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南備讃瀬戸大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています ご存知の方は加筆をお願いします。2015年12月
南備讃瀬戸大橋

南備讃瀬戸大橋
基本情報
日本の旗日本
所在地香川県坂出市与島町 - 坂出市番の州緑町
交差物件瀬戸内海
建設1978年 -1988年
座標北緯34度21分51秒東経133度49分31秒 / 北緯34.36417度 東経133.82528度 /34.36417; 133.82528
構造諸元
形式3径間連続補剛トラス吊橋
全長1,723m
高さ194m、186m(主塔)
最大支間長1,100m
関連項目
橋の一覧 -各国の橋 -橋の形式
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南備讃瀬戸大橋(みなみびさんせとおおはし)は、瀬戸大橋海峡部最南端の

概要

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全長1723m鉄道道路が走る道路鉄道併用吊橋である。完成時点では日本最長の吊橋であり、また、道路鉄道併用としては世界最長の吊橋であったが[1]、前者は1998年明石海峡大橋の完成で、後者は1997年香港青馬大橋の完成でその座を明け渡している。

三つ子島を挟み北に北備讃瀬戸大橋が連なる2連吊橋(三つ子島側橋台"4A"を共用)となっており、その先には与島がある。内陸側には番の州高架橋が繋がっている。橋桁下は備讃瀬戸南航路で大型タンカーなども往来する。また、橋に隣接して瀬戸大橋記念公園がある。

橋脚と橋台の基礎は、海底を岩盤面まで掘削した上に構築されている。特に番の州側の橋台"7A"と2本の橋脚"5P"、"6P"の基礎は掘削後の水深が32m〜50mという大水深のため、世界で初めて、造船所で製作したケーソンを現地に曳航してきてから沈めてコンクリートを充填し基礎とする「設置ケーソン工法」が用いられた。

北備讃瀬戸大橋と南備讃瀬戸大橋の双方のメインロープが入っている橋台の内部は、南備讃瀬戸大橋のロープが橋台の北側に、北備讃瀬戸大橋のロープが橋台の南側に固定されている。これは、ロープにかかる力が橋台を締める方向になるようにするためである(逆向きだと、橋台を外側へ引っ張るように力がかかり、弱くなる)。

データ

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  • 橋梁形式:3径間連続補剛トラス吊橋
  • 着工:1978年昭和53年)
  • 竣工:1988年(昭和63年)
  • 全長:1,723m
  • 中央径間:1,100m(完成時点で日本最長)
  • 側径間:274m
  • メインケーブルの太さ:直径1.07m
  • 橋脚の高さ
    5P(三つ子島側):194m
    6P(番の州側):186m

関連画像

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  • 南備讃瀬戸大橋の路上
    南備讃瀬戸大橋の路上
  • 南備讃瀬戸大橋をくぐる飛鳥II
    南備讃瀬戸大橋をくぐる飛鳥II

隣接する橋梁

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北備讃瀬戸大橋 -南備讃瀬戸大橋 -番の州高架橋

脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^佐藤健太郎 2014, p. 33、「国道の名所を行く」より

参考文献

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関連項目

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本州四国連絡橋児島・坂出ルート(瀬戸大橋
瀬戸大橋と関連する橋梁
そのほかの建造物
通過する塩飽諸島の島々
関連項目
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