており、愛知県全体の人口の31.4%を占める。中部地方(東海地方)における行政・経済・文化の中枢を担う。当市を中心とする中京圏(名古屋都市圏)は日本の三大都市圏の一つであり、東京を中心とした首都圏、大阪を中心とした近畿圏に次ぐ規模を有する。その範囲は愛知県内や岐阜県南部(美濃)、三重県北部(北勢)の東海3県に及び、多くの衛星都市を持つ。2019年の都市的地域の人口は約1,024万人と推計され[1]、メガシティの1つでもある。
古くは、三種の神器のひとつである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る[2]熱田神宮がある鳥居前町であり、江戸時代には徳川御三家の筆頭である尾張徳川家の治める名古屋城の城下町として繁栄した歴史を持つ。市章は、尾張徳川家の合印に由来する「㊇」であり、市バスの前面などにも施されている[3][4]。戦前は名古屋鎮台(後の日本陸軍第3師団)や名古屋陸軍造兵廠が置かれ、軍都としての性格が強くなったことから、アメリカ軍による名古屋大空襲の被害を受けた。その際に築400年の名古屋城の天守などが焼失した(隅櫓など一部は焼失を免れ現存。天守は鉄筋コンクリートによって復元)。
中心市街地の栄エリア(中区)は中部地方最大の繁華街・ビジネス街であり[5]、市のシンボルである名古屋テレビ塔や久屋大通公園が所在している[6]。また、巨大ターミナル駅の名古屋駅周辺の名駅エリア(中村区)は2000年代以降の再開発により、日本有数の超高層ビル街へと変貌を遂げた[5][6]。道路網も整備されており、日本に3つしかない100m道路のうち2つ(久屋大通・若宮大通)が名古屋にある。
自動車工業都市である豊田市や石油化学コンビナートで有名な三重県四日市市などとともに、日本最大の工業地帯である中京工業地帯の中枢を担う。全国的な製造業の本社や工場が集積しており[7]、工場の郊外・海外移転により名古屋市自体の製造品出荷額は低下傾向にあるものの[8]、年間3兆円を超える重工業都市でもある[8]。巨大な工業地帯を背景とする名古屋港は日本を代表する国際貿易港であり、2018年での取扱貨物量および貿易額は日本一である[9]。
2008年にユネスコのデザイン都市に認定された[10]。2019年のアメリカの企業A.T.カーニーによる「グローバル都市指標」やイギリスのラフバラー大学による2020年の「GaWC研究」では「γ-」レベルの世界都市として評価されている[11][12]。
名古屋市中心部周辺の空中写真。2020年10月1日撮影の180枚を合成作成。国土交通省国土地理院地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。愛知県の南西部、濃尾平野に広がる。県内では、豊田市、新城市、岡崎市に次いで、4番目に広い面積を有する市である。
名古屋市の地形は、東部の丘陵地、中央部の台地、北・西・南部の沖積地の、大きく3つに分かれる[13]。
市の中核を担う、中区、東区、中村区、熱田区、昭和区、瑞穂区は、海抜10 - 15メートルの平野[13] で、官庁街のほか、錦、栄、矢場町、大須、金山、名駅といった大規模な商業地を持つ。
市の東部の守山区、千種区、名東区、天白区、緑区は、海抜50 - 100メートルの丘陵住宅街[13] で、千種区の東山公園・平和公園、守山区の小幡緑地、名東区の猪高緑地・牧野ヶ池緑地、緑区の大高緑地などの、森林を残した大規模な緑地公園も点在し、星が丘や藤が丘、覚王山、本山といった丘や山の字がつく地名が多く、商業も発達している。
北・西・南部(北区、西区、中村区、中川区、港区と、熱田区、南区の一部)は、河川の堆積作用によって形成された沖積地[13] のために海抜が低く、水害に悩まされてきた地域である。港区は海抜0 mの臨海工業地帯(中京工業地帯の一部)で、名古屋港を有する。港区西部は市最大の穀倉地帯が広がる。南区は港区とともに工業地を抱えている。北区、西区、中川区は、主に住宅地が広がる。
以上のように、市の中心部より西側は低地が多い一方で、東側は台地や丘陵地帯が多いことから、名古屋市の地形は東高西低であると評されている[13][14]。

| 河川名 | よみ | 画像 | 次数 | 河川の 種類 | 市内における 管理者 | 主な経過地 | 市内流路延長 (m) | 流域面積 (平方km) | 備考 |
|---|
| 左岸 | 右岸 |
|---|
| 庄内川 | しょうないがわ |  | 本川 | 一級河川 | 国土交通大臣 | 守山区、北区、西区、中村区、中川区、港区 | 37,430 | 20,260 | 1,010 | 岐阜県恵那市の夕立山に端を発し、流下して伊勢湾に注ぐ。 |
| 白鳥川 | しろとりがわ | | 1次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 560 | 0.50 | 東谷池を源頭とし、流下して庄内川に注ぐ。 |
| 大矢川 | おおやがわ | | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 1,143 | 1,143 | 0.96 | 石捨池を源頭とし、流下して庄内川に注ぐ。 |
| 野添川 | のぞえがわ | | 1次支川 | 一級河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 1,847 | 1,847 | 6.3 | 守山区大字上志段味地内に端を発し、流下して庄内川に注ぐ。 |
| 長戸川 | ながとがわ | | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 867 | 867 | 1.31 | 海老蔓池(滝ノ水池)を源頭とし、流下して庄内川に注ぐ。 |
| 一級河川 | 1,199 | 1,199 | 4.8 |
| 深沢川 | ふかさわがわ | | 1次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 143 | 0.23 | |
| 至来川 | とうらいがわ | | 1次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 364 | 0.38 | |
| 白沢川 | しらさわがわ |  | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 1,014 | 1,014 | 3.79 | |
| (地蔵川) | じぞうがわ | | 1次支川 | | | (春日井市) | | | | 名古屋市内は経由しない。 |
| 新地蔵川 | しんじぞうがわ |  | 2次支川 | 一級河川 | 愛知県知事 | 北区 | 3,400 | 3,400 | 36.7 | 地蔵川と八田川が交差する地点を起点とし、流下して新川に注ぐ |
| 新生棚川 | しんなまたながわ | | 3次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 北区 | 1,170 | 3.29 | |
| 生棚川 | なまたながわ | | 3次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 北区 | 2,850 | 2,600 | 1.00 | 県営名古屋空港付近に端を発し、流下して新地蔵川に注ぐ。 |
| 境川 | さかいがわ | | 3次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 北区 | 2,250 | 1,500 | 0.55 | |
| 八田川 | はったがわ | | 1次支川 | 一級河川 | 愛知県知事 | 北区 | 0 | 1,050 | 19.5 | |
| 矢田川 | やだがわ |  | 1次支川 | 一級河川 | 愛知県知事 | 守山区、千種区、東区、北区、西区、名東区 | 12,600 | 12,520 | 125.0 | 猿投山に端を発し(赤津川)、海上川と合流した地点より矢田川と名を変え、流下して庄内川に注ぐ。 |
| 国土交通大臣 |
| 天神川 | てんじんがわ | | 2次支川 | 一級河川 | 愛知県知事 | 守山区 | 1,000 | 1,000 | 8.4 | |
| 隅除川 | すみよけがわ | | 2次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 859 | 859 | 1.73 | |
| 一級河川 | 1,895 | 1,895 | 2.6 |
| 天神下川 | てんじんしたがわ | | 2次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 千種区 | 718 | 0.14 | |
| 香流川 | かなれがわ |  | 2次支川 | 一級河川 | 愛知県知事 | 守山区、名東区、千種区 | 4,300 | 5,100 | 28.3 | 長久手市の三ケ峯付近に端を発し、流下して矢田川に注ぐ。 |
| 森孝川 | もりたかがわ | | 3次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 442 | 442 | 1.62 | |
| 藤の木川 | ふじのきがわ | | 3次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 名東区 | 1,177 | 555 | 3.56 | |
| 八前川 | はちまえがわ | | 4次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 名東区 | 412 | 2.46 | |
| 千種台川 | ちくさだいがわ せんしゅだいがわ | | 2次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 千種区 | 3,520 | 3,520 | 3.58 | |
| 東山幹線排水路 | | | 3次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 千種区 | 607 | 0.54 | |
| 守山川 | もりやまがわ | | 2次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 守山区 | 666 | 666 | 0.58 | |
| 一級河川 | 2,736 | 2,736 | 2.6 |
| 堀川 | ほりかわ |  | 1次支川 | 一級河川 | 名古屋市長 | 守山区、北区、西区、中区、中村区、中川区、熱田区、南区、港区 | 16,200 | 16,200 | 52.9 | 庄内川の庄内用水頭首工から分岐し、流下して名古屋港へ注ぐ。 |
| 新堀川 | しんほりかわ |  | 2次支川 | 一級河川 | 名古屋市長 | 中区、昭和区、熱田区、瑞穂区、南区 | 5,950 | 5,950 | 22.8 | 掘留水処理センターに端を発し、流下して堀川に注ぐ。 |
| 新川 | しんかわ | | 1次支川 | 一級河川 | 愛知県知事 | 北区、西区、中川区、港区 | 17,700 | 14,500 | 249.4 | |
| 合瀬川 | あいせがわ | | 2次支川 | 一級河川 | 愛知県知事 | 北区 | 440 | 0 | 21.8 | |
| 大山川 | おおやまがわ | | 2次支川 | 一級河川 | 愛知県知事 | 北区 | 730 | 447 | 45.1 | |
| 久田良木川 | くたらぎがわ | | 3次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 北区 | 118 | 0 | 4.81 | |
| 水場川 | すいばがわ | | 2次支川 | 一級河川 | 愛知県知事 | 西区 | 1,760 | 1,760 | 11.8 | |
- 庄内川水系のため池
- 東谷池(とうごくいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。
- 石ひろい池(神池)(いしひろいいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。東谷山フルーツパーク内にある。
- 石ひろい池(石捨池)(いしひろいいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。東谷山フルーツパーク内にある。
- 馬舟池(上池)(まふねいけ) - 守山区大字上志段味字寺山。
- 下新池(新池)(しもしんいけ) - 守山区大字上志段味字寺山。
- 大久手池(おおくていけ) - 守山区大字上志段味字東谷。
- 大村池(おおむらいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。愛知県森林公園内にある。
- 蛭池(上志段味)(ひるいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。
- 筧池(かけひいけ) - 守山区大字上志段味字東谷。
- 安田池(やすだいけ) - 守山区大字中志段味字南原。
- 海老蔓池(えびづるいけ) - 守山区大字下志段味字穴ケ洞、尾張旭市。
- 滝水池(たきみずいけ) - 守山区大字下志段味字穴ケ洞。
- 風越上池(かざこしかみいけ) - 守山区大字下志段味字長廻間。
- 風越池(かざこしいけ) - 守山区大字下志段味字長廻間。
- 東禅寺上池(とうぜんじうわいけ) - 守山区大字下志段味字生下り・守山区泉が丘。
- 東禅寺中池(とうぜんじなかいけ) - 守山区大字下志段味字生下り・守山区泉が丘。
- 日ノ後池(ひのごいけ) - 守山区泉が丘。
- 平池(ひらいけ) - 守山区花咲台・守山区平池東。
- 大池(小幡)(おおいけ) - 守山区竜泉寺。小幡緑地本園に隣接する。
- アマ池(あまいけ) - 守山区竜泉寺。小幡緑地本園に隣接する。
- 緑ケ池(みどりがいけ) - 守山区大字牛牧・守山区大字小幡字北山。小幡緑地本園内にある。
- 竜巻池(たつまきいけ) - 守山区大字牛牧・守山区大字小幡字北山。小幡緑地本園内にある。
- 見返ケ池(みかえりがいけ) - 守山区大字牛牧・守山区小幡北。小幡緑地本園内にある。
- 二ツ池(大森)(ふたついけ) - 守山区翠松園。翠松園緑地内にある。
- 六ケ池(ろくがいけ) - 北区六が池町。
- 池ノ端池(いけのはたいけ) - 北区如意。
- 蛭池(大森)(ひるいけ) - 守山区御膳洞。
- 新池(大森)(しんいけ) - 守山区大森八龍。八竜緑地内にある。
- 雨池(あまいけ) - 守山区御膳洞。雨池公園内にある。
- 明徳池(めいとくいけ) - 名東区猪高町大字藤森字森。
- 奥池(おくいけ) - 千種区田代町字瓶杁。東山公園(東山植物園)内にある。
- 上池(東山上池)(かみいけ) - 千種区田代町字瓶杁。東山公園(東山動物園)内にある。
- 新池(東山新池)(しんいけ) - 千種区星が丘山手。東山公園内にある。
- 猫ケ洞池(ねこがほらいけ) - 千種区平和公園。平和公園内にある。山崎川の源頭でもある。
- 茶屋ケ坂池(ちゃやがさかいけ) - 千種区鍋屋上野町字汁谷。茶屋ケ坂公園内にある。
大村池
(2021年11月)
大久手池
(2021年4月)
蛭池(上志段味)
(2021年4月)
筧池
(2021年11月)
大池(小幡)
(2021年11月)
緑ケ池
(2020年6月)
竜巻池
(2020年6月)
見返ケ池
(2021年4月)
六ケ池
(2013年11月)
明徳池
(2021年10月)
奥池
(2021年11月)
上池
(2021年8月)
猫ケ洞池
(2014年9月)
茶屋ケ坂池
(2021年5月)
| 河川名 | よみ | 画像 | 次数 | 河川の 種類 | 市内における 管理者 | 主な経過地 | 市内流路延長 (m) | 流域面積 (平方km) | 備考 |
|---|
| 左岸 | 右岸 |
|---|
| (境川) | (さかいがわ) | | 本川 | | | (豊田市、みよし市、東郷町、刈谷市、豊明市、大府市、東浦町) | | | 220.9 | 名古屋市内は経由しない。 |
宮前川 (皆瀬川) | みやまえがわ (みなせがわ) |  | 1次支川 | | | 緑区 | | | | 皆瀬川の上流部を宮前川といい、水晶池(豊明市)もしくは西池(豊明市)を源流としつつ、一部名古屋市内を経由する[注釈 3]。 |
| (石ケ瀬川) | (いしがせがわ) | | 1次支川 | | | (大府市、東浦町) | | | 26.4 | 名古屋市内は経由しない。 |
| 鞍流瀬川 | くらながせがわ |  | 2次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 1,452 | 1,933 | 1.84 | 大池(有松大池)に端を発し、流下して大府市月見町にて石ケ瀬川へ注ぐ。 |
| 二級河川 | 0 | 250 | 15.7 |
| 鞍流瀬川支川 | くらながせがわしせん |  | 3次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 2,357 | 1.06 | |
| 東ノ川 | ひがしのがわ | | 3次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 494 | 494 | 0.38 | |
- 境川水系のため池
重池
(2020年11月)
地蔵池
(2020年10月)
大池(有松)
(2020年10月)
弁天池
(2020年10月)
東ノ池
(2020年10月)
二ツ池
(2020年10月)
| 河川名 | よみ | 画像 | 次数 | 河川の 種類 | 市内における 管理者 | 主な経過地 | 市内流路延長 (m) | 流域面積 (平方km) | 備考 |
|---|
| 左岸 | 右岸 |
|---|
| 天白川 | てんぱくがわ |  | 本川 | 二級河川 | 愛知県知事 | 天白区、瑞穂区、南区、緑区 | 11,790 | 13,290 | 118.8 | 日進市の三ケ峯付近に端を発し、流下して名古屋港に注ぐ。 |
| 繁盛川 | はんもりがわ |  | 1次支川 | 二級河川 | 愛知県知事 | 天白区 | 2,050 | 0 | 2.9 | |
| 忠兵衛川 | ちゅうべえがわ | | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 天白区 | 1,872 | 1,872 | 1.52 | |
| 大根川 | おおねがわ |  | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 天白区 | 679 | 679 | 1.56 | 本地池を源頭とし、流下して天白川に注ぐ。 |
| 植田川 | うえだがわ |  | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 名東区・天白区・瑞穂区・南区 | 4,343 | 3,919 | 10 | 長久手市内に端を発し(井堀川)、流下して天白川に注ぐ。 |
| 二級河川 | 4,790 | 4,790 | 21.0 |
| 前川 | まえかわ | | 2次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 名東区 | 1,063 | 1,063 | 2.70 | |
| 八事裏川 | やごとうらがわ | | 1次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 天白区 | 2,019 | 1.49 | |
| 地蔵川 | じぞうがわ |  | 1次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 天白区 | 762 | 1.41 | 天白区内に端を発し、流下して天白川に注ぐ。 |
| 藤川 | ふじかわ |  | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 緑区、天白区 | 2,283 | 2,283 | 3.36 | 緑区内に端を発し、流下して |
| 二級河川 | 565 | 565 | 5.3 | 天白川に注ぐ。 |
| 郷下川 | ごうしたがわ |  | 2次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 天白区 | 2,254 | 1.83 | |
| 扇川 | おうぎがわ |  | 1次支川 | 二級河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 9,835 | 9,835 | 29.8 | 大池(赤松大池)を源頭とし、流下して天白川に注ぐ。 |
| 神沢川 | かみさわがわ |  | 2次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 1,200 | 1,200 | 2.17 | |
| 細口川 | ほそぐちがわ |  | 2次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 563 | 563 | 0.61 | |
| 水広下川 | みずひろげがわ | | 2次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 985 | 985 | 1.26 | |
| 敷田川 | しきたがわ | | 2次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 1,374 | 1.23 | |
| 滝ノ水川 | たきのみずがわ |  | 2次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 1,291 | 1.51 | |
| 旭出川 | あさひでがわ | | 2次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 1,306 | 0.79 | |
| 準用河川 | 727 | 727 | 1.04 |
| 大高川 | おおだかがわ |  | 2次支川 | 二級河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 2,880 | 2,880 | 7.2 | 水主ケ池を源頭とし、流下して扇川の下流部に注ぐ。 |
| 瀬木川 | せぎがわ | | 3次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 183 | 183 | 0.94 | |
| 二級河川 | 1,040 | 1,040 | 2.6 |
| 手越川 | てこしがわ |  | 2次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 1,022 | 1.21 | 豊明市内に端を発し、流下して扇川に注ぐ。 |
| 二級河川 | 1,985 | 1,985 | 3.6 |
| 中平部川 | なかひらぶがわ | | 3次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 1,757 | 0.83 | |
| 太鼓田川 | たいこでんがわ |  | 3次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 緑区 | 881 | 0.51 | |
- 天白川水系のため池
- 荒池(あらいけ) - 天白区天白町大字平針字荒池下。荒池緑地内にある。
- 大堤池(おおつつみいけ) - 天白区天白町大字平針字大堤下。荒池緑地内にある。
- 細口池(ほそぐちいけ) - 天白区平針南。細口池公園内にある。
- 本地池(ほんじいけ) - 天白区御前場町。
- 大根池(おおねいけ) - 天白区天白町大字島田字山ノ杁。天白公園内にある。
- 井堀上池(いぼりかみいけ) - 名東区猪高町大字上社字井堀。猪高緑地内にある。
- 井堀下池(いぼりしもいけ) - 名東区猪高町大字上社字井堀。猪高緑地内にある。
- 西堀池(にしほりいけ) - 名東区猪高町大字上社字井堀。猪高緑地内にある。
- 塚ノ杁池(つかのいりいけ) - 名東区猪高町大字上社字池ノ表。猪高緑地内にある。
- こもれび池(こもれびいけ) - 名東区猪高町大字上社字池ノ表。猪高緑地内にある。
- すり鉢池(すりばちいけ) - 名東区猪高町大字高針字勢子坊。猪高緑地内にある。
- デッチョ池(でっちょいけ) - 名東区神丘町。神丘公園内にある。
- 牧野池(まきのいけ) - 名東区猪高町大字高針字前山。牧野ヶ池緑地内にある。
- 新池(高針)(しんいけ) - 名東区山香町。
- 五合上池(ごごうかみいけ) - 名東区猪高町大字高針字山ノ中。愛知カンツリー倶楽部内にある。
- 五合下池(ごごうしもいけ) - 名東区猪高町大字高針字山ノ中。愛知カンツリー倶楽部内にある。
- 天白渓下池(てんぱくけいしもいけ) - 天白区天白町大字八事字裏山。天白渓下池公園内にある。
- 新池(島田)(しんいけ) - 天白区高宮町。
- 双子池(ふたごいけ) - 天白区海老山町。『二子塚池』の誤り。
- 戸笠池(とがさいけ) - 天白区久方・緑区鳴海町字螺貝。戸笠公園内にある。
- 螺貝池(ほらがいいけ) - 緑区相川。螺貝公園内にある。
- 鳴子池(なるこいけ) - 緑区相川。
- 四郎曽池(しろそいけ) - 緑区長根町。四郎曽池公園内にある。
- 大池(赤松)(おおいけ) - 緑区藤塚。白土中央公園内にある。
- 神池(かみいけ) - 緑区元徳重。徳重神池公園内にある。
- 二ツ池(ふたついけ) - 緑区徳重。通曲公園内にある。
- 神沢池(かみさわいけ) - 緑区鳴海町字神沢。
- 要池(かなめいけ) - 緑区乗鞍。要池公園内にある。
- 平手池(ひらていけ) - 緑区細口。乗鞍公園に隣接する。
- 横吹大池(よこぶきおおいけ) - 緑区鳴海町字横吹。鳴海カントリークラブ内にある。
- 水広下池(みずひろげいけ) - 緑区水広。水広公園内にある。
- 松池(まついけ) - 緑区鳴海町字尾崎山。鳴海公園内にある。
- 滝ノ水北池(たきのみずきたいけ) - 緑区滝ノ水。滝ノ水緑地内にある。
- 上朝日出池(かみあさひでいけ) - 緑区旭出。上朝日出公園内にある。
- 新海池(にいのみいけ) - 緑区鳴海町字池上。新海池公園内にある。
- 権平池(ごんべいいけ) - 緑区桶狭間西。
- 西鰌池(にしどじょういけ) - 緑区緑花台。西鰌池公園内にある。
- 琵琶ケ池(びわがいけ) - 緑区鳴海町字鴻ノ巣。大高緑地内にある。
- 籠池(かごいけ) - 緑区文久山。
- 水主ケ池(かこがいけ) - 緑区忠治山。水主池公園内にある。
- 蝮池(まむしいけ) - 緑区大高町字蝮池。
- 蛇池(大高)(じゃいけ) - 緑区定納山。定納山公園に隣接する。
- 平野池(ひらのいけ) - 緑区大高町字平野池末。氷上公園内にある。
荒池
(2021年7月)
大堤池
(2021年3月)
細口池
(2021年3月)
大根池
(2021年4月)
塚ノ杁池
(2021年5月)
デッチョ池
(2021年6月)
牧野池
(2021年5月)
新池(高針)
(2021年6月)
天白渓下池
(2021年7月)
新池(島田)
(2021年4月)
双子池
(2021年4月)
戸笠池
(2015年7月)
螺貝池
(2022年4月)
鳴子池
(2020年5月)
四郎曽池
(2021年7月)
大池(赤松)
(2020年7月)
神池
(2015年9月)
神沢池
(2020年6月)
水広下池
(2021年8月)
滝ノ水北池
(2020年10月)
新海池
(2015年7月)
琵琶ケ池
(2020年11月)
水主ケ池
(2020年7月)
蝮池
(2020年11月)
蛇池
(2015年6月)
平野池
(2020年11月)
| 河川名 | よみ | 画像 | 次数 | 河川の 種類 | 市内における 管理者 | 主な経過地 | 市内流路延長 (m) | 流域面積 (平方km) | 備考 |
|---|
| 左岸 | 右岸 |
|---|
| 山崎川 | やまざきがわ |  | 本川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 千種区、昭和区、瑞穂区、南区、港区 | 1,160 | 1,160 | 1.84 | 猫ケ洞池に端を発し、流下して名古屋港に注ぐ。 |
| 二級河川 | 12,446 | 12,446 | 26.6 |
| 新池排水路 | しんいけはいすいろ | | 1次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 千種区 | 1,150 | 1.06 | |
| 橋本排水路 | はしもとはいすいろ | | 2次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 千種区 | 1,092 | 0.27 | |
| 楠元排水路 | くすもとはいすいろ | | 1次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 千種区 | 1,864 | 0.70 | |
| 鏡池排水路 | かがみいけはいすいろ | | 1次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 千種区 | 951 | 1.35 | |
| 五軒家川 | ごけんやがわ | | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 昭和区 | 1,040 | 1,040 | 2.00 | |
- 山崎川水系のため池
- 猫ケ洞池(ねこがほらいけ) - 千種区平和公園。
- 鏡ケ池(かがみがいけ) - 千種区幸川町。名古屋大学構内にある。
- 隼人池(はやといけ) - 昭和区隼人町。隼人池公園内にある。
- 曽池(そいけ) - 南区呼続。呼続公園内にある。
猫ケ洞池
(2014年9月)
鏡池
(2021年11月)
隼人池
(2021年3月)
曽池
(2021年5月)
| 河川名 | よみ | 画像 | 次数 | 河川の 種類 | 市内における 管理者 | 主な経過地 | 市内流路延長 (m) | 流域面積 (平方km) | 備考 |
|---|
| 左岸 | 右岸 |
|---|
| 日光川 | にっこうがわ |  | 本川 | 二級河川 | 愛知県知事 | 港区 | 6,360 | 0 | 299.0 | |
| 蟹江川 | かにえがわ | | 1次支川 | 二級河川 | 愛知県知事 | 港区 | 250 | 0 | 16.8 | |
| 福田川 | ふくたがわ | | 1次支川 | 二級河川 | 愛知県知事 | 中川区、港区 | 5,540 | 3,210 | 33.5 | 稲沢市小池付近に端を発し、流下して日光川に注ぐ。 |
| 戸田川 | とだがわ |  | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 中川区・港区 | 1,944 | 1,944 | 2.01 | 中川区富田町内に端を発し、流下して日光川河口部に注ぐ。 |
| 二級河川 | 7,150 | 7,150 | 11.8 |
| 服部川 | はっとりがわ | | 2次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 中川区 | 1,231 | 1.31 | |
| 新茶屋川 | しんちゃやがわ | | 2次支川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 港区 | 900 | 1.87 | |
| 東小川 | ひがしおがわ |  | 1次支川 | 準用河川 | 名古屋市長 | 港区 | 680 | 680 | 4.02 | |
| 河川名 | よみ | 画像 | 次数 | 河川の 種類 | 市内における 管理者 | 主な経過地 | 市内流路延長 (m) | 流域面積 (平方km) | 備考 |
|---|
| 左岸 | 右岸 |
|---|
| 大江川 | おおえがわ |  | 本川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 南区 | 2,341 | 5.19 | 下八事下池(現天白区表山)を水源とする中井用水が流下して南区元塩町六丁目付近で大江川に注ぎ、西進して名古屋港に注ぐ。 |
| 河川名 | よみ | 画像 | 次数 | 河川の 種類 | 市内における 管理者 | 主な経過地 | 市内流路延長 (m) | 流域面積 (平方km) | 備考 |
|---|
| 左岸 | 右岸 |
|---|
| 荒子川 | あらこがわ |  | 本川 | 普通河川 | 名古屋市長 | 中川区・港区 | 6,714 | 6.46 | 中川区岩塚町付近に端を発し、流下して荒子川ポンプ場に至り、名古屋港へ排水される。 |
- 中川運河
| 河川名 | よみ | 画像 | 次数 | 河川の 種類 | 市内における 管理者 | 主な経過地 | 市内流路延長 (m) | 流域面積 (平方km) | 備考 |
|---|
| 左岸 | 右岸 |
|---|
| 中川運河 | なかがわうんが |  | | | 名古屋港管理組合 | 中川区、港区 | 6,390 | 10.21 | 名古屋港からの海水、露橋水処理センターからの放流水、工場排水、降雨時の雨水などが流入し、ポンプ所を通じて堀川や名古屋港へ排水される。 |
| 北支線 | | | | | 名古屋港管理組合 | 中川区 | 730 | | |
| 東支線 | | | | | 名古屋港管理組合 | 港区 | 1,090 | | |
- 用水
- 湾岸
- 干潟
- 平野
- 台地
- 低地
- 丘陵地
| 名古屋市 |
|---|
| 雨温図(説明) |
|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | | | | | | | | | | | | | | 気温(°C) | | 総降水量(mm) | | 出典:気象庁 |
|
| インペリアル換算 |
|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | | | | | | | | | | | | | | 気温(°F) | | 総降水量(in) |
|
太平洋側気候に区分されるが、外洋から離れる伊勢湾の最奥部に面するため内陸性に近い気候となり、1日の寒暖差が大きい。夏は高温多湿で非常に蒸し暑く、平均湿度が70%を超える[13]。2018年8月3日には、千種区(名古屋地方気象台)で観測史上最高となる40.3℃を記録している[注釈 4][18]。冬は伊吹おろしという乾燥した冷たい風が吹くなど、太平洋側の特徴も見られる一方、三河地方に比べて晴天の日は少なく、強い冬型の気圧配置になると大雪に見舞われるなど日本海側のような特徴も見られる。これは若狭湾と伊勢湾を結ぶ線が短く、近距離で日本海へ通じており、野坂山地の標高が低く、伊吹山地と鈴鹿山脈が関ケ原で途切れるため、日本海側の気象の影響を受けやすいことによる。2005年12月19日には平成18年豪雪により、名古屋市で1947年2月3日以来、58年ぶりとなる23cmの積雪を記録[19]。さらに、2014年12月18日にも23cmの積雪を記録した[20]。ちなみに名古屋市の最も多い積雪量は、1945年12月19日に記録した49cmである。
| 名古屋市(名古屋地方気象台、標高51.1m)の気候 |
|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
|---|
| 最高気温記録°C (°F) | 21.0 (69.8) | 23.5 (74.3) | 25.8 (78.4) | 30.5 (86.9) | 34.8 (94.6) | 37.9 (100.2) | 39.6 (103.3) | 40.3 (104.5) | 38.0 (100.4) | 32.7 (90.9) | 27.2 (81) | 22.6 (72.7) | 40.3 (104.5) |
|---|
| 平均最高気温°C (°F) | 9.3 (48.7) | 10.5 (50.9) | 14.5 (58.1) | 20.1 (68.2) | 24.6 (76.3) | 27.6 (81.7) | 31.4 (88.5) | 33.2 (91.8) | 29.1 (84.4) | 23.3 (73.9) | 17.3 (63.1) | 11.7 (53.1) | 21.1 (70) |
|---|
| 日平均気温°C (°F) | 4.8 (40.6) | 5.5 (41.9) | 9.2 (48.6) | 14.6 (58.3) | 19.4 (66.9) | 23.0 (73.4) | 26.9 (80.4) | 28.2 (82.8) | 24.5 (76.1) | 18.6 (65.5) | 12.6 (54.7) | 7.2 (45) | 16.2 (61.2) |
|---|
| 平均最低気温°C (°F) | 1.1 (34) | 1.4 (34.5) | 4.6 (40.3) | 9.7 (49.5) | 14.9 (58.8) | 19.4 (66.9) | 23.5 (74.3) | 24.7 (76.5) | 21.0 (69.8) | 14.8 (58.6) | 8.6 (47.5) | 3.4 (38.1) | 12.3 (54.1) |
|---|
| 最低気温記録°C (°F) | −10.3 (13.5) | −9.5 (14.9) | −6.8 (19.8) | −2.1 (28.2) | 2.8 (37) | 8.2 (46.8) | 14.0 (57.2) | 14.4 (57.9) | 9.5 (49.1) | 1.5 (34.7) | −2.7 (27.1) | −7.2 (19) | −10.3 (13.5) |
|---|
| 降水量 mm (inch) | 50.8 (2) | 64.7 (2.547) | 116.2 (4.575) | 127.5 (5.02) | 150.3 (5.917) | 186.5 (7.343) | 211.4 (8.323) | 139.5 (5.492) | 231.6 (9.118) | 164.7 (6.484) | 79.1 (3.114) | 56.6 (2.228) | 1,578.9 (62.161) |
|---|
| 降雪量 cm (inch) | 4 (1.6) | 5 (2) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 0 (0) | 3 (1.2) | 12 (4.7) |
|---|
| 平均降水日数(≥0.5mm) | 6.3 | 7.2 | 9.8 | 10.4 | 10.7 | 12.7 | 13.0 | 9.4 | 11.9 | 10 | 7.0 | 7.5 | 115.9 |
|---|
| 平均降雪日数(≥0cm) | 5.4 | 4.8 | 1.7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2.8 | 14.7 |
|---|
| % 湿度 | 64 | 60 | 58 | 59 | 64 | 71 | 73 | 69 | 70 | 68 | 66 | 66 | 66 |
|---|
| 平均月間日照時間 | 174.5 | 175.5 | 199.7 | 200.2 | 205.5 | 151.8 | 166.0 | 201.3 | 159.6 | 168.9 | 167.1 | 170.3 | 2,141 |
|---|
| 出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年[21]、極値:1890年 - 現在[22]) |
住民基本台帳による人口動態では、名古屋市の人口は令和2年(2020年)を境に減少に転じた[23]。2021年の人口移動報告によると名古屋市への転入超過は1302人で、比較可能な14年以降で最少であった。男性人口に限ると大都市であるにもかかわらず転出超過に陥っている[24]。とりわけ東京志向を背景に関東地方への転出超過が著しく[23]、さらに新型コロナウイルスの流行により郊外志向が強まったことや、外国人労働者が入国できない状況が続いたことが人口減少の要因として挙げられている[24]。
 |
| 名古屋市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 名古屋市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 名古屋市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
名古屋市(に相当する地域)の人口の推移
| 1970年(昭和45年) | 2,036,053人 | | | 1975年(昭和50年) | 2,079,740人 | | | 1980年(昭和55年) | 2,087,902人 | | | 1985年(昭和60年) | 2,116,381人 | | | 1990年(平成2年) | 2,154,793人 | | | 1995年(平成7年) | 2,152,184人 | | | 2000年(平成12年) | 2,171,557人 | | | 2005年(平成17年) | 2,215,062人 | | | 2010年(平成22年) | 2,263,894人 | | | 2015年(平成27年) | 2,295,638人 | | | 2020年(令和2年) | 2,332,176人 | |
|
| 総務省統計局国勢調査より |
名古屋市区割図
(2022年6月現在)
名古屋市は以下の16区で構成されている。
名古屋市の各区| コード | 区名 | 設置日 | 設置理由 | 人口 (人) | 面積 (km2) | 人口密度 (人/km2) | 区の花 | 区の木 |
|---|
| 23101-1 | 千種区 | 1937年(昭和12年)10月1日 | 東区から分区 | 165,765 | 18.18 | 9,118 | アジサイ | ハナミズキ |
| 23102-9 | 東区 | 1908年(明治41年)4月1日 | 区制施行時に設置 | 89,238 | 7.71 | 11,574 | ボタン | モクレン |
| 23103-7 | 北区 | 1944年(昭和19年)2月11日 | 東区と西区から分区 | 160,960 | 17.53 | 9,182 | コスモス | サクラ |
| 23104-5 | 西区 | 1908年(明治41年)4月1日 | 区制施行時に設置 | 152,564 | 17.93 | 8,509 | サクラソウ | ヤナギ |
| 23105-3 | 中村区 | 1937年(昭和12年)10月1日 | 中区と西区から分区 | 143,657 | 16.30 | 8,813 | スイセン | サツキ |
| 23106-1 | 中区 | 1908年(明治41年)4月1日 | 区制施行時に設置 | 106,540 | 9.38 | 11,358 | パンジー | イチョウ |
| 23107-0 | 昭和区 | 1937年(昭和12年)10月1日 | 中区と南区から分区 | 108,791 | 10.94 | 9,944 | ハナショウブ | ハナミズキ |
| 23108-8 | 瑞穂区 | 1944年(昭和19年)2月11日 | 昭和区と熱田区から分区 | 108,529 | 11.22 | 9,673 | サクラ | サクラ |
| 23109-6 | 熱田区 | 1937年(昭和12年)10月1日 | 南区から分区 | 67,449 | 8.20 | 8,225 | ハナショウブ | クロガネモチ |
| 23110-0 | 中川区 | 1937年(昭和12年)10月1日 | 中区と南区から分区 | 216,825 | 32.02 | 6,772 | ハボタン | クロマツ |
| 23111-8 | 港区 | 1937年(昭和12年)10月1日 | 南区から分区 | 139,201 | 45.64 | 3,050 | ハイビスカス | クスノキ・サザンカ |
| 23112-6 | 南区 | 1908年(明治41年)4月1日 | 区制施行時に設置 | 130,295 | 18.46 | 7,058 | ヒマワリ | クスノキ |
| 23113-4 | 守山区 | 1963年(昭和38年)2月15日 | 守山市を編入して設置 | 175,903 | 34.01 | 5,172 | キキョウ | ドングリ |
| 23114-2 | 緑区 | 1963年(昭和38年)4月1日 | 鳴海町を編入して設置 | 247,985 | 37.91 | 6,541 | ミヤコワスレ | カエデ |
| 23115-1 | 名東区 | 1975年(昭和50年)2月1日 | 千種区から分区 | 161,764 | 19.45 | 8,317 | ナデシコ | ケヤキ |
| 23116-9 | 天白区 | 1975年(昭和50年)2月1日 | 昭和区から分区 | 162,398 | 21.58 | 7,525 | マーガレット | キンモクセイ |
- 市域と区の変遷
市境界未定部分のひとつである勅使池北岸付近。
(2018年(平成30年)8月) 名古屋市は市内の区の数と同じ[独自研究?]、16の市町村(11市4町1村)と隣接しており、日本一隣接する市町村が多い自治体となっている[要出典]。
愛知県
- 参考
- 港区天目町の日光川を挟んだ対岸は弥富市海屋であるが、川の水面に蟹江町の区域があるため、厳密には隣接していない。
- 縄文時代
- 大曲輪貝塚や下内田貝塚など、縄文時代前期・晩期を中心とする集落の遺跡が、瑞穂区で発見されたことにより、当時の海岸線が現在の御器所台地などの台地や丘陵の縁に当たる場所まで入り込んでいたことが示された。
- 弥生時代
- 古墳時代
- 飛鳥時代
- 平安時代
源頼朝の生誕地とされる熱田神宮大宮司藤原氏の別邸跡(誓願寺)- その名残が「妙音通」などの地名に残っている。また、当時師長を慕っていた井戸田荘里長の娘が見送った場所で「白菊の琵琶」を贈ったことに由来する伝説が「枇杷島」の地名として残っている。
その他、闇之森八幡社社伝によると、保元の乱で破れた源為朝が伊豆大島に流罪となるが、流刑先の島で出来た子とされる尾頭次郎義次が尾張国愛知郡古渡へ来たとされる。義次は土御門天皇の命により当時紀伊国で暴れていた鬼党を討伐し、古渡一帯の領地を賦与され、「尾頭町」「尾頭橋」などの地名が残っている。またその際に朝廷から「鬼頭氏」の姓も与えられた。
- 鎌倉時代
- 室町時代
- 戦国時代
桶狭間の戦い- 江戸時代
- 明治時代
- 大正時代
 | |  |
| | 空襲後の名古屋市街 |
- 昭和戦前
- 昭和戦後
- 平成
- 令和
- 2019年(令和元年) - 名古屋市は、税収が過去最高となった。税収が過去最高を更新したのは、1997年度以来21年ぶり。企業収益が改善し、過去最高の税収となった[45]。名古屋市は、宅地開発や商業施設のオープンなどで人口が増加し、名古屋市守山区に上志段味小学校が新設された。名古屋市に小学校が新設されるのは、9年ぶり[46]。
- 2020年(令和2年)、名古屋市に日本最大級のPark-PFI事業「Hisaya-odori Park」が開業[50]。
- 11月 - 名古屋市は、「敬老パス」の対象に、名鉄バスと三重交通バスを加える方針を固めた。2022年2月から名鉄バスも「敬老パス」を利用できる様になる。システム改修が間に合えば、三重交通バスも同時期から「敬老パス」を使用できる様になる[51]。
- 12月 - 名古屋市は、日本将棋連盟と協定を締結。愛知県出身の藤井聡太二冠の活躍を受け、名古屋市が将棋の普及のため、「子供たちの練習会の会場として、名古屋市公会堂を半額で貸し出すこと」を将棋連盟に提案し、実現した[52]。
- 2021年(令和3年)
- 2024年(令和6年)
- 2026年(令和8年) - 愛知県と共同でアジア競技大会・アジアパラ大会開催予定。
中部地方政治の中心となる三の丸の官庁街と、中部地方経済の中心のひとつとなる丸の内のオフィス街名古屋市歌(インストゥルメンタル)以下の局、室および16の区役所、その他行政委員会などにより組織される。
- 防災危機管理局
- 総務局
- 財政局
- 市民経済局
- 観光文化交流局
- 環境局
- 健康福祉局
- 子ども青少年局
- 住宅都市局
- 緑政土木局
- 上下水道局
- 交通局
- 病院局
- 消防局
- 区役所(16区、6支所)
- 会計管理者
市議会議員の年収は1455万円(2019年時点)。2011年(平成23年)に800万円まで引き下げられた事もあった[61]。
- 定数:31名
- 任期:2023年(令和元年)4月30日 - 2027年(令和5年)4月29日
| 選挙区 | 氏名 | 会派名 | 備考 |
|---|
| 千種区 (2) | 黒田太郎 | 新政あいち | 党籍は国民民主党 |
| 辻秀樹 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 東区 (1) | 政木理香 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 北区 (2) | 松川浩明 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 井上慎也 | 減税日本 | |
| 西区 (2) | 田中泰彦 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 島袋朝太郎 | 減税日本 | |
| 中村区 (2) | 寺西睦 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 鳴海康裕 | 新政あいち | 党籍は立憲民主党 |
| 中区 (1) | 増田裕二 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 昭和区 (2) | 谷口知美 | 新政あいち | 党籍は立憲民主党 |
| 成田修 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 瑞穂区 (2) | 川嶋太郎 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 高木浩司 | 新政あいち | 党籍は立憲民主党 |
| 熱田区 (1) | 華地山義章 | 新政あいち | 党籍は立憲民主党 |
| 中川区 (3) | 村嶌嘉将 | 新政あいち | 党籍は立憲民主党 |
| 稲本和仁 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 犬飼明佳 | 公明党愛知県議員団 | |
| 港区 (2) | 直江弘文 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 安井伸治 | 新政あいち | 党籍は国民民主党 |
| 南区 (2) | 伊藤辰夫 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 久野哲生 | 新政あいち | 党籍は立憲民主党 |
| 守山区 (2) | 森井元志 | 新政あいち | 党籍は国民民主党 |
| 南部文宏 | 自由民主党愛知県議員団 |
| 緑区 (3) | 松本守 | 新政あいち | 党籍は立憲民主党 |
| 増田成美 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 岡明彦 | 公明党愛知県議員団 | |
| 名東区 (2) | 富田昭雄 | 新政あいち | 党籍は国民民主党 |
| 筒井隆彌 | 県政自民クラブ | 党籍は自由民主党 |
| 天白区 (2) | 須崎幹 | 自由民主党愛知県議員団 | |
| 古林千恵 | 減税日本 | |
中部地方・東海地方を所管する中央省庁の出先機関(地方支分部局)の多くが中区三の丸界隈に置かれている。
名古屋合同庁舎第1号館
(2022年(令和4年)5月)
名古屋合同庁舎第2号館
(2022年(令和4年)5月)
名古屋合同庁舎第3号館
(2014年(平成26年)9月)
JICA中部
(2016年(平成28年)7月)
中部経済産業局総合庁舎
(2014年(平成26年)8月)
産業技術総合研究所中部センター
(2021年(令和3年)4月)
名古屋地方気象台
(2014年(平成26年)8月)
名古屋港湾合同庁舎別館
(2016年(平成28年)4月)
東海財務局
(2022年(令和4年)5月)
名古屋国税総合庁舎
(2014年(平成26年)8月)
自衛隊愛知地方協力本部
(2014年(平成26年)4月)
名古屋法務合同庁舎
(2022年(令和4年)5月)
名古屋高等裁判所
(2022年(令和4年)5月)
名古屋家庭裁判所
(2022年(令和4年)5月)
愛知県警察本部
名古屋市中消防署
名古屋医療センター
名古屋中央郵便局
愛知県図書館- 本部
- 警察署
- 本部
- 消防署
- 愛知県災害拠点病院
- 主な郵便局
- 図書館
- 交流施設
- MICE施設
名古屋市公館
(名古屋迎賓館)
中日本におけるMICE施設の1つである名古屋国際会議場
久屋大通公園にあるシャンゼリゼ委員会との友好提携記念碑名古屋市の姉妹友好提携都市は6国の6都市と結ばれており、さまざまな分野での交流が年間を通して両都市間で活発に行われている。また、各都市からの記念品が名古屋市中区三の丸の名古屋市公館(名古屋迎賓館)地下1階にある国際交流展示室や久屋大通公園で一般公開されている。なお2012年から南京市とは交流を停止している[62]。
- 姉妹都市
- パートナー都市
- その他
- 提携都市
- その他
奥に見えるのは名港トリトン(名港西大橋)名古屋港は日本の主要な国際貿易港(五大港)のひとつであり、2016年度のデータでは[69]、取扱貨物量は国内最大、貿易額においては東京港に次いで2位。黒字幅が大きいのが特徴で輸出額に絞れば約11.7兆円と突出した規模である。
- 友好姉妹港
- 友好港
- 友好交流港
名古屋市を含む4市町にまたがる県営名古屋空港は、アメリカ合衆国ワシントン州のモーゼスレイク市にあるグラント郡国際空港と姉妹空港提携を行っている[70]。
名古屋国際センター
ブラジル銀行名古屋支店- 総領事館[71]
- 領事館
- 名誉総領事館
- 名誉領事館
中日本・中部地方の経済の中心地である。名古屋市を核とする中京圏(名古屋都市圏)の域内総生産は約4,038億ドル(2021年度)であり、これは国内で東京と大阪に次いで3番目、世界で第40番目の規模である[74]。日本三大証券取引所の一角である名古屋証券取引所や名古屋商工会議所・中部経済連合会などの金融商品取引所や経済団体などが存在する。また、中部電力、JR東海、NEXCO中日本、東邦ガスといった中部地方(東海地方)のインフラ系企業及びその関連会社が集積している。
日本最大規模を誇る中京工業地帯を背景とした名古屋港は日本を代表する国際貿易港であり、2018年での取扱貨物量および貿易額は横浜港や神戸港を上回り全国一であった[9]。
2022年度の名古屋市の名目市内総生産は14兆3,904億円である(実質は13兆6874億円)[75]。
名古屋中小企業投資育成などのベンチャーキャピタルも所在し、投資先企業の価値向上を図るなど活発的な経済活動が行われている。近年では、日本の中央部に位置している立地を活かして「グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ(GNI)」のような、域内の産業経済をより世界にオープンなものとし、世界から優れた「企業・技術・人・情報」を呼び込むことを目的とした、行政・産業界・大学・研究機関など官民が一体となって行うプロモーション活動、企業誘致活動などが日本初のモデルプロジェクトとして行われている。
名古屋市の都市開発は高度成長期の1960年代以降、市の外縁部で大きく進んだが、その恩恵を主に受けたのは名東区・天白区などの市東部である[注釈 8]一方、中川区・港区などの市西部は交通網整備・住宅地開発などの都市開発が遅れ、1987年時点では人口増加率・地価上昇率ともに市東部が市西部を著しく上回っていた[注釈 9][76]。また市内の人口分布の中心を示す「人口重心」も初めて区政が敷かれた1908年時点では中区栄三丁目(1988年当時、丸栄百貨店があった付近)に位置していた一方、戦前はまっすぐ南へ移動していき、戦後になると東または南東方向へ移動するようになり、特に1970年から1975年にかけては東進が著しかった[注釈 10][77]。1970年以降は1985年時点まで、市の人口重心は昭和区に位置していた[77]。このことから名古屋の都市構造、および都市発展は東高西低と評されている[76][77]。
市内の大半が宅地、商工業地帯となっているため全般には振るわない。農地の大半は庄内川以西の中川区や港区に立地し、野菜と水稲を栽培し、大消費地に立地するという優位性を生かした地産地消の推進に取り組んでいる。
- 鍋料理に欠かせない白菜の発祥の地である[78]。そのため現在でも白菜の品種名は「野崎白菜二号」や「愛知白菜」など名古屋と関連する名前が多い。
- フキの生産量が全国1位である愛知県東海市をはじめとして、名古屋市西部を中心に食用フキの栽培が盛んである。
- 水産では下之一色町が1955年ごろまで漁港だった。その名残で魚市場が2021年3月まで存在していた[79]。
- 小規模ではあるが、市内の運河や堀川などから出航し、イカナゴ・イワシなどを漁獲する水産業もある。民間の釣り船では名古屋港内でハゼやスズキが釣れる。
豊田市や四日市市などとともに中京工業地帯の中核都市であり、自動車産業、航空宇宙産業、鉄道車両、鉄鋼、特殊鋼、電機、セラミックス産業などが盛んである。名古屋市の製造品出荷額は1991年度には6兆円を超えていたが、本社機能を残して工場が郊外・地方や海外に移転したことにより減少し[7]、2021年度の統計では2兆9,932億円であった[80]。
- 主要な製造業の工場
名古屋駅付近の高層ビル群(2022年)
栄エリアにある大津通のスクランブル交差点(2021年)
名古屋最大のアーケードが広がる大須(2009年)
南部副都心である金山駅周辺(2018年)
西部新都心となるささしまライブ24地区のグローバルゲート(2017年)2021年度の名古屋市の卸売業販売額は約22兆6,045億円で全国で東京都区部・大阪市に次ぐ。また小売業販売額は約3兆2,329億円で東京都区部・大阪市・横浜市に次いで額が大きい[82]。
2000年代に再開発が進み、名駅エリア(名古屋駅周辺)を中心に超高層ビルの建設が急速に進んでいる。2020年代になると古くからの中心市街地である栄エリアにも高層ビル建設が複数計画されている[83]。
栄、名駅、大須、金山などが市外からも広く集客する繁華街となっており、栄と名駅一帯には広大な地下街が広がっている[84]。東部の今池千種エリア、西部のささしまライブ24、南部の金山エリアや北部の大曽根エリアが、乗り換えのターミナルとなったり、新たなオフィス街が形成されるなど、副都心・新都心として発達している。
また、グルメ激戦区として名を馳せており、特有の文化を持った「名古屋めし」などを筆頭にさまざまな料理が集まる。2019年には、ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版[85] が出版されるなど、世界的にも注目が集まっている。
- 栄
- 名駅
- 大須
- 金山
- 主な商業施設
- 上場企業
- その他のおもな企業
- 一般紙
※全国紙は愛知県・岐阜県・三重県[注釈 11]
- スポーツ紙・専門紙
- 通信社
- 地上波テレビ局
※放送対象地域は、NHK名古屋総合・テレビ愛知は県域放送、他は当県、岐阜県、三重県の「東海3県」を放送エリアとする中京広域圏としている。
※放送対象地域は、NHK名古屋第1・第2とCBCラジオ、東海ラジオは当県を含む中京広域圏、NHK名古屋FMとFM AICHI、ZIP-FMは県域放送としている。
名古屋市上下水道局東山配水場東邦ガス(本社:熱田区)-日本四大都市ガスの1つである。また、名古屋財界の有力企業「五摂家」の一社に挙げられる。
- 主要事業所[87]
- 名古屋支社(千種区)
- 星が丘事業所(千種区)
- 北事業所(北区)
- 笠寺事業所(南区)
- 営業所
- 事業所
- 名古屋中央支店(NTT栄ビル)-中区
- 名古屋東支店(NTT覚王山ビル)-千種区
- 名古屋南支店(NTT名古屋港ビル)-港区
- 市外局番
多くの大学が名古屋市内にキャンパスを置く。郊外への移転が著しい時期もあったが、最近では都心回帰も見られる。
- 国立大学
- 公立大学
- 私立大学
- 私立
名古屋国際学園- 国際バカロレア認定校
- ブラジル学校
- 朝鮮学校
- 職業能力開発校
現在、名古屋の空の玄関口は、市南郊の知多半島にある常滑市沖に浮かぶ海上空港中部国際空港(セントレア)と、市北郊の北区・小牧市・西春日井郡豊山町・春日井市にまたがる名古屋飛行場(県営名古屋空港、小牧空港)である。
中部国際空港へのアクセスは、名古屋市南部の鉄道ターミナル駅である金山駅や、JR東海本社ビルと地下通路で連絡している名鉄名古屋駅から空港特急および空港急行が発着している。名鉄名古屋駅と名鉄常滑線・空港線直通特急ミュースカイにより最速28分で結ばれている。また各区の中心駅や郊外名東区藤が丘など、市内各所中心地から中部国際空港へ向かう高速バスも運行されている。
名古屋飛行場とは直接の鉄道アクセスはないが、バス路線と都市高速道路が整備されている。
名古屋市営地下鉄と名古屋市営バスを経営する名古屋市交通局を中心に、鉄道はJR東海、名古屋鉄道(名鉄)、近畿日本鉄道(近鉄)の主要3社が乗り入れている。市の中核を担うターミナル駅としては名古屋駅・栄駅・金山駅がある。
鉄道の代表駅である名古屋駅は、名古屋の旧城下町西部に位置する「笹島」と呼ばれていた湿地を埋め立てた場所に位置している。現在では名古屋市の都心の1つとなっている。東海旅客鉄道(JR東海)名古屋駅の他に名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅、地下鉄・あおなみ線の名古屋駅があるが、それらをまとめて「名古屋駅」、あるいは略されて「名駅」(めいえき)と呼ぶことがある。名駅という呼称は、名古屋駅周辺の行政地名(中村区・西区名駅一丁目から五丁目、中村区名駅南一丁目から五丁目)にもなっている。
名古屋市を構成する16区の主要駅は以下の通り。さまざまな利用の起点・目的点として代表される駅である。太字は区役所最寄駅。
- 名古屋鉄道
- JR東海
- JR東海・JR貨物
- JR貨物
- 名古屋港駅(貨物駅)
- 日本国有鉄道
栄駅(オアシス21バスターミナル)バス路線は市バスのほか、名鉄グループの名鉄バス、近鉄グループの三重交通などが周辺区を中心に路線を運営している。バス利用についても市バスが路線密度の高さからもっとも多くの利用者を集めている。名鉄バス、三重交通バスについては、一部地域での運営にとどまっているが、基幹バスや星ヶ丘駅発着路線など、利用率の高いものもある。
名古屋市営バス(市バス)の大部分が均一運賃の前乗り後降り先払いであるのに対し、名鉄バス・三重交通バスは整理券による区間制運賃で後乗り前降り後払い方式である。市バスでも、名鉄と共同運行する基幹2系統や名古屋ガイドウェイバスに直通するゆとりーとラインでは後乗り前降り後払いの方式をとっている。名鉄バスと三重交通バスの市バス競合区間は市バスと同額の均一運賃である。
代表的なバスターミナルとして、栄地区のオアシス21バスターミナル、名駅地区の名鉄バスセンター・名古屋バスターミナルがあり、多くの中長距離路線バスが乗り入れている。
この他にも地下鉄の主要駅を中心にバスターミナルが設置され、周辺区において地下鉄へのフィーダー輸送の役目を果たしている。
名港トリトンブリッジ
名古屋高速都心環状線名古屋市の大量の交通は卓越した道路網が支えている。碁盤の目のように片側3 - 5車線の道路が走っており、幅広い道路設計により名古屋高速道路を中心部に通すことも容易であった。100m道路と呼ばれる幅員約100メートルの広い道路(久屋大通と若宮大通)は名古屋の自慢にもなっている。なお、一本の道路幅が100メートルなのではなく、上り車線と下り車線および車線間にある20メートルほどの中央分離帯を加えて100メートルと呼んでいる。途中の中央分離帯は公園のようになっており安全に休むことができるため、歩行者は100メートルを一気に渡り切る必要もプレッシャーもない。
日本一ともいわれる広い道路網の原点は、広小路で見られるような江戸時代にあった「万治の大火」後の防火帯としての役割にある[88]。後にくる車社会を見越し、太平洋戦争の戦災復興都市計画に基づいてさらに整備されたものである。この都市計画は大変大胆なもので、空襲により焦土化した市街地に幅員の広い道路を何本も東西南北に通し、市内各所にあった墓地をすべて1か所に集約するというものであった。戦後日本の急速な経済成長により、大胆な都市計画は結実した。この計画の責任者は田淵寿郎技監で、その功績により1966年に「名誉市民」の称号が贈られている。
市内の中心部には環状に名古屋高速都心環状線が走り、外側に名古屋第二環状自動車道が環状に市域を取り巻く。都心環状線以外の名古屋高速道路の各路線が中心部から放射状に延びており、中心部と郊外や他の高速道路とを結ぶ。市東郊外の名東区に東名高速道路の名古屋インターチェンジがあり、都心部の繁華街(栄地区や大須付近)からは名古屋高速道路と名古屋第二環状自動車道を利用すれば15分程度、一般道(愛知県道60号名古屋長久手線など)では渋滞のない状態で30分 - 45分程度となっている。南部の湾岸エリアには伊勢湾岸自動車道が通っている。そのほか、郊外にも名神高速道路、中央自動車道、東海北陸自動車道、知多半島道路などが接続しており、一般道を含め道路インフラの整備が大変進んでいる地域ともいえる。
また、有料高速道路以外にも名四国道、西知多産業道路、名岐バイパスのような複数の高規格バイパスが存在する。
市内を通る高速道路のうち伊勢湾岸自動車道、知多半島道路を除いて料金水準が大都市近郊区間と同じ水準である。
- 幹線部の通り
- 中心部の通り
- 木挽町通
- 皆戸通
- 竪三蔵通
- 中ノ町通
- 御園通
- 堀川東通
- 西大須通
- 常盤通
- 桑名町通
- 長島町通
- 長者町通
- 本町通
- 七間町通
- 呉服町通
- 伊勢町通
- 大須本通
- 門前町通
- 裏門前町通
- 新天地通
- 武平通
- 東栄通
- 前津通
- 西川端通
- 東川端通
- 千代田通
- 七本松通
- 中央線西通
- 京町通
- 上中通
- 魚ノ棚通
- 杉ノ町通
- 伝馬町通
- 袋町通
- 本重町通
- 入江町通
- 三蔵通
- 白川通
- 矢場町通
- 瓦通
- 東陽通
- 花園通
- 大須観音西通
- 赤門明王通
- 赤門通
- 大須観音通
- 万松寺通
- 仁王門通
- 東仁王門通
- 松元通
- 松ヶ枝通
- 宇津木橋通
- 金城埠頭中心部の通り
名古屋市(中川区)の中部運輸局愛知運輸支局から交付されるナンバープレートには、「名古屋」の地名が表示される。これを俗に「名古屋ナンバー」という。1965年3月1日に「愛(知)ナンバー」から「三河ナンバー」が分離されるのを機に変更された。さらに1979年8月6日には「尾張小牧ナンバー」が分離された。2020年時点で「名古屋ナンバー」が交付されている地域は、名古屋市、大府市、東海市、知多市、半田市、常滑市、知多郡、津島市、愛西市、弥富市、あま市、海部郡、豊明市、日進市、長久手市、愛知郡である[89]。
名古屋港名古屋港は宮の渡しで有名だった熱田港が周辺海域の干拓の進展や、浅い水深で近代港湾としての機能を果たせないとの観点から、熱田前新田の沖合いを埋立・浚渫して築港された近代港湾である[90][91]。第2次世界大戦で被害を受けるが、戦後はこの跡地への他工場進出や、地元資本と富士製鐵の合弁の東海製鐵(日本製鉄名古屋製鉄所の前身)が進出するなどして発展した。伊勢湾に面しており、西から弥富市、飛島村、名古屋市港区、東海市、知多市と5つの市町村にまたがる。周辺施設名には「名港」(めいこう)と略して冠する場合が多い。名古屋港に関しては、おもに愛知県内に生産拠点を持ち、多数の自動車を世界各国に輸出するトヨタ自動車工業など大企業が利用するため、戦前から日本を代表する輸出入の拠点であり、また大型船の横付けも可能な港湾設備を持つため、「クイーンエリザベス」などの世界的に有名な豪華客船が寄港することもある。
- 太平洋フェリー
2017年度における名古屋市の観光入り込み客数は4,728万人であり[92]、日本人観光客数に限ると同年度の京都市よりも多い[93]。名古屋市への観光客の約68%が東海地方の居住者であり、関東居住者は約11%、近畿居住者は9%であった[92]。
- 城郭・砦
- 神社
- 寺院
- おもな古墳
- おもな遺跡
- おもな公園
面積2ヘクタール以上の公園を以下に掲載する。面積には都市公園、公園予定区域、その他の公園、住宅都市局都市計画課による公園を含む。(出典:『名古屋市の公園 2020年』)
- その他
- 桜の名所
- 文化施設
- スポーツ施設
中日ドラゴンズのホーム、ナゴヤドーム- 重要文化財(国指定)
- 観音寺多宝塔 - 観音寺(荒子観音)(中川区荒子町)
- 竜泉寺仁王門 - 龍泉寺(守山区竜泉寺)
- 名古屋城西南隅櫓 - 名古屋城内(中区本丸)
- 名古屋城東南隅櫓 - 名古屋城内(中区本丸)
- 名古屋城西北隅櫓 - 名古屋城内(中区本丸)
- 名古屋城表二の門 - 名古屋城内(中区本丸)
- 富部神社本殿 - 富部神社(南区呼続)
- 名古屋城二之丸大手二之門 - 名古屋城内(中区二の丸)
- 名古屋城旧二之丸東二之門 - 名古屋城内(中区本丸)
- 興正寺五重塔 - 興正寺(昭和区八事本町)
- 旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎 - 東区白壁
- 東山植物園温室前館 - 千種区田代町
- 名古屋市庁舎 - 中区三の丸
- 愛知県庁舎 - 中区三の丸
- 名古屋テレビ塔 1基 - 中区錦
- 愛知県指定有形文化財
- 瑞泉寺総門 1棟 - 瑞泉寺(緑区鳴海町)
- 建中寺徳川家霊廟 4棟 - 建中寺(東区筒井)
- 東照宮社殿 2棟 - 名古屋東照宮(中区丸の内)
- 草結庵 1棟 - 日泰寺(千種区法王町)
- 暮雨巷 1棟 - 三菱UFJ銀行(瑞穂区陽明町)
- 無縫塔 1棟 - 長慶寺(守山区小幡中)
- 旧藤山家住宅日本家 1棟 - 龍興寺(昭和区御器所)
- 旧渡辺家書院及び茶室 1件 - 後藤報恩会(昭和区汐見町)
- 日泰寺奉安塔 1基 - 日泰寺(千種区城山新町)
- 服部家住宅 11棟 - 個人所有。
- 伊藤家住宅 5棟 - 個人所有。
- 服部幸平家住宅倉 1棟 - 個人所有。
瑞泉寺総門
(2023年7月)
東照宮社殿(唐門)
(2018年4月)
暮雨巷
(2021年5月)
服部家住宅(井桁屋)主屋
(2022年10月)
服部家住宅(井桁屋)倉
(2022年10月)
伊藤家住宅
(2021年6月)
服部幸平家住宅倉
(2022年10月)
- 名古屋市指定有形文化財
- 宗円寺宝篋印塔 1基 - 宗円寺(昭和区御器所)
- 宝生院開山塔 1基 - 八事霊園内(天白区天白町大字八事)
- 宝生院中興開山印雅上人逆修塔 1基 - 八事霊園内(天白区天白町大字八事)
- 光音寺無縫塔 1基 - 光音寺(北区光音寺町)
- 余芳亭 1棟 - 中区本丸
- 薬草倉 1棟 - 名古屋市立大学薬学部内(瑞穂区田辺通)
- 須弥壇 1具 - 龍潭寺(中川区野田)
- 丹羽家住宅 1棟 - 熱田区神戸町
- 建中寺 総門・三門・鐘楼・御成門 4棟 - 建中寺(東区筒井)
- 鶴舞公園噴水塔 1基 - 鶴舞公園内(昭和区鶴舞)
- 鶴舞公園普選壇 1基 - 鶴舞公園内(昭和区鶴舞)
- 松重閘門 1式 - 中川区山王
- 勝鬘寺 本堂・山門 ・太鼓楼 3棟 - 勝鬘寺(中区栄)
- 岡家住宅 4棟 - 岡啓(緑区有松)
- 井元家住宅 5棟 - 東区橦木町
- 富部神社祭文殿・東廻廊・西廻廊 3棟 - 富部神社(南区呼続)
- 日泰寺大書院鳳凰台 1棟 - 日泰寺(千種区法王町)
- 建中寺本堂・経蔵 2棟 - 建中寺(東区筒井)
- 建中寺開山堂・源正公廟 3棟1基 - 建中寺(東区筒井)
- 揚輝荘 5棟 - 千種区法王町
- 鍋屋上野浄水場 旧第一ポンプ所 1棟 - 千種区宮の腰町
- 東山配水場 旧計量室 1棟 - 千種区田代町
- 本願寺名古屋別院 鐘楼 1棟 - 本願寺名古屋別院(中区門前町)
- 笠覆寺 本堂・多宝塔・仁王門・鐘楼 4棟 - 笠覆寺(南区笠寺町)
- 風信亭 1棟 - 個人所有。
- 旧志水家玄関車寄せ 1棟 - 個人所有。
- 熱田荘 1棟 - 個人所有。
- 小塚家住宅 3棟 - 個人所有。
- 竹田家住宅 9棟 - 個人所有。
建中寺総門
(2021年4月)
建中寺三門
(2021年4月)
鶴舞公園噴水塔
(2021年6月)
鶴舞公園普選壇
(2021年6月)
松重閘門
(2017年11月)
勝鬘寺山門
(2021年8月)
岡家住宅主屋
(2017年7月)
井元家住宅主屋正面
(2022年6月)
本願寺名古屋別院鐘楼
(2022年5月)
笠覆寺本堂
(2022年10月)
旧志水家玄関車寄せ
(2022年10月)
- 国登録文化財
- 重要文化財(国指定)
- 絹本著色仏涅槃図 1幅 - 宝生院(中区大須)
- 紙本著色法華経涌出品 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 絹本著色騎馬武者像(伝足利尊氏像) 1幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 名古屋城旧本丸御殿障壁画 331面 - 名古屋城内(中区本丸)
- 名古屋城旧本丸御殿天井板絵 331面 - 名古屋城内(中区本丸)
- 紙本著色山紅於染図、浦上玉堂筆 1幅 - 愛知県美術館(東区東桜)
- 金地著色秋草鶉図、六曲屏風 1双 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 紙本白描絵因果経(巻第二上断簡) 1巻 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 紙本墨画淡彩富嶽列松図、與謝蕪村筆 1幅 - 愛知県美術館(東区東桜)
- 浦上玉堂筆、・紙本墨画淡彩秋色半分図・紙本墨画淡彩酔雲醒月図・紙本墨画山水図・五言絶句、七十四歳の款記がある 4幅 - 愛知県美術館(東区東桜)
- 紙本墨画淡彩四季山水図、六曲屏風 1双 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 絹本著色千手観音二十八部衆像 1幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 藤原興風像(佐竹本三十六歌仙切) 1幅 - 小牧市小牧
- 紙本著色藤原敏行像(佐竹本三十六歌仙切) 1幅 - 個人所有。
- 紙本著色源宗于像(佐竹本三十六歌仙切) 1幅 - 個人所有。
- 愛知県指定有形文化財
- 茶屋新六交趾渡航図巻 1幅 - 情妙寺(東区筒井町)
- 紙本著色伝織田又六画像(天正三年仁峯賛) 1幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 絹本著色加藤清正画像(慶長十六年日遙賛) 1幅 - 妙行寺(中村区中村町)
- 紙本著色一尊四菩薩画像 1幅 - 妙行寺(中村区中村町)
- 紙本墨画豊干禅師図 1幅 - 円福寺(熱田区神宮町)
- 織田信長公画像 1幅 - 総見寺(中区大須)
- 旧清須城障壁画 4幅 - 総見寺(中区大須)
- 伝虎関師練頂相 1幅 - 総見寺(中区大須)
- 長谷川宗宅筆蘇東坡杜少陵騎馬図 1幅 - 総見寺(中区大須)
- 紙本著色熱田神宮古絵図 11枚 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 増上寺本紙本著色法然上人絵伝(模本) 2巻 - 光明寺(中村区道下町)
- 紙本金箔地著色相応寺襖絵 12面 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 紙本著色四季花鳥図屏風 6曲1双 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 紙本著色築城図屏風 6曲1隻 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 楽々園四季真景図巻(作宋紫岡) 1巻 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 山水図押絵貼屏風 6曲1双 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 渡辺崋山手録、全楽堂日録、客参録、客退紀聞 3冊 - 個人所有。
紙本墨画『豊干禅師図』
(円福寺)
『伝虎関師練頂相』
(総見寺)
- 名古屋市指定有形文化財
- 紙本墨画徳川宗春戯画賛 1幅 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 紙本墨画徳川義直画賛顔回像 1幅 - 大林寺(千種区城山町)
- 絹本彩画滝川忠征像 1幅 - 大林寺(千種区城山町)
- 絹本著色松平忠吉像 1幅 - 性高院(千種区幸川町)
- 絹本著色地蔵菩薩像 1幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 絹本著色尊勝種子曼荼羅図 1幅 - 護国院(北区楠味鋺)
- 絹本著色仏眼曼荼羅図 1幅 - 護国院(北区楠味鋺)
- 紙本著色渡唐天神像 1幅 - 総見寺(中区大須)
- 梨木禽鳥図屏風 2曲1双 - 興正寺(昭和区八事本町)
- 唐人物図屏風 6曲1双 - 興正寺(昭和区八事本町)
- 伊勢参宮図屏風 6曲1双 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 紙本淡彩大石王像徳川義直筆 1幅 - 個人所有。
絹本著色『松平忠吉像』
(性高院)
絹本著色『尊勝種子曼荼羅図』
(護国院)
絹本著色『仏眼曼荼羅図』
(護国院)
紙本著色『渡唐天神像』
(総見寺)
- 重要文化財(国指定)
- 木造観音菩薩坐像及勢至菩薩坐像 2躯 - 七寺(中区大須)
- 木造舞楽面 12面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 木造無住和尚坐像(開山堂安置) 1躯 - 長母寺(東区矢田)
- 木造地蔵菩薩立像 1躯 - 龍泉寺(守山区竜泉寺)
- 木造阿弥陀如来立像 1躯 - 宝勝院(熱田区神戸町)
- 愛知県指定有形文化財
- 木造聖徳太子立像 1躯 - 聖徳寺(熱田区大瀬子町)
- 木造十一面観音菩薩立像 1躯 - 笠覆寺(南区笠寺町)
- 鋳鉄地蔵菩薩立像 2躯 - 観聴寺(熱田区金山)
- 鋳鉄地蔵菩薩立像 1躯 - 青大悲寺(熱田区旗屋)
- 神事面(老爺) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 神事面(壮年男) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 神事面(若人) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 神事面(若人) 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 木造阿弥陀如来坐像 1躯 - 栄国寺(中区橘)
- 名古屋市指定有形文化財
- 木造十一面観世音菩薩立像 1躯 - 成願寺(北区成願寺)
- 木造如来仏頭 1個 - 龍潭寺(中川区野田)
- 木造観音菩薩立像 1躯 - 興正寺(昭和区八事本町)
- 銅造大日如来坐像(総本尊) 1躯 - 興正寺(昭和区八事本町)
- 銅造大日如来坐像 1躯 - 興正寺(昭和区八事本町)
- 木造薬師如来坐像 1躯 - 新福寺(西区名塚町)
- 木造馬頭観音および熱田大明神・天照皇太神立像 3躯 - 龍泉寺(守山区竜泉寺)
- 国宝
- 短刀 銘来国俊 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 短刀 銘 來國光 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 重要文化財(国指定)
- 金銅兵庫鎖太刀 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 菊蒔絵手筥 1合 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 則国 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 宗吉作 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 備州長船兼光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 脇指 銘 長谷部国信 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 宗吉作 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 国友 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 長光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 備州長船重光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 剣 銘 吉光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 短刀 銘 長谷部国信 藤原友吉 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 短刀 銘 国光 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 了戒 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 無銘 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 真行 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 脇差 銘 (葵紋)奉納 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 剣 銘 包利1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 剣 銘 為清 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 元弘三年六月一日 実阿作 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 古神宝類 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 鏡及鏡箱 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 行平作 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 太刀 銘 雲生 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 太刀 銘 国泰 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 古瀬戸黄釉魚波文瓶 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 金銅装唐鞍 1具 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 黒楽茶碗(時雨) 光悦作 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 染分綸子地御所車花鳥文様繍箔小袖 1領 - Jフロントリテイリング史料館(中区栄)
- 刀 無銘 貞宗 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 刀 無銘(吉岡一文字) 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 刀 無銘 伝国俊 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 太刀 銘 備州長船住成家 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 短刀 銘 備州長船住長義 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 短刀 銘 来国光 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 太刀 銘 来国光 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 太刀 銘 備州長船住景光 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 太刀 銘 国行 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 短刀 銘 光包 1口 - 東建コーポレーション(中区丸の内)
- 能装束 4領 - Jフロントリテイリング史料館(中区栄)
- 短刀、銘了戒 1口 - 個人所有。
- 太刀、銘順慶 1口 - 個人所有。
- 刀、銘備前国長船与三左衛門尉祐定為栗山与九郎作之 1口 - 個人所有。
- 太刀、銘備前国友成 1口 - 個人所有。
- 太刀、銘備州長船景光 1口 - 個人所有。
- 太刀、銘近房 1口 - 個人所有。
- 薙刀、銘是介、附鉄はばき 1口 - 個人所有。
- 刀、銘長曽禰興里入道乕徹 1口 - 個人所有。
- 太刀、包次 1口 - 個人所有。
- 愛知県指定有形文化財
- 太刀 友重(越前国) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 直胤(武蔵国) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 守利(備中国) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 行平(豊後国) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 瑞花双鳳文八稜鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 鳥獣花文鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 瑞花双鸞文八稜鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 瑞花唐草双鳥文五花鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 双竜雲文鏡 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 尺八1管 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 大鈴 (天文元年在銘) 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 脇差 長門守藤原氏雲 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 兼武 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 春敲門額 1面 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 古箙 1個 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 鐃鈸 (建武五年在銘) 1揃 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 短刀 銘 長谷部国信 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 短刀 銘 村正 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 太刀 銘 兼房 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 倶利迦羅剣 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 明治天皇御奉幣大判 2枚 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 鋳鉄釣灯籠 1基 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 金銅釘隠 1個 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 荷太鼓 1具 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 鼉太鼓 1具 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 青貝梨子地刳抜文鞍 1背 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 御飯台 5基 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 脇差 無銘 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 脇差 銘 表吉光 裏亀王丸 1口 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 懸仏 1面 - 長栄寺(中区橘)
- 梵鐘 1個 - 笠覆寺(南区笠寺町)
- 銅造十一面観世音並びに六稜式厨子及び古甕 2個 - 笠覆寺(南区笠寺町)
- 南蛮渡り金入り織物紙入 1個 - 総見寺(中区大須)
- 古喚鐘 1口 - 総見寺(中区大須)
- 堆烏・長方形の蓋 1個 - 総見寺(中区大須)
- 打刀拵(水野太郎左衛門拝領) 1口 - 総見寺(中区大須)
- 灰釉魚波文四耳壺 1口 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 陶製瀬戸鉄釉狛犬 1対 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 三尊来迎繍仏 1幅 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 黒漆厨子 千体観音図貼付 1基 - 愛知県美術館(東区東桜)
- 名古屋市指定有形文化財
- 和鏡 2面 - 洲崎神社(中区栄)
- 擬宝珠(旧裁断橋所用) 4基 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 瀬戸、鉄釉狛犬 1個 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 梵鐘 1口 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 刺繍涅槃図 1幅 - 願王寺(西区中小田井)
- 刺繍涅槃図 1幅 - 光明院(中村区名駅)
- 刺繍涅槃図 1幅 - 栄国寺(中区橘)
- 真宗大谷派名古屋別院梵鐘 1口 - 真宗大谷派名古屋別院(中区橘)
- 黒漆葵紋瓜蒔絵懸盤・椀 - 徳川美術館(寄託)(東区徳川町)
- 国宝
- 漢書食貨志第四 1巻 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 琱玉集巻第十二、第十四 2巻 - 東京国立博物館(寄託)(東京都台東区上野公園)
- 古事記、賢瑜筆 3帖 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 翰林学士詩集 1巻 - 宝生院(中区大須)
- 重要文化財(国指定)
- 七寺一切経・黒漆一切経唐櫃(中蓋、内箱共) 3398巻・1556帖・30合 - 七寺(中区大須)・名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 日本霊異記、巻中下 2巻 - 宝生院(中区大須)
- 口遊 1冊 - 宝生院(中区大須)
- 本朝文粋 - 宝生院(中区大須)
- 倭名類聚抄(抄本) 1冊 - 宝生院(中区大須)
- 空也誄 1巻 - 宝生院(中区大須)
- 熊野三山関連資料 - 宝生院(中区大須)
- 熊野三所権現御記文 1巻
- 熊野権現蔵王殿造功日記 2巻
- 熊野三所権現金峯金剛蔵王降下御事 1巻
- 熊野王子眷属 1巻
- 往生伝 - 宝生院(中区大須)
- 続本朝往生伝 1帖
- 拾遺往生伝 3帖
- 後拾遺往生伝 3帖
- 三外往生記 1帖
- 本朝新修往生伝 1帖
- 往生浄土伝 3帖
- 法花経伝 3帖
- 弘法大師伝記類 - 宝生院(中区大須)
- 弘法大師伝 2巻
- 弘法大師伝 1冊
- 弘法大師伝記 1巻
- 弘法大師行化記 1巻
- 高野大師伝 1帖
- 弘法大師御入定勘決記 2帖
- 弘法大師御入定勘決抄 1冊
- 高野口決 1巻
- 将門記残巻 1巻 - 宝生院(中区大須)
- 尾張国解文残巻 1巻 - 宝生院(中区大須)
- 七大寺年表 2巻 - 宝生院(中区大須)
- 宋刊本玉編 1冊 - 宝生院(中区大須)
- 宋刊本新雕雙金 1冊 - 宝生院(中区大須)
- 宋刊本僧史略 1冊 - 宝生院(中区大須)
- 宋刊本広韻、上声 1冊 - 宝生院(中区大須)
- 宋刊本礼部韻略(去声闕) 3冊 - 宝生院(中区大須)
- 宋刊本紹聖新添周易神殺暦等残巻 1巻 - 宝生院(中区大須)
- 紙本墨書扶桑略記 2帖 - 宝生院(中区大須)
- 紙本墨書古事記上巻抄 1巻 - 宝生院(中区大須)
- 後花園天皇宸翰御消息 1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 日本書紀(紙背和歌懐紙) 15巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 色紙墨書妙法蓮華経、巻五 1巻 - 笠覆寺(南区笠寺町)
- 紙本墨書源家長筆熊野懐紙(山河水鳥旅宿埋火) 1幅 - 昭和美術館(昭和区汐見町)
- 紙本墨書宇多院歌合 1巻 - 昭和美術館(昭和区汐見町)
- 紙本墨書永久四年四月四日院北面和歌合 1巻 - 昭和美術館(昭和区汐見町)
- 彩牋墨書三宝絵残巻(八十六枚) 1帖 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 続日本紀(金沢文庫本) 30巻 - 蓬左文庫(東区徳川町)
- 侍中群要(金沢文庫本) 10巻 - 蓬左文庫(東区徳川町)
- 斉民要術(金沢文庫本) 22巻 - 蓬左文庫(東区徳川町)
- 源氏物語(河内本) 23冊 - 蓬左文庫(東区徳川町)
- 論語集解 10冊 - 蓬左文庫(東区徳川町)
- 宋版太平聖恵方(金沢文庫本) 24冊 - 蓬左文庫(東区徳川町)
- 朝鮮版高麗史節要(銅活字本) 35冊 - 蓬左文庫(東区徳川町)
- 無住道暁筆文書 3幅 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 万葉集(紀州本) 20帖 - 昭和美術館(昭和区汐見町)
- 古今和歌集残巻(筋切本) 1帖 - 個人所有。
- 古今和歌集残巻(関戸本) 1帖 - 個人所有。
- 藤原信綱筆懐紙(くれなゐの) 1幅 - 個人所有。
- 明極楚俊墨蹟 1幅 - 個人所有。
- 大鏡 6巻 - 個人所有。
- しょう隠悟逸墨蹟、与友山士思語 1幅 - 個人所有。
- 寸松庵色紙(しらゆきの) 1幅 - 個人所有。
- 愛知県指定有形文化財
- 笠覆寺文書 9巻1帖 - 笠覆寺(南区笠寺町)
- 永享四年連歌懐紙 1綴 - 円福寺(熱田区神戸町)
- 尾張円福寺文書 1巻34通 - 円福寺(熱田区神戸町)
- 景川和尚墨跡 1幅 - 総見寺(中区大須)
- 熱田神宮踏歌祭頌文 2巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 熱田神宮修造勧進状 2巻1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 紺紙金字般若心経 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 極細字法華経 2巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 「熱田太神宮」神号 1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 法華経安楽行品 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 阿弥陀経 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 般若心経 1巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 三位法印常関(三好吉房)書状 1幅 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 法楽歌仙連歌懐紙 1帖 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 寛永十三・四年熱田万句 312帖 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 熱田神宮馬場家文書 8巻 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 「因明三十三過記」紙背文書 24通 - 名古屋市博物館(寄託)(瑞穂区瑞穂通)
- 石山切 1幅 - 個人所有。
- 重要文化財(国指定)
- 愛知県朝日遺跡出土品 2028点 - 埋蔵文化財調査センター(弥富市前々須町)
- 袈裟欅文銅鐸、福井県坂井郡大石村大字井向出土 1口 - 個人所有。
- 愛知県指定有形文化財
- 鉄地金銅張馬具 1具 - 熱田神宮(熱田区神宮)
- 弥生式壺形土器 1個 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 横矧板鋲留短甲 1領 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 三角縁神獣鏡及び六神鏡 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 西浦の条痕文土器 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 弥生時代壺棺 1個 - 個人所有。
- 名古屋市指定有形文化財
- 大須二子山古墳出土品 29件 - 南山学園(昭和区山里町)
- 大須二子山古墳出土品 6件 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 桜田貝塚出土魚形土器 1点 - 個人所有。
- 重要文化財(国指定)
- 交代寄合西高木家関係資料 - 名古屋大学附属図書館(千種区不老町)
- ホジ6014号蒸気動車 大正2年 汽車製造製 1両 - リニア・鉄道館(港区金城ふ頭)
- 愛知県指定有形文化財
- 尾張国絵図 2鋪 - 愛知県図書館(中区三の丸)
- 三河国絵図 4鋪 - 愛知県図書館(中区三の丸)
- 尾張藩領産物帳 4部20冊、紙数1512丁 - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 水野家文書 3巻 - 個人所有。
- 名古屋市指定有形文化財
- 横井也有関係資料 90件(128点) - 名古屋市博物館(瑞穂区瑞穂通)
- 伊藤圭介関係資料 1690点 - 名古屋市東山植物園(千種区田代町)
- 兼松家資料 40件(40点) - 名古屋市秀吉清正記念館(中村区中村町)
- 近江木下家資料 37件(39点) - 名古屋市秀吉清正記念館(中村区中村町)
鶴舞公園正面入口
(2021年6月)
名古屋城跡
(2008年7月)
- 国登録記念物
- 国の特別史跡
- 国の史跡
八幡山古墳
(2007年2月)
大高城跡
(2020年9月)
鷲津砦跡
(2011年9月)
丸根砦跡
(2020年6月)
白鳥塚古墳
(2014年1月)
尾張戸神社古墳
(2014年1月)
中社古墳
(2014年1月)
南社古墳
(2014年1月)
志段味大塚古墳
(2021年4月)
勝手塚古墳
(2008年3月)
東谷山白鳥古墳
(2021年1月)
断夫山古墳
(2015年9月)
- 名古屋市指定史跡
- 千鳥塚 - 千句公園内(緑区鳴海町)
- 刈跡塚(翁塚) - 法蔵寺(西区新道)
- 芭蕉最古の供養塔 - 誓願寺(緑区鳴海町)
- 守山瓢箪山古墳 1基 - 守山区西島町
- 深沢第3号墳 1基 - 個人所有。
- 桜神明社古墳 1基 - 神明社(南区呼続)。
千鳥塚
(2020年8月)
芭蕉最古の供養塔
(2020年6月)
桜神明社古墳
(2021年2月)
- 国の名勝
- 名古屋市指定名勝
名古屋城二之丸庭園
(2021年11月)
旧「年魚市潟」展望地
(2021年5月)
- 国の天然記念物
- 名古屋市指定天然記念物
- 宝珠院のイヌナシ 2本 - 宝珠院(昭和区広路町)
- 大乃伎神社のボダイジュ 1樹 - 大乃伎神社(西区大野木)
- 村上社のクスノキ 1樹 - 八幡社(南区楠町)
名古屋城のカヤ
(2021年11月)
宝珠院のイヌナシ
(2022年3月)
村上社のクスノキ
(2023年6月)
- 名古屋市指定無形文化財
- 催馬楽桜人 - 催馬楽桜人保存会(瑞穂区)
- 志野流香道 - 志野流香道松隠会(西区)
- 名古屋市指定有形民俗文化財
- 戸部の車楽「高砂車」 1両 - 富部神社(南区呼続町)
- 観聴寺月待碑 3基 - 観聴寺(熱田区金山)
- 高橋家伝来医薬器具 1括 - 瑞穂区瑞穂通
- 高針北島大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針北島大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
- 高針東古谷大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針東古谷大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
- 高針西古谷大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針西古谷大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
- 高針前山大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針前山大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
- 高針西山大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針西山大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
- 高針新屋敷大鳥毛馬標及馬具 1式 - 高針新屋敷大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区高針)
- 一社大鳥毛馬標及馬具 1式 - 一社大鳥毛馬標及馬具保存会(名東区貴船)
- 荒子大中脇屋敷馬標及馬道具 1式 - 荒子大中脇屋敷馬標及び馬道具保存会(中川区荒子)
- 荒子西の畑屋敷馬標及馬道具 1式 - 瑞穂区瑞穂通
- 荒子西屋敷馬標及馬道具 1式 - 瑞穂区瑞穂通
- 十王像 14体 - 十王講(名東区陸前町)
- 六地蔵石仏 1基 - 安栄寺(北区志賀町)
- 長久寺庚申塔 1基 - 長久寺(東区白壁)
- 双体地蔵石碑 1基 - 性高院(千種区幸川町)
- 十七夜待供養碑 1基 - 塩田自治会(瑞穂区塩入町)
- 愛知県指定無形民俗文化財
- 桜の棒の手 - 桜の棒の手保存会(南区元桜田町)
- 守山の棒の手 - 守山棒の手保存会(守山区大森・川村)
- 名古屋市指定無形民俗文化財
- 名古屋港筏師一本乗り - 名古屋港筏師一本乗り保存会(港区名港)
- 七所社「きねこさ祭」 - きねこさ祭保存会(中村区岩塚町)
- 中根町「見当流棒の手」 - 中根東八幡社見当流棒の手保存会(瑞穂区中根町)
- 鍋屋上野町「源氏天流棒の手」 - 鍋屋上野町源氏天流棒の手保存会(千種区赤坂町)
- 善進町「真影流棒の手」 - 善進町真影流棒の手保存会(港区入場)
- 猪高町「鷹羽検藤流棒の手」 - 猪高町鷹羽検藤流棒の手保存会(名東区陸前町)
- 平針「木遣り音頭」 - 平針木遣り音頭保存会(天白区平針)
- 高針棒の手 - 高針棒の手保存会連合会(名東区高針)
- 筒井町天王祭の山車行事と神皇車 - 神皇車保存会(東区筒井)
- 筒井町天王祭の山車行事と湯取車 - 湯取車保存会(東区筒井)
- 花車神明社祭の山車行事と二福神車 - 下花車二福神車保存会(中村区名駅)
- 花車神明社祭の山車行事と唐子車 - 内屋敷唐子車保存会(中村区名駅南)
- 花車神明社祭の山車行事と紅葉狩車 - 紅葉狩車保存会(中村区名駅)
- 出来町天王祭の山車行事と鹿子神車 - 西之切奉賛会(東区新出来)
- 出来町天王祭の山車行事と河水車 - 中之切奉賛会(東区出来町)
- 出来町天王祭の山車行事 - 古出来町お祭囃子保存会(東区古出来)
- 若宮祭りの山車行事と福禄寿車 - 若宮八幡社福禄寿車山車保存会(中区栄)
- 牛立天王祭の山車行事と牛頭天王車 - 牛頭天王車山車保存会(中川区牛立町)
- 有松祭りの山車行事と布袋車 - 有松天満社文嶺講(緑区有松)
- 有松祭りの山車行事と唐子車 - 有松天満社文嶺講(緑区有松)
- 有松祭りの山車行事と神功皇后車 - 有松天満社文嶺講(緑区有松)
- 比良祭りの山車行事と二福神車 - 二福神車山車保存会(西区比良)
- 比良祭りの山車行事と湯取神子車 - 湯取神子車山車保存会(西区比良)
- 戸田祭りの山車行事と白山社山車 - 郷土芸能保存会(中川区戸田)
- 戸田祭りの山車行事と神明社山車 - 戸田五之割神明社山車保存会(中川区戸田)
- 戸田祭りの山車行事と八幡社山車 - 八幡社山車保存会(中川区戸田)
- 戸田祭りの山車行事と天神社山車 - 戸田祭りの山車行事と天神社山車保存会(中川区戸田)
- 戸田祭りの山車行事と鈴宮社山車 - 戸田三之割山車保存会(中川区戸田)
- 鳴海表方祭の山車行事と唐子車 - 相原町山車保存会(緑区鳴海町)
- 大森天王祭の山車行事 - 大森天王祭山車奉賛会(守山区大森)
- 鳴海祭(裏方)の山車行事と丹下・北浦・花井・城之下の山車 - 成海神社山車保存会(緑区鳴海町)
- 鳴海祭(表方)の山車行事と作町・根古屋・本街・中嶋の山車 - 作町町内会・根古屋町内会・本町町内会・下中町内会(緑区鳴海町)
- 大森郷祭のオマント行事 - 大森共存会(守山区大森地区)
- 片山神社遺跡 - 東区芳野。
- 味鋺B遺跡 - 北区楠町。
- 志賀公園遺跡 - 北区平手町・西志賀町・中丸町。志賀公園内。
- 平手町遺跡 - 北区平手町。
- 若葉通遺跡 - 北区若葉通・石園町。
- 朝日遺跡 - 西区長先町・中沼町・上橋町・見寄町、清須市。
- 月縄手遺跡 - 西区比良。
- 西志賀遺跡 - 西区貝田町・北区西志賀町。
- 堀越町遺跡 - 西区堀越町・南堀越。
- 伊勢山中学校遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
- 金山北遺跡 - 中区金山。古渡遺跡群を構成する。
- 旧紫川遺跡 - 中区大須。
- 竪三蔵通遺跡 - 中区栄。
- 名古屋城三の丸遺跡 - 中区三の丸。
- 東古渡町遺跡 - 中区金山・熱田区金山町。古渡遺跡群を構成する。
- 富士見町遺跡 - 中区上前津・富士見町・大井町ほか。
- 古沢町遺跡 - 中区伊勢山・金山。古渡遺跡群を構成する。
- 正木町遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
- 村雲小学校南遺跡 - 昭和区村雲町・御器所。
- 聞天閣貝塚 - 昭和区鶴舞。
- 大喜遺跡 - 瑞穂区大喜新町。
- 大喜梅林遺跡 - 瑞穂区大喜町。
- 中根遺跡 - 瑞穂区軍水町。
- 仁所遺跡 - 瑞穂区丸根町・中根町・軍水町。
- 瑞穂遺跡 - 瑞穂区前田町・牧町・豊岡通ほか。
- 高蔵遺跡 - 熱田区高蔵町・外土居町・夜寒町・五本松町・花町ほか。
- 玉ノ井遺跡 - 熱田区玉の井町。
- 森後町遺跡 - 熱田区森後町・玉の井町。
- 市場遺跡 - 南区笠寺町。
- 扇田町遺跡 - 南区桜本町・扇田町。
- 駈上町遺跡 - 南区駈上・菊住。
- 春日野町遺跡 - 南区貝塚町・春日野町・霞町ほか。
- 桜小学校遺跡(旧桜台町遺跡) - 南区桜台。
- 桜台町遺跡 - 南区桜台。
- 桜田貝塚(貝塚町遺跡) - 南区見晴町・貝塚町・呼続町ほか。出土した魚形土器は名古屋市指定有形文化財。
- 桜本町遺跡 - 南区霞町・桜本町・扇田町ほか。
- 下新町遺跡 - 南区笠寺町。
- 曽池遺跡 - 南区呼続・曽池町ほか。
- 東郷梅遺跡 - 南区桜台。
- 本城町遺跡 - 南区本城町。
- 見晴台遺跡 - 南区見晴町・弥生町ほか。
- 六本松遺跡 - 南区霞町・元桜田町。
- 牛牧離レ松古墳 - 守山区城土町。
- 西城遺跡 - 守山区西城。
- 石神遺跡 - 緑区大高町。
- 上ノ山遺跡 - 緑区鳴海町。
- 三王山遺跡 - 緑区鳴海町。
- 城遺跡 - 緑区鳴海町。
- 清水寺遺跡 - 緑区鳴海町。
那古野山古墳
(2021年2月)
一本松古墳
(2016年5月)
瑞穂2号墳
(2016年1月)
白鳥古墳
(2014年11月)
高蔵3号墳
(2021年3月)
高蔵7号墳
(2021年3月)
桜神明社古墳
(2021年2月)
鳥栖八剣社古墳
(2016年4月)
東大久手古墳
(2021年4月)
大塚3号墳
(2021年4月)
小幡茶臼山古墳
(2009年1月)
川東山9号墳
(2021年4月)
東谷山28-A号墳
(2021年1月)
長塚古墳
(2021年3月)
小幡緑地2号墳
(2021年10月)
守山白山古墳
(2018年6月)
斎山古墳
(2021年10月)
鳴海大塚古墳
(2020年8月)
- 集落
- 東二葉町遺跡 - 東区白壁。
- 味鋺B遺跡 - 北区楠町。
- 伊勢山中学校遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
- 金山北遺跡 - 中区金山。古渡遺跡群を構成する。
- 白川公園遺跡 - 中区栄。
- 竪三蔵通遺跡 - 中区栄。
- 名古屋城三の丸遺跡 - 中区三の丸。
- 東古渡町遺跡 - 中区金山・熱田区金山町。古渡遺跡群を構成する。
- 富士見町遺跡 - 中区上前津・富士見町・大井町ほか。
- 古沢町遺跡 - 中区伊勢山・金山。古渡遺跡群を構成する。
- 正木町遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
- 瑞穂グラウンド遺跡 - 瑞穂区汐路町・萩山町・豊岡通。
- 高蔵遺跡 - 熱田区高蔵町・外土居町・夜寒町・五本松町・花町ほか。
- 玉ノ井遺跡 - 熱田区玉の井町。
- 桜台高校遺跡 - 南区楠町・霞町・春日野町・若草町。。
- 桜本町遺跡 - 南区霞町・桜本町・扇田町ほか。
- 曽池遺跡 - 南区呼続・曽池町ほか。
- 戸部町遺跡 - 南区呼続・戸部町。
- 見晴台遺跡 - 南区見晴町・弥生町ほか。
- 小幡遺跡 - 守山区小幡南。
- 海東遺跡 - 守山区上志段味。
- 天白元屋敷遺跡 - 守山区大字中志段味。
- 寺院
- 窯業生産遺跡
- その他
- 集落
- 片山神社遺跡 - 東区芳野。
- 志賀公園遺跡 - 北区平手町・西志賀町・中丸町。志賀公園内。
- 平手町遺跡 - 北区平手町。
- 若葉通遺跡 - 北区若葉通・石園町。
- 尾張元興寺遺跡 - 中区正木。古渡遺跡群を構成する。
- 大喜遺跡 - 瑞穂区大喜新町。
- 仁所遺跡 - 瑞穂区丸根町・中根町・軍水町。
- 瑞穂遺跡 - 瑞穂区前田町・牧町・豊岡通ほか。
- 熱田-B遺跡 - 熱田区伝馬。
- 熱田神宮内遺跡 - 熱田区神宮。
- 高蔵遺跡 - 熱田区高蔵町・外土居町・夜寒町・五本松町・花町ほか。
- 千音寺遺跡 - 中川区富田町大字千音寺・新家。
- 戸田遺跡 - 中川区戸田・戸田明正。
- 見晴台遺跡 - 南区見晴町・弥生町ほか。
- 天白元屋敷遺跡 - 守山区大字中志段味。
- 鳴海廃寺 - 緑区鳴海町。
- 城館
永弘院にある上野城址碑
(2010年5月)
末盛城址碑
(2007年5月)
丹羽長秀屋敷跡碑
(2012年4月)
比良城跡に立つ佐々成政城址碑
(2012年1月)
古渡城址碑
(2005年11月)
下之一色城址碑
(2013年7月)
星崎城址碑
(2009年4月)
守山城址碑
(2011年9月)
大高城址碑
(2020年9月)
砦公園(善照寺砦跡)
(2020年6月)
丹下砦跡付近
(2020年8月)
中島砦跡碑
(2011年9月)
鳴海城跡
(2020年6月)
丸根砦址碑
(2020年6月)
鷲津砦址碑
(2011年9月)
島田城跡
(2020年8月)
- 窯業生産遺跡
- その他
江戸時代、東照宮祭・若宮祭・天王祭を「名古屋三大祭り」と呼び、山車にからくり人形を乗せた「山車からくり」が名古屋城下で曳き回された。しかし、太平洋戦争で山車の大半を失い、現在その面影はほとんど見られなくなっている。なお、名古屋まつりで行われる山車揃は、焼失を免れた名古屋各地の山車が一堂に揃う往年の三大祭ゆかりの行事である。
- ミス名古屋コンテスト
- 1969年から1991年、名古屋市主催のミス・コンテスト「ミス名古屋コンテスト」は23回開催された。受賞者は毎年、姉妹都市のロサンゼルス、シドニーに親善大使として訪問した。才色兼備の未婚女性から代表者を選ぶコンテストであり、1次審査は書類選考、2次審査は面接オーディション、最終の3次審査は公開審査により英語によるスピーチなども行われ語学力も試された。
- スポーツイベント
江戸時代、尾張徳川家の歴代藩主が積極的に芸能を奨励し、"芸どころ"名古屋と呼ばれた[98]。特に徳川光友、徳川宗春、徳川斉荘は、現代につながる名古屋の文化に大きな影響を与えている。
- 茶道
- 名古屋の茶道流派は松尾流がよく知られる。
- 香道
- 志野流が名古屋を中心に全国200か所に教場を開設し、香道の総本山となっている。現在は、ボストンにも教場がある。
- 狂言
- 山脇和泉元宜が尾張徳川家に召し抱えられ和泉流を創設した。現在は狂言共同社がその伝統を守っている。
- 日本舞踊
- 1841年、西川仁蔵が名古屋に移り、1860年に西川鯉三郎を名乗り「名古屋西川流」を創流した。名古屋をどりがよく知られている。
- 尾張萬歳
- 現在の東区矢田町の長母寺の住職であった無住が、村人に法華経を分かりやすく説くために節をつけて教えるようになったのが起源とされる。現在の漫才のルーツともいわれる[99](玉子屋円辰)。
- 都々逸
- 熱田の宮の宿の仲居が歌い始めたのが始まり。
- 剣術
- 柳生新陰流の道統は尾張柳生家に伝わり、現在も名古屋を中心に活動している[100]。
- 居合道
- 夢想流、上泉信綱の孫上泉秀信が開いた居合流派。
「蕉風発祥之地」碑- 蕉風発祥の地
- 松尾芭蕉は現在の名古屋テレビ塔付近で地元の俳人らとともに連句の会を行い、句集『冬の日』をまとめる[101]。これが蕉風の始まりといわれ、蕉風発祥の地の碑が立てられている[101]。また、緑区の千句塚公園には、芭蕉存命中に作られた唯一の直筆の石碑(千鳥塚)がある。
- 漫画喫茶発祥の地
- 名東区で営業していた「ザ・マガジン」が元祖漫画喫茶発祥の店と言われており[102]、名古屋にも多数漫画喫茶が設けられている。
- 伝統工芸品[103]
- オーケストラ
おもなプロオーケストラは以下の通りである。
- その他
また、ロックのサブジャンルに、名古屋系がある。
日本トップリーグ連携機構(JTL)のスポーツなど、数多くのチームが本拠を置いている。
- 男子
- 女子
- 主なスポーツ施設
- 社会人野球
- 練習グラウンドは瀬戸市にグラウンドが所在している。以前は山本球場に存在した。
- 1928年創部の企業チーム。
- 1953年創部の企業チーム。練習グラウンドは大府市に所在している。2020年に三菱重工業の社会人野球の再編により、活動終了。
- 東海地区を中心に居酒屋などの飲食店を経営するジェイプロジェクト(現ジェイグループホールディングス)が2009年に発足させた企業チーム。
- 1949年に企業チームとして創部し、1999年途中からクラブチームとなり、2002年に解散した。
- 1994年に創部し、2007年に解散した企業チーム。
- 1961年に創部し、1998年に解散した企業チーム。
- 1958年に創部し、1967年に解散した企業チーム。
- 2006年創部のクラブチーム。本拠地はBASEBALL ONE名古屋フィールド。
- 2015年創部のクラブチーム。2016年には全日本クラブ野球選手権大会への出場を果たしている。
- サッカー
- 名古屋市を本拠地として活動する社会人サッカーのクラブチーム。Jリーグに将来参加を目指しているチームのひとつでもある。
- 名古屋市港区を本拠地として活動する社会人サッカーのクラブチーム。Jリーグに将来参加を目指しているチームのひとつでもある。
- 名古屋市瑞穂区に本拠地を置くサッカーのクラブチーム。東海社会人サッカーリーグ2部リーグに所属している。
- ホームタウンは名古屋市だが、ホームスタジアムは、豊田自動織機大府グラウンド・阿久比スポーツ村陸上競技場・半田運動公園陸上競技場と知多半島に多い。
- フットサル
- 名古屋市をホームタウンとするフットサルクラブチーム。
- プロレス
- 名古屋市を中心に活動するプロレス団体。DIAMOND HALLで大日本プロレスで名物となっている蛍光灯デスマッチなども行われている。
- 中区千代田三丁目にあるプロレス用リング常設スポーツバー「スポルティーバアリーナ」の経営とプロレス興行を運営する会社。
- 露橋スポーツセンターで旗揚げ戦を開催。東海地方を中心に活動している社会人プロレス団体。
- NHK
- 東海テレビ、フジテレビ系列
- 中京テレビ、日本テレビ系列
- 中部日本放送・CBCテレビ、TBS系列
- 名古屋テレビ・メ~テレ、テレビ朝日系列
- テレビ愛知、テレビ東京系列
「中部地方のご当地ソング一覧」も参照。
- 現在
- 基本的には以下の番組がレギュラー放送されているが、不定期で特番が放送されることがある。
- 過去
など
- 市政広報映像配信システム(8:40 - 17:20まで、市役所西庁舎1Fロビー、各区役所・支所[注釈 14] の待合ロビーで放送)
- 声の広報なごや
- ^『1:3000 名古屋都市計画基本図』「牧野」(昭和40年修正)
- ^『1:3000 名古屋都市計画基本図』「牧野」(昭和40年修正)
- ^『1:2500 名古屋都市計画基本図』「太子」(令和3年測量)
- ^この記録は、2020年8月17日に静岡県浜松市中区(現・中央区)で41.1℃を記録するまでは、政令指定都市における最高気温の最高記録であった。なお、最高気温の記録は、東山丘陵と呼ばれる高台にある名古屋地方気象台の記録であることに留意する必要がある。
- ^『1:2500 名古屋都市計画基本図』「若王子池」(令和3年測量)
- ^『1:2500 名古屋都市計画基本図』「極楽」(令和3年測量)
- ^当初は9月1日に開業予定だったが、台風10号の影響で9月6日に延期された[59]。
- ^両区では丘陵部で区画整理が順調に行われたほか、東名高速名古屋IC開通(1968年)、地下鉄東山線の藤が丘延伸(1969年)など、交通網整備が他地域より先駆けて行われた[76]。
- ^1975年(昭和50年)から1987年にかけての人口増加率は名東区が1.6倍、天白区が1.3倍だった一方、中川区は1.0倍、港区は1.1倍だった[76]。また愛知県地価調査によれば、住宅地の前年比地価上昇率も名東区は20.1%、天白区は6.1%と、それぞれ市内1位・2位の上昇率だった一方、港区・中川区はいずれも1.6 - 1.7%の上昇率にとどまっていた[76]。
- ^戦前は港区・南区内に軍需工場などの大規模工場や住宅が立地していた一方、戦後は守山・名東・天白・緑の東部4区で宅地開発・人口増加が急激に進んだためとされる[77]。
- ^三重県に関しては、朝日・毎日・日経は伊賀市、名張市と熊野市以南を除く地域のみの発行で、読売は伊賀市・名張市を除く地域のみの発行となる(それらの地域は大阪本社管轄)。産経に関しては、産経新聞大阪本社で発行されたものが名古屋市を含む東海3県内にて販売されている。
- ^「新御三家」は他にトヨタ自動車と東海旅客鉄道(JR東海)。「五摂家」のうち、旧東海銀行は経営統合で消滅しており、現在は東邦瓦斯、名古屋鉄道、松坂屋を含む4社。さらに松坂屋は大丸との経営統合でJ.フロント リテイリング、大丸松坂屋百貨店となって本社機能は東京へ移転している。名古屋財界の有力企業については、「愛知|御園座の救済で見えた 五摂家・新御三家 真の実力」『週刊東洋経済』2017年10月28日号/第1特集 地方の名門企業77(2020年3月29日閲覧、ネットでの全文購読は有料)などを参照。
- ^2023年1月4日から千種区役所は仮設庁舎に移転している。仮設庁舎の最寄り駅は東山公園駅。
- ^ただし区役所で日曜窓口が行われる日は、8:40 - 12:00までの放送
|
|---|
| 注: 順位は令和2年国勢調査時の市域人口による。 |
|
| ウィキポータル:アジア |