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六甲ランドAOIA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
六甲ランドAOIA
施設情報
管理運営六甲環境計画
面積12ha
開園1991年7月1日
閉園1995年
所在地兵庫県神戸市東灘区向洋町中9丁目
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六甲ランドAOIA(ろっこうランドアオイア)は、かつて兵庫県神戸市東灘区六甲アイランドにあったレジャー施設である。セゾングループの六甲環境計画(現在は解散。西洋環境開発の子会社)が経営していた。

概要

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セゾングループが総事業費830億円を投じたレジャー施設で、1993年に全面開業する計画であった[1]神戸新交通六甲アイランド線(六甲ライナー)のマリンパーク駅から至近距離に位置し、交通の便は良く、1991年7月に第1期施設が完成[1]ダチョウ倶楽部がCMキャラクターを務め、映画『大失恋。』のロケ地としても使用された。第3期施設まで営業を開始したものの、1995年1月17日の阪神・淡路大震災で営業中の施設は破壊され、ホテル建設は凍結、全面的な営業停止となった[1]

1997年4月には、西洋環境開発、西武百貨店などセゾングループ数社を相手取り、大林組などゼネコン4社が未払いの工事代金407億円の支払いを求めて東京地裁に提訴した[1]。大林組などは、セゾングループ数社は六甲環境計画の連帯保証人であり、これまで代金支払いを求めてきたが、セゾン側が支払いを拒んだため、法的手段に訴えた[1]。一方、六甲環境計画の事実上の母体である西洋環境開発は、「AOIA」プロジェクトは建設4社との共同事業と認識しており、それぞれが応分に負担すべきで、一方的な提訴は遺憾だとした[1]。こうした中、跡地については、1998年に神戸市がセゾン側の契約不履行を理由に、違約金を差し引いた1㎡あたり13万円強で買い戻している[2][3]

跡地活用

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2000年11月、市は買い戻した跡地12haのうち、南西部の約3.1haについて、神戸国際大学に売却、賃貸することを決定。2002年に同大は垂水区から全面移転した[4]。また2012年には北西側に高羽六甲アイランド小学校も開校し、マンションが建つなどしている[3]

施設

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(2025年11月)

1991年7月1日に第1期として、ウォータースライダースーパーフーパー」を備えたプールゾーン「スプラッシュガーデン」がオープンした。ウォータースライダーは50本(世界最大)、周りを流れるプールは全長740m(日本最長)という大規模なものであった。その後1992年に屋内遊園地ゾーン「ダイナヴォックス」、1993年に屋外遊園地ゾーン「ダイナバーン」が相次いでオープン。運河キャナル&オーシャンロック」やヨットハーバーも備え、運河では遊覧船「キャナルクルーズ」も運航。リゾートホテル「ゲートハウス」の設置も計画されたが、セゾングループの経営危機もあり、着工に至らず、結果的に実現しなかった。

5,000円という高額の入場料ながらも、1994年には年間200万人も訪れ[3]、関西を代表する人気プールおよび遊園地だったが、阪神・淡路大震災で壊滅的被害を受け、復興には莫大な費用を要することが判明したため営業再開を断念、被害を受けたそのままの姿で放置されたまま閉鎖され、運営会社の六甲環境計画とその親会社の西洋環境開発も廃業した。

跡地は解体・整地され、運河も埋め立てられたが、イルミネーション機能を搭載した観覧車「ワンダーホイール」やメリーゴーランドジェットコースターなど「ダイナバーン」の一部のアトラクションは、市内の「モザイクガーデン」に移設され、同施設が2013年に『神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール』となってからも、観覧車のみリニューアルの上で「モザイク大観覧車」として現存している。立体駐車場はそのまま放置されていたが、2005年にマリンパーク駅の目の前に、レジャープール『デカパトス』(神戸市が建設し、運営をヤマハ発動機に委託)がオープンした際、駐車場として活用されたが、のちに再び閉鎖。デカパトスの駐車場は裏側の空き地を整地して使用している。

脚注

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  1. ^abcdef「ゼネコン4社 神戸のAOIA「工費未払い」でセゾングループ提訴」『日経流通新聞』1997年4月29日 5頁
  2. ^「旧セゾンから買い戻し、六甲アイランドプール跡地 神戸市が売却へ」『日経産業新聞』2007年1月19日 21頁
  3. ^abc六アイ「幻のテーマパーク」跡地を利用へ 神戸市が集客施設事業者を公募”. 神戸新聞NEXT (2022年8月1日). 2025年11月7日閲覧。
  4. ^「六甲アイランド「AOIA」跡地 神戸国際大へ売却 2002年に全面移転計画」『読売新聞』大阪朝刊 2000年11月14日 34頁

外部リンク

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