| なんこくし 南国市 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
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| 国 | |||||
| 地方 | 四国地方 | ||||
| 都道府県 | 高知県 | ||||
| 市町村コード | 39204-9 | ||||
| 法人番号 | 5000020392049 | ||||
| 面積 | 125.30km2 | ||||
| 総人口 | 45,203人[編集] (推計人口、2026年1月1日) | ||||
| 人口密度 | 361人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 高知市、香美市、香南市、長岡郡本山町、土佐郡土佐町 | ||||
| 市の木 | ヤマモモ | ||||
| 市の花 | タチバナ | ||||
| 市の鳥 | オナガドリ | ||||
| 南国市役所 | |||||
| 市長 | 平山耕三 | ||||
| 所在地 | 〒783-8501 高知県南国市大埇甲2301番地 北緯33度34分32秒東経133度38分29秒 / 北緯33.57569度 東経133.64147度 /33.57569; 133.64147座標:北緯33度34分32秒東経133度38分29秒 / 北緯33.57569度 東経133.64147度 /33.57569; 133.64147 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
南国市(なんこくし[1])は、高知県の中部に位置する市。県庁所在地の高知市の東に隣接する、県下第二の都市である[2]。1959年(昭和34年)10月1日市制施行[3]。
四国山地が尽きて高知平野が開ける場所に当たり、高知県の空・陸の玄関口となっている。
高知空港があり、鉄道路線は土讃線・とさでん交通・土佐くろしお鉄道が走る。また道路は高知自動車道が走り、北部四国方面からの国道32号と室戸岬方面からの国道55号、徳島方面からの国道195号が交わる交通の要衝である。
しばしば「なんごくし」と誤読されるが、正式な読みは「なんこくし」である[1][4]。市名は「南国市」のほか、「城東市」「嶺南市」「香長市」「後免市」「南海市」の6つの候補の中から選ばれた[5]。南国市合併協議書の「南国市」の「国」に「コク」と記入して総理府(当時)に受理され正式名称となった[4]。「国」を「こく」と読むようにしたのは、「ごく」=「獄」につながるのを避けることも考慮された上だったという[6]。
ただし、南国市に関する計画や、南国市内にある施設には「なんごく」と称するものもあり、一例として高知市や南国市、香美郡の自治体で策定した「なんごく・こうち拠点都市地域基本計画」[7]、高知自動車道の南国サービスエリア(南国SA)などが挙げられる。

北部は四国山地の南端に位置し、自治体域の約半分が山林となっている[8]。また南部は高知平野が広がり、太平洋に面して東西約8キロメートルの海岸線を有する[8]。香南市との境に物部川が北から南に流れ太平洋に注いでいる。また国分川や野中兼山の新田開発によって作られた舟入川が市の中央部を東から西に流れ、高知市で浦戸湾に注いでいる。
五十音順。
| 後免(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録°C (°F) | 21.9 (71.4) | 23.0 (73.4) | 24.7 (76.5) | 28.4 (83.1) | 30.1 (86.2) | 32.9 (91.2) | 37.2 (99) | 37.1 (98.8) | 36.3 (97.3) | 30.9 (87.6) | 27.2 (81) | 22.8 (73) | 37.2 (99) |
| 平均最高気温°C (°F) | 11.5 (52.7) | 12.3 (54.1) | 15.5 (59.9) | 20.0 (68) | 23.9 (75) | 26.2 (79.2) | 29.9 (85.8) | 31.5 (88.7) | 28.9 (84) | 24.4 (75.9) | 19.0 (66.2) | 13.8 (56.8) | 21.4 (70.5) |
| 日平均気温°C (°F) | 6.0 (42.8) | 7.1 (44.8) | 10.5 (50.9) | 15.2 (59.4) | 19.4 (66.9) | 22.5 (72.5) | 26.2 (79.2) | 27.2 (81) | 24.4 (75.9) | 19.3 (66.7) | 13.5 (56.3) | 8.1 (46.6) | 16.6 (61.9) |
| 平均最低気温°C (°F) | 0.8 (33.4) | 2.0 (35.6) | 5.4 (41.7) | 10.3 (50.5) | 14.8 (58.6) | 19.0 (66.2) | 23.0 (73.4) | 23.6 (74.5) | 20.6 (69.1) | 14.6 (58.3) | 8.5 (47.3) | 2.9 (37.2) | 12.1 (53.8) |
| 最低気温記録°C (°F) | −7.1 (19.2) | −7.9 (17.8) | −4.6 (23.7) | 0.1 (32.2) | 5.9 (42.6) | 10.6 (51.1) | 14.4 (57.9) | 16.6 (61.9) | 9.2 (48.6) | 2.9 (37.2) | −1.4 (29.5) | −5.7 (21.7) | −7.9 (17.8) |
| 降水量 mm (inch) | 51.7 (2.035) | 95.1 (3.744) | 153.5 (6.043) | 195.6 (7.701) | 239.3 (9.421) | 316.1 (12.445) | 319.2 (12.567) | 277.8 (10.937) | 335.9 (13.224) | 180.4 (7.102) | 117.2 (4.614) | 77.3 (3.043) | 2,359.1 (92.878) |
| 平均降水日数(≥1.0 mm) | 5.5 | 7.0 | 9.7 | 9.8 | 10.1 | 14.1 | 12.5 | 11.5 | 12.2 | 8.7 | 6.8 | 5.8 | 113.7 |
| 平均月間日照時間 | 183.2 | 171.4 | 191.9 | 201.0 | 201.8 | 137.0 | 176.6 | 208.4 | 166.4 | 180.8 | 165.7 | 178.0 | 2,167.8 |
| 出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
| 出典2:気象庁[10] | |||||||||||||
高知県全体の人口動態と比較すると、人口減少、高齢化は比較的穏やかである。県庁所在地の高知市に次ぐ県内第2位の人口を誇るが、各都道府県内の人口第2位の都市としては全国最少であり、47市区で唯一、市制施行に必要な人口である5万人を下回っている[注 1]。
| 南国市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 南国市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 南国市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
南国市(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
「田村遺跡」をはじめ、田村を中心に遺跡が多数あり、小高い丘陵の山上や山麓に約80基の古墳が残っている[3]。
古代には律令国家のもとで、国衙が比江(ひえ)に置かれ、政治の中心として栄えた[3]。
奈良時代の741年(天平13年)、この地に国分寺が建立され、前後して土佐国府が置かれ、土佐の中心地となった。
平安時代の930年(延長8年)から934年(承平4年)まで、紀貫之が国司(土佐守)として比江に赴任し、『土佐日記』を著した地[3]としても知られる。
中世に入ると、1380年頃に細川頼益が土佐国守護代となり、政治の中心は田村へ移る[3]。
戦国時代には長宗我部氏が本拠地として岡豊城を構えた。長宗我部元親はここを四国統一の足がかりとし、1574年(天正2年)に土佐を平定[3]した。
江戸時代には、土佐藩第2代藩主山内忠義のもとで、家老として活躍した野中兼山は物部川を改修して新田開発を行うとともに、舟入川の水運を交通手段として商業圏を拓くなど開発事業を進め、新しい町を作ったた[3]。その町作りに関わった入植者には年貢・役務を免除(御免)したことから、この町は諸役御免の町「御免町」、のちに「後免町」として、現在に至る町の中心市街地を形成することとなる[3]。
また江戸時代には、からくり技術者・発明家として知られる細川頼直が当地で活躍した[3]。
明治維新以降は、温暖な自然環境を生かして米の二期作と施設園芸を中心に農業が発展した[3]。
第二次世界大戦後は町村合併促進法に基づき、1956年(昭和31年)9月30日付で、後免町、上倉村、瓶岩村、久礼田村、国府村、長岡村が合併して後免町が発足[3]。また同日付で、大篠村、稲生村、十市村、三和村、前浜村、日章村が合併して香長村が発足した[3]。
3年後の1959年(昭和34年)10月1日付で、後免町と香長村および、隣接する野田村、岡豊村、岩村が合併した上で市制施行し、南国市が発足した[3]。いわゆる「昭和の大合併」で発足した市の一つである。
この節の加筆が望まれています。 (2024年11月) |


高知県中央部に位置する南国市は「土佐の稲作発祥の地」と言われ[3]、稲作や野菜栽培などの農業が盛んである。
高知自動車道・高知龍馬空港など、交通インフラが充実していることや、県都・高知市に隣接していることから、企業の進出が活発に行われている。




市の中心となる駅:後免駅
同市は、日本の路面電車が走行する市の中で最も人口が少ない。

