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六畳の生涯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
六畳の生涯
作者松本清張
日本の旗日本
言語日本語
ジャンル小説
シリーズ黒の図説」第5話
発表形態雑誌連載
初出情報
初出週刊朝日1970年4月3日 -7月10日
出版元朝日新聞社
挿絵田代光
刊本情報
刊行『生けるパスカル』
出版元光文社
出版年月日1971年9月25日
装幀伊藤憲治
挿絵堀文子
ウィキポータル 文学ポータル 書物
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六畳の生涯』(ろくじょうのしょうがい)は、松本清張小説。「黒の図説」第5話として『週刊朝日』に連載され(1970年4月3日号 - 7月10日号)、1971年9月に中編集『生けるパスカル』収録の一作として、光文社カッパ・ノベルス)から刊行された。

1987年にテレビドラマ化されている。

あらすじ

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来年80歳になる志井田博作は、かつて長野県内の開業医であったが、今は東京の息子夫婦のもとに同居している。が、やはり医者となった息子の正夫は仕事が忙しく、嫁の望子とは話が合わずで、最近は裏側の六畳間に引っ込んでいた。看護婦の久富千鶴子も気取った体裁屋で、博作とは気が合わなかった。家政婦の吉倉トミが来るようになると、望子は博作の世話を彼女に委ねた。34歳のトミはこまめでよく気のつく女であった。一人で寝起きしている博作は、トミのやくざな亭主の話を聞いているうちに、彼女を口説き始める。

トミは以前の手伝い先の家から求められ、一週間志井田家から離れることになった。博作はトミを求めて家を抜け出し、彼女の行き先、さらに実家を探索し始めた。トミの虜になった博作は、彼女を獲得した上での新生活を夢見るようになる。志井田医院でのひそかな企みが始まっていた…。

エピソード

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  • 文芸評論家の進藤純孝は、本作を「読み方で妙味の限りなく出てくる作品」と評している[1]

テレビドラマ

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松本清張サスペンス
六畳の生涯
ジャンルテレビドラマ
原作松本清張『六畳の生涯』
脚本大野靖子
監督富本壮吉
出演者植木等ほか
製作
制作読売テレビ
セディック
霧企画
放送
放送国・地域日本の旗日本
放送期間1987年11月26日
放送時間21:02 - 22:51
放送枠木曜ゴールデンドラマ

特記事項:
第25回ギャラクシー賞奨励賞受賞作品
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松本清張サスペンス・六畳の生涯」。1987年11月26日読売テレビ制作・日本テレビ系列の「木曜ゴールデンドラマ」枠(21:02 - 22:51)にて放映。第25回ギャラクシー賞奨励賞受賞作品。視聴率25.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)[2]

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関連項目
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脚注・出典

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  1. ^角川文庫版『生けるパスカル』(1974年10月)巻末の進藤による解説参照。
  2. ^林悦子『松本清張映像の世界 霧にかけた夢』(2001年、ワイズ出版

外部リンク

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読売テレビ制作・日本テレビ系列木曜ゴールデンドラマ
前番組番組名次番組
娘の結婚
(原作:芝木好子
(1987.11.19)
松本清張サスペンス
六畳の生涯
(1987.11.26)
愛が見えるとき
(1987.12.3)
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