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吉村達也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吉村 達也よしむら たつや
誕生1952年3月21日
日本の旗日本大阪府
死没 (2012-05-14)2012年5月14日(60歳没)
日本の旗日本東京都千代田区
職業小説家
言語日本語
国籍日本の旗日本
最終学歴一橋大学商学部
活動期間1986年 -2012年
ジャンルミステリー
ホラー
サスペンス
代表作推理作家・朝比奈耕作シリーズ
サイコセラピスト・氷室想介シリーズ
警視庁捜査一課・烏丸ひろみシリーズ
温泉殺人事件シリーズ
デビュー作『Kの悲劇』(1986年)
影響を受けたもの
公式サイトhttp://www.yoshimura-tatsuya.com
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ウィキポータル 文学

(よしむら たつや、1952年3月21日 -2012年5月14日)は、日本小説家男性日本推理作家協会会員[1]

経歴・人物

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(2022年12月)

東京都出身。

東京都立田園調布高等学校を経て、一橋大学商学部入学[2]

1973年(大学4年生)、CBSソニーの入社試験に合格、内定を得る[3]。卒業を待たず、同年9月からアルバイトとしてADの現場業務に携わる[4]。しかし、その年の卒業試験で1科目単位を落とし、留年が決定[5]。会社に報告したところ恩情措置を受けたため、大学生と会社員を兼任することになる[6]。翌1974年4月から正社員になり、引き続きAD業務に従事するが、まもなく直属の上司と人間関係が悪化。事態を知った上層部が介入するも修復不可能だったため、5月31日をもって自らの意志で退社[7]。わずか2ヶ月に満たない入社期間だったため、書籍の著者略歴では記載が省略されている。

1975年4月、大学を卒業後、ニッポン放送に入社、制作部のディレクターを担当する。1977年10月から1978年3月までの半年間には、ディレクターでありながらオールナイトニッポンのパーソナリティを担当していた[8]。その後、編成部に異動。

この頃、妻に勧められて読み始めた森村誠一の推理小説に傾倒、自身でも創作を始める[9]1979年、ミステリー短編を第18回オール讀物推理小説新人賞に応募し、最終候補作に残る。翌年も同賞に応募し、同様に最終候補まで進むが受賞には至らなかった。

1983年9月、フジサンケイグループの系列会社である扶桑社(当時の株式会社リビングマガジン)の書籍部門に出向[10]。編集者としてタレント本の作成を担当し、1985年5月にはタレント本部門編集長に就任[11]。会社員として勤務しながら、第1作目となる長編『Kの悲劇』を執筆し、1986年に扶桑社から単行本として出版。自分の勤務先で自分が書いた本を出すという特異な立場上、本名での出版が憚られたため、この時に限り「杠葉 啓ゆずりは・けい」のペンネームを使用した[12]。出版後、複数の出版社から執筆依頼が来たため、兼業で作家活動を開始。兼業時代は最終的に合計6冊のミステリーを出版した。

その後、タレント本部門編集長と兼任する形で、扶桑社ミステリーの初代編集長に就任[13]1989年末をもって扶桑社を退職し、サラリーマン生活を終了。退社後は、臨時雇いの立場でFM局の音楽番組プロデュースを担当していたが、光文社から小説執筆の依頼が来たこと[14]と、第10回横溝正史賞に応募した長編『ゴーストライター』が最終候補作まで残り、受賞パーティに出席した際に選考委員の夏樹静子森村誠一から励まされたことにより、1990年5月をもって専業作家への転身を決意[15]。そこから数年間は売れない状態が続いたが、朝比奈耕作シリーズの『花咲村の惨劇』が複数回増刷される勢いで売れたことで一躍知名度を上げた。

ノベルズ文庫の書き下ろしを中心に精力的な執筆活動を行い、2009年10月に刊行された『蛍坂』で著作は合計200冊に到達した。

2012年5月14日午前10時34分、進行性胃癌のため東京都千代田区佐々木研究所附属杏雲堂病院で死去[16]。60歳没。亡くなった当日にブログが更新され、「長らくごぶさたしておりました。 突然ですが、私はこの度、死んでしまいました」[17]と自身の死を自ら告知する形式で発表が行われる。このことはネットニュースやラジオ番組[18][19]で取り上げられるなど話題を呼んだ。投稿自体は関係者によるものだが、記事本文は入院中、亡くなる数日前に吉村自ら起草したものであり、更新のタイミング(亡くなった日に更新すること)も本人の希望によるものである[20]

無宗教であり、死後の戒名はつけないこと、入棺時の服装は死に装束ではなく私服にすること、墓には入れず散骨することを希望していた[21]

詰将棋作家でもあり、1996年には『将棋世界』誌において最優秀作品に選ばれた。

作品・作風

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(2022年12月)

デビュー直後は、派手なトリックを用いたミステリー作品を主流としていたが、次第に人間の心理を中心にしたストーリー展開を重視するようになっていった[22]

自身も編集者としての経験があるため、作家の創作姿勢や出版業界の慣習などについて、非常に批評的かつ意識的であり、『ベストセラー殺人事件』のような業界内幕ものも書いている。

「小説の常識に疑問を投げかける」ことに意欲的であり、「作中に事件解決の手がかりとして登場する写真を実際に撮影・作成して添付する」[23]、「ミステリーの解決編にあたるページ全体を着色して演出の一環にする」[24]、「物語のキーアイテムとなる花の香料をページに塗布する」[25]など、小説の表現を文字以外に拡張する手段を模索し、様々な試みを行っていた。特に、意匠家の平木千草と共同で作成した小説『ついてくる 京都十三夜物語』では「小説のカラー化」をコンセプトとし、「全ページをカラー印刷」「本文中に写真を挿入」「文字の色やサイズ、フォントの種類を物語の展開に合わせてその都度変更する」等、大がかりな本作りを行っていた。

急病による早逝のため、朝比奈耕作シリーズの最終作として告知されていた「『新・惨劇の村』5部作」や、全100巻による構想を持って執筆されていた氷室想介シリーズの「魔界百物語」など、当初の構想が果たされないまま中断・未完となっている作品が多数残されている。

著作リスト

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括弧内の数字は執筆順。☆はシリーズ内の連作タイトル。

小説

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単発作品

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  • Kの悲劇 (001) 扶桑社、1986.2 のち角川文庫徳間文庫
    • 「杠葉啓」名義での刊行[26]
  • 創刊号殺人事件 (003) 有楽出版社、1987.7 のち角川文庫
  • エンゼル急行を追え 超能力少女誘拐計画 (006) 中央公論社C★NOVELS、1988.3
  • ゴーストライター (007) カドカワノベルズ、1990.5
    • 『幽霊作家殺人事件』に改題 角川文庫、1997.12
  • 三十三人目の探偵 (010) 角川文庫、1991.1
    • 『ハイスクール殺人事件』に改題 角川文庫、1997.9
  • それは経費で落とそう (036) 角川書店、1992
    • 『「丸の内殺人物語」』に改題
  • [会社を休みましょう]殺人事件 (052) 光文社文庫、1993.9
  • 黒白の十字架 (025) TENZAN NOVELS、1992.6
    • コンテンツに連動する形で、本文が横書きで出版された。ケータイ小説の登場以降は一般的になった様式だが、本作の出版当時は日本の印刷された小説として極めて珍しかった。
    • 完全リメイク版 黒白の十字架 (151) 講談社文庫、2003.6
  • ミステリー教室殺人事件 (067) 光文社文庫、1994.9
  • 一身上の都合により、殺人 (068) 祥伝社、1994.9
  • 私も組織の人間ですから 大人のための恐怖ミステリー (071) 角川書店、1994.11
    • 書き下ろし表題作の中編を加えて『西銀座殺人物語』に改題 (087) 角川文庫、1996.4
  • ダイヤモンド殺人事件 (072) 光文社文庫、1994.12
  • 侵入者ゲーム (089) 講談社、1996.7
  • 定価200円の殺人 (092) 角川mini文庫、1996.11
  • クリスタル殺人事件 (104) 光文社文庫、1997.9
  • 感染列島 パンデミック・イブ (195) 小学館、2008.12
    • 映画『感染列島』のメディアミックスの一環として執筆された映画本編の前日譚。
    • 『感染列島 パンデミック・デイズ』に改題・加筆 小学館文庫、2009.7
  • 蛍坂 (200) ワニブックス、2009.10
    • 『そのカメラで撮らないで』に改題 角川ホラー文庫、2018.12

志垣警部+和久井刑事シリーズ

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  • キラー通り殺人事件 (005) 講談社Jノベルス、1987.9
    • 『キラー通り殺人事件【完全リメイク版】』に完全改稿 (134) 講談社文庫、2002.3
  • 富士山殺人事件 (060) ノン・ノベル(祥伝社)、1994.3 のち光文社文庫
  • 回転寿司殺人事件 (126) ケイブンシャ・ノベルス、2001.6 のち講談社文庫

警視庁捜査一課・烏丸ひろみシリーズ

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  • カサブランカ殺人事件 (002) 廣済堂ブルーブックス、1987.4
    • 『逆密室殺人事件』に改題 角川文庫、1991.5
  • 南太平洋殺人事件 (004) 廣済堂ブルーブックス、1987.8 のち角川文庫
  • トリック狂殺人事件 (014) カドカワノベルズ、1991.5 のち文庫
  • ABO殺人事件 (020) カドカワノベルズ、1992.1
    • 『血液型殺人事件』に完全改稿 (073) 角川文庫、1994.12
  • 「三色の悲劇」シリーズ
    • 薔薇色の悲劇 (037) ジョイ・ノベルス、1992.11
      • 『美しき薔薇色の殺人』に改題 角川文庫
    • 檸檬色の悲劇 (044) ジョイ・ノベルス、1993.4
      • 『哀しき檸檬色の密室』に改題 角川文庫
    • 瑠璃色の悲劇 (050) ジョイ・ノベルス、1993.8
      • 『妖しき瑠璃色の魔術』に改題 角川文庫
  • 「香りの殺人」シリーズ
    • ラベンダーの殺人 (099) 角川mini文庫、1997.5
      • 『富良野ラベンダー館の殺人』に改稿 (164)
    • 嵯峨野白薔薇亭の殺人 (174) 角川文庫、2006.1
  • 怪文書殺人事件 (112) ケイブンシャ・ノベルス、1999.8 のち光文社文庫

OL捜査網シリーズ

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  • OL捜査網 (012) 光文社文庫、1991.4
  • 夜は魔術マジック (023) 光文社文庫、1992

家庭教師・軽井沢純子シリーズ

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  • 算数・国語・理科・殺人 (016) 祥伝社ノン・ポシェット、1991.8 のち講談社文庫、光文社文庫
  • 英語・ガイジン・恥・殺人 (018) 祥伝社ノン・ポシェット、1991
    • 『[英語が恐い]殺人事件』に改題 講談社文庫
  • ピタゴラスの時刻表 (031) 祥伝社ノン・ポシェット、1992.8 のち講談社ノベルス、講談社文庫
  • ニュートンの密室 (034) 祥伝社ノン・ポシェット、1992.10 のち講談社ノベルス、講談社文庫
  • アインシュタインの不在証明 (043) 祥伝社ノン・ポシェット、1993.4 のち講談社ノベルス、講談社文庫

サイコセラピスト・氷室想介シリーズ

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  • 編集長連続殺人-13日目の惨劇- (008) 光文社文庫、1990.7
  • スターダスト殺人物語 (009) カッパ・ノベルス、1990.9
    • 『旧軽井沢R邸の殺人』に改稿 (057) 光文社文庫、1994.2
  • 五重殺+5 (011) カッパ・ノベルス、1991.1
    • 『シンデレラの五重殺』に改題 (064)  光文社文庫、1994.7
  • 六麓荘の殺人 (026) カッパ・ノベルス、1992.6 のち光文社文庫
  • 御殿山の殺人 (041) カッパ・ノベルス、1993.2 のち光文社文庫
  • 金沢W坂の殺人 (053) カッパ・ノベルス、1993.11 のち光文社文庫
  • 小樽「古代文字」の殺人 (069) カッパ・ノベルス、1994.10 のち光文社文庫
  • 能登島黄金屋敷の殺人 (086) カッパ・ノベルス、1996.2 のち光文社文庫
  • 空中庭園殺人事件 (101) 光文社文庫、1997.7
  • 心霊写真―氷室想介のサイコ・カルテ― (130) カッパ・ノベルス、2001.10
    • 『遠隔推理―氷室想介の事件簿』に改題、文庫化
  • 魔界百物語シリーズ(旧)
    • 京都魔界伝説の女 (114) カッパ・ノベルス、1999.11 のち光文社文庫
    • 平安楽土の殺人 (133) カッパ・ノベルス、2002.2 のち光文社文庫
    • 万華狂殺人事件 (161) カッパ・ノベルス、2004.9 のち光文社文庫
      • 百物語」のタイトル通り、全100巻の構想が予告されていたが、3巻まで刊行された段階で中断。後に吉村は、シリーズ執筆中、携帯電話やインターネットの普及による世間の急速なデジタル化が起きたことで、物語の主題としていた「人間の心の歪み」の有り様が大きく変質したと感じ、開始当初に考えていた物語のコンセプトが成立しなくなり、結果として企画が「立ち往生」状態になったと述懐している[27]
  • 魔界百物語シリーズ(新)
    • 妖精鬼殺人事件 (218) 飯塚書店、2011.9 のち角川ホラー文庫
    • 京都魔王殿の謎 (221) 飯塚書店、2011.12 のち角川ホラー文庫
    • 幻影城の奇術師 (223) 飯塚書店、2012.2 のち角川ホラー文庫
    • 殺人者の舞踏会(未刊行)
    • QAZ(未刊行)
      • 旧版同様に全100巻の構想を持ち、5巻までを「SEASON 1」としてタイトルが先に公表されていた[28]。第3巻まで刊行後、作者逝去により中断。第4巻『殺人者の舞踏会』は生前に第1章まで執筆されていたため、『幻影城の奇術師』文庫化の際、巻末に特別収録されている。また、「QAZの正体」「SEASON 1以降に予定していた展開」「物語全体の主題」は本作の編集をつとめた梶原秀夫氏が聞いていたため、同じく文庫版『幻影城の奇術師』に解説としてまとめられている[29]

ラジオディレクター・青木聡美シリーズ

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  • 死者からの人生相談 (015) KKベストセラーズ、1991.7 のち徳間文庫
  • 死者に捧げるプロ野球 (028) 双葉ノベルス、1992.7
    • 『「巨人─阪神」殺人事件』に改題 光文社文庫

推理作家・朝比奈耕作シリーズ

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  • 私が私を殺す理由 (013) トクマ・ノベルズ、1991.4
    • 『「伊豆の瞳」殺人事件』に完全改稿 (055) 徳間文庫、1994.1
  • そして殺人が始まった (017) トクマ・ノベルズ、1991.9
    • 『「戸隠の愛」殺人事件』に完全改稿 (056) 徳間文庫、1994.2
  • 雪と魔術と殺人と (019) トクマ・ノベルズ、1991.12
    • 『「北斗の星」殺人事件』に完全改稿 (059) 徳間文庫、1994.3
  • 「惨劇の村」5部作
    • 花咲村の惨劇 (022) トクマ・ノベルズ、1992.5 のち徳間文庫
    • 鳥啼村の惨劇 (024) トクマ・ノベルズ、1992.6 のち徳間文庫
    • 風吹村の惨劇 (029) トクマ・ノベルズ、1992.7 のち徳間文庫
    • 月影村の惨劇 (030) トクマ・ノベルズ、1992.8 のち徳間文庫
    • 最後の惨劇 (033) トクマ・ノベルズ、1992.9 のち徳間文庫
  • 出雲信仰殺人事件 (042) カドカワノベルズ、1993.3
  • 金閣寺の惨劇 (045) トクマ・ノベルズ、1995.5 のち徳間文庫
  • 銀閣寺の惨劇 (046) トクマ・ノベルズ、1995.5 のち徳間文庫
  • 邪宗門の惨劇 (054) 角川文庫、1993.12 のち徳間文庫、角川ホラー文庫
  • 「惨劇の島」3部作
    • 宝島の惨劇 (062) トクマ・ノベルズ、1994.4 のち徳間文庫
    • 水曜島の惨劇 (063) トクマ・ノベルズ、1994.5 のち徳間文庫
    • 血洗島の惨劇 (074) トクマ・ノベルズ、1995.1 のち徳間文庫
  • 観音信仰殺人事件 (070) カドカワノベルズ、1994.11 のち角川文庫、徳間文庫
  • 銀河鉄道の惨劇 (上・下) (077, 085) トクマ・ノベルズ、1995.7(上)、1996.2(下) のち徳間文庫
  • 私の標本箱 (082) 講談社ノベルス、1995.9
    • 『ベストセラー殺人事件』に改題
  • トワイライトエクスプレスの惨劇 (083) カドカワノベルズ、1995.11 のち角川文庫、徳間文庫
  • 「あずさ2号」殺人事件 (093) カドカワノベルズ、1996.11 のち角川文庫
  • 「富士の霧」殺人事件 (095) トクマ・ノベルズ、1996.12 のち徳間文庫
  • 「長崎の鐘」殺人事件 (100) トクマ・ノベルズ、1997.5 のち徳間文庫
  • 新幹線秋田「こまち」殺人事件 (103) カドカワ・エンタテインメント、1997.8 のち角川文庫
  • 鬼死骸村の殺人 (107) ハルキ・ノベルス、1998.7 のちハルキ文庫、実業之日本社文庫
  • 「四季の殺人」シリーズ
    • 「吉野の花」殺人事件 四季の殺人・春 (108) トクマ・ノベルズ、1999.3 のち徳間文庫
    • 「横濱の風」殺人事件 四季の殺人・夏 (129) トクマ・ノベルズ、2001.9 のち徳間文庫
    • 「鎌倉の琴」殺人事件 四季の殺人・秋 (141) トクマ・ノベルズ、2002.10 のち徳間文庫
    • 「舞鶴の雪」殺人事件 四季の殺人・冬 (149) トクマ・ノベルズ、2003.5 のち徳間文庫
  • 地球岬の殺人 (113) ハルキ・ノベルス、1999.8
  • 天井桟敷の貴婦人 (117) トクマ・ノベルズ、2000.2
  • 「新・惨劇の村」5部作
    • 青龍村の惨劇 (163) トクマ・ノベルズ、2004.12
    • 朱雀村の惨劇 (170) トクマ・ノベルズ、2005.7
    • 白虎村の惨劇 (173) トクマ・ノベルズ、2006.2
    • 玄武村の惨劇(未刊行)
    • 愛の奇蹟(未刊行)
      • この5部作でもって朝比奈耕作シリーズは終結し、今後の刊行は一切無いとしていた[30]。4巻、5巻はタイトルのみ予告されていたが、未刊行のまま作者が逝去し、シリーズは途絶した。編集部によると構想中の段階で、本文は未だ執筆されていなかったという[31]

里見捜査官シリーズ

[編集]
  • 時の森殺人事件(全6巻) 中央公論社C★NOVELS、1992-93 のち中公文庫、ハルキ文庫
    • 時の森殺人事件1 暗黒樹海篇 (021)
    • 時の森殺人事件2 奇人魍魎篇 (027)
    • 時の森殺人事件3 地底迷宮篇 (032)
    • 時の森殺人事件4 異形獣神篇 (035)
    • 時の森殺人事件5 秘密解明篇 (038)
    • 時の森殺人事件6 最終審判篇 (040)
      • 各巻の副題はハルキ文庫からの再刊時につけられた。
      • この小説は、発表時点で「最も長い推理小説」であった。
  • 読書村の殺人 (048) 中央公論社C★NOVELS、1993.7
  • 日本国殺人事件 (098) ハルキ文庫、1997.4

温泉殺人事件シリーズ

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  • 修善寺温泉殺人事件 (039) ケイブンシャ・ノベルス 1992.12 のち講談社文庫
  • 由布院温泉殺人事件 (047) 講談社ノベルス 1993.6 のち講談社文庫
  • 龍神温泉殺人事件 (051) 講談社ノベルス 1993.9 のち講談社文庫
  • 白骨温泉殺人事件 (058) ケイブンシャ・ノベルス 1994.2 のち講談社文庫
  • ランプの秘湯殺人事件 (065) フェミナノベルズ 1994.7 のち講談社文庫
  • 五色温泉殺人事件 (066) 講談社ノベルス 1994.8 のち講談社文庫
  • 知床温泉殺人事件 (075) 講談社ノベルス 1995.3 のち講談社文庫
  • 天城大滝温泉殺人事件 (076) ジョイ・ノベルス 1995.6 のち講談社文庫
  • 猫魔温泉殺人事件 (088) 講談社ノベルス 1996.5 のち講談社文庫
  • 城崎温泉殺人事件 (094) ジョイ・ノベルス 1996.12 のち講談社文庫
  • 金田一温泉殺人事件 (096) 講談社ノベルス 1997.2 のち講談社文庫
  • 鉄輪温泉殺人事件 (105) 講談社ノベルス 1997.10 のち講談社文庫
  • 地獄谷温泉殺人事件 (110) 講談社文庫 1999.6
  • 嵐山温泉殺人事件 (131) 講談社文庫 2001.11
  • 蛇の湯温泉殺人事件 (132) ジョイ・ノベルス 2002.1 のち講談社文庫
  • 十津川温泉殺人事件 (139) ジョイ・ノベルス 2002.7 のち講談社文庫
  • 有馬温泉殺人事件 (140) 講談社文庫 2002.9
  • 霧積温泉殺人事件 (150) ジョイ・ノベルス 2003.6 のち講談社文庫
  • 大江戸温泉殺人事件 (156) ジョイ・ノベルス 2004.2 のち講談社文庫
  • 「初恋の湯」殺人事件 (172) ジョイ・ノベルス 2005.12 のち講談社文庫
  • 伊香保温泉殺人事件 (184) ジョイ・ノベルス 2007.7 のち実業之日本社文庫
  • 京都―宇奈月 トロッコの秘湯殺人事件 (193) ジョイ・ノベルス 2008.9 のち実業之日本社文庫
  • 瀬戸内―道後殺人事件 (198) ジョイ・ノベルス 2009.7 のち実業之日本社文庫
  • 八甲田山殺人事件 (202) ジョイ・ノベルス 2009.12 のち実業之日本社文庫
  • 「人間失格」殺人事件 (205) ジョイ・ノベルス 2010.3 のち実業之日本社文庫
  • 黒川温泉殺人事件 (209) ジョイ・ノベルス 2010.7 のち実業之日本社文庫
  • 青荷温泉殺人事件 (214) ジョイ・ノベルス 2011.1 のち実業之日本社文庫

世界遺産シリーズ

[編集]

「温泉殺人事件シリーズ」の志垣警部と和久井刑事のコンビが登場するシリーズ。

  • 白川郷 濡髪家の殺人 (210) 講談社ノベルス、2010.8
  • 原爆ドームゼロ磁場の殺人 (224) 講談社ノベルス、2012.4

長谷川美枝子+向井明弁護士シリーズ

[編集]
  • 鬼の棲む家 (190) 集英社文庫、2008.4
  • 怪物が覗く窓 (194) 集英社文庫、2008.10
  • コールドケース (197) 集英社文庫、2009.4
  • 悪魔が囁く教会 (201) 集英社文庫、2009.10

歴史ミステリーシリーズ

[編集]
  • 卑弥呼の赤い罠 (206) 集英社文庫、2010.4
  • 飛鳥の怨霊の首 (211) 集英社文庫、2010.10
  • 陰陽師暗殺 (217) 集英社文庫、2011.4
  • 十三匹の蟹 (219) 集英社文庫、2011.10

レイルロードシリーズ

[編集]
  • 鳥取砂丘の青い風 (212) 実業之日本社文庫、2010.11
    • 「全国乗りつぶしレイルロード小説」と銘打った連作シリーズの第1弾。あとがきでは第2弾の刊行を明示していた[32]が執筆されなかった。

警視庁超常犯罪捜査班「チームクワトロ」シリーズ

[編集]
  • 警視庁超常犯罪捜査班 File #1 ミステリオ (222) 角川ホラー文庫、2011.12
  • 警視庁超常犯罪捜査班 File #2 勉教 (225) 角川ホラー文庫、2012.4

ワンナイトミステリー

[編集]
  • 「巴里の恋人」殺人事件 (079) 角川文庫、1995.8
  • 「カリブの海賊」殺人事件 (080) 角川文庫、1995.8
  • 「香港の魔宮」殺人事件 (081) 角川文庫、1995
  • 「倫敦の霧笛」殺人事件 (118) 角川文庫、2000.8
  • 「ナイルの甲虫スカラベ」殺人事件 (120) 角川文庫、2001.1
  • 「シアトルの魔神」殺人事件 (123) 角川文庫、2001.4
  • 「北京の龍王」殺人事件 (128) 角川文庫、2001.8

心理サスペンス

[編集]
  • 京都天使突抜通の恋 (124) 集英社、2001.5 のち集英社文庫
  • やさしく殺して (136) 集英社文庫、2002.4
  • 幻視鏡 (137) 双葉文庫、2002.5
  • 別れてください (142) 集英社文庫、2002.10
  • 第一印象 (143) 双葉文庫、2002.11
  • 夫の妹 (147) 集英社文庫 2003.4
  • しあわせな結婚 (154) 集英社文庫 2003.10
  • 年下の男 (158) 集英社文庫 2004.4
  • セカンド・ワイフ (162) 集英社文庫 2004.10
  • 禁じられた遊び (167) 集英社文庫 2005.4
  • 私の遠藤くん (171) 集英社文庫 2005.10
  • 家族会議 (176) 集英社文庫 2006.4
  • なぜ紫の夜明けに (177) 双葉社、2006.8
  • 可愛いベイビー (179) 集英社文庫 2006・10
  • 危険なふたり (180) 集英社文庫、2007.1
  • ディープ・ブルー (181) 集英社文庫、2007.4
  • 心の旅 (182) 双葉文庫、2007.5
  • ドリーム (185) PHP研究所、2007.8
  • 生きてるうちに、さよならを (186) 集英社文庫、2007.10

マインドミステリー

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  • 孤独 (121)新潮文庫 2001.1
  • ぼくが愛したサイコ (153) ジョイ・ノベルス 2003.9 のち双葉文庫
  • ドクターM殺人事件 (166) ジョイ・ノベルス 2005.4
    • 加筆、内容変更をして『王様のトリック』に改題 双葉文庫、2010.12

ホラー

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  • 初恋 (049) 角川ホラー文庫 1993.7
  • 文通 (061) 角川ホラー文庫 1994.4
  • 先生 (078) 角川ホラー文庫 1995.8
  • 家族の肖像 (084) 中央公論社 1996.2
    • 『踊る少女』に改題 角川ホラー文庫
  • ふたご (090) 角川ホラー文庫 1996.8
  • iレディ (111) 角川ホラー文庫 1999.8
  • ケータイ (115) 角川ホラー文庫 1999.12
  • お見合い (125) 角川ホラー文庫 2001.6
  • 神保家3部作
    • 卒業 (135) 角川ホラー文庫 2002.3
    • 樹海 (144) 角川ホラー文庫 2003.1
    • 時計 (165) 角川ホラー文庫 2005.1
  • オール (138) ハルキ・ホラー文庫、2006.9
  • Black Magic Woman (145) JOY NOVELS (有楽出版社) 2003.1
    • 『黒魔術の家』に改題 角川ホラー文庫
  • かげろう日記 (146) 角川ホラー文庫 2003.3
  • ボイス (148) 角川ホラー文庫 2003.4
  • トンネル (152) 角川ホラー文庫 2003.9
  • スイッチ (155) 角川ホラー文庫 2004.1
  • ついてくる―京都十三夜物語 (122) アミューズブックス 2001.4
    • デザイナーの平木千草との共作。
    • 『ついてくる』に完全改稿、文庫化 (157) 角川ホラー文庫 2004.3
  • ナイトメア (159) 角川ホラー文庫 2004.6
    • 韓国映画『友引忌』のノベライズ。
  • 姉妹―Two Sisters― (160) 角川ホラー文庫 2004.7
    • 韓国映画『箪笥』のノベライズ。
  • ビンゴ (168) 角川ホラー文庫 2005.7
  • グリーン・アイズ (175) 角川ホラー文庫 2006.3
  • 憑依─HYOU・I─ (178) 角川ホラー文庫 2006.9
  • 性格交換 (183) ハルキ文庫 2007.5
  • 携帯フォビア (187) JOY NOVELS 2007.10
  • マタンゴ 最後の逆襲 (188) 角川ホラー文庫 2008.1
  • ケータイ紛失! (189) ハルキ文庫 2008.2
    • 『ケータイをヤバい男に拾われて』に改題 双葉文庫 2022.3
  • 勝手に甦る記憶 (192) ハルキ文庫 2008.6
  • 月のうさぎ (196) 角川ホラー文庫 2009.2
  • 危険なケータイ (199) ハルキ文庫 2009.7
  • ボクサー (203) 角川ホラー文庫 2010.1
  • 赤ずきん (207) 角川ホラー文庫 2010.5
  • ソックリさん (216) 角川ホラー文庫 2011.2
  • ウイニングボール (上・下) (220) ハルキ文庫 2011.11
  • 13の幻視鏡 (227) 角川ホラー文庫 2013.2
    • 生前に書籍化されていなかった12作を収録した短編集。

ナミダ系ホラー

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  • ゼームス坂から幽霊坂 (119) 双葉文庫、2000.9
  • あじゃ@109 (127) ハルキ・ホラー文庫 2001.8

小説以外

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趣味

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  • 王様殺人事件 (091) 毎日コミュニケーションズ、1996.11
  • マジックの心理トリック (169) 角川oneテーマ21、2005.7

精神衛生本

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  • 多重人格の時代―人間関係のピンチを脱する大逆転の発想 (097) PLAY BOOKS(青春出版社)、1997.2
  • がん宣告マニュアル 感動の結論 (102) アミューズブックス 1997.7
    • 『こころのくすり箱―いのちのエピローグ』に改題
  • 正しい会社の辞め方教えます (106) カッパ・ブックス、1998.6

語学

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ビジュアルガイド

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  • 京都瞑想2000 (116) アミューズブックス、2000.1

未分類

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  • その日本語が毒になる! (191) PHP新書、2008.5
  • 脳に効くことわざ (204) ワニブックス【PLUS】新書、2010.2
  • 続・脳に効くことわざ (208) ワニブックス【PLUS】新書、2010.6
  • 秋葉原耳かき小町殺人事件―私たちは「異常者」を裁けるか (215) ワニブックス【PLUS】新書、2011.2
  • ヒマラヤの風にのって 進行がん、余命3週間の作家が伝えたかったこと (226) 角川書店、2012.7
    • 入院中に書かれた原稿と手記を中心とした記録。没後出版。

脚本

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コラム

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  • こころの風景
    • 2005年、朝日新聞に掲載。全5回。書籍収録なし。
  • 怪談より怖い5つのアメージング・ストーリー
    • 朝日新聞社ウェブサイトにて2009年8月6日から同年9月3日にかけて連載[34]。全5回。書籍収録なし。

解説

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  • 内田康夫『「萩原朔太郎」の亡霊』角川文庫、1992.2.25

映像化

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映画

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  • 11037日目の夫婦(2006年、角川映画、主演:西岡徳馬
    • 角川ホラーシネマの第3弾として制作された短編ホラーオムニバス『ラブサイコ』の1編。『ラブサイコ 情炎のホラー』としてDVDソフト化。短編集『踊る少女』収録の同名作品が原作。

テレビドラマ

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テレビ東京

TBS

関連人物

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  • 亀海昌次
    • 徳間文庫・角川文庫を中心に、多くの作品で装幀を担当した。
  • 夏樹静子
    • 吉村が応募して最終候補まで残ったオール讀物推理小説新人賞(18回、19回)で選考委員を担当。第10回横溝正史賞の受賞パーティのスピーチでは、吉村の応募作品を評して「すぐにでもプロになれる」と言及した[36]ことが、吉村に専業作家への転身を決意させるきっかけの1つになった。
  • 森村誠一
    • 吉村は森村誠一作品の愛読者であり、第10回横溝正史賞の受賞パーティに出席した際、初めて森村と対面で会い、激励を受けた[37]。そのことが、夏樹静子のスピーチの言葉とともに、吉村に専業作家への転身を決意させるきっかけになった。デビュー以前から創作活動において多大な影響を受けているため、「(森村は)私にとって恩師であり憧れの人であって、たんなる推理界の先輩といった関係をはるかに超えた特別な存在」[38]であると述べている。著作150冊の節目にあたる作品『霧積温泉殺人事件』は、タイトル通り霧積温泉を主要な舞台とし、西條八十の詩を題材にする等、森村の代表作『人間の証明』へのオマージュとなっている。吉村の葬儀では森村が弔辞を読んだ。

脚注

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  1. ^会員名簿 吉村達也|日本推理作家協会”. 日本推理作家協会. 2025年9月21日閲覧。
  2. ^吉村達也公式ホームページ”. www.yoshimura-tatsuya.com. 2025年9月21日閲覧。
  3. ^吉村達也『脳に効くことわざ』ワニブックス【PLUS】新書、p.215
  4. ^吉村達也『正しい会社の辞め方教えます』カッパ・ブックス、光文社、p.209
  5. ^吉村達也『脳に効くことわざ』ワニブックス【PLUS】新書、p.219
  6. ^吉村達也『脳に効くことわざ』ワニブックス【PLUS】新書、p.222
  7. ^吉村達也『脳に効くことわざ』ワニブックス【PLUS】新書、p.226
  8. ^吉村達也『正しい会社の辞め方教えます』カッパ・ブックス、光文社、p.50
  9. ^吉村達也『霧積温泉殺人事件』収録「あとがきにかえて――私にとって特別すぎる存在」、講談社文庫
  10. ^吉村達也『正しい会社の辞め方教えます』カッパ・ブックス、光文社、p.164
  11. ^吉村達也『正しい会社の辞め方教えます』カッパ・ブックス、光文社、p.169
  12. ^吉村達也『正しい会社の辞め方教えます』カッパ・ブックス、光文社、p.173
  13. ^吉村達也『正しい会社の辞め方教えます』カッパ・ブックス、光文社、p.190
  14. ^吉村達也『正しい会社の辞め方教えます』カッパ・ブックス、光文社、p.224
  15. ^吉村達也『正しい会社の辞め方教えます』カッパ・ブックス、光文社、p.226
  16. ^“「私はこの度、死んでしまいました」 ミステリー作家、吉村達也氏の遺言が話題に”. J-CASTニュース. (2012年5月15日). https://www.j-cast.com/2012/05/15132148.html 2016年6月14日閲覧。 
  17. ^Yoshimura Tatsuya Official WebSite | 吉村達也公式ウェブサイト: 訃報のお知らせ”. www.yoshimura-tatsuya.com. 2025年9月23日閲覧。
  18. ^ニッポン放送のラジオ番組に電話で出演”. noahsbookscolumn.blogspot.com. 2025年9月23日閲覧。
  19. ^ニッポン放送. “秋元康プロデュース 遺言の下書き 〜最期に伝えたいこと〜| AMラジオ1242 ニッポン放送”. www.1242.com. 2025年9月23日閲覧。
  20. ^吉村達也『ヒマラヤの風にのって 進行がん、余命3週間の作家が伝えたかったこと』p.77,角川書店
  21. ^吉村達也『ヒマラヤの風にのって 進行がん、余命3週間の作家が伝えたかったこと』,角川書店
  22. ^「推理小説といえば、とにかくトリックの斬新さが評価の物差しとなりがちですが、ミステリーも小説である以上は、トリックそのものより、ストーリー展開と登場人物の会話に魅力があるかないかが、ほんとうは大切なポイントなのです。トリックの意外性だけで価値が成立しているタイプの推理小説は、再読が利きません。(中略)小説家である以上は、まずはそこです。」(『マジックの心理トリック』p.16-17、角川oneテーマ21、2005.7)
  23. ^『観音信仰殺人事件』、角川文庫
  24. ^「三色の悲劇」シリーズ、角川文庫
  25. ^「香りの殺人」シリーズ、角川文庫
  26. ^Kの悲劇 | 本の総合カタログBooks 出版書誌データベース”. www.books.or.jp. 2025年11月20日閲覧。
  27. ^『妖精鬼殺人事件 魔界百物語1』、角川ホラー文庫、p.394
  28. ^魔界百物語|公式ブログサイト: 「魔界百物語」いよいよスタート!”. 魔界百物語|公式ブログサイト. 2020年7月5日閲覧。
  29. ^『幻影城の奇術師 魔界百物語3』、解説「狂気の伝道師QAZの正体と真相」(梶原秀夫)、角川ホラー文庫
  30. ^吉村達也企画室”. web.archive.org (2004年11月7日). 2019年10月5日閲覧。
  31. ^国立国会図書館. “吉村達也の新・惨劇の村シリーズは5部作のはずだが、図書館には3巻までしかない。続きはないのか。”. レファレンス協同データベース. 2023年7月11日閲覧。
  32. ^吉村達也『鳥取砂丘の青い風』実業之日本社文庫、p.363
  33. ^吉村達也『マタンゴ 最後の逆襲』角川ホラー文庫、p.591
  34. ^asahi.com(朝日新聞社):怪談より怖い5つのアメージング・ストーリー記事一覧 - BOOK”. web.archive.org (2009年9月17日). 2020年6月18日閲覧。
  35. ^有栖川有栖『ミステリ国の人々』p.243,日本経済新聞出版社
  36. ^吉村達也『正しい会社の辞め方教えます』カッパ・ブックス、光文社、p.225
  37. ^「(前略)『いまこの場にいるということは、あなたにとって運をつかんだということだが、その運は油断をするとすぐに逃げていって二度とつかまえられない種類のもの。だから、がむしゃらに頑張らなけれならない』という趣旨の内容だった。それを非常にやさしく、親身な語り口でおっしゃってくださったのだ。(後略)」(『霧積温泉殺人事件』収録「あとがきにかえて――私にとって特別すぎる存在」、講談社文庫)
  38. ^吉村達也『霧積温泉殺人事件』収録「あとがきにかえて――私にとって特別すぎる存在」、講談社文庫

関連項目

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外部リンク

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全般
国立図書館
学術データベース
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