| 十字街停留場 | |
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2025年2月 | |
| じゅうじがい JUJIGAI | |
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| 所在地 | 北海道函館市末広町8-6先、9-15先 |
| 駅番号 | DY20 |
| 所属事業者 | 函館市企業局交通部 |
| 駅構造 | 地上駅(停留場) |
| ホーム | 2面2線 |
| 乗降人員 -統計年度- | 2,098[1]人/日 -2019年- |
| 開業年月日 | 1913年10月30日 |
| 乗入路線 2 路線 | |
| 所属路線 | 函館市電本線 |
| キロ程 | 1.3km(函館駅前起点) 湯の川より7.8 km |
◄DY19魚市場通 (0.5 km) (0.6 km)末広町 D21► | |
| 所属路線 | 函館市電宝来・谷地頭線 |
| キロ程 | 0.0 km(十字街起点) |
(0.4 km)宝来町 Y24► | |
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十字街停留場(じゅうじがいていりゅうじょう)は、北海道函館市末広町[2]にある、函館市企業局交通部(函館市電)の停留場である。駅番号はDY20。
元町西部地区に一番近い電停であり、イベント開催時は無線機を携帯した運行指令員が配置されるほか、乗車整理員が乗客案内や料金の収受を行う。2系統と5系統の乗り換え停留所に指定されている。ただし、函館バスへの乗り継ぎ指定停留所は設定されていない[2]。
十字街の交差点には、過去使用されていた操車塔が保存されている(十字街旧路面電車操車塔)。本体は高さ5.4メートル、直径1.9メートルの鉄筋コンクリート製で、形状から「キノコ」や「丸小屋」と呼ばれた[6]。
1938年(昭和13年)8月、分岐器の手動電動化に伴い旧・北洋銀行末広町支店の前に建てられ、1974年(昭和49年)に完全電動化により無人化。内部に制御器が設置され1995年(平成7年)6月まで使用。同年7月に道路拡幅工事に伴い一時撤去。同年9月にアクロス十字街前に移設され保存されている[7][6]。
函館市電にはかつて、五稜郭公園前・ガス会社前(廃止)・松風町・函館駅前・宝来町にも転轍機のある分岐があったが、現在は駒場車庫の入出庫用の他は当停留場に残されているのみである。
トミーテックのキャラクターコンテンツ、鉄道むすめの松風かれん(運転士)の「かれん」は、かつて当停留場で使われていた、ネーミングライツによる副停留場名(明治館・赤レンガ倉庫群前)より採られた。