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入江陵介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
入江陵介
2012年のロンドンオリンピック
選手情報
フルネーム入江陵介
国籍日本の旗日本
泳法背泳ぎ
所属イトマン東進
生年月日 (1990-01-24)1990年1月24日(35歳)
生誕地大阪府の旗大阪府大阪市天王寺区
身長178 cm
体重64kg
血液型A型
獲得メダル
競泳
日本の旗日本
オリンピック
2012 ロンドン男子200m背泳ぎ
2012 ロンドン男子400mメドレーリレー
2012 ロンドン男子100m背泳ぎ
ユニバーシアード
2009 ベオグラード男子100m背泳ぎ
2009 ベオグラード男子200m背泳ぎ
2009 ベオグラード男子400mメドレーリレー
2011 深圳男子50m背泳ぎ
2011 深圳男子200m背泳ぎ
2011 深圳男子400mメドレーリレー
世界水泳選手権
2009 ローマ男子200m背泳ぎ
2011 上海男子200m背泳ぎ
2011 上海男子100m背泳ぎ
2013 バルセロナ男子400mメドレーリレー
世界短水路選手権
2014 ドーハ男子100m背泳ぎ
2018 杭州男子400mメドレーリレー
セッテコリ杯
2012 ローマ男子100m背泳ぎ
2012 ローマ男子200m背泳ぎ
パンパシフィック水泳選手権
2014 ゴールドコースト男子100m背泳ぎ
2014 ゴールドコースト男子200m背泳ぎ
2014 ゴールドコースト男子400mメドレーリレー
2018 東京男子100m背泳ぎ
2018 東京男子200m背泳ぎ
2018 東京男子400mメドレーリレー
2018 東京混合400mメドレーリレー
2010 アーバイン男子200m背泳ぎ
アジア競技大会
2006 ドーハ男子200m背泳ぎ
2010 広州男子100m背泳ぎ
2010 広州男子200m背泳ぎ
2010 広州男子400mメドレーリレー
2014 仁川男子100m背泳ぎ
2014 仁川男子200m背泳ぎ
2010 広州男子50m背泳ぎ
2014 仁川男子50m背泳ぎ
2014 仁川男子400mメドレーリレー
2018 ジャカルタ男子50m背泳ぎ
2018 ジャカルタ男子100m背泳ぎ
2018 ジャカルタ男子200m背泳ぎ
2018 ジャカルタ男子400mメドレーリレー
2018 ジャカルタ混合400mメドレーリレー
2022 杭州男子100m背泳ぎ
2022 杭州混合400mメドレーリレー
2022 杭州男子50m背泳ぎ
2022 杭州男子400mメドレーリレー
東アジア大会
2009 香港男子50m背泳ぎ
2009 香港男子100m背泳ぎ
2009 香港男子200m背泳ぎ
2009 香港男子400mメドレーリレー
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東京辰巳国際水泳場(2020年2月16日撮影)

入江 陵介(いりえ りょうすけ、1990年1月24日 - )は、日本競泳の選手である。「イトマン東進」所属。2012年ロンドンオリンピック100m背泳ぎ銅メダリスト、200m背泳ぎ銀メダリスト、400mメドレーリレー銀メダリスト。マネージメントはアミューズ

来歴

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  • 1990年、0歳のベビースイミングから水泳を始める。小学2年生から兄・晋平が通うイトマンスイミングスクール玉出校に通い始め、中学に入ってから本格的に背泳ぎに転向。
  • 2005年3月4日、中学卒業直前に100メートルと200メートルの背泳ぎ 2種目で日本中学記録(当時)を樹立。
  • 2005年、高校1年で高校総体の200メートル背泳ぎで優勝。
  • 2006年4月、日本選手権で、200メートル背泳ぎで日本高校新記録(当時)を樹立。
  • 2006年8月カナダのビクトリアで行われたパンパシ水泳で、200メートル背泳ぎを4位で泳いだ。
  • 2006年12月ドーハで行われたアジア大会で、男子200メートル背泳ぎで優勝。
  • 2007年1月28日兵庫県で開催された「KONAMI OPEN 2007」で、男子200メートル背泳ぎで日本高校新記録(当時)を樹立。
  • 2007年4月、日本選手権で、200メートル背泳ぎを高校新記録(当時)で初優勝。
  • 2007年11月24日、イトマン招待で、400メートルメドレーリレー第一泳者として男子100メートル背泳ぎの高校新記録(当時)を樹立。
  • 2008年1月27日、兵庫県で開催された、「KONAMI OPEN 2008」で、男子200メートル背泳ぎで自身初のアジア・日本新記録(当時)を樹立。
  • 2008年4月19日日本選手権水泳競技大会男子200メートル背泳ぎで派遣標準記録を突破して優勝した為、北京オリンピックへの出場が内定。
  • 2008年6月7日、ジャパンオープン男子200メートル背泳ぎで「KONAMI OPEN 2008」で樹立したアジア・日本新記録(当時)を更新。
  • 2008年8月15日北京オリンピック男子200メートル背泳ぎで5位入賞。
  • 2008年11月、短水路ワールドカップ200メートル背泳ぎで3連勝し、全てのレースで日本記録を更新[1]
  • 2009年1月25日、兵庫県で開催された、「KONAMI OPEN 2009」で、男子200メートル背泳ぎで二年連続のアジア・日本新記録(当時)を樹立。
  • 2009年2月21日、ジャパンオープン男子200メートル背泳ぎの短水路日本新記録(当時)を樹立。
  • 2009年4月、日本選手権50メートル・100メートル背泳ぎで苦手な短距離で宮下純一の持っていた日本記録をともに破ったが、同じレースを泳いだ古賀淳也に上を行かれ、いずれも2位に終わった。得意の200メートル背泳ぎでは自身の持つ日本新記録(当時)を樹立し、この種目3連覇、ロクテの持つ世界記録(当時)まであと0.08秒と迫った[2]。そして三種目ともに派遣標準記録を突破したため世界選手権の代表権を獲得した。
  • 2009年5月、競泳の日豪対抗で、9日には100メートル背泳ぎで日本記録(当時)を樹立し、ピアソルの持つ世界記録にあと0.02秒まで迫った。10日には200メートル背泳ぎでロクテの持っていた世界記録より1秒以上速いタイムを記録した[3]。しかし、着用していたデサント社製の水着が、「水着に空気をためる効果を発揮する構造を作ってはいけない」という規定に触れたとして国際水泳連盟に認可されなかったため、世界新記録に公認されなかった[4]日本水泳連盟は入江の記録を日本新記録として公認しており、日本記録が世界記録を上回ることになった。
  • 2009年7月、世界水泳選手権の200メートル背泳ぎで日豪対抗の記録を上回る日本新記録を樹立し銀メダルを獲得。ピアソルが世界新記録で優勝。
  • 2010年8月、パンパシフィック選手権の200メートル背泳ぎで銅メダルを獲得。
  • 2010年11月、アジア競技大会の50メートル背泳ぎで銀メダル、100・200メートル背泳ぎと400メートルメドレーリレーで金メダルを獲得。
  • 2011年7月、世界水泳選手権の100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得。200メートル背泳ぎで銀メダルを獲得。
  • 2012年4月、株式会社ナガセに入社。
  • 2012年4月、ロンドンオリンピック、男子100メートル・200メートル背泳ぎで五輪出場決定。
  • 2012年7・8月、ロンドンオリンピック、男子100メートル背泳ぎで銅メダル、男子200メートル背泳ぎで銀メダルを獲得。400メートルメドレーリレーでも銀メダルを獲得。
  • 2013年7・8月、世界選手権に出場。個人種目では全て4位に終わるも400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得。
  • 2014年8月、パンパシフィック選手権では100メートル背泳ぎで金メダルを獲得、200メートル背泳ぎ・400メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得。
  • 2014年9月、アジア競技大会の50メートル背泳ぎと400メートルメドレーリレーで銀メダル、100・200メートル背泳ぎで金メダルを獲得。
  • 2014年12月、世界短水路選手権の100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得。200メートル背泳ぎでは4位(短水路日本新)、400メートルメドレーリレーで7位(短水路日本新)、50メートル背泳ぎでは15位という結果だった。
  • 2016年8月、リオ五輪に出場。100メートル背泳ぎで7位、200メートル背泳ぎで8位、4×100メートルリレーで5位、メダル獲得ならず。
  • 2017年、米国ノースカロライナ州シャーロット及びカリフォルニア州サンディエゴに活動拠点を移す[5][6]
  • 2018年8月、パンパシフィック選手権では100m背泳ぎ・200m背泳ぎ・400mメドレーリレー・混合400mメドレーリレーで4つの銀メダルを獲得。
  • 2019年7月、アミューズとパートナーシップ契約を締結[7]
  • 2021年7月、2020年東京オリンピックでは競泳日本選手団の主将を務める[8]男子100メートル背泳ぎでは準決勝に進出したがタイムが53秒21(全体の9位タイ)で0秒01差で決勝進出を逃した[8]
  • 2024年3月22日、2024年パリオリンピック代表選考会で、この日までに出場した全選考対象種目に於いて日本水泳連盟が定めた条件をクリアできなかったため、5大会連続でのオリンピック出場の道を絶たれた[9]
  • 2024年4月3日、現役引退を発表した[10]

人物

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自己ベスト

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泳法距離水路記録樹立日大会名備考
背泳ぎ50m長水路24秒792009年8月1日第13回世界水泳選手権
背泳ぎ100m長水路52秒242009年9月5日第85回日本学生選手権水泳競技大会日本記録
背泳ぎ200m長水路1分52秒512009年7月31日第13回世界水泳選手権日本記録
背泳ぎ50m短水路23秒212021年10月16日第63回日本選手権(25m)
背泳ぎ100m短水路49秒662021年10月17日第63回日本選手権(25m)
背泳ぎ200m短水路1分48秒772014年12月7日第12回世界短水路選手権元日本記録

メディア出演

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テレビ番組

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CM

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出典

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  1. ^“入江、日本新3連発で3連勝 短水路W杯・背泳ぎ” (日本語). 朝日新聞. (2008年11月29日). http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200811290103.html 2008年11月29日閲覧。 
  2. ^“【競泳日本選手権】「心・技・体」進化する若きエース入江”. 産経新聞. (2009年4月19日). https://web.archive.org/web/20090424231837/http://sankei.jp.msn.com/sports/other/090419/oth0904192057021-n1.htm 2009年4月20日閲覧。 
  3. ^入江が男子200背で世界新 初の1分52秒台”. 共同通信 (2009年5月10日). 2009年5月13日閲覧。
  4. ^“入江の世界記録公認されず 国際水連、水着「認可外」”. 朝日新聞. (2009年6月22日). http://www.asahi.com/sports/update/0622/TKY200906220259.html 2009年6月23日閲覧。 
  5. ^1月24日27歳になりました!! たくさんのお祝いの言葉ありがとうございます。 今アメリカのノースカロライナ州シャーロットという場所にいます。 読んでいただけたら嬉しいです。”. X(旧Twitter) (2017年1月24日). 2024年7月10日閲覧。
  6. ^ab6月29日放送の「アナザースカイ」は入江陵介がアメリカ・サンディエゴへ。”. アナザースカイ. 日本テレビ (2024年6月29日). 2024年7月10日閲覧。
  7. ^競泳選手 入江陵介とのパートナーシップ契約締結に関するお知らせ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年1月22日閲覧。
  8. ^ab“男子100背泳ぎ入江陵介0秒01差で決勝逃す 53秒21で全体9位タイ”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/swimming/news/202107260000432.html 2021年7月26日閲覧。 
  9. ^【全結果 6日目】竹原秀一が内定 入江陵介は5大会連続ならず」『NHK SPORTS』日本放送協会、2024年3月22日。2024年3月24日閲覧。
  10. ^入江陵介 涙の引退表明「やりすぎたね、よくやったと言ってあげたい」…五輪4大会連続出場の34歳、18年の日本代表に節目」『スポーツ報知』2024年4月3日。2024年4月4日閲覧。
  11. ^日刊スポーツ入江が勉強のノルマ!宅建&FP資格取る(2009年8月6日記事)
  12. ^ab元競泳日本代表・入江陵介が大ファンのMrs. GREEN APPLE大森元貴と対談『スイッチインタビュー』”. TV LIFE web. ワン・パブリッシング (2024年4月3日). 2024年4月8日閲覧。
  13. ^2012年8月17日放送分の日本テレビスッキリ!!』内で語った。その際、加藤浩次は「各局の人事部が動き始めました」と言った。
  14. ^SEIKO競泳リザルト速報サービスジャパンオープン2014 50m 男子200m個人メドレー予選 スタートリスト(2016年8月12日確認)
  15. ^“入江、背泳ぎだけじゃない!専門外200個人メドレーV”. スポニチアネックス. https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/06/22/kiji/K20140622008414470.html 2014年7月16日閲覧。 {{cite news}}:|accessdate=の日付が不正です。 (説明)
  16. ^入江陵介”. ORICON NEWS. ORICON. 2025年8月10日閲覧。
  17. ^サン!シャイン出演者”. フジテレビ. 2025年8月9日閲覧。
  18. ^カロリーメイト“小さな栄養士”シリーズ最新作!元アスリート・澤穂希さん、入江陵介さんが子どもを見守る親役で登場!声優・中村悠一さん、杉田智和さん、内田雄馬さんが声の出演』(プレスリリース)大塚製薬株式会社、2025年4月25日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000045062.html2025年4月25日閲覧 

外部リンク

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ウィキメディア・コモンズには、入江陵介に関連するカテゴリがあります。
日本の旗日本選手権水泳競技大会 男子50m背泳ぎ優勝者
1930年代
1940年代
1950年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
日本の旗日本選手権水泳競技大会 男子100m背泳ぎ優勝者
1910年代
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
日本の旗日本選手権水泳競技大会 男子200m背泳ぎ優勝者
1920年代
1930年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
 
競泳日本代表 - 出場大会
2022年選出の代表
男子
女子
2023年選出の代表
男子
女子
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
第31回
第32回
第33回
第34回
第35回
第36回
第37回
第38回
第39回
第40回
第41回
第42回
第43回
第44回
第45回
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第49回
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第71回
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第73回
第74回
第75回
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ミュージシャン
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俳優・タレント・モデル・声優(女性)
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